東京メトロ丸の内線新中野駅から徒歩1分。青梅街道を左折した路地のすぐ右手に、チリ料理のお店『カーサ・ドゥ・エドゥアルド(Casa de Eduardo)』はあります。
都内唯一のチリ料理店として、様々なメディアに紹介されているこのお店。店主のエドゥアルドさんのラテンなノリがなかなかのインパクト!
お店のオープンは2012年3月です。
ラテンなノリのエドゥアルドさんが店主を務めるチリ料理店
『カーサ・ドゥ・エドゥアルド(Casa de Eduardo)』の外観
こちらが、『カーサ・ドゥ・エドゥアルド(Casa de Eduardo)』の外観です。
「チリの料理」と書かれた店頭の看板が、手作り感満点で個性的な感じ。
真ん中に居るのが料理を持ったエドゥアルドさん、背景の写真の山は、”チリ富士”のオソルノ山?
お店の入り口は、オープンテラスの空間になっていて、暖かい季節はここでお食事するのも気持ち良さそう♪
『カーサ・ドゥ・エドゥアルド(Casa de Eduardo)』の店頭看板
写真の方が店主のエドゥアルドさん
この写真の方が店主のエドゥアルドさん。
ブルータスなどの雑誌や、テレビ番組にも頻繁に登場していて、結構有名な人である様子。
ちなみに、このエドゥアルドさん、後で聞いた話によると、スポーツ選手のエージェントをしていたこともあるそうで、顧客にはサッカー選手の安貞桓やチラベルトもいたのだとか。
テイクアウト&ランチメニュー
エンパナーダとバーベキューがメイン
こちらが、店頭の立て看板のメニュー。
ラテンアメリカ定番の軽食「エンパナーダ」と「バーベキュー」がメインの様子。
さて、そろそろお店の中に入っていきましょうか〜♪
『カーサ・ドゥ・エドゥアルド(Casa de Eduardo)』の店内
お店に入ると、エドゥアルドさんがにこやかに出迎えてくれました!
店内は結構狭く雑然とした感じ。座席はテーブル席が8席、カウンター席が8席、テラス席が8席の合計24席。
訪問したのは、休日のディナータイム。事前に電話予約して訪問しました。お客さんは、同じように事前予約してきた夫婦、飛び込みで来店した夫婦、帰る頃になって南米系らしき若い女性2人組などなど。
ちなみに、店内に設置されたテレビでは、様々なテレビ番組での『カーサ・ドゥ・エドゥアルド』の紹介シーンが延々と流されていました!
お店に入ってから食べて出ていくまで、ずっとエドゥアルドさんのペース
棚にズラリと並んだお酒
壁に飾られた写真や絵
さて、お料理の注文ですが、今回、お料理については、ひとつも自分で選びませんでした。と言うのも、お飲み物もお料理も、全て、エドゥアルドさんが口頭でおすすめしてきたものをそのまま頼んだから。
ですが、どんなお料理が美味しいかも知らないチリ料理初心者にとっては、それがベストなのかも。
結果、それで大満足でした★
それでは、エドゥアルドさんのおすすめのもと、いただいたお料理をご紹介します♪
ピスコサワー、エンパナーダ、カスエラ。エドゥアルドさんオススメのチリ家庭料理
「ピスコサワー」
まずは、お飲み物。
「ピスコサワー」です。ピスコとは、チリやペルーで飲まれている、ぶどう果汁を蒸留したお酒のこと。「ピスコサワー」は、ピスコにシロップやレモン果汁、卵白を加えて混ぜたカクテルです。
ピスコと聞いて、「ペルーで飲んだことがある!」と言ったところ、エドゥアルドさん、「チリのピスコの方がペルーのピスコよりも美味しい」とのこと。
何でも、チリとペルーは、ピスコの起源を巡って争いが繰り広げられているそうで、両国とも自国が本家本元だと主張して譲らないのだとのこと。
ちなみに、チリのピスコとペルーのピスコは、製造方法や味が違っているそうで、チリのピスコは樽を使った熟成で、複数回熟成し、加水してアルコール度数を調整する作り方。ペルーのピスコは、樽を使わず、熟成は1回のみで加水はしない作り方であるとのこと。
『カーサ・ドゥ・エドゥアルド』でいただいたチリの「ピスコサワー」、ペルーのものとの違いはよく分からなかったのですが、爽やかな柑橘系の風味が本当に美味でした♪
「エンパナーダ」
お料理で最初に提供されたのが、「エンパナーダ」。中南米定番の具入りのペイストリーです。
メディア掲載される際も必ず紹介されているお料理で、スターターとして、エドゥアルドさんにお勧めされました。
「エンパナーダ」の中身
「エンパナーダ」は、中南米それぞれの国でかなりバラエティがあるのですが、チリの「エンパナーダ」は、フィリングに豚肉や牛肉、玉ねぎ、卵、オリーブなどが使われ、味付けがシンプルなのが特徴であるとのこと。
『カーサ・ドゥ・エドゥアルド』のエンパナーダ、具材たっぷりで、お肉と玉ねぎがジューシーな味わいで美味♪
「エド 特製サルサソース」
こちらは、エンパナーダと一緒に提供された「エド 特製サルサソース」
このサルサソースが絶品でした★
辛さはそれほどないのですが、トマトや玉ねぎ、パクチーなどの素材のフレッシュさと、爽やかな酸味、小気味の良いスパイシー感がたまらない美味しさ♪
エンパナーダは、そのまま食べても美味しいですが、「エド 特製サルサソース」を付けて食べると、美味しさのバロメーターが数段上がる感じ!
