都営三田線・浅草線の三田駅から徒歩4分。JR田町駅からも徒歩5分。聖坂下のビルの1階に、ミャンマー料理のお店『アジアン酒場 親の家』は、あります。
お店のオープンは2017年5月。オーナーは、ヤンゴン出身のミャンマー人の若い夫婦で、オープン当初はミャンマー料理と居酒屋料理の二本立てだったようですが、現在はミャンマー料理メインで提供しているのだとのこと。
ヤンゴン出身若夫婦が営む、お洒落なダイニングバー的雰囲気のミャンマー料理店
『アジアン酒場 親の家』の外観
こちらが、『アジアン酒場 親の家』の外観です。
ミャンマー料理店とは思えない、お洒落なダイニングバー的雰囲気の外観。
POPなネオンサインが目を引きます♪
窓にバガン遺跡のシルエット。ネオンサインはミャンマーの地図
ナガ族の木彫り、ミャンマー国旗、インレー湖のシルエット
しかしながら、よく見てみると、至る所に「ミャンマー」が!
ミャンマー国旗、窓にバガン遺跡やインレー湖のシルエット、ネオンサインはミャンマーの地図。ナガ族の木彫りもあります。
店名は『親の家』と、日本風ですが、ここはミャンマー★
宴会コースが充実
店頭のメニュー黒板には「宴会コース承ります」の案内が!
飲み放題コースが充実していたり、ミャンマー料理ビギナーコースがあったりと、高田馬場のミャンマー料理店とは一線を画した日本人向けの案内表記が目を引きます。
日本人にミャンマー料理を食べて欲しいという店主ご夫妻の思いが伝わってくる感じ。
さて、さっそく、店内へと入っていきましょう〜♪
『アジアン酒場 親の家』の店内
こちらが、『アジアン酒場 親の家』の店内です。
店内もバー的な雰囲気でお洒落。青や緑のネオンがチカチカと点滅していて、夜のお店って感じ。
平日の遅めのディナータイムにネットで事前予約して訪問しましたが、店内は大盛況でした!
客層は、ミャンマー人のグループ、ミャンマー人と日本人のグループ、仕事帰りのサラリーマンのグループなど、いろいろ。
仕事帰りの飲み会の場として、利用されている雰囲気です。
アウンサンスーチーの絵、カラウェイパレスのタペストリー
ピッタインダウン
店内には、ミャンマーのものが至る所に飾られていました。
アウンサンスーチーの絵、カラウェイパレスのタペストリー。縁起物のダルマ「ピッタインダウン」。インレー湖やポッパ山の写真などなど。
ヨウッテー・ポエーの人形
天井からは、ミャンマーの糸操り人形劇「ヨウッテー・ポエー」の人形がたくさん吊り下げられています。ナガ族の木彫りも至る所に。
ミャンマーって感じです★
さて、そろそろメニューを見てお料理を選びましょうか〜♪
『アジアン酒場 親の家』のメニュー
こちらが、『アジアン酒場 親の家』のメニューです。
メニューには、お茶の葉サラダ(ラペットゥ)や、揚げ豆腐(トーフジョー)、ミャンマー麺のモヒンガーやカウスエ、ミャンマーカレーのヒンなど、ミャンマーの定番料理が揃っています。
久々に「ヒン」を食べたい気もするし、混ぜご飯の「ラペッタミン」も惹かれる。
いろいろ悩んだ挙句、選んだお料理は↓
- 「お茶の葉サラダ(ラペットゥ)」(900円)
- 「ワッナンヨミータウッ」(2,000円)
- 「ココナッツラーメン(オーノカゥスェ)」(900円)
最初、「スルメイカの甘辛サラダ」というのが美味しそうだったので注文しようとしたのですが、無いとのこと。
なので、定番の「お茶の葉サラダ(ラペットゥ)」を選択。そして、お肉料理として美味しそうだった豚スペアリブ入りのスープ「ワッナンヨミータウッ」。ネットの情報で美味しいとの声があった「ココナッツラーメン(オーノカゥスェ)」をチョイス。
取り敢えず3品頼んで、後で追加注文するつもりでしたが、この3品でお腹いっぱいになりました。
豚スペアリブ入りのスープ「ワッナンヨミータウッ」が絶品★
「バーバーバー」(700円)
注文を済ませると、さっそくお飲み物が到着!
ベトナムの大衆的ビール「バーバーバー」です。
ベトナム国内で約7割のシェアを誇る国民的ビール。アルコール度数は5%。
あっさり薄味。喉越し爽やかで、暑い夏にぴったり♪
「タマリンドビール」(500円)
こちらは、「タマリンドビール」
タマリンドの酸味が効いたビールで、これ、結構美味でした★
ビールと一緒に、酸味の効いた豚の耳?がお通しで提供されましたが、これも美味しい!
