世界に冠たる日本の即席麺、日清の「カップヌードル」
世界80ヵ国以上で販売され、2016年時点での世界累計販売個数は400億食以上にも上るという超ヒット商品です。
今回紹介するのは、インドで販売されているカップヌードル。「ローガンジョシュ(RICH MUTTON CURRY)」です。
インドでは意外にもたくさんの種類のカップヌードルが発売されています。
西葛西のインド食材屋さんで「マゼダールマサラ(Mazedaar Masala)」と「ベジマンチョウ(Veggi Manchow)」。現地インドで「マストマサラ(Mast Masala)」と「スパイシーチキン(Spicy Chicken)」を購入し、いただいたことがあります。
今回、現地インドで新しいフレーバー、「ローガンジョシュ(Rogan Josh)」を見つけたので購入し、頂いてみることに。
インドのカップヌードル「ローガンジョシュ(RICH MUTTON CURRY)」
インドのカップヌードル「ローガンジョシュ」
こちらが、「ローガンジョシュ」のパッケージです。
現在インドで販売されているカップヌードルは、店頭販売用が「マゼダールマサラ」「スパイスドチキン」「イタリアーノ」「ベジマンチョウ」「タンギートマト」「パニール」「シーフード」「ローガンジョシュ」「チリ」の9種類。
カップヌードルミニが、「マゼダールマサラ」「スパイスドチキン」「イタリアーノ」「ベジマンチョウ」の4種類。
業務用パックが、「ハービートマト」「パニールマカニ」「ゼスティチキンキーマ」「マストマサラ」「ホットマンチョウ」「スパイシーチキン」の6種類。
この中で、最も心惹かれるのが「ローガンジョシュ」です♪
「ローガンジョシュ」
パッケージを横から見たところ。
前回いただいた「マストマサラ」と「スパイシーチキン」にパッケージのテイストが似ています。
Rogan Joshの「J」の文字が、どことなくイスラムの唐草模様のような雰囲気でお洒落な感じ。
さて、ここで「ローガンジョシュ(Rogan Josh)」とは、どんなお料理なのか、ちょこっとご説明。
「ローガンジョシュ(Rogan Josh)」とは?
「ローガンジョシュ(Rogan Josh)」は、インド北西部の高地「カシミール地方」で食べられている、羊肉やヤギ肉を用いたスパイシーなカレー料理。カシミールのコース料理「ワズワン」のメイン料理のひとつです。
ニンニクや生姜、クローブ、ローリエ、カルダモン、シナモンなどを加えたグレイビーで肉を蒸し煮にし、パン生地で蓋をして、ゆっくりと熱して作るのが伝統的な調理法。
カレーの色は、深みのある赤色をしており、これは、アルカネットの花か根を乾燥させたものや、マイルドな風味のカシミールチリによるものだそう。
カップヌードル「ローガンジョシュ」の成分
「ローガンジョシュ」の成分
こちらは、「ローガンジョシュ」の成分。
具材は、マトン、豆、玉ねぎ。スパイスは、レッドチリ、コリアンダーリーフ、ミックススパイス(レッドチリ、ジンジャー、ブラックカルダモン、グリーンカルダモン、フェンネル、ブラックペッパー、メース、クミン、コリアンダー、シナモン、クローブ、ナツメグ、フェネグリーク)などが入っています。
結構色んなスパイスが入っています!
カップヌードル「ローガンジョシュ」を実食
「ローガンジョシュ」の中身
蓋を開けたところはこんな感じ。
インドのカップヌードルには、折りたたみ式のプラスチックフォークがよく入っているのですが、「ローガンジョシュ」には無し。
パッと見、具材も全然見当たりません。。
以前いただいたインドのカップヌードルには、もっと具材があったような気がしたのですが。。。
お湯を入れたところ
兎にも角にも、お湯を沸かしてカップの中に注ぎます。
日本のカップヌードルに比べるとお湯を注ぐラインがかなり低いのがインドのカップヌードルの特徴。
インドにはスープに浸かった麺よりも焼きそばみたいな汁なし麺(中国から入ってきたそう)が主流なので、カップヌードルもこのような汁少なめのスタイルになっているのだと思われます。
さて、蓋を閉めて3分。
「ローガンジョシュ」出来上がり!
3分経ちました。出来上がりです!
見た目は、麺だけって感じで、かなり寂しい様子ですが、スープをひと口啜ったところ、ほんのりとマトンの風味が!!
そして、食べ進めていくと、底の方に、ささやかながらマトン肉の小さな塊と玉ねぎ、カシミールチリらしき赤いものが、少し出てきました。。
辛さはほとんど無し、味付けも本物とは比べようもないですが、悪くないです。カップヌードルの「ローガンジョシュ」って感じがします!
しかしながら、具材があまりにも少ないのが、ちょっと残念な感じ。
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