新宿バルト9から新宿御苑方向に2分ほど行った角にあるビルの2階に、『百福(bǎi fú)』はあります。
以前から気になってはいたものの、メニュー内容もあまり公表されておらず、気づくと満席になっていたりと、なかなか伺う機会がありませんでした。
今回、ふと Instagram を見たときに、営業日情報の投稿が上がっていたので、メッセージをしたところ、無事予約をすることができました♪
新宿ダイアログ

このビルの2階と3階が、新宿ダイアログというカフェとイベントスペースになっていて、『百福』は2階で営業をしています。
『百福』は平日夜の営業で、週末は別のカフェの方が営業されています。営業日は基本 月火水金ですが、休業日もあるようなのでSNS等で確認が必要&予約制です。

2階の窓のところに、レインボーフラッグが掲げられています。
社会の多様性を認めていこうという意味が込められています。

2階に上がって店内へ。
キッチンの前のカウンター4席と、テーブル席は最大10名くらいまででしょうか。
それほど広くはないけど、なんとなく広々とした感じのするシンプルで清潔感のある空間です。
『百福(bǎi fú)』のメニュー
営業は19時から一斉スタートのコースメニューです。
全員が集まると、店主さんが新宿ダイアログの説明や、自己紹介、メニュー内容などのお話をしてくれます。
なんだか一体感感じますね。

訪問した5月は、初夏の食材を使用したタイ料理がベースのお料理。
タイ料理の中に、一品だけ中国料理が。デザートは台湾!
美味しそうです。

店主さんは茶藝師さんとのことで、お茶の種類がたくさん!
こちらは、冷茶と茶割り。

こちらは、熱茶メニュー。
珍しそうなお茶の名前が並んでいます。
お値段も張るのですが、これはポットで提供されます。追い湯を2回してくれるとのこと。
ラペッ・チャウッ(ミャンマー/乳酸発酵茶)

せっかくなのでお茶を…。
お茶はまったく詳しくないので、店主さんにオススメの飲みやすいお茶をお聞きし、いくつかオススメいただいた中から選んだのは、『ラペッ・チャウッ(ミャンマー/乳酸発酵茶)』。
ミャンマーのラペットゥは好きなので、馴染みがあるかなと思いチョイス。
店主さんが注いでくれました。

薄い黄金色のお茶。
爽やかでフルーティーな感じもする飲みやすいお茶です。
2回追い湯をしてくれるので、二人だと飲みきれないくらい十分な量でした。
初夏の野菜とロン・ムー

「初夏の野菜とロン・ムー」
初夏の野菜…盛り盛りです!(二人分)
野菜の奥にあるのがロン・ムー。
ロン・ムーは、酸っぱい発酵豚肉(ネーム)と豚ひき肉を、ココナッツクリームやハーブで煮込んだ伝統的なディップです。
この野菜をロン・ムーにディップしていただきます。

お野菜がとてもキレイ! ピカピカしています。
みょうが、新生姜、トマト、オクラ…

キュウリ、ズッキーニ、茄子、キウイ…

こちらがロン・ムー。
ピーナッツクリームのような味噌?のような見た目。
見た目からは豚肉が入っているようには見えませんが、食べてみると豚肉の味が感じられ、ココナッツクリームのまろやかな感じがします。
これが美味しい!

見た目は、居酒屋のもろきゅうのような感じ(笑) ですが、これはズッキーニとロン・ムーです。
表面に切れ目がたくさん入れられていて、ズッキーニとロン・ムーが馴染み、食感も良くなります。
ズッキーニに限らず、このロン・ムーが美味しくて、どの野菜もキウイも「うまっ」「うまっ」と言いながら、すべて平らげました!
活魚と香菜の醬油漬け 潮汕生醃

「活魚と香菜の醬油漬け 潮汕生醃」
新鮮な活魚の醤油漬け。見るからにプリっとしていて美味しそう!
この日の活魚は、あじ、いさき、カレイ。

お魚の上には、たくさんの香菜。パクチーと、パクチーファラン(ノコギリコリアンダー)という周りがギザギザになったパクチーの2種類を使用しています。
パクチーのほか、ねぎ、フライドガーリック、プリッキーヌなど色々な香りが重なり、お魚の素材の美味しさを引き上げていて、とっても美味!!
酸味と辛み、旨みが効いていて、そしてパクチーが効きまくっています。
美味しい…最初の2品で、お酒を頼めば良かったと強く思いました。。
チェンマイ式ハーブソーセージ サイウア/万願寺唐辛子と黒舞茸炭焼き

