アラビア半島の南東、ペルシャ湾岸にある国「オマーン(Oman:عمان)」への旅。
5日間滞在したオマーンともこの日でお別れ。
首都マスカットを観光し、内陸部の城塞都市ニズワや山岳地帯ジュベル・アフダル、ワヒバ砂漠やワディ・バニ・ハリッドのオアシスなどを巡り、隣国のドバイへと日帰り旅行をするなど、5日間アラブ世界とアラビア半島の大自然を満喫しました★
マスカット出発は、朝9:05分のフライト。3時間掛けてインドの首都デリーへと向かいます。
マスカットからデリーへ
マスカット発デリー行きオマーンエア WY245便は9:05分発
アラビア語のフライトインフォメーション
朝5時起きして、前日フロントで予約しておいたタクシーに乗って空港へ(15リヤル)
40分ほどで空港に到着。チェックイン、出国審査、荷物検査を済ませます。
マスカット発デリー行きオマーン航空WY245便は、9時5分の出発。
出発ロビー内の免税店でお土産を購入し、コーヒーを飲みつつボーディングタイムを待ちます。
ゲートB10から搭乗です。
オマーンエア WY245便
ボーディングタイムの案内が流れました。
5日間滞在したオマーンともお別れです。
デリーまでのフライト時間は3時間。
機内食のチキンカレー
機内でいただいたチキンカレーです。
意外と美味しい♪
デリーとマスカットの時差は1時間半。時計の針を1時間半進めます。
デリー到着
インディラ・ガンディー国際空港に到着!
13時35分、WY245便は定刻通り、インドの首都デリーのインディラ、ガンディー国際空港に到着。
午後早い時間に到着ということで、この日はサウスデリーの「ハウス・カズ・ヴィレッジ」を訪れて、夜はボリウッドショーを観れるテーマパーク「キングダム・オブ・ドリームス」に行こうと思っていたのですが、そううまく予定は回らず・・・。
入国審査がかなりの行列になっていて、入国スタンプが押されるまで1時間半以上かかってしまいました・・・。
さらに、空港からホテルまでは、ホテルの送迎を頼んでいたのですが、デリー市内までかなりの渋滞で、これまた1時間半以上かかる始末。
結局午後は潰れ、「キングダム・オブ・ドリームス」のショーの時間にも間に合わなそうということで、泣く泣く諦めることに(涙)
ホテル送迎のタクシーに乗ってホテルへ
タクシーから見たデリーの風景
オートリキシャを見てインドに来たと実感!
オートリキシャ
ホテル「プライム・バラジ・デラックス」のロビー
デリーで宿泊したホテルは、行きで宿泊したのと同じ「プライム・バラジ・デラックス(The Prime Balaji Deluxe @ New Delhi Railway Station)」
「プライム・バラジ・デラックス」についてはこちら↓
チェックインし、荷を解いたところで時刻は既に午後6時近く。
予定を変更し、明日のランチで行く予定だった北インド・ベジタリアン料理レストラン『スルチ』にディナーしに行くことにしました。
『スルチ』に向かう前に、ホテルから歩いてすぐのところにある「メインバザール」に立ち寄ります。
夜のメインバザールを歩く
ニューデリー駅前のジュース屋さん
ホテルからニューデリー駅前の通りを歩いて「メインバザール」へ。
デリーを訪れたバックパッカーが必ず歩く界隈です。
ニューデリー駅前には安食堂がたくさんあります。
こちらはチャイ屋さん
カメラを向けると、食堂のお兄ちゃんがポーズをとってくれました。
スパイシーな香りが漂ってきます。
タンドール釜でナンを焼くお兄ちゃん
ニューデリー駅前の通りには、鉄道を利用する人向けの安食堂がいくつも並んでいて、賑わっています。
タンドール窯が設置された北インド系の食堂が多く、ナンやチャパティを捏ねたり、金属の串に刺されたチキンがぶら下がっていたり、大鍋に入ったダルやバターチキンがぐつぐつと煮えていたり。
メインバザールの風景
こちらが、「メインバザール」です。
メインバザールは、ニューデリー駅周辺の住民が日用品や食材を買う下町のバザールてわあるとともに、世界中のバックパッカーが滞在する安宿街でもある界隈。
自分も、以前何度もここを訪れ、滞在したことがあります。
メインバザールもこんなにネオンが煌びやかになっていました。
メインバザールのジャガイモスナックの屋台
最後に訪れた15年前と比べ、通りにはネオンがかなり増えている感じ。
綺麗めの宿も目立つようになっています。
けれども、メインバザール全体のごちゃごちゃとした雰囲気や通りを行き交う人の混雑具合、お店の呼び込みやリキシャのクラクション、サイクルリキシャのベルや大八車を押す人の声など、その騒々しさは以前と同じでした。
コスメ系の雑貨がいっぱいの「ハリ・ピオルコ・インターナショナル」
「ハリ・ピオルコ・インターナショナル」の店内
メインバザールのサイクルリキシャ
ジュレビーのお店。15年前来た時と同じ店構え
この屋台の八百屋さんも15年前とおんなじ。牛も健在です。
ドーサやサモサなどがいただける軽食堂
15年前に宿泊していたヴィヴェック・ホテル
ひと通りメインバザールのメインストリートをうろついて、15年前と同じ風情で佇むお店を眺めたり、宿泊したことのあるホテルや、入ったことのある食堂を発見したり・・・。
やっぱり良いですね。デリーのメインバザールの雰囲気★
メインバザールについてはこちら↓
オートリキシャが並んでいます。
オートリキシャに乗ってレストラン『スルチ』へ
さて、そろそろお腹も空いてきました。
リキシャを捕まえて、レストラン『スルチ』に向かいましょう〜!
