カザフスタン最大の都市「アルマトイ」の街を散策した後、18:00発のエア・アスタナ101便に乗って、キルギスの首都ビシュケクへと向かいます。
いよいよ、目的地であるキルギスへ!期待に胸高鳴ります♪
アルマトイからエア・アスタナ101便でビシュケクへ
アルマトイでの宿泊先「Hotel MILDOM Express」で荷物をまとめ、チェックアウトしました。
ホテルの受付のおばちゃんに空港行きのタクシーを頼むと、15分ほどでタクシーが到着。
昨晩、空港から乗ったタクシーの運ちゃん(朝青龍似の)とは違って、穏やかそうなおじさんです。
おじさんにタクシー料金を確認すると、3,000テンゲ(900円)であるとのこと。
昨晩のタクシーが15,000テンゲ(4,500円)だったので、1/5です!
良いタクシーを呼んでくれて感謝!
フロントのおばちゃんたちを皆親切だったし、意外と良いホテルでした。「Hotel MILDOM Express」
空港まで乗せてくれたタクシーのおじさん
空港までのハイウェイを飛ばしていくタクシー。
昨晩と違って安心して乗っていられます。
40分ほどでタクシーはアルマトイ国際空港に到着しました!
出発の2時間半前、午後3時半に到着です。
エア・アスタナ101便
こちら、エア・アスタナ101便ビシュケク行きです。
乗客は、キルギスやカザフスタンの人がほとんどですが、日本人のグループ客もひと組おりました。
エア・アスタナ101便
「エア・アスタナ(Air Astana)」は、カザフスタンの航空会社で、同国のフラッグキャリア。
2001年の設立で、就航国は中央アジアやコーカサス、ロシアなど旧ソ連圏の国々をはじめ、中国、韓国、タイやベトナム、マレーシア、インドなどのアジア諸国。ドイツやフランス、オランダをはじめとしたヨーロッパ諸国など23ヶ国。国内線も全土を網羅しています。
ドイツのルフトハンザ航空と提携しており、中央アジアで最も評価の高い航空会社に選ばれたこともあるのだとのこと。
行き帰りとも1時間に満たない搭乗時間でしたが、確かに、機内は綺麗だし、カウンターのスタッフやアテンダントの対応も良い印象でした。
空から見たキルギスの風景
10分ほど遅れたものの、エア・アスタナ101便はビシュケクへと向けて出発!
空から見えるのは、山と荒野と草原が見える中央アジアの広大な大地。
アルマトイからビシュケクまでは、陸路で乗合バスやタクシーを使って国境越えをすることもでき、国境手続きもスムースで、移動時間も6時間ほどということだったのですが、今回は時間の節約のため、飛行機を利用しました。
予約は、スカイスキャナーを使ってトリップスタという旅行会社で予約。往復で5,951円。
ビシュケクのマナス国際空港に到着
出発して55分ほど、19:05分に、キルギス(Kyrgyz:Кыргыз)の首都ビシュケク(Bishkek:Бишкек)の「マナス国際空港」に到着しました!
ついにキルギスへと到着です♪
入国手続きを済ませ、両替所でひとまず両替。
200USドルを両替した結果、13,874キルギスソム(COM)となりました(1COMが1.7円ほど)。
そして、ホテルまでのタクシーです。
空港を出ると、さっそく、ウザそうな客引きが寄ってきました(汗)
アルマトイでかなり手痛いぼったくられ方をしていたので、ここは注意深く・・・。
適当にあしらいつつ、客引きを振り払い、空港内にあるタクシーカウンターへと飛び込みます。
そして、カウンターにいたお姉さんに宿泊予定のホテルを伝えると、タクシーを呼んでくれるとのこと!
ホッとひと安心★
けれども、そんなにうまいことはいかないもの。
先ほどのウザい客引きがタクシーカウンターの中まで入ってきて、カウンターのお姉さんと何やら口論を始めます。
どうやら、自分が最初に捕まえた客だと主張している様子。
結局、お姉さん、押しの強い客引きに押され、私に向かって、この運転手の車に乗るようにと、ウザい客引きの方を指し示しました(滝汗)
仕方ないので、客引きに料金を聞くと、700キルギスソム(1,190円)であるとのこと。
事前に調べた情報では500キルギスソムでしたが、お姉さんに確認すると、問題ないというようなジェスチャー(客引きがお姉さんに、そのジェスチャーを促しているような感じがあって訝しい気がしましたが・・・)
とにもかくにも、タクシーカウンターのお姉さんに了承されたらどうしようもないし、他を当たるのも面倒だし、それほど法外な値段でもなかったので、このタクシーに乗ることにしました。
マナス国際空港からホテルまでのタクシー
マナス国際空港からホテルのあるビシュケク市内南部までは、50分ほど。
広大な草原と畑があり、所々に民家があり、遠くに山の稜線が見える風景は、カザフスタンのアルマトイの風景と似ています。
アルマトイでは小雨がぱらつくどんよりとした天気でしたが、ここビシュケクの天気は晴れ。夕刻の斜めに差し込んでくる太陽の光が眩しかったです。
ビシュケクの宿泊先「ガーデン・ホテル(Garden Hotel)」にチェックイン
ビシュケクの宿泊先「ガーデン・ホテル(Garden Hotel)」
こちらが、予約したビシュケクの宿泊先「ガーデン・ホテル(Garden Hotel)」
ホテル検索サイト経由で予約し、料金は一泊45.5USドル(5,105円)でした。
4つ星のホテルで、最近できたばかりの新しいホテル。