「チェンマイ式ハーブソーセージ サイウア/万願寺唐辛子と黒舞茸炭焼き」
サイウアは、レモングラスやバイマックルー(こぶみかんの葉)、ウコンなどのハーブとスパイスを豚ひき肉にたっぷりと練り込み、炭火で香ばしく焼き上げたタイ北部・チェンマイ名物のソーセージ。
サイウアまで作っているなんてスゴいです!
このお料理は、ディルがワサっと載せられているのが完成形。

写真を撮っていると、店主さんがディルを載せ忘れたと、ワサっと盛ってくれました。
これがまた美味しい!
ハーブの香りと豚肉の旨みがギュっと詰まっていて、たまらない美味しさ。ディルが効いています。
万願寺唐辛子と黒舞茸も、炭焼きによって素材の美味しさが凝縮している感じがしました。
牛もつと野菜のスープ ゲーンオムヌア

「牛もつと野菜のスープ ゲーンオムヌア」
ゲーンオムヌアは、タイ北部や東北部(イサーン地方)で親しまれている伝統的な牛肉のハーブ煮込みスープです。
何種類ものお野菜がたくさん入っていて、これまたディルがワサっと載せられています。
ゲーンオムヌアは、通常レモングラスやバイマックルーや香草が使われているそうですが、お野菜の素材をやさしいスープで味わうようなお料理でした。
具材の牛もつが、噛めば噛むほど旨みが味わえて美味しかったです。
釜揚げシラスとプリック・ラープのカオヤム

「釜揚げシラスとプリック・ラープのカオヤム」
そして、これこれ!SNSで見たカラフルでキレイな一皿。カオヤムです。
カオヤムは、タイ南部の伝統的な「ライスサラダ」。
タイでは、このライスはバタフライピーで青くするのが特徴ですが、百福は黄色いライスです。
ライスの周りには、たくさんのお野菜たちが。
盛り付けるのも大変そうです。

とうもろこし、パプリカ?、ミント…
ミントの奥にはイチゴも隠れています。

お花、桜海老、白いのは何だったかな?、紫玉ねぎ、インゲン、レモングラス?

人参、ゴーヤ…

そして、盛り盛りの釜揚げシラスに、ココナッツミルク。
これをどんな風にして食べるのかというと…

店主さんが混ぜてくださいました。
まずは桜海老のあたりから、順番にライスと混ぜ合わせていきます。

ここでココナッツミルクもかけて混ぜていきます。
混ぜ混ぜ。
混ぜ混ぜ。。

よーく混ぜられたライスと野菜の上に、ワサっと釜揚げシラスが載せられます。
躍動感!

混ぜ混ぜ完成!
色んな味がして、とても美味しかったです。
食べる場所によって、シラスの旨み、とうもろこしの甘み、イチゴの酸味、ミントの清涼感など色々な表情を見せてくれ、食感も色々で、食べ進めるのが楽しかったです。
ココナッツミルクがくどくならないのかなと思ったのですが、そんなことは全くなく、ほのかな甘みが全体をまとめてる感じがしました。
これは美味しい。特に女性にウケるお料理だなと思いました。
台湾烏龍ミルクプリン/百香果と台湾パイナップル

「台湾烏龍ミルクプリン/百香果と台湾パイナップル」
最後にデザートです。
台湾烏龍ミルクプリンは、3種類の烏龍茶を使用しているとのこと。 こだわりを感じます。
パッションフルーツは、半分にカットして提供されたので、そのまま食べるものと思っていましたが、、、

なんと、果肉をミルクプリンとパイナップルにかけていただくとのこと。
最初から入っているのではなく、自分で実から入れるというのが楽しく、美味しさをアップさせる気がします。
やさしいミルクプリンにほのかな烏龍茶味がして、そこにフルーツの甘みと酸味が加わり、お料理の締めに最適なデザートでした♪
アジアの家庭料理とお茶を楽しめる『百福(bǎi fú)』。
メニューは月ごとに変わるそうで、その時々の季節の食材を使用したお料理が提供されるそうです。
食材やその組み合わせにこだわりを感じ、店主さんが色々説明しながら提供してくれるので、より美味しく楽しめるお店です。
『百福(bǎi fú)』(新宿ダイアログ)の地図・アクセス・営業時間
- 住所:東京都新宿区新宿3丁目1−32
- アクセス:新宿三丁目駅より徒歩3分
- 営業時間:新宿三丁目のカフェ&イベントスペース「新宿ダイアログ」にて毎週月・火・水18:00-22:30(L.O21:30)
- お店Instagram:アジアの家庭料理と茶の店『百福(bǎi fú)』
東南アジア料理店











