トモカ・コーヒー(エチオピア・アジスアベバ)|本場で味わう絶品エチオピアコーヒー

アジスアベバ【ザンジバル⑦】 グルメ
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コーヒー発祥の地と言われる「エチオピア」。

エチオピア南西部のカファ地方はアラビカ豆の原産地とされ、カファの地名は”カフェ”や”コーヒー””カフェイン”の語源となったと言われています。

そんなコーヒーのふるさと、エチオピアの首都アジスアベバにある、エチオピアいち有名なコーヒー専門店『トモカ・コーヒー(Tomoca Coffee)』

以前、東京の代々木上原にある支店を訪問しましたが、今回、アジスアベバの本店を訪れることが出来たのでご紹介します♪

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アジスアベバで一番有名な老舗コーヒー焙煎専門店

アジスアベバ【ザンジバル⑦】『トモカ・コーヒー(Tomoca Coffee)』の外観

 

『トモカ・コーヒー(Tomoca Coffee)』の本店は、アジスアベバの町の北部、イタリア占領時からの繁華街であるピアッサ地区のWawel St沿いにあります。

ちなみに、首都アジスアベバには、トモカ・コーヒーの店舗は全部で6店舗あるとのこと。

外観は殺風景ですが、ローカル風情満点!

さっそく中に入ってみることにしましょう〜♪

 

日本にある『トモカ・コーヒー』についてはこちら→エチオピアの老舗コーヒー専門店の味が東京で味わえる!『トモカコーヒー』@代々木上原

アジスアベバ【ザンジバル⑦】『トモカ・コーヒー(Tomoca Coffee)』の店内

 

『トモカ・コーヒー(Tomoca Coffee)』の店内です。

店内は木目調のクラシックな内装。カウンターとスタンドテーブルのみで座席は無く、スタンディングでコーヒーをいただくスタイルです。

平日の午後遅くの訪問でしたが、店内にはたくさんの地元の方がコーヒーを飲んでいました。

 

ちなみに、『TO.MO.CA. COFFEE(トモカコーヒー)』の名前は、「Torrefazione(焙煎)、Moderna(近代的な)、Cafe」の頭文字を由来としているのだとか。

アジスアベバ【ザンジバル⑦】ライオンと「K」(Kaffa地方の頭文字)をあしらったロゴ

 

1953年、現トモカ社長ワンダンサン氏の父が、アディスアベバにイタリアからコーヒー職人を呼び寄せ、イタリアの機械を導入し、コーヒー焙煎専門店としてオープンさせました。

これが『TO.MO.CA. COFFEE(トモカコーヒー)』の始まりです。

エチオピアには古くからコーヒーを飲む文化がありましたが、コーヒーは各家庭内でそれぞれの焙煎と抽出方法で楽しむもので、外出先では紅茶が飲まれていたのだそう。

この「トモカ・コーヒー」のオープンにより、コーヒーをカフェで飲むという文化が広まり、現在では1日1店舗あたり2,000杯ものトモカ・コーヒーが飲まれているのだとのこと。

 

カウンターの向こうの壁には、お店のロゴマークが掲げられています。

ロゴマークの ”K” は、コーヒー発祥の地エチオピアの中で、最初にコーヒーが発見されたと言われている ”Kaffa” 地方の頭文字の ”K” を取っています。

ライオンは、かつてエチオピア皇帝の象徴として称えらえていた動物であり、エチオピアのキング・オブ・キングのコーヒーという意味を込めて、ライオンをロゴデザインに採用したのだそう。

アジスアベバ【ザンジバル⑦】ローカルな感じの店内の様子

アジスアベバ【ザンジバル⑦】コーヒーを飲みながら談笑するエチオピア人たち

アジスアベバ【ザンジバル⑦】コーヒーを飲みながら談笑するエチオピア人たち

アジスアベバ【ザンジバル⑦】「コーヒーセレモニー」のポット

 

