ベロクリス アフリカン レストラン(大袋)|ナイジェリア料理「オクラスープとパウンデヤーム」を賞味♪

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大袋、ベロクリス アフリカン レストラン グルメ
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埼玉県越谷市。東武伊勢崎線大袋駅から徒歩2分の路地の一角に、ナイジェリア料理のお店『ベロクリス アフリカン レストラン(Verochris African Restaurant)』があります。

埼玉県東部の東武線沿線には、主に中古車輸出業や解体業を営む西アフリカ出身(ナイジェリアやカメルーン、ガーナなど)の人が多く住み、独自のキリスト教会が建てられ、アフリカ食材店やレストランも点在しているなど、西アフリカ人コミュニティが形成されているのだそう。

このお店、『ベロクリス アフリカン レストラン』も、そんな西アフリカ人御用達のお店のひとつ。店内にはアフリカ食材店も併設されているとのこと。

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東武線沿線に多く住む西アフリカ人御用達のナイジェリア料理店

大袋、ベロクリス アフリカン レストラン『ベロクリス アフリカン レストラン』の外観

 

こちらが、『ベロクリス アフリカン レストラン』の外観です。

「Verochris African Restaurant」と書かれた青い店名看板。窓のところには、「アフリカンショップ&レストラン」と、日本語で書かれています。

ガラス張りで入りやすい雰囲気。さっそく、店内に入っていきましょう〜♪

大袋、ベロクリス アフリカン レストラン『ベロクリス アフリカン レストラン』店内の食材コーナー

 

扉を開けると、中は食材販売コーナーになっていて、それほど品揃えが良いわけではありませんが、アフリカのものらしい食材や生活雑貨などが並べられていました。

この食材販売コーナーの右奥に通路があり、通路の向こうがレストランスペースのようです。

大袋、ベロクリス アフリカン レストランアフリカの見たこともない葉っぱ

 

こちらは、アフリカ料理で使う葉っぱ。

「BITTER LEAF」や「CASSAVA」は、知っていますが、「UZIZA」とか「SCENT LEAF」「UTAZI」なんて、聞いたこともありません。

どんな風味なのか興味津々です♪

大袋、ベロクリス アフリカン レストランアフリカのお米

大袋、ベロクリス アフリカン レストランパウンデヤーム?

 

ほかにも、お米やパームオイル、スナックやナッツ類、ドリンクなどがあります。

東武沿線在住の西アフリカ系の人たちにとっては、貴重な食材調達の場です。

さて、食材販売コーナーの物色はそこそこにして、レストランスペースへと向かいましょう〜♪

大袋、ベロクリス アフリカン レストラン『ベロクリス アフリカン レストラン』の店内

 

こちらが、『ベロクリス アフリカン レストラン』のレストランスペース。

中に入ると、ナイジェリア人男性の店主さんがにこやかに出迎えてくれました♪

座席は、テーブル席、カウンター席合わせて合計15席くらい。お客さんは、男性がおひとり。しばらくすると数名のグループ客が来店しました。

スタッフもお客さんも、自分以外は全員アフリカ系の黒人。

ここは、まさにアフリカ空間です★

大袋、ベロクリス アフリカン レストランナイジェリアのニュース番組が流されていました。

 

お店の内装は殺風景ですが、所々にナイジェリアのものらしき写真やポスターが貼られています。

テレビモニターで延々と流されているのは、ナイジェリアのニュース番組。

ところで、この『ベロクリス アフリカン レストラン』、ナイジェリア料理のお店ということですが、ナイジェリアってどんな国?ナイジェリア料理ってどんな料理?と疑問の方も多いと思うので、ちょこっとご説明。

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ナイジェリアってどんな国?

