東京・銀座。銀座中央通りの「イグジットメルサ」の7階に、北インド料理のお店『オールドデリー』はあります。
このお店、1998年にオープンした老舗のインド料理店。「ミシュランガイド東京」に2年連続で掲載されたこともある有名店です。
これまでは、銀座2丁目の「メルサ」に店舗がありましたが、ビル閉鎖に伴い、2022年9月11日、現在の場所「イグジットメルサ」に移転オープンしています。
2022年9月11日「イグジットメルサ」に移転オープン!
『オールドデリー』の外観
こちらが、『オールドデリー』の外観です。
「イグジットメルサ」の7階レストランフロアーの一角にあります。
「ミシュランガイド東京」2年連続掲載に相応しい格調高い佇まい。
9月11日オープンしたばかりなので、ピカピカです★
2年連続で「ミシュランガイド東京」に掲載(2016~2017)
店頭に掲げられていた「ミシュランガイド東京」2年連続掲載の紹介パネル。
メインシェフは、ニューデリーの5つ星ホテル「ル・メリディアン」出身のナレーシ・クマール氏。
本場のお料理をベースに、日本人の口に合う北インド料理を追及し、新たなアイデアの料理も生み出し続けているのだそう。
『オールドデリー』の店頭メニュー
インド料理『オールドデリー』
Spicy Indian dishes and fine liquors Please come enjoy!
訪問したのは土曜日のディナータイム。ネットで事前予約して行きました。
18時過ぎ、さっそく店内に入って行きます。
『オールドデリー』の店内
こちらが、『オールドデリー』の店内です。
明るく広々とした店内は、洗練された雰囲気。移転オープンしたばかりなので、とても綺麗です★
壁に描かれたインドの絵や所々にあるインドの置物、店内に流れるインド映画音楽などが、押し付けがましくなくインド感を演出しています。随所に置かれた観葉植物もいい感じ。
移転オープンしたての綺麗な店内
壁に描かれた象の絵
座席数は50席あり、席間もゆったり。
18時頃の来店時、先客はひと組。その後、2組ほど来店しました。いずれも日本の方で、銀座にお買い物、もしくはデートなどで訪れたような雰囲気の方々。
移転後間も無いので、まだ認知されていないのかもしれません。
さて、席に座り、メニューを見てさっそくお料理を選びましょうか〜♪
『オールドデリー』のメニュー
サラダ・スープ・スナック・タンドリーなどのメニュー
カレーとナン・ライスなどのメニュー
こちらが、『オールドデリー』のディナーメニューです。
メニューは、タンドリー料理が充実。チキンは定番のタンドリーチキンをはじめ、レッグ、ササミ、手羽、レバー。シークカバブやエビ、フィッシュ、マトン、ラムチョップ。野菜やキノコ、カッテージチーズなどなど。
カレーは、チキンバターマサラやパラクパニールなどの定番。マトンローガンジョシュやビンディマサラ。珍しいものでは、ジャイプリチキン、メティマトン、カニ爪バターマサラなどがありました。
セットメニュー
世界のビール
ドリンクメニュー
セットメニューもあり、ビールやオリジナルカクテルも種類豊富。
いろいろ迷った挙句、選んだお料理は↓です。
- ワインラッシー 700円
- カシスマンゴーラッシー 700円
- ルッコラ&マッシュルームサラダ 880円
- チキレバー 650円
- ゴルゴンゾーラ入りチーズナンwithハニー 890円
- シュリンプバターマサラ 1,460円
- ダールマカニ 1,320円
- メティチキン 1,560円
- ナン 390円
注文を済ませ、お料理が運ばれてくるのを待ちます。
タンドールで焼き上げた「チキンレバー」と、メティの独特の風味が効いた「メティチキン」が美味♪
「ワインラッシー」700円
「カシスマンゴーラッシー」700円
まずは、お飲み物から。
ラッシーを使ったカクテル「ワインラッシー」と「カシスマンゴーラッシー」です。
甘さ控えめでアルコールが入った大人のラッシー。お料理と一緒にいただくなら普通のラッシーよりもこっちの方がいいかも。
ドリンクをちびちび飲んでいると、程なくしてお料理が登場!
