スリランカ・キャンディの『キャンディ・マーケット』
キャンディ・マーケット
「キャンディ・マーケット」(Kandy Market)は、スリランカ・キャンディにある市場。
キャンディの鉄道駅からステーション・ロードを北東に進んだ右手にある、白い建物の市場です。
マーケットは、中庭のある2階建ての造りになっていて、1階が食料品、2階が衣料品やみやげ物のお店が並んでいます。
キャンディで最も大きく、賑わいを見せる市場が、ここ「キャンディ・マーケット」です。
スパイスや漢方のお店
たくさんのスパイスが並んでいるお店。
ビニール袋に詰まって吊るされています。
ターメリック、カイエン、クミン、クローブ、カルダモン、シナモン、ブラックペッパー、コリアンダー・・・。
スリランカは、スパイス天国!
料理には基本的にスパイスが使われます。
スリランカ料理は南インド料理との共通点も多く、米食でココナッツミルクを多用し、ベジタリアン食がメインです。
それと、とても辛いのが特徴。
また、島国のため、魚を使うことも多く、カレーにも「モルジブ・フィッシュ」という鰹節に似た干物から出汁をとって入れたりします。
野菜がたくさん!八百屋さん
八百屋さんです。
キャベツやにんじん、玉ねぎやキュウリ、オクラやトウガラシのほか、日本ではあまり見掛けない野菜もたくさんあります。
硬い繊維質の「ドラムスティック」、さやの角が翼のようになっている「ウイングビーン」、真っ赤なカブのような「ビーツ」、ヘビのように長いうり「ヘビウリ」、アーユルヴェーダでよく使われる薬草「ゴトゥコラ」などなど。
色とりどりの果物、フルーツ屋さん
こちらはフルーツ。
20種類もあると言われるバナナ、マンゴーやパイナップル、アボカドやスイカ、グァバ、マンゴスチン、ジャックフルーツ、スターフルーツ、パッションフルーツ、ランブータンなどなど。
スリランカは、美味しいフルーツが盛りだくさんです!
干物がたくさん!
匂いが強烈!肉屋さん
穀物や日用雑貨のお店
1階には、野菜や果物以外にも、肉や魚、干物や穀物類などのお店がたくさん並んでいて、かなりの賑わい。
写真は撮っていないですが、2階には、サリーや衣服、鞄、靴、みやげ物のお店が軒を連ねています。
この「キャンディ・マーケット」、地元の人だけでなく、観光客が訪れる名所のひとつともなっていて、結構な数の欧米や日本、中国などの団体ツアー客がマーケットの中を見て回っていました。
確かに見応えあります、「キャンディ・マーケット」!
キャンディ・マーケットの外には青空市場が!
大量のリュウガン
「キャンディ・マーケット」は、午前中からお昼までがメインみたいで、キャンディに到着した初日、午後3時くらいにマーケットを訪れたら、すでにクローズしていました。
だけど、マーケットの前には、フルーツや野菜を売る青空屋台がたくさん!
建物の中の市場に負けず劣らずの、あらゆる食材が売られ、賑わいを見せていました。
写真は、大量のリュウガン。リュウガンだけを売っている屋台です。
真っ赤なランブータン
こちらは、ランブータンの屋台。
真っ赤なランブータンが山積みされていて、本当に鮮やか!
マンゴスチンがどっさり!
ランブータンを買う人
日本ではあまり売られていない高級フルーツのマンゴスチンも、こんなにどっさり!
マンゴスチン農家の屋台です。
スイカのお店。切り口がデコレーションされてます。
こちらは、スイカ。
大量のスイカがごろごろ並んでいます。
緑の表皮と、ギザギザにカットされた切り口の赤のコントラストが鮮やか!
ディスプレイも工夫しています!
ウッドアップル
キングココナッツとドリアン、マンゴスチン
野菜も種類が豊富
路上市場で買い物する人々
午後の路上市場は大にぎわい
色とりどりの豊富なフルーツや野菜が華やかなキャンディの市場。
お店の人たちは、フルーツを小さくカットして試食させてくれるし、地元の人たちが食材を物色しつつ、お買い物をしている様子を見るのも楽しいものです。
「仏歯寺」や「キャンディアン・ダンス」だけじゃない。
「キャンディ・マーケット」は、古都キャンディの町に来たら、ぜひ訪れるべき、オススメのスポットのひとつです!
コメント