メキシコ中央高原北西部にある「グアナファト」の町。
そのメインストリート「フアレス通り」をラパス広場から西に進み、イダルゴ市場に向かう途中の左手に、チキンがぐるぐると回転して焼かれているのが目を引く大衆食堂があります。
創業40年以上を誇るという、グアナファトで人気の鶏肉料理のお店『ラ・カレータ(La Carreta)』です。
創業40年以上を誇るという、グアナファトで人気の鶏肉料理のお店
ぐるぐると回転しているチキン
薪がくべられた煉瓦造りの窯の中に、美味しそうな焼き色の付いたチキンがたくさん、ぐるぐると焼かれています。
辺りに漂う香ばしい匂い!これは惹かれますね★
さっそく、お店に入りましょう〜!
店頭の窯を後ろから見たところ
店頭の窯を後ろから見たところ。
手前はキャッシャーになっています。
『ラ・カレータ』の店内
『ラ・カレータ』の店内の様子です。
シンプルで素っ気ない食堂風の店内。壁には昔のお店やグアナファトの街の写真でしょうか。モノクロの写真がたくさん飾られていました。
お店はそこそこの広さで、4人掛けテーブルが10卓ほど。座席はほぼ埋まっていました。
お客さんはメキシコ人がほとんどで、地元ではかなり人気店であるみたいです。
また、このお店は、「地球の歩き方」にも掲載されているので、途中で日本人の観光客も入ってきました。
『ラ・カレータ』のメニュー
メインメニューのチキン
『ラ・カレータ』のメニューです。
メインメニューは、もちろんチキンの丸焼き!
「1/4 de Pollo(Chicken1/4)」「Medio Pollo(Chicken Midle)」「1Pollo entero(1 Whole Chicken)」と3つの大きさがあって、それぞれ、70ペソ(560円)、100ペソ(800円)、135ペソ(1,080円)
今回は、「Medio Pollo(Chicken Midle)」をチョイスすることにしました。
コカ・コーラ
まず、お飲物として注文した「コカ・コーラ」が出てきました!
お馴染みのビンに、ストローを差した、そのままの提供。
食堂って感じですね★
実は、メキシコの「コカ・コーラ」は、世界で一番美味しいコカ・コーラだと言われています。
なんでも、アメリカ本国のコカ・コーラは、甘味として、コーンシロップが使われているのですが、メキシコのコカ・コーラは、サトウキビから取った自然の砂糖が使われているのだとか。
普段、コーラをあまり飲んでいないので、味の違いはわからなかったですが、美味しいコーラではありました★
素材そのものが美味しい!シンプルでボリューム満点のチキン丸焼き
「Chicken Midle」(100ペソ: 800円)
注文したチキンが来ました〜!
メニューの名前はそのまま「チキン」
ご飯とキャベツのサラダも付いて、100ペソ(800円)
Midleをチョイスしましたが、それでもかなりのボリュームです★
ひとりで食べるなら、Midleでもかなり多いので、1/4でも十分だと思います。
スパイスなどは使っていないようで、シンプルなお味でしたが、お肉が柔らかくジューシーで、たまらない美味しさ!
ご飯やキャベツとのマッチングも良くて、お腹いっぱい食べたいランチにぴったりです。
また、トルティージャも、テーブルに無料で置かれるので、トルティージャの中にチキンやライス、キャベツなどを巻いて食べるのもなかなか美味しいです。
サルサソースとハラペーニョ
さらに、テーブルに置かれたサルサソースやハラペーニョを付けて食べると、味にパンチが出て、これまたGood!
満足のいくランチとなりました★
だけど、ちょっと残念だったことが…。
お料理をサーブしてくれるお姉さんが、コーラの瓶を倒してしまい、自分の服がコーラで汚れてしまったのです!!
けれども、お姉さん、別に謝ることもせず、そのことを指摘しても、反応ナシな感じ(汗)
でも、海外ではこういう対応はよくあることなので、しょうがないかもしれません。
『ラ・カレータ』では、他にもモーレ料理(チョコレートソースのかかった料理)やポソレなどがメニューにあるそう。
また、チキンはテイクアウトも出来るとのこと。
いただいたチキンは、メキシコ料理というよりは、チキンをそのまま焼いただけって感じですが、そんなの関係ありません。十分満足できました★
グアナファトでランチをいただくなら、『ラ・カレータ(La Carreta)』がイチオシです。
◉『ラ・カレータ』の地図・アクセス
- 住所:Av. Benito Juárez 96, Zona Centro, 36000 Guanajuato, Gto
- 電話:+52 7341726
- 営業時間:9時00分~21時00分
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