「ルッコラ&マッシュルームサラダ」880円
「ルッコラ&マッシュルームサラダ」です。
フレッシュなルッコラとマッシュルーム、トマトにオリーブオイルを掛けたサラダ。
シンプルなサラダですが、お皿の四隅に置かれたチャートマサラを付けていただくと、一気に味がインド風になって美味しさも倍増★
「チキレバー」650円
続いて運ばれてきたのが、「チキレバー」
タンドールで焼き上げたこのチキンレバーが抜群の美味しさでした★
スパイスの効いた香ばしい外身と、溶ろけるような柔らかい中身。レモンを絞り掛け、ミントソースを付けていただくと、もう最高です♪
「テバチキ」420円
お次は、「テバチキ」。タンドールで焼いた手羽先です。
注文はしていなかったのですが、お店の方がサービスで提供してくれました♪
こういうサービス、嬉しいです★
もちろん、スパイスの風味の沁み込んだ手羽のお味はGoodでした♪
「ゴルゴンゾーラ入りチーズナンwithハニー」890円
「ゴルゴンゾーラ入りチーズナンwithハニー」です。
『オールドデリー』の人気メニューのひとつ。ナンの中にゴルゴンゾーラチーズが入ったチーズナンです。
お店の方が、「はちみつを付けて食べると美味しい」とおっしゃったので、言われた通り蜂蜜を付けていただいてみると、美味しい!
ゴルゴンゾーラと言えばハチミツですよね。そのままで食べるよりもずっと美味しく感じました★
『オールドデリー』のカレーの数々
さていよいよカレーの登場です!
3種のカレーとナンが一気に運ばれてきました〜♪
「シュリンプバターマサラ」1,460円
こちらは、「シュリンプバターマサラ」
『オールドデリー』一番人気メニューの「チキンバターマサラ」のシュリンプバージョンです。
トマト風味のマイルドでクリーミーなカレー。バターが効いて濃厚。お味は結構甘めです。エビはぷりぷり!ナンと一緒にいただくと美味です♪
「ダールマカニ」1,320円
「ダールマカニ」。3種豆のコクのあるカレーです。
「ダールマカニ」とは、“バターのような豆”という意味だそうで、ムガル帝国の宮廷料理なのだそう。
ウラド豆をメインに3種の豆が使われ、バターや生クリームの濃厚さとトマトの風味が合わさったコクのあるお味。肉を使っていないベジ料理ですが、何だかミートソースみたいな味わい。こちらもナンと合います★
「メティチキン」1,560円
「メティチキン」です。
“メティ”とは、マメ科の植物で、種は「フェネグリーク」、葉は「メティリーフ」、葉を乾燥させたものは「カスリメティ」と呼ばれるのだそう。
メティの仄かな苦味と甘みが独特な風味を作り出していて、美味しい♪
3つのカレーの中ではこちらが一番好みでした。もちろん、ナンとの相性もバッチリ★
「ナン」390円
カレーと一緒にいただいたのが、ご存知「ナン」
もちろん、抜群に美味です★
ちなみに、この細長い形のナンは、日本独自のものなのだそうです。インドではそもそもナンがあまり食べられていないのですが(インドではチャパティが一般的)、あったとしてもほぼ丸い形。
なお、日本ではなぜナンはこの形をしているのかについては、謎だそうです。
「マサラチャイ」
食後は、「マサラチャイ」
シナモンやカルダモンが効いた定番のマサラチャイ。お砂糖を入れていただきます。
スパイシーなお食事の後の甘いチャイ、ホッとひと息つけます★
店頭に置かれていたスパイス
太鼓叩きの人形
ブッダや象の置物
厨房の様子
東京・銀座にある北インド料理のお店『オールドデリー』
1998年にオープンし、ミシュランガイドに2年連続で掲載されたというお料理のお味は、流石の洗練されたお味。
本場の北インド料理をベースとしながらも、日本人のお口に合うようにアレンジされたお料理は、イメージするインド料理のお味そのもの。期待を裏切らない美味しさです★
特に、タンドールで焼き上げた「チキンレバー」と、メティの独特の風味が効いた「メティチキン」は美味でした♪
◉『オールドデリー』の地図・アクセス
- 住所:〒104-0061 東京都中央区銀座5丁目7-10 EXITMELSA 銀座店 7F
- アクセス:銀座駅A2番出口より徒歩2分
- 営業時間:11:00~22:00 土曜日、日曜日 11:00~21:30
- 定休日:大晦日、元旦
- 予約:『オールドデリー』のネット予約はこちら(食べログ)
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