JR高田馬場駅早稲田口から徒歩6分。線路の東側の神田川に面した通り沿いに、中国・湖南料理のお店『湘遇 TOKYO』は、あります。
2020年12月にオープンしたこのお店、同じ高田馬場にある湖南料理店『李厨 高田馬場店』と同じ湖南省出身のオーナーが経営しているお店。『湘遇 TOKYO』という名前では、大塚にもお店を出しているようです。
お店は「マツコの知らない世界」で紹介され、ランチ定食「骨抜きとんそくと唐辛子炒め木桶ご飯」が有名ですが、今回はディナータイムに訪問しました。
お客さんはほぼ中国人! 高田馬場にある中国・湖南料理の人気店
『湘遇 TOKYO』の外観
こちらが、『湘遇 TOKYO』の外観です。
お店は繁華街の裏手の神田川沿いにあります。飾り気の無さが、在日中国人御用達の“ガチ中華”って感じ。
さっそく、ドアを開けてお店の中へ。
『湘遇 TOKYO』の店内
こちらが、『湘遇 TOKYO』の店内です。
店内は、明るく広々としたファミレス風。座席は、テーブル席のみで40〜50席くらいあるでしょうか。
休日のディナータイムちょっと前、17時くらいに訪問しましたが、店内は既に5割くらいの客入り。ほとんどが中国人のお客さん。年齢層は若めです。
店員さんも中国人の女性の方で、ホールスタッフは2名いましたが、ひとりが日本語堪能な方、もうひとりは日本語が全く通じない方でした。
壁に貼られたメニューの数々
壁のメニュー表記は中国語オンリー
お客さんのほとんどが中国人ということで、壁のメニュー表記は中国語オンリー。
写真と料理名を見て、何となく何のお料理なのかわかるものもあれば、全くわからないものもあり。
『湘遇 TOKYO』の厨房
こちらは、『湘遇 TOKYO』の厨房
棚に、「マツコの知らない世界」で紹介された、人気のランチ定食「骨抜きとんそくと唐辛子炒め木桶ご飯」の木桶が並んでいるのが見えます。
さて、案内された席に座り、メニューを見てお料理を選びましょうか〜♪
『湘遇 TOKYO』のメニュー
湖南料理の説明
メニューの最初のページに湖南料理についての説明が書かれていました(下記要約)。
湖南料理「湖南菜(フーナンツァイ)」「湘菜(シーツァイ)」は、中国内陸南部の湖南省のお料理。中国八大料理のひとつにも数えられている。
中華でも最も辛い料理と言われ、四川の辛さが「麻辣」なのに対して、湖南は、酸味と唐辛子の辛さを合わせた「酸辛」の味付けで、山間地帯から集めた素材の風味を保ちつつ、柔らかく口当たりが良いという特徴がある。
このメニューの表紙は、『李厨 高田馬場店』と同じものですが、中に掲載されているお料理は『李厨 高田馬場店』とは違っていました。
前菜
前菜
燻製料理
蒸菜
鉢子菜
鉢子菜
鉢子菜
逸品
逸品
点心
メニューは、バラエティーに富んでおり、湖南料理らしい青唐辛子を使った料理や燻製料理、ウシガエルや鶏もみじ、アヒル頭、豚のマメ、牛のノドモト、皮つきラム肉など、個性的な料理がたくさん!
色々迷った挙句、選んだ料理が↓
- 焼き青唐辛子と鶏肉和え 1,080円
- 豆苗炒め 880円
- ラーロウ蒸し 1,880円
以前、『李厨 高田馬場店』でいただいて気に入った燻製料理の「ラーロウ」と、メニューの写真を見て美味しそうだった「焼き青唐辛子と鶏肉和え」、辛い料理の箸休めとして「豆苗炒め」をチョイス。
食べながら追加で頼むつもりでしたが、この3品(と白ごはん、ビール)だけでお腹一杯になってしまいました。
唐辛子の辛味と燻製の旨味。激辛で知られる湖南料理を味わう。
「青島ビール」580円
まずは、お飲み物から。
「青島ビール」です。
苦味少なめですっきりとしたお味のビール。ぐびぐび飲みながらお料理を待ちます。
お通しのピーナッツ
「青島ビール」と一緒に、お通しのピーナッツもサーブされました。
塩が効いていて美味しい♪
「焼き青唐辛子と鶏肉和え」1,080円
そして、ほどなくしてお料理登場!
「焼き青唐辛子と鶏肉和え」です。
鶏肉を焼いた青唐辛子で和えた冷菜ですが、これがめちゃ旨!
青唐辛子が(赤唐辛子も)ふんだんに入っていて、とにかく辛いのですが、柔らかい鶏肉も程よい酸味で味付けされていて、クセになるお味。
旨いけどめちゃ辛い
四角い器には、揚げたジャガイモの細切りが入っていて、激辛の冷菜の箸休め的な役割を果たしてくれます。これも美味しい♪
「豆苗炒め」880円
辛さでヒーヒー言っていると、箸休めとして注文した「豆苗炒め」が到着!
ニンニクの旨味の効いた定番の「豆苗炒め」。安心できる美味しさ♪
「ラーロウ蒸し」1,880円
続いて、こちらは「ラーロウ蒸し」
ラーロウ(干豚肉)に大量の赤唐辛子、ニンニク、ネギなどが入った一品。
これも本当に美味♪ 燻製のスモーキーな風味と唐辛子のピリ辛さ、ニンニクの旨味。歯応えのあるラーロウの食感もGood!
赤唐辛子がどっちゃり!
赤唐辛子がどっちゃり入っているので、見た目は激辛そうですが、先ほどの「焼き青唐辛子と鶏肉和え」よりも辛さは控えめ(それでも辛い!)。
ただし、具材がラーロウだけなので、ちょっと飽きるかも(『李厨 高田馬場店』で食べたラーロウは、燻製豆腐入りだった)。
白ごはん
濃いめの味付けの「ラーロウ蒸し」を食べて、白ごはんが食べたくなったので注文!
「ラーロウ蒸し」、白ごはんとめっちゃ合います♪
う〜ん、これは最強の組み合わせ★
「黄金揚げ饅頭(6個)」480円
本当はもう一品くらい頼もうと思っていたのですが、3品でお腹いっぱいになってしまい、デザートを注文(デザートは別腹!)。
「黄金揚げ饅頭(6個)」です♪
この「黄金揚げ饅頭」がかなり美味しかった〜★
少し甘みのある素朴な揚げパンに練乳を付けていただきます。
お腹いっぱいな筈なのに、6個をペロリ!
サービスのオレンジ
こちらは、店員さんがサービスしてくれたカットオレンジ。
激辛料理の後にいただく、さっぱり爽やかなオレンジ。ホッとする美味しさです★
高田馬場にある中国・湖南料理のお店『湘遇 TOKYO』
いただいた湖南料理「焼き青唐辛子と鶏肉和え」と「ラーロウ蒸し」、どちらも辛いけど美味でした♪ 湖南料理らしい唐辛子の辛さと燻製の旨味を味わうことができました★
デザートの「黄金揚げ饅頭」も素朴なお味で美味しい♪
次に訪問した時は、テレビでも紹介されたランチ定食「骨抜きとんそくと唐辛子炒め木桶ご飯」を食べてみたいなと思います。
◉『湘遇 TOKYO』の地図・アクセス
- 住所:東京都豊島区高田3-10-22 キャッスルアンザイ 1F
- アクセス:JR高田馬場駅早稲田口から徒歩6分
- 営業時間:11:00~13:00 17:00~23:00
- 定休日:無休
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