ナイジェリアは、アフリカ大陸南西部にある国。首都はアブジャ、最大の都市はラゴス。

人口は、アフリカ最大の2億1,140万人。250以上の民族が居住しており、主要民族は、北部に住むイスラム教徒の遊牧民「フラニ族」、商人「ハウサ族」、南西部に住むイスラム教徒の農耕民「ヨルバ族」、南東部に住むキリスト教徒の農耕民「イボ族」など。言語は現存するもので510もあるそう。公用語は英語。

宗教は北部ではイスラム教、南部ではキリスト教が主に信仰されていますが、土着のアニミズム宗教を信仰している人も多いのだそう。

アフリカ最大の経済大国で、その経済規模はアフリカ全体の1/4を占めています。また、世界有数の産油国としても知られ、原油の生産量は世界12位、輸出量は世界8位。

GDPも世界24位ですが、国民の大多数が貧困に苦しんでおり、暴力犯罪の多さや、イスラム過激派による反乱、行政機関や警察の汚職、衛生状況や人権状況など、様々な問題を抱えているのだとのこと。

文化や芸術に於いても多様な文化を持ち、藍染めなどの染色、絵画や彫像などのアート、“アフロ・ビート”を生み出した音楽、“ノリウッド”とも称されるという映画、アフリカ初のノーベル賞作家(ウォーレ・ショインカ)を輩出した文学、などなど、西・中央アフリカの文化的中心地となっています。

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ナイジェリア料理ってどんな料理?

ナイジェリア料理は、北部・西部のイスラム圏と南部・東部のキリスト教圏で大きく異なります。

北部や西部などのサハラ周縁部では、ソルガム(コーリャン)、ミレット(トウジンビエ)、トウモロコシなどの穀物が主食。遊牧生活をベースとしてきたので、肉類や乳製品などを使った料理が多いとのこと。

熱帯雨林が広がる南部や東部では、ヤムイモやキャッサバなどの根菜類が主食のメインで、豆類や米などもよく食べられているのだそう。

国民食としてよく食べられているのは、メロンの一種であるエグシの種を砕いて、肉や干し魚、野菜と共に煮込んだ「エグシシチュー」。キャッサバ芋やヤム芋の粉を練ってお餅にした「エバ(エマ)」

モツやトマトの入った辛味のある「ぺぺスープ」や、オクラやワイルドマンゴーの種子の粉などを使った粘りのある「ドロースープ」なども、ナイジェリア独特の料理です。

周辺国に比べ、辛味のある料理が多くパーム油の独特の香りや、魚や海老などの出汁を多用するのもナイジェリア料理の特徴であるとのこと。

 

さて、ナイジェリア料理の説明はこれくらいにして、そろそろ、メニューを見てお料理を選びましょうか〜♪

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『ベロクリス アフリカン レストラン』のメニュー

大袋、ベロクリス アフリカン レストランメニューの表紙「ナイジェリアの母の味」

大袋、ベロクリス アフリカン レストランナイジェリアフードメニュー

大袋、ベロクリス アフリカン レストラン「パウンデヤーム」と「ガリ」が主な主食

 

こちらが、『ベロクリス アフリカン レストラン』のメニューです。

基本的に、スープ料理+主食の「パウンデヤーム」or「ガリ」という構成。

謎な料理が多いですが、メニューの中で食べたことがあるのは、「エグシスープ」(新宿の『エソギエ』でいただきました)と、「フィッシュペッパースープ(たぶん、ぺぺスープ)」(浜松町の『カラバッシュ』でいただきました)。

「ビターリーフ」というハーブに興味があるので、はじめに「ビターリーフスープとパウンデヤーム/ガリ」を注文したのですが、今日は提供できないとのこと。

提供できるのは、「オハスープ」か「オクラスープ」のみとのことでしたので、今回は「オクラスープ」を頼むことにしました。主食は「パウンデヤーム」をチョイス!

大袋、ベロクリス アフリカン レストランドリンクメニュー

大袋、ベロクリス アフリカン レストランノンアルコールドリンク

こちらは、ドリンクメニュー。

ナイジェリアで人気のノンアルコール黒ビール「モルタ(マルタ)」が3種類あります。

店主さんによると、ナイジェリア産の「モルタギネス」と「モルティナ」は無いとのことでしたので、アメリカ産の「モルタゴーヤ」を注文。

注文を済ませ、お料理が運ばれてくるのを待ちます。

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オクラの粘り気と魚介の旨味。「オクラスープ」が美味♪

大袋、ベロクリス アフリカン レストラン「モルタゴーヤ」(500円)

 

注文してすぐに、お飲み物「モルタゴーヤ」が運ばれてきました!

