タイ・チェンマイの旅。
チェンマイに到着して初日の午前は、旧市街の寺院を中心に見て回りました。
午後は、旧市街にある人気店でランチをいただき、カフェでスイーツを食べたあと、チェンマイ最大の市場「ワロロット市場」へ。
「トークセン」というマッサージも体験し、夜は「ナイトバザール」を練り歩きます。
❶『エスピー・チキン』
『エスピー・チキン』外観
チェンマイでもっとも格式が高い寺院「ワット・プラシン」と、「オアシス・スパ」の間の道を入ったところに、美味しいガイヤーンがいただける食堂『エスピー・チキン』があります。
タイ東北部のお料理がメインの大衆食堂です。
『エスピー・チキン』の店内
看板メニューの「ガイヤーン」は、ナンプラーとにんにくの風味が効いた甘辛いタレに漬け込んだ鶏のもも肉を、炭火でじっくりじっくり焼き上げた鶏肉料理です。
つまりは ”焼き鳥” ですかね。
「ガイヤーン」170バーツ
「トムヤムクン」100バーツ
「ソムタム」40バーツ
パリっとした皮にジューシーな鶏肉。「ガイヤーン」美味しいです♪
辛いタレもとても合うし、もち米とガイヤーンの組み合わせが最高!
辛酸っぱくて、でも辛いだけでなくダシが効いていて、具もたくさん入っている「トムヤムクン」や、辛い! でも美味しい!辛くてヒーヒーなるんだけど、でも食べたい。という感じの青パパイヤの千切りサラダ「ソムタム」もとにかく美味しい♪
どのお料理も美味しくお値段も手頃。大衆食堂的な雰囲気もなかなかGood!
『エスピー・チキン』、チェンマイおすすめのタイ料理店のひとつです★
『エスピー・チキン』の記事はこちら↓
❷マンゴーマニア
「マンゴーマニア」
辛いお食事の後は、甘いスイーツを。
ということで、旧市街のメインストリート「ラチャダムヌーン通り」沿いにある「マンゴーマニア」でお口直し。
「マンゴーマニア」のカウンター
「マンゴーマニアロゴ」
「マンゴーマニア」の店内
「マンゴーマニア」は、フレッシュマンゴーを使ったドリンクやスイーツを提供しているお店で、バンコクのエカマイなどにも店舗があるチェーンです。
チェンマイの店舗はメインストリート沿いにあり、オープンエアになっているのでふらりと立ち寄りやすい雰囲気。
バラエティー豊富なマンゴードリンク
こちらが、「マンゴーマニア」のドリンクメニュー。
マンゴーシェイクは、フレッシュマンゴーをベースに、ココナッツ入り、ヨーグルト入り、プリン入りなど全13種類。
どれにするか迷ってしまいます。
「マンゴーヨーグルト」と「マンゴープリン」
注文したのは、「マンゴーヨーグルト」と「マンゴープリン」(どちらも89バーツ)
200gのマンゴー果肉がたっぷりと入っていて、とってもジューシー!
ナムドークマイ品種のみを使用しているというマンゴーは、冷凍せず、注文してからカットしているとのことで、本当にフレッシュです★
お味は、「マンゴーヨーグルト」の方が美味しかったです。
マンゴーそのものが美味しいので、あまり派手なトッピングや変わり種を選ばない方が正解かも。
スターバックス、チェンマイ店
「マンゴーマニア」を出て「ラチャダムヌーン通り」を東へ進み、ターペー門へ。
ターペー門を出たところに「スターバックス チェンマイ店」があります。
限定タンブラーを物色するため、店内へ。
スタバタンブラー、ロイクラトン限定バージョン(440バーツ)
スタバタンブラー、ロイクラトン限定バージョン
お店の入り口にタンブラーやマグカップが並ぶコーナーがあって、タイ限定バージョンもいくつか陳列されていました。
マグカップも魅力的なデザインのものがあったのですが、重いのでパス。
タンブラーのロイクラトン限定バージョン(440バーツ)をひとつ購入!
「ロイクラトン(Loy Krathong:วันลอยกระทง)」とは、毎年11月頃(陰暦12月の満月の日)を中心にタイ全土で開催される祭りのこと。
農業の収穫に感謝し、水の女神コンカーに祈りをささげる意味合いがあり、紙やバナナの葉で作った灯篭を川に流したり、コムローイと呼ばれる熱気球を空に飛ばすことで知られています。
チェンマイの「ロイクラトン」は特に有名で、ロイクラトンの時期になると大勢の観光客がチェンマイを訪れます。
ソンクラーンと並んでタイを代表する祭りのひとつです。
タンブラーは、川に流された色とりどりの灯篭と、空に打ち上がった花火、その様子を見つめる人々などが描かれていて、なかなかのデザイン★
チェンマイの街並み
スターバックスでタンブラーを買ったあと、ターペー門からさらに東へ。
チェンマイ最大の市場「ワロロット市場」へと向かいます。
❸ワロロット市場
ワロロット市場
「ワロロット市場」は、100年以上続いているチェンマイ最大の市場