豚耳をつまみに、ビールを飲みながら待っていると、ほどなくしてお料理が登場!
「お茶の葉サラダ(ラペットゥ)」(900円)
ミャンマー料理の定番「お茶の葉サラダ(ラペットゥ)」です♪
発酵させたお茶の葉っぱに数種類の豆、揚げニンニク、干しエビ、ナッツ等が和えられています。人気‼︎
ミャンマー料理は和え物のバリエーションが豊富で、様々な和え物料理があるのですが、定番の「ラペットゥ」が抜群に旨いので、他の和え物料理を試したいと思いつつも、ついついこればかり頼んでしまいます。。
ミャンマー料理と言ったらこれ!
『アジアン酒場 親の家』の「お茶の葉サラダ(ラペットゥ)」も、期待に違わぬ絶品の美味しさでした★
数種類の豆やナッツのクリスピーな食感に、干しエビの旨味、ニンニクの旨味。そして、全体を風味づけているお茶の葉のお味。
本当に美味しい!ビールにとっても合います♪
「ワッナンヨミータウッ」(2,000円)
続いて運ばれてきたのがこちら。
「ワッナンヨミータウッ」です。
唐辛子、パクチー、生姜、ニンニク等が入った辛いスープのかかった辛好きにはたまらない一品‼︎
酸っぱ辛いクリアーなスープの中に、骨付きの豚スペアリブがドカッと入り、パクチーや青唐辛子が載せられた一品。
これが、絶品でした!
酸味のあるスープが豚スペアリブに絡んで絶品!
まず、酸味のあるスープが旨い! レモンなのかタマリンドなのか、わかりませんが、このスキッとした酸味に、青唐辛子の辛味とニンニクの旨味、生姜やレモングラス、パクチーの風味が合わさって、言いようのない美味しさ♪
そして、ゴロゴロ入った骨付きの豚スペアリブは、肉厚で柔らかく、酸味のあるスープを吸い込んで、むしゃぶりたくなるような旨さ!
かなりボリューミーな一品でしたが、これ、相当に美味でした。
メニューでは、かなり辛い風に書かれていましたが、そこまで激辛ではなかったです。
「ココナッツラーメン(オーノカゥスェ)」(900円)
そして、お次は、「ココナッツラーメン(オーノカゥスェ)」
鶏出汁とココナッツミルクをバランス良く合わせた濃厚な麺料理。
「カウスエ」は、タイ北部やラオスで食べられている「カオソーイ」と同じ系統の麺料理です。もともとはミャンマーのものが起源であるとのこと。
「カウスエ」にもいろいろ種類がありますが、ココナッツミルクを使ったカウスエ(小麦麺)が「オンノウ・カウスエ」です。
『アジアン酒場 親の家』の「ココナッツラーメン(オーノカゥスェ)」は、ゆで卵と玉ねぎ、パクチーがトッピングされていてビジュアルがGood!
適宜、レモンや唐辛子ふりかけを加えていただきます。
ココナッツ濃厚で甘めのお味
「ココナッツラーメン(オーノカゥスェ)」のお味ですが、ココナッツミルク感が濃厚! そして、かなり甘めの味付け。
レモンの酸味や唐辛子ふりかけの辛味で甘さを中和させようとしましたが、強力な甘さには敵わず。。
個人的にはちょっと、甘過ぎて好みじゃなかったかな。
しかしながら、ネット上の口コミでは、かなりの人気メニューのようで、好きな人も多そうな一品です。
『アジアン酒場 親の家』
三田にあるミャンマー料理のお店『アジアン酒場 親の家』
ヤンゴン出身のミャンマー人若夫婦が営むお店は、高田馬場のミャンマー料理店とは一線を画したお洒落なバー風の雰囲気。
充実した宴会コースが用意されているなど、日本人にミャンマー料理を食べて欲しいという思いが伝わってくるお店です。
もちろん、提供されるお料理は、本場ミャンマーのお味。「お茶の葉サラダ(ラペットゥ)」は間違いのない美味しさ♪ そして、豚スペアリブ入りのスープ「ワッナンヨミータウッ」が絶品でした★
◉『アジアン酒場 親の家』の地図・アクセス
- 住所:東京都港区三田3-4-10 リーラヒジリザカ 1F
- アクセス:都営三田線 三田駅 A3番出口 徒歩4分
- 営業時間:(月〜金)11:30~14:30 17:00~0:00 (土)11:30~14:30 17:00~22:00
- 定休日:日・祝日
- 予約:『アジアン酒場 親の家』のネット予約はこちら(ホットペッパーグルメ)
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