「エンパナーダ」「サルサソース」「ピスコサワー」
ピスコサワーをちびちび飲みながら、エンパナーダにサルサソースを掛け、いただきます★
チリのスープ「カスエラ」
続いておすすめされたのは、チリのスープ「カスエラ」
チリ人が最もよく食べている家庭料理のひとつで、煮込み用の土鍋に大きめにカットした牛肉や鶏肉、玉ねぎ、にんじん、とうもろこし、かぼちゃ、お米などを入れ、クミンやオレガノなどのハーブと一緒に煮込んだ料理。
本来は、カットしたとうもろこしがゴロリと入っていたり、にんじんなどのお野菜も大きめのものが入っているそうですが、エドゥアルドさんによると、本来のスタイルで出すと、これだけでお腹が一杯になってしまうので、シンプルなスタイルにして提供しているのだとのこと。
『カーサ・ドゥ・エドゥアルド』のカスエラ、抜群の美味しさでした★
お肉や玉ねぎなどの出汁が沁み込んだスープは、あっさりとしたお味。クミンやオレガノなどのスパイスが適度に効いていて、いくらでも飲めちゃいそうな感じ。
スープの味が沁みたお肉やお野菜、そして、お米が入っているのが嬉しい!
かなり旨いです♪
店頭のコンロで炭火焼きするチリのバーベキュー料理
焼く前の「チョリソ」
お次は、いよいよバーベキュー!チョリソです!
上の写真は、エドゥアルドさんが見せてくれた、焼く前のチョリソ。
こちらをお店の前のテラスにあるコンロで焼いていきます。
店頭でチョリソを炭火焼き
こちらが、店頭にあるコンロ。
このコンロでチョリソを炭火焼き♪
焼き上がった「チョリソ」
そして、焼き上がったチョリソがこちら。
炭火で焼いた焼き立てのチョリソ。言わずもがな美味しい★
「赤ワイン」
そろそろピスコサワーが無くなってきたので、2杯目のお飲み物を注文!
赤ワイン。チリワイン「サンタ」です。
1875年創業のチリの名門「サンタカロリーナ」の赤ワインで、濃い目で飲みごたえのあるお味。チョリソに合います♪
「チョリパン」
チョリソをいただいた後、今度は、チョリソをサンドした「チョリパン」がサーブされました!
素朴なコッペパンに、チョリソ。上には、アボカド、マヨネーズ、マスタードが掛かっています。美味しくないわけがない組み合わせ♪
あっという間に完食!
焼く前のビーフステーキ肉
さて、本日のラストのお料理となります。
ビーフステーキです★
焼く前のビーフステーキ肉。スパイスが塗されていて、いかにも美味しそう♪
店頭のコンロでステーキを炭火焼き
もちろん、チョリソと同じく、こちらも店頭のコンロで炭火焼き♪
ビーフステーキとトマト
そして、焼き上がったビーフステーキがこちら。
炭火で焼いた焼き立てのビーフステーキ。言わずもがな美味しい★
フレッシュなトマトスライスと一緒にいただきます♪
スパイス効いていて美味しい
肉厚のビーフステーキ、ボリュームあって食べ応えあり! スパイスが効いていて美味でした〜♪
これでもうお腹いっぱいになりました★
『カーサ・ドゥ・エドゥアルド』の店内
『カーサ・ドゥ・エドゥアルド(Casa de Eduardo)』のネット予約はこちら(ホットペッパーグルメ)
新中野駅にあるチリ料理のお店『カーサ・ドゥ・エドゥアルド(Casa de Eduardo)』
ピスコサワー、エンパナーダやカスエラ、炭火焼きのチョリソやビーフステーキなど、シンプルな味付けだけど食べやすくて美味しい「チリ料理」をいただけるのは、都内ではこのお店だけ!
そして、何と言っても、店主のエドゥアルドさんの個性溢れるキャラが楽しい♪
お店に入ってから食べて出ていくまで、ずっとエドゥアルドさんのペースですが、美味しく楽しい時間を過ごすことができるお店です★
◉『カーサ・ドゥ・エドゥアルド(Casa de Eduardo)』の地図・アクセス
- 住所:東京都中野区中央4-1-8 富士シャトー 1F
- アクセス:東京メトロ丸の内線「新中野」駅徒歩1分
- 営業時間:18:30~24:00
- 定休日:無休
- 予約:『カーサ・ドゥ・エドゥアルド(Casa de Eduardo)』のネット予約はこちら(ホットペッパーグルメ)
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