『バーフバリ 王の凱旋』★これぞインド映画の集大成(ストーリー・あらすじ)

『バーフバリ 王の凱旋』★これぞインド映画の集大成(ストーリー・あらすじ)

バーフバリ 王の凱旋【映画】 エスニック映画館
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映画の神様が、スクリーンに降臨する。
宇宙最強の愛と復讐、ここに完結。

全米初登場第3位!インド国内興収歴代1位!
世界興収300億円突破!ロッテントマト100%フレッシュ‼︎

大叙事詩「マハーバーラタ」から生まれた、映画史上最高の吉祥開運ムービー‼︎

 

映画『バーフバリ』公式HPより

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インド国内興収歴代1位!前作を上回る、全世界興収300億円以上獲得の超大作!

2015年度のインド映画興行収入No.1!

全米映画ランキングでも9位を記録した、インド史上最大のヒット作『バーフバリ 伝説誕生(Baahubali: The Beginning)』

昨年4月に日本でも公開され(と言っても、関東で4館のみの上映でしたが)、インド映画ファンの間で大きな話題となった同作ですが、その続編にして完結編である『バーフバリ 王の凱旋(Baahubali 2: The Conclusion)』(2017年本国公開)が、ついにこの年末年始に日本でも公開されたので観てきました♪

 

前作を上回る25億ルピーの製作費をかけて作られたという今作、『バーフバリ 王の凱旋(Baahubali 2: The Conclusion)』

2017年4月28日のインド本国および世界各国での公開以来、すでに世界興収300億円以上を稼ぎ出し、インド国内興収歴代1位をはじめ、前作でのすべての記録を塗り替え、さらに、全米の週末興行成績で初登場第3位を記録するなど、全世界で大旋風を巻き起こしています。

2017年度の世界映画興収ランキングでもトップ28位にランクイン(ハリウッド映画以外では、中国のメガヒット映画『戦狼2』(トップ10位)と本作のみがランクイン)!

 

作品は、前作に勝るとも劣らない圧倒的な映像美と大迫力のアクションシーン!

期待に違わぬ、大興奮の141分でした〜♪

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5分間のダイジェストで前作のストーリーをおさらい

さて、日本の劇場で公開された今作、『バーフバリ 王の凱旋(Baahubali 2: The Conclusion)』ですが、日本公開版だけかもしれませんが、作品の冒頭に前作『バーフバリ 伝説誕生(Baahubali: The Beginning)』のあらすじを5分間で紹介するダイジェストが流されました!

このダイジェスト、日本語のナレーションで上映され、前作の迫力ある映像とともに、ストーリーがコンパクトにまとめられて映し出されるんですが、とてもわかりやすいんです。

前作を観たのは半年以上も前で、内容も忘れかけていたので、これはとても嬉しい配慮。

前作を観ていない人でも、このダイジェストがあれば、十分に楽しむことができます★

 

前作の記事はこちら↓

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英雄アマレンドラ・バーフバリの伝説と恋、そして、死

さて、本編、王の凱旋です。

前作のラストで、マヒシュマティ王国に仕える最強の奴隷カッタッパは、主人公であるシヴドゥ(マヘンドラ・バーフバリ)に、伝説の英雄アマレンドラ・バーフバリ(シヴドゥの父)を裏切り、殺めたのは、他でもない自分であると伝えました。

カッタッパは、なぜ崇敬していたバーフバリを裏切り、殺めたのか。

その謎が、カッタッパの昔語りによって明らかにされていきます。

 

蛮族カーラケーヤとの戦いで、国母シヴァガミに次期国王として選ばれたバーフバリ。

戴冠式までの間、見聞を広めるために国内を旅して回ったバーフバリは、旅の途中で訪れたクンタラ王国で、美しい王妹デーヴァセーナに心を奪われてしまいます。

恋に落ちるバーフバリとデーヴァセーナ。

しかし、王位をバーフバリに奪われた異母兄弟バラーラデーヴァとその父ビッジャラデーヴァは、バーフバリを亡き者にし王位を奪還しようと虎視眈々と狙っていたのでした・・・。

