東京メトロ東西線神楽坂駅から徒歩3分。早稲田通りを西へ進んだ通り沿い左手に、エジプト・中東料理のお店『アラビックレストラン&カフェ アブイサーム』はあります。
お店のオープンは2020年4月。翌年5月に今の場所に移転した様子。
値段が安く、シンプルな味付けのアラブ料理を提供している『アラビックレストラン&カフェ アブイサーム』。もちろん、食材はすべて「ハラール」です。
お店のHPの紹介によると、店長/シェフは、エジプトのルクソールの近郊生まれのイブラヒームさん。日本人の奥様と息子がおり、店名の「アブイサーム」は、息子さんのお名前「勇(イサーム)」のお父さんという意味なのだそう。
お店は、スイーツ担当のパティシエのローラさんとお2人で切り盛りしているのだとか。
神楽坂にある気軽に入りやすい雰囲気のエジプト・中東料理店
『アラビックレストラン&カフェ アブイサーム』の外観
こちらが、『アラビックレストラン&カフェ アブイサーム』の外観。
白い壁のシンプルな外観。ガラス張りで店内の様子が見えるので、気軽に入りやすい雰囲気です。
『アラビックレストラン&カフェ アブイサーム』の店頭メニュー
『アラビックレストラン&カフェ アブイサーム』の店頭メニューです。
お料理は軽食が中心。ケバブやコフタ、ファラフェルのサンドイッチやラップ、ライスプレート。そして、エジプトの国民食「コシャリ」がメイン。
『アラビックレストラン&カフェ アブイサーム』の店内
『アラビックレストラン&カフェ アブイサーム』の店内です。
カフェ風の店内で、座席はカウンター席とテーブル席合わせて11席。
お客さんは日本人のおひとり様客が多かったですが、外国の方もちらほら。そして、テイクアウトのお客さんが多かったです。
カウンター上のメニュー黒板
ドネルケバブのドラムが回っています。
アラビア文字が描かれたタペストリー
店内の内装はシンプルですが、随所にエジプトの民芸品などの飾りがありました。
席に座ったところで、さっそくメニューを見てお料理の注文です!
『アラビックレストラン&カフェ アブイサーム』のメニュー
コシャリメニュー
ファラフェルサンド、ファラフェルラップ
チキンメニュー
ラムメニュー
ファラフェルメニュー
ファラフェルプレート
コフタメニュー
ディナーコース
サイドディッシュ
ドリンクメニュー
こちらが、『アラビックレストラン&カフェ アブイサーム』のメニュー(の一部)です。
お料理の主力は、チキンケバブ、マトン、ファラフェル、コフタのサンドイッチ or ラップ or ライスプレート。そして、コシャリ。サイドディッシュでフムスもあります。
ディナーは3日前までの要予約で、リクエストに応じて好みのアラブ料理を注文できるとのこと。ドリンクにはチャイやアラビックコーヒーなどがあり、バクラヴァやバスブーサなどのデザートもいただけます。
ケバブサンドにもかなり惹かれるものはありましたが、エジプト料理ということで、やっぱりここは「コシャリ」をチョイス。
それでもって、注文したのは↓です。
- コシャリ 600円
- ファラフェル2p 250円
- レモンミントジュース 350円
「コシャリ」は、チキン乗せ(+750円)、ラム肉乗せ(+2、025円)、シーフード乗せ(+1、350円)ができますが、今回はシンプルにコシャリのみにしました。
その代わり、「ファラフェル2p」を注文。
注文を済ませ、お料理が運ばれてくるのを待ちます♪
美味なエジプトの国民食「コシャリ」と、そら豆コロッケ「ファラフェル」
「レモンミントジュース」350円
まずは、お飲み物から。
「レモンミントジュース」です。
鮮やかな黄緑色が素敵なジュース。レモンの酸味とミントの風味が爽やかで美味しい♪
ちびちび飲みながら待っていると、次に運ばれてきたのが、
お料理はスープ付き
レンズ豆のスープです。
こちらは、お料理を注文したら必ず付けてくれるお通し的な存在のよう。
アラブのスープって本当に美味しいので、これは嬉しい♪
優しい豆の風味と仄かなスパイス感がたまりません!