「モルタ(マルタ)」は、麦芽とホップは加えるものの、ビール酵母は加えないため、ノンアルコールなのが特徴。ビール一歩手前って感じの飲み物です。

麦芽糖の甘味とホップの苦味が、コーラ的な感じもあり、アフリカや中南米ではエナジードリンク的に飲まれているのだとか。

ちなみに、ナイジェリア産の「モルタギネス」は、新田にあるガーナ料理店『アメイジンググレイスレストラン』でいただきましたが、今回のアメリカ産「モルタゴーヤ」も似たようなお味。コーラ的な感じでごくごくいただけました♪

「モルタゴーヤ」をごくごく飲んでいると、ほどなくしてお料理が運ばれてきました!

大袋、ベロクリス アフリカン レストラン「オクラスープとパウンデヤーム」(1,500円)

 

「オクラスープとパウンデヤーム」です。

結構大きなボウルに、オクラと肉がどっちゃりと入った「オクラスープ」。そして、こちらも、かなりボリュームのある「パウンデヤーム」

さっそく、いただいてみましょう〜♪

大袋、ベロクリス アフリカン レストラン「オクラスープ」

 

「オクラスープ」は、メニューの記載によると、“オクラ、牛肉、ヤギ肉、乾燥エビ、ドライフィッシュなどナイジェリアのスパイスで煮込んだスープ” とのこと。

ナイジェリアの料理と言えば、オクラを使った粘り気のあるスープが特徴。この「オクラスープ」、初めていただきましたが、なかなかの美味♪

オクラのシャキシャキした食感とネバネバ感。そこに、乾燥エビやドライフィッシュなどの魚介のダシと、お肉の旨味が絡んで美味しい。

ちなみに、オクラは、ナイジェリアでも「Okra」と呼ばれるのだそう。

大袋、ベロクリス アフリカン レストランオクラのネバネバ感が美味しい♪

 

しかしながら、ゴロゴロ入った牛肉やヤギ肉は、骨が多く食べられる箇所が少なく、お肉自体もかなり硬くて食べづらい感じでした。

大袋、ベロクリス アフリカン レストラン「パウンデヤーム」

 

「パウンデヤーム」は、ヤムイモを滑らかになるまで擦り潰して作る、ナイジェリアの伝統的な主食のひとつ。

マッシュポテトよりもさらに濃厚で滑らかな感じで、手で千切っていただきます。

パウンデヤームは、かなり熱いので、手で千切るのは結構難儀。

パウンデヤーム自体にそんなに味はありませんが、ネバネバのオクラスープにつけていただくと美味しい★

大袋、ベロクリス アフリカン レストランフィンガーボール

 

パウンデヤームは、粘性が高く、手がベトベトになってしまうので、フィンガーボールで手を洗いながらいただきます。

フィンガーボールに水をつけると手が冷えて、パウンデヤームを千切りやすくなるので一石二鳥です!

大袋、ベロクリス アフリカン レストラン量がかなり多め

 

「オクラスープとパウンデヤーム」、お肉が硬いのがイマイチでしたが、オクラスープ自体のお味はとても美味しく、パウンデヤームとの相性も抜群でした♪

ただし、パウンデヤームはちょっと量が多過ぎ! 全部は食べられませんでした。。

大袋、ベロクリス アフリカン レストラン『ベロクリス アフリカン レストラン』

 

越谷にあるナイジェリア料理のお店『ベロクリス アフリカン レストラン(Verochris African Restaurant)』

東武線沿線に多く住む西アフリカ人御用達のお店。

いただいた「オクラスープ」は、オクラの粘り気と乾燥エビやドライフィッシュなどの魚介の旨味がGood♪ ヤムイモを潰して作る「パウンデヤーム」と一緒に食べると美味しいです★

「ビターリーフスープ」や「ペペスープ」など、ほかのお料理も食べてみたいです。

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◉『ベロクリス アフリカン レストラン(Verochris African Restaurant)』の地図・アクセス

  • 住所:埼玉県越谷市袋山1215-8 ヨシカネビル 1F
  • アクセス:東武伊勢崎線・大袋駅から徒歩2分
  • 営業時間:10:00~22:00
  • 定休日:無休

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