結局、バーフバリは、バラーラデーヴァとビッジャラデーヴァの陰謀により命を奪われ、デーヴァセーナは幽閉されることになってしまうのですが、その経緯については作品を観てのお楽しみ。

上の動画は、バーフバリとデーヴァセーナが船に乗ってクンタラ王国からマヒシュマティ王国へと向かうシーン。

この時、二人は結婚をするつもりでマヒシュマティ王国へと向かっていたので、空を飛ばんばかりのウキウキ気分。

その気分が、雲海の上を船が飛ぶイメージで表現されています。

最先端VFXを使った映像も踊りも衣装も音楽も、ゴージャスでスケールが大きくて神秘的。

インド映画の真骨頂です★

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王の凱旋。マヘンドラ・バーフバリ(シヴドゥ)の復讐

バーフバリ 王の凱旋【映画】

物語の後半は、父の死の経緯を知ったシヴドゥ(マヘンドラ・バーフバリ)が、忠臣カッタッパとアヴァンティカたちクンタラ王国一党や民衆と共に、マヒシュマティ王国の専制君主として君臨するバラーラデーヴァに復讐の戦いを挑んでいく展開。

特に、ハイライトはバラーラデーヴァの待つ王城にシヴドゥ率いる反乱軍が突入する大合戦シーンと、シヴドゥとバラーラデーヴァの一騎討ちのバトルシーン!

最先端のVFXを駆使した大合戦シーンはとにかく圧倒的なスケール。スクリーンを埋め尽くすような雨あられの矢が飛び交う様や、ヤシの木を使った人が中に入った投石機が城内にボンボン打ち込まれる様子は迫力満点です!

シヴドゥとバラーラデーヴァの武器と拳を使った対決シーンも手に汗握りまくりの迫力!

主人公のバーフバリ(父と子)を演じたプラバース、悪役のバラーラデーヴァを演じたラーナー・ダッグバーティーのふたりとも鍛えに鍛え抜いたビーストボディーで思い切り殴り合いまくり!

そして、ヒロイン、デーヴァセーナ役のアヌシュカ・シェッティの美貌と、シヴァガミ役のラムヤ・クリシュナ、カッタッパ役のサティヤラージの安定した演技も秀逸です。

息を吐かせぬストーリー展開と圧倒的なスケールの映像で目はスクリーンに釘付けになり、144分の上映時間があっという間に過ぎてしまいました!

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インド映画の集大成的な作品

この作品、『バーフバリ 王の凱旋(Baahubali 2: The Conclusion)』は、世界最大の映画制作地として有名なムンバイを中心とする「ヒンディー映画」(ボリウッドとして有名。『きっとうまくいく』『pk』などが近年の代表作)や、日本でもヒットした『ムトゥ踊るマハラジャ』で知られる「タミル映画」ではなく、ハイデラバードを拠点に制作されている「テルグ映画」です。

けれども、ヒンディー映画を差し置いて、インド映画史上最高収を記録。

インド叙事詩マハーバーラタを下敷きとした内容や最先端の技術と莫大な制作費を投じて産み出された映像を含め、名実ともにインド映画の集大成的な作品となりました。

ストーリー展開やディテールには、ちょっと無茶苦茶な部分もありますが、そんなことを吹き飛ばすほどの勢いがあります(そんな無茶苦茶なところもインド映画らしくていいです)

インド映画を知りたいなら必ず観るべき作品。

大興奮間違いなしです!

キャスト

シブドゥ/バーフバリ :プラバース
バラーラデーヴァ   :ラーナー・ダッグバーティ
デーヴァセーナ    :アヌシュカ・シェッティ
アヴァンティカ    :タマンナー
シヴァガミ      :ラムヤ・クリシュナ
ビッジャラデーヴァ  :ナーサル
カッタッパ      :サティヤラージ

スタッフ

監督・脚本      :S.S.ラージャマウリ
制作         :ショーブ・ヤーララガッダ/プラサード・デーヴィネーニ
原案         :V.ヴィジャエーンドラ・プラサード
撮影         :K.K.センティル・クマール
美術         :サーブ・シリル
音楽         :M.M.キーラヴァーニ
編集         :コーダキリ・ヴェンカテーシュワラ・ラーウ

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