お店の棚には「コーヒーセレモニー」のポットが置かれていました。

エチオピアのコーヒーの飲み方には、日本の茶道のような独特の文化があって、その一連の作法は「コーヒーセレモニー」と呼ばれています。

エチオピアのコーヒーセレモニーは、洗っていないコーヒー生豆からそれが1杯のコーヒーになるまでの一連の作業をいいます。

焙煎からコーヒーが出来上がるまでの作業が終わって、1杯目のコーヒーが終わると、その後3杯分続きます。コーヒーの味は少しずつ弱くなっていき、それぞれのコーヒーはスピリチュアル的に重要であり、3杯目のコーヒーはコーヒーを飲んでいる人の幸運をもたらすと言われています。

エチオピアでは、コーヒーを飲むということが、大切な文化になっているのですね。

アジスアベバ【ザンジバル⑦】なんか、ノスタルジーを感じる空間です。

 

さて、コーヒーを注文しましょう〜♪

カプチーノやマキアートなども人気があるようですが、シンプルに味わいたいのでブラックを注文することにしました。

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ベリー系っぽい、甘酸っぱい風味が心地いい♪トモカ・コーヒーのブラックコーヒー

アジスアベバ【ザンジバル⑦】トモカ・コーヒーのブラックコーヒー

 

ほどなくして、すぐにブラックコーヒーがサーブされました。

さっそくひと口♪

赤ワインのような、芳醇で深みのある香り。

ベリー系っぽい、甘酸っぱい風味が心地よく後を引きます。

う〜ん、これは美味しい!!

かなり気に入りました、エチオピアの「トモカ・コーヒー」★

 

ちなみに、「トモカ・コーヒー」のコーヒーは、4種類のエチオピア産アラビカコーヒー種の豆がバランスよくブレンドされているのだとのこと。

  • ハラー(Harrar)・・・最も歴史ある高級品種
  • イルガチェッフェ(Yirgachefee)・・・モカ系としてその品質の高さから欧米諸国で絶大な人気を誇る。
  • シダモ(Sidamo)・・・標高2000mで育った香り豊で甘く酸味が少ない品種
  • リム(Limu)・・・甘酸っぱいワインのような香りがある品種

アジスアベバ【ザンジバル⑦】美味しいコーヒーを飲みながらエチオピアローカルな雰囲気を味わう。

アジスアベバ【ザンジバル⑦】おひとり様女性客も結構来店してました。

アジスアベバ【ザンジバル⑦】コーヒー豆も販売されています。

 

『トモカ・コーヒー(Tomoca Coffee)』のお店では、コーヒー豆の販売も行なっています。

感動的に美味しかった「トモカ・コーヒー」。もちろん、購入しました★

お土産【ザンジバル⑨】購入した「トモカ・コーヒー」のコーヒー豆

 

こちらが、購入した「トモカ・コーヒー」のコーヒー豆。真空パックで密封されているので安心です。

ホールビーンズとグラウンドの2種類購入しました(先ほど飲んだコーヒーと合わせて、186ブル:752円)。

帰国後、自宅で飲んでいますが、めちゃくちゃ美味しいです♪

アジスアベバ【ザンジバル⑦】『トモカ・コーヒー(Tomoca Coffee)』の看板

アジスアベバ【ザンジバル⑦】『トモカ・コーヒー(Tomoca Coffee)』

 

エチオピアの首都アジスアベバにある老舗コーヒー焙煎専門店『トモカ・コーヒー(Tomoca Coffee)』

地元のエチオピア人たちが談笑するローカルな雰囲気の中、香り高く深みのある味わいの「エチオピアコーヒー」を気軽に楽しむことができるお店。

お土産用のコーヒー豆も、もちろんマストバイ!

アジスアベバを訪れる機会があったら、訪問必須のお店です★

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◆『トモカ・コーヒー(Tomoca Coffee)』の地図・アクセス

  • 住所:Wawel St, Addis Ababa, エチオピア
  • 電話:+251 91 122 1412
  • 営業時間:6:30~20:30

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