しかしながら、リキシャがなかなか捕まらず、何とか捕まえたリキシャも、値段交渉したものの料金はRs.100までしか下がらず・・・。
帰りに乗ったリキシャは、Rs.60だったので、倍近く取られました・・・。
リキシャは、15分ほどで、『スルチ』のあるカロル・バーグに到着。
けれども、このリキシャの運ちゃん、お店の場所がわからなかったようで、道行く色々な人に訊いて回り、ようやくお店に辿り着くことができました。
何はともあれ、『スルチ』に到着です。
『スルチ(Suruchi)』★3種類の豪華ターリーをいただける北インド料理レストラン
北インド・ベジタリアン料理の専門店『スルチ(Suruchi)』
こちらが、ディナーで訪れた北インド・ベジタリアン料理の専門店『スルチ(Suruchi)』です。
『スルチ』は、ニューデリー駅の西に広がる下町「パハール・ガンジ」(旅行者の集まるメインバザールのある地域)から北西へ2kmほど進んだ「カロル・バーグ(Karol Bagh)」という地区にあります。
『スルチ(Suruchi)』の店内
『スルチ』の店内の様子です。
接客スタッフがマハラジャ風のお揃いの民族服を着ていて、エキゾチックなムードを演出しています。
『スルチ』は、北インドの3地域(ラジャスタン、パンジャーブ、グジャラート)の豪華なターリー(定食)をいただけることで有名です。
アラカルトメニューもありましたが、迷わずターリーを選択!
今回は、ラジャスタンとグジャラートのターリーをチョイスすることにしました★
「ラジャスターニー・ターリー」
「グジャラーティー・ターリー」
「ラジャスターニー・ターリー」と「グジャラーティー・ターリー」、カトリに入ったカレーやおかず、お皿の上に載せられた単品の添え物、各種のパン類など、色々なお料理がありました。
そんなお料理の数々をガツガツといただいていると、お料理の鍋を持った民族服の店舗スタッフが代わる代わるやってきて、少なくなったおかずをどんどん継ぎ足していきます。
エンドレスで継ぎ足してくるので、途中で「No Thank You」と言って止めてもらいました。
豪華なビジュアルのターリー
デリーのカロル・バーグにある北インド・ベジタリアン料理の専門店『スルチ』
ラジャスタン、グジャラート、パンジャーブの3地域の豪華なターリーを、ジャイプールやアーマダバード、アムリトサルに行かずとも、いただくことができるお店です。
特に、日本じゃなかなか味わえない、「ラジャスターニー・ターリー」と「グジャラーティー・ターリー」は、一度はいただいてみる価値あり!
『スルチ(Suruchi)』の詳細はこちら↓
食後、再びリキシャを捕まえて、メインバザールへ。
料金は行きの半額ほどのRs.60でした。
数は少なくなりましたが、野良牛もいました。
車道を歩く野良牛
メインバザールでリキシャを降り、ニューデリー駅前を通りつつ、歩いてホテルへ。
車道には野良牛がいました。
15年前はもっと牛がたくさん居た気がしますが、その数はかなり減ってしまった様子。
何でも、2008年、ニューデリー市当局は、保健衛生の観点から市内を徘徊していた牛二万頭を捕獲し、郊外に移動させたのだそう。
正しい施策だとは思いますが、あんなにたくさんいた野良牛がいなくなったのは、ちょっと寂しい気分です。
「プライム・バラジ・デラックス」に戻ります。
さて、翌日は今回の旅の最終日。
デリーの市内を観光し、午後はバザールをメインにお土産購入に勤しむ予定です。
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