「コシャリ」600円
そして、メイン登場!
「コシャリ」です。
「コシャリ」は、エジプトの国民食と言われる食べ物。カイロの街角にはコシャリを提供するスタンドが至る所にあります。
お米と、マカロニやスパゲッティなどのパスタ。ヒヨコ豆やレンズ豆などの豆をミックスし、フライドオニオンとトマトソースをかけたシンプルなお料理で、「カル」と呼ばれる酢と、「シャッタ」と呼ばれる辛味ソースをかけて食べるのがスタンダードな食べ方。お店によって様々なバリエーションが存在し、現地では同じ味はないと言われているのだそう。
ライス、マカロニ、フライドオニオン、ひよこ豆、レンズ豆、特製トマトソース
『アラビックレストラン&カフェ アブイサーム』の「コシャリ」、美味でした♪
注文の際に、店主のイブラヒームさんに「辛いの好きですか?」と聞かれたので、好きだと答えたせいか、特製トマトソースの辛さでしょうか? そのお味はかなり辛め!
でも、その特製トマトソースの酸味&辛さが、ライスとマカロニのシンプルな味、クリスピーなフライドオニオン、旨味のある豆類とベストマッチ!
旨いです! コシャリ。
「ファラフェル2p」250円
こちらは、サイドディッシュの「ファラフェル2p」
「ファラフェル」は、中東一帯で食べられている食べ物で、すり潰したひよこ豆やそら豆に、パセリやコリアンダーなどを混ぜ、丸めて揚げたコロッケに近いお料理です。
そら豆のみで作るものは「ターメイヤ」と呼ばれることが多いそうです。
エジプトではそら豆を使うことが多く、当店のファラフェルも、メニュー名は「ファラフェル」でしたが、そら豆を使った「ターメイヤ」である様子。
焦茶色の外側はサクサクで香ばしく、鮮やかなグリーン色の中身はそら豆の旨味たっぷり♪
『アラビックレストラン&カフェ アブイサーム』の「ファラフェル」、絶品でした★
あと10個くらい食べたい!
「コシャリ」と「ファラフェル2p」
お料理をいただいていると、店主のイブラヒームさんが話し掛けてきてくれました。
エジプトに行ったことがあると伝えると喜んでくれ、「アラビア語は話せますか?」と聞かれたので、話せないと答えると、「ありがとうは?」と唐突な質問。
即座に「シュクラン!」と答えたところ、「話せるじゃないですか!!」と笑顔で(笑)
テイクアウト用の「バクラヴァ」「バスブーザ」
食後、カウンター横にテイクアウト用のアラブスイーツが置かれていたので、「バクラヴァ」(300円)を2つ購入しました★
テイクアウトした「バクラヴァ」
こちらが、テイクアウトした「バクラヴァ」
時間が経っているせいか、ちょっと硬めでサクサク感はあまりありませんでしたが、パイ生地にシロップがガッツリ沁み込んでいて美味でした★
『アラビックレストラン&カフェ アブイサーム』
神楽坂にあるエジプト・中東料理のお店『アラビックレストラン&カフェ アブイサーム』
エジプトのルクソール出身のシェフが作るエジプト料理は、シンプルで食べやすい本場のお味。リーズナブルなお値段も、気軽に入りやすい雰囲気もGood!
エジプトの国民食「コシャリ」も、そら豆コロッケ「ファラフェル」も、アラブスイーツの「バクラヴァ」も美味しかったです★
リクエスト予約注文できるディナーコースメニューにも、興味津々です。
◉『アラビックレストラン&カフェ アブイサーム』の地図・アクセス
- 住所:東京都新宿区矢来町111-1 Y’s Kagurazaka 1F
- アクセス:神楽坂駅から191m
- 営業時間:11:00~15:00 16:00~22:00
- 定休日:火曜日
- 予約:『アラビックレストラン&カフェ アブイサーム』のネット予約はこちら(ホットペッパーグルメ)
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