恵比寿駅東口より徒歩7分ほど。恵比寿駅東口交差点から恵比寿通り北側の脇道を少し入った左手に、シンガポール料理のお店『海南鶏飯食堂2 恵比寿店』は、あります。
2005年9月にオープンしたこのお店、麻布十番にある「海南鶏飯食堂」の2号店。「海南鶏飯食堂」は、シンガポールの人気料理「海南鶏飯」を都内で先駆けて提供したことでも知られる「海南鶏飯」の草分け的なお店です。
都内でも屈指の味と言われる「海南鶏飯食堂」の「海南鶏飯」を食べに、恵比寿の2号店に訪問しました♪
都内の「海南鶏飯」の草分け「海南鶏飯食堂」の2号店
『海南鶏飯食堂2 恵比寿店』の外観
『海南鶏飯食堂2 恵比寿店』の外観です。
全面ガラス張りの白い建物。緑も飾られていてお洒落な感じ。
店頭のメニュー看板
店頭のメニュー看板です。
黒板に綺麗な文字で丁寧に書かれています。テイクアウトもできる様子。
シンガポールの食堂に入るような雰囲気
赤い裸電球が灯ったところがレトロなシンガポールっぽい感じ。
シンガポールの食堂に入るような雰囲気です。
『海南鶏飯食堂2 恵比寿店』の店内
こちらが、『海南鶏飯食堂2 恵比寿店』の店内です。
店内は小ぢんまりとした感じですが、意外と座席数は多く、カウンター5席、テーブル席40席(2名席6卓・4名席7卓)の合計45席。座席は狭めです。
休日のディナータイムに結構直前に電話して、空いているとのことで予約出来ましたが、食べている間にどんどんお客さんが入ってきて、途中、満席に近い状態になりました。
予約はして行った方が無難です。
壁の草木模様がいい感じ♪
レトロな感じのランプ
味のある風情のカウンター席
店内は、レトロ・シンガポールって感じで、簡素だけど味のある感じ。
壁の草木模様とか、吊り下げられたランプとか、木製の天井の桟や窓枠とか、カウンター席の風情とか。
さて、案内された席に座ったところで、さっそくメニューを見てお料理を選びましょうか〜♪
『海南鶏飯食堂2 恵比寿店』のメニュー
お野菜のメニュー
海鮮料理メニュー
厚揚げと豆豉のカレーリーフ炒め。気になる!
肉骨茶、コーヒーポーク、ラムのクミン醤油炒め
海南鶏飯メニュー
ドリンクメニュー
メニューは、中華・マレー・インドの3料理をベースにしたシンガポール料理のメインどころが揃っている感じ。
お店のメイン料理である「海南鶏飯」をはじめ、海老・蟹・帆立などの海鮮は、サンバルソース・ブラックペッパーソース・チリソースのほか、南インドマサラソース味もあり。
肉料理は、定番の「肉骨茶」のほか、コーヒー風味の「コーヒーポーク」、「ラムのクミン醤油炒め」も気になる一品。麺は、「土鍋ラクサレマック」「バクチョーミー」「ホッケンミー」があり、インドパン「ロティパラタ」と一緒に食べるカレーもあります。
「海南鶏飯」は、注文するとして、他は何にしようか迷った挙句、今回は↓のお料理を注文することに。
- “旬の江戸菜”ガーリックナンプラーソース M1,155円
- 海老のブラックペッパーソース炒め M1,969円
- 肉骨茶(バクテー) M1,265円
- 海南鶏飯 M1,188円
「コーヒーポーク」や「土鍋ラクサレマック」「厚揚げと豆䋬のカレーリーフ炒め」も惹かれましたが、次回のお楽しみということで。
注文を済ませ、お料理が運ばれてくるのを待ちます。
しっとり柔らかな鶏肉を3色のオリジナルソースでいただく名物「海南鶏飯」
「タイガービール」990円
まずは、お飲み物から。
「タイガービール」です♪
「タイガービール」は、シンガポールを代表するビールで、シンガポールのみならず、アジア太平洋全域で飲まれている人気ビール。アルコール度数は5%で、爽快な喉ごしを持ちながらも、味がしっかりしていてビールっぽいのが特徴です。
ぐびぐび飲みながら待っていると、ほどなくしてお料理が運ばれてきました!
「“旬の江戸菜”ガーリックナンプラーソース」M1,155円
「“旬の江戸菜”ガーリックナンプラーソース」です。
こちら、通常は、中国ブロッコリーの「カイラン」を使っているそうですが、この日は品切れなのか「江戸菜」バージョンになっていました。
「カイラン」を食べてみたかったので、ちょっと残念ですが、「江戸菜」も美味しい♪
ガーリックとナンプラーの味がビールによく合います★
「海老のブラックペッパーソース炒め」M1,969円
続いて、「海老のブラックペッパーソース炒め」
メニュー名からして、お料理の見た目からして、美味しいの確定な感じですが、実際に食べてみると、間違いなく美味しかったです♪
ブラックペッパーのピリッとした風味と、少し甘めのソースのマッチングがGood!