料金の割に設備がかなり良い印象。スタッフも親切で良いホテルです。
ただし、場所は中心街から少し離れているので不便かも。
ホテルの近くには、大きなスーパーマーケットがあり、キルギス料理で一番人気のお店「ファイーザ」も歩いてすぐの場所にあります。
「ガーデン・ホテル(Garden Hotel)」の室内
アメニティも充実
シャワールームと洗面台
「ガーデン・ホテル(Garden Hotel)」の室内です。
部屋はとても綺麗で快適。シャワーの温度や湯量もまずまずで、アメニティも充実しています。無料Wifiの繋がりも良く、隣室の防音対策もしっかりとなされている様子。
バイキング形式の朝食もそこそこ美味しいです。
現地旅行会社でトレッキングガイドを依頼
部屋で荷を解いた後、ロビーへ。
実はこの日、人と待ち合わせをしていました。旅行会社の方です。
今回の旅は、キルギス東部の山「アルティン・アラシャン」でトレッキングをしたいと考えていました。海外でトレッキングするのは初めてということもあり、ひとりで山登りをするのはリスクがあるため、現地の旅行会社を通してトレッキングガイドを雇うことにしたのです。
ロビーで待っていたのは、JKSキルギス現地旅行会社のテンチクさん。
ホームページから問い合わせ、メールで何度かのやり取りをした後、この日の20:00に、ガーデン・ホテルで待ち合わせという約束になっていました。
さっそく挨拶。「サラーム・アレイクム(こんにちは!)」
「疲れたでしょう〜?」と言ってにこやかに話し掛けてくれるテンチクさん。
外見は日本人そっくりです。
そして、「こちら、プレゼントです!」と言ってくれたのが↓の帽子。
「カルパック」というキルギスの民族帽(男性用)です!
羊毛で作られたフェルト帽で、白地に黒い刺繍が入ったものが一般的。
若い人はもうあまり被らないそうですが、年配の方は街中でも被っているのをよく見掛けました。
いきなりのキルギスらしいプレゼント!これは嬉しい★
さて、雑談もそこそこに、明日以降の予定の確認を行います。
今回は、要望の依頼とサービス内容の提示、料金のすり合わせなどは、すべてメール(日本語)のやり取りで行いました。
テンチクさんは、メールのレスポンスが早く、内容もとても丁寧で詳しく分かりやすく、こちらの要望と予算に応じたプランを提案してくれました★
他の旅行会社にもメールで問い合わせていましたが、今回、JKSに決めたのはこのテンチクさんのメールが決めてだと言っても過言ではありません。
依頼した内容は以下の通りです。
- カラコル⇔アルティン・アラシャンのトレッキングガイド(英語ガイド)【8/14~/15】
- アルティン・アラシャン宿泊(ユルタキャンプ宿泊・夕食、朝食付き)【8/14】
- ボコンバエバ宿泊(ユルタキャンプ宿泊・夕食、朝食付き)【8/16】
- ボコンバエバでの乗馬(1時間)
料金は、合計278USドル。
テンチクさんの話によると、
- ガイドとの待ち合わせの日時と場所は、8/14の朝9時、カラコルのマダヌールホテル(宿泊予定のホテル)で。
- トレッキングやアルティン・アラシャン宿泊の詳細についてはガイドに直接聞いて欲しい。
- ガイドは携帯を持っているので、何かあったら電話をして欲しい(テンチクさんの電話番号を渡されました)
- 明日、朝8:00に、ホテルからカラコル行きのバスターミナルまで車で送ってあげます。
- 支払いは明日、レシートを持って来るので、278USドル現金を用意してください。
とのこと。
明日、8:00にロビーで待ち合わせることを約束して、テンチクさんと別れます。
トラベラーズカフェでディナー
トラベラーズカフェ
もう既に午後10時近く。
夕食を食べておらず、お腹が空いてきていた私は、事前にネットで調べていたお店「トラベラーズカフェ」に行くことにしました。
「トラベラーズカフェ」は、ホテルから歩いて5分ほど。交差点を曲がって少し歩いた大通り沿いの地下にあります。
トラベラーズカフェの店内
店内は広々としてオシャレな感じ。時間帯のせいかお客さんは2組ほどしかおりませんでした。
メニューを見ると、料金はお高め。日本と変わらない感じです。
グリークサラダ
ペンネとベリー系のジュース
注文したお料理の詳細は忘れちゃいましたが、グリークサラダ(ギリシャ風サラダ)とペンネ(ナスとひき肉)、ベリー系のジュースを注文。
お味は、まずまず。なかなかの美味しさでした。
料金は、合計567キルギスソム(964円)
ライトアップされた夜の「ガーデン・ホテル(Garden Hotel)」
食後、ホテルへと戻ります。
ちょっと景色を眺めようと思い、ホテルの屋上へと登ってみます。
ホテルの屋上はかなり広々としたスペースになっていて、洗濯物を干すロープがあり、ハンモックチェアーがあり、オープンエアーでお食事できるテーブル席なども設置されていました。
「ガーデン・ホテル(Garden Hotel)」の屋上
「ガーデン・ホテル(Garden Hotel)」の屋上からの風景
「ガーデン・ホテル(Garden Hotel)」の屋上から見たビシュケクの夜景です。
翌日は、ビシュケクのバスターミナルから、乗り合いタクシー(マルシュルートカ)に乗って東部にある町「カラコル」へと向かう予定。およそ7時間の長旅です。
アルマトイ〜ビシュケク(エア・アスタナ101便で55分)
コメント