エージーデシ（川間）｜パキスタン人御用達のお店で「マトン・カラヒ」を賞味

千葉県北西部は、中古車輸出に携わるパキスタン人が多く住んでおり、特に野田市は中古車のオークション会場があるため、多くのパキスタン人が集まってくるのだとか。

2020年12月にオープンした『エージーデシ（AG DESI）』も、そんな在日パキスタン人御用達のお店のひとつです。

 

『エージーデシ』のアクセス

『エージーデシ』

 

東武アーバンパークライン川間駅から朝日自動車バス（関宿中央ターミナル・境車庫・関宿はやま工業団地 行き）で約20分（バスは平日4本/時 土日3本/時あり）。上新宿バス停で下車し、徒歩20分の場所に『エージーデシ』は、あります。

かなりアクセスが不便な場所です。

ちなみに、今回、別のお店に訪問する予定だったのですが、休みだったことが判明し、急遽このお店に訪問しました。

『エージーデシ』の外観と店内の雰囲気

『エージーデシ』の外観

 

『エージーデシ』の外観です。

古い民家を改装したお店。あずき色の外壁と薄茶色の引き戸がいい感じ。

店頭には、パキスタン国旗と日本国旗が掲げられていました。

引き戸を引いて、さっそく店内へ。

『エージーデシ』の店内

 

こちらが、『エージーデシ』の店内です。

店内は飾り気は無いものの、小ざっぱりとした雰囲気。

座席は、4人掛けテーブル席が6卓。壁にはパキスタンの写真が飾られ、テレビではウルドゥー語のニュースが流れています。

お客さんは、食べている間におひとり様パキスタン人男性が1名来店。店員さんはパキスタン人の方が2名。ひとりは日本語が堪能でした。

さて、座席に座ったところで、さっそくメニューを見てお料理を選びましょうか〜。

 

『エージーデシ』のメニュー

『エージーデシ』のメニュー

 

テーブルの上に置かれていた『エージーデシ』のメニューです。

カレーセットのメニューには、バターチキンやキーマなどのスタンダードなメニューのほかに、「マトン・パヤ」や「マトン・ニハリ」「マトン・ハリーム」などのパキスタンらしいメニューもあり。

「チャプリ・カバブ」や「ビリヤニ」、大皿の「マトン・カラヒ」「チキン・カラヒ」もあります。

ホワイトボードメニュー

 

パキスタン料理店と言えば、ホワイトボードに書かれたメニュー。

グランドメニューに載っていないお料理が書かれていることが多く、お店によってはホワイトボードに書かれている料理がその日提供できる料理の全てだったりもします。

この日、ホワイトボードオンリーのメニューは、「Alugosht」「Sag」「Vegetable」 、そして、大皿でない（値段が安い）「Chicken Karahi」「Mutton Karahi」

 

「マトン・ハリーム」や「ビリヤニ」にも惹かれましたが、今回はホワイトボードオンリーの、大皿でない（値段が安い）「マトン・カラヒ（Mutton Karahi）」を頼んでみることにしました。主食はチャパティをチョイス。

注文を済ませ、お料理が運ばれてくるのを待ちます。

 

実食レビュー：「マトン・カラヒ（Mutton Karahi）」

セットのサラダ

 

注文してすぐに、セットのサラダが運ばれてきました。

キャベツとレタス、ニンジンの入ったサラダに、カットされたリンゴとバナナが載っているのが珍しい。ソースは胡麻ドレッシング。

リンゴとバナナが美味しい！

「マトン・カラヒ（Mutton Karahi）」（1,500円）と「チャパティ」

 

そして、ほどなくしてお料理登場！

「マトン・カラヒ（Mutton Karahi）」と「チャパティ」です。

提供された「マトン・カラヒ」は、ヨーグルトが入っていそうな薄茶色のビジュアル。

「カラヒ」と言うと、お肉をトマトや生姜、青唐辛子やたくさんのスパイスなどで蒸し煮にし、蒸し煮でソースが干上がるためスパイスの風味が凝縮された料理という認識だったので、ちょっとイメージが違う料理が出てきた印象です。

兎にも角にも、さっそくいただきましょう〜！

「マトン・カラヒ（Mutton Karahi）」

 

「マトン・カラヒ（Mutton Karahi）」のお味ですが、マイルドでヨーグルト感を感じるグレイビーに、スキッとしたスパイスとピリッとしたブラックペッパーが効いた個性的なお味。

マトン肉は、マトンの風味もありつつ、ほどよく柔らかく、コリっとした軟骨部分もあって美味。

思い描いていた「カラヒ」のイメージとは結構違う感じでしたが、これはこれで美味しい♪

「チャパティ」2枚

 

「チャパティ」は2枚。

素朴なチャパティの味が、濃厚な「マトン・カラヒ」と合います。

腹具合によっては「チャプリ・カバブ」もいただきたかったところですが、結構なボリュームで、これだけでお腹いっぱいになってしまいました。

「ラッシー」（200円）

 

お料理と一緒にいただいた飲み物は「ラッシー」

そこそこ濃厚なラッシー。お料理も濃厚な味だったので、コーラの方が合ったかも。

カウンター横に置かれていた「ラドゥ」と「バルフィ」

 

千葉県野田市、旧関宿町木間ヶ瀬にあるパキスタン料理店『エージーデシ（AG DESI）』

在日パキスタン人御用達の、ガチのパキスタン料理をいただけるお店です。

グランドメニューに「マトン・パヤ」や「マトン・ニハリ」「マトン・ハリーム」などがあるほか、ホワイトボードメニュー（Today’s Menu）もあります。

いただいた「マトン・カラヒ」は、イメージとは違う個性的なお味でしたが、なかなか美味でした♪

隣のパキスタン人客が食べていた「ビリヤニ」がやけに美味しそうでした。

『エージーデシ』は、ネット予約出来ます！

『エージーデシ』は、ネット予約することが出来ます！

週末や時間帯によっては混雑することも考えられるので、事前にネット予約していくと安心です。

 

※お店の事情により、ネット予約が急遽中止になることもありますので、詳細はリンク先の食べログやホットペッパーグルメ、一休などの店舗ページをご確認ください。

『エージーデシ』の地図・アクセス・営業時間

関連ランキング：インド料理 | 川間

パキスタン料理店