プリプリの海老の食感もNiceです。
これもビールが進みます♪
ブラックペッパーのパンチが効いたビビッドなお味
「カーポー(中国の蒸しパン)」
そして、店員さんにおすすめされた「カーポー(中国の蒸しパン)」
この「カーポー」に「海老のブラックペッパーソース炒め」を包んで食べると美味しいのだとのこと。
「カーポー」に包んでいただきます♪
さっそく、「カーポー」に「海老のブラックペッパーソース炒め」を包んでいただくと、これがまた美味しい♪
しっとり柔らかでほんのりとした甘味のある「カーポー」と、ビビッドな甘辛の「海老のブラックペッパーソース炒め」が相性抜群!
「カーポー」もっと食べたい!
「肉骨茶(バクテー)」M1,265円
お料理が次々に来ます!
お次は、「肉骨茶(バクテー)」
「バクテー」とは、骨付き豚肉を八角やシナモン、クローブ、胡椒、ニンニクなどのスパイスや漢方で煮込んだシンガポールやマレーシアの郷土料理のこと。
シンガポールとマレーシアではバクテーの味に違いがあり、シンガポール風のバクテーは、胡椒スープでニンニクと白胡椒をメインにした爽やかな味付け。マレーシア風は、醤油スープで八角やクローブ、シナモンなどのスパイスが効いた濃いめの味付けです。
ニンニクと胡椒が効いたスープ。肉厚の豚肉も美味
濃口の中華醤油を付けて食べると美味しい♪
ニンニクの旨味と胡椒のピリッとした風味が肉厚の豚肉に絡んで美味しい♪
豚肉を濃口の中華醤油を付けて食べるのもGood!
『海南鶏飯食堂2 恵比寿店』の「肉骨茶」は、もちろん、シンガポール風のバクテーですが、スープに少し八角の風味があり、甘めな感じがしました。マレーシアのバクテーに若干近いかも。
「海南鶏飯」M1,188円
そして、お料理の締めは、お店の看板メニュー「海南鶏飯」です♪
中国海南島出身の人々がシンガポールに伝えた、 海南鶏飯 ( ハイナンジーファン )。 低温でじっくりとジューシーに柔らかく茹であげた鶏むね肉に、 タイの「ジャスミンライス(香り米)」を鶏スープに香味野菜と鶏油を加えて炊いた味付きのライス。 “甘醤油・生姜・チリ” のオリジナルの 3 色ソースをかけて食べる、 香り豊かな「アジアの鶏めし」です。
こんもりと盛られた鶏油が沁みたライス、艶やかな色をした鶏むね肉、カラフルな3色のソースとパクチー、きゅうり、クリアーな鶏出汁のスープが付いています。
美味しそうです! さっそく、いただきましょう〜♪
しっとり柔らかなチキン。鶏出汁の沁みたライス
身が締まっているにもかかわらず、しっとり柔らかな鶏肉。お味はさっぱりとしており、甘醤油や生姜、チリ、それぞれのソースに付けて食べると、美味しさが引き立ちます♪
鶏スープに香味野菜と鶏油を加えて炊いたというライスも美味。ご飯だけでも食べられそうなほど旨みがあります。
付け合わせのパクチーやきゅうりも、香味や清涼感を加えてくれ、さっぱりとしたスープもいい感じ♪
『海南鶏飯食堂』の「海南鶏飯」、期待通りの美味しさでした★
「プーアール茶」385円
食後のお飲み物は、「プーアール茶」
さっぱりとしたお味は、スパイシーなお料理を食べたお口を爽やかにしてくれます。
ちなみに、「プーアール茶」は、脂肪を分解する効果があるのだそう。
「王道!冷たいマンゴープリン」418円
デザートは、2品頼みました。
1品目は、「王道!冷たいマンゴープリン」
マンゴープリンにピニャコラーダ(ホワイトラムをベースに、パイナップルジュースとココナッツミルクを加えて作るカクテル)のソースが掛かっているとのこと。
ピニャコラーダの風味はよくわかりませんでしたが、マンゴーが濃厚でとっても美味しい♪
「プーアール茶のジュレとタピオカ」418円
2品目は、「プーアール茶のジュレとタピオカ」
プーアール茶のジュレに、黒蜜とエバミルクのソースが掛けられ、タピオカが乗っています。
深みのある甘さの黒蜜と濃厚な甘さのエバミルクが、さっぱりとしたお味のプーアール茶ジュレに合います♪ こちらも美味しい★
『海南鶏飯食堂2 恵比寿店』
恵比寿にあるシンガポール料理のお店『海南鶏飯食堂2 恵比寿店』
都内でも屈指の味と言われる「海南鶏飯」は、評判通りの美味しさ♪
「カーポー」で挟んで食べる「海老のブラックペッパーソース炒め」や、ニンニクの旨味と胡椒のピリッとした風味が効いた「肉骨茶(バクテー)」も満足のいくお味。
レトロ・シンガポールなお店の雰囲気も、丁寧で温かい店員さんの接客も二重丸◉
人気があるのも頷ける、良いお店です★
◉『海南鶏飯食堂2 恵比寿店』の地図・アクセス
- 住所:東京都渋谷区恵比寿1-21-14 COSTA DE VERANO 1F
- アクセス:恵比寿駅東口より徒歩7分ほど
- 営業時間:11:30~14:30 17:30~22:00
- 定休日:無休
- 予約:『海南鶏飯食堂2 恵比寿店』のネット予約はこちら(食べログ)
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