ウズベキスタンの古都「サマルカンド」。その中心であるレギスタン広場の北東。ビビハニムモスクの隣に、サマルカンド最大のバザール「シヨブ・バザール」があります。
2000年もの歴史があるという「シヨブ・バザール」には、ウズベキスタンで一番美味しいと言われる「サマルカンド・ナン」を売るお店がたくさん!
「シヨブ・バザール」の売り場の様子と、新市街にあるショッピングモール「グム百貨店」をご紹介します★
ほかほかのサマルカンドのナンがた〜くさん!
ナンと言えば、サマルカンド!
中央アジアでは、どの国でもナンは主食として食べられています。
特にウズベキスタンでは、サマルカンドのナンが一番美味しいと言われ、ウズベキスタンの人もここのナンをお土産に持って帰るほどだといいます。
ウズベキスタンでは、兵士が出征する前にナンを壁に貼り付け、落ちてしまったら不吉の前兆で、無事出征から帰ったらナンを壁から外して祝ったという逸話があるそうです。
サマルカンドのナンは、ウズベキスタンの他の地域のナンとは形が違います(もちろん、インドのナンとも全然違います)。
直径20センチほどで、5センチくらいの厚みがあって、真ん中がくぼんでいて、てかてかしてます。
シヨブ・バザールには、このサマルカンド・ナンを売るお店がたくさん。
写真を撮っていたら、おばさんがホカホカのを1つプレゼントしてくれました。
焼きたてのナンは、かなり美味しかったです♪
ナッツや干しぶどう、干しあんずなどの乾物のお店。
西、中央アジア圏では、ナッツ類のバリエーションが豊富!
すごいたくさん盛られてます
市場はたいていそうですが、ナッツ類のお店はナッツ類のお店ごとに固まって並んでいます。
地元の人は、どのお店で買うか決まっているんでしょうか?
キムチにアヴォット、野菜もたくさん!
こちらは、キムチのお店。
ウズベキスタンには、ソ連時代に沿海州から強制移住させられた朝鮮民族がいくらか住んでいます。
ウズベクでキムチって不思議な感じがしますが、キムチ屋さんの数は結構多く、他の民族の人も食べることがあるんでしょう。
鳥の飼料を売るお店です。鳥のイラストが描かれてます。
描いているところを想像すると楽しくなってきますね!
こちらは、砂糖屋さん。
「アヴォット」と呼ばれる砂糖の結晶です。
万能薬としても利用されていて、地元の人は下痢をしたときにアヴォットをお湯で溶かして飲むのだそうです。
こちらのお店、何を売っているお店なのかわかりませんでした(お店の人に聞いたのですが・・・)
たばこ?それとも薬の類?
市場といえば、青果!
このシヨブ・バザールでもたくさんの種類の野菜や果物が売られていました。
市場を行き交う人々の人種も様々。色とりどりの民族衣装が華やかです。
じゃがいも、キャベツ、にんにく、たまねぎ、にんじん、唐辛子・・・ より取り見取り。
広大な市場の様子。
写真には撮っていないですが、この市場には肉や魚、日用品や電化製品、家具なども売られていました。
近代的なショッピングモール「グム百貨店」
ところ変わって、新市街にあるグム百貨店。
近代的なショッピングモールです。
服屋さんに並べられていたカラフルなウズベク民族服。
日本とはずいぶん違う色彩感覚です。
水タバコ屋さんです。
喫煙具のガラス瓶が、こちらも色とりどりで綺麗♪
洋服屋さん。
メンズのTシャツがたくさん並んでいます。
グム百貨店には、他にもCDやDVDを売る店、電化製品や家具、化粧品や日用品、スーパーマーケットなど、シヨブ・バザールと同様、あらゆる商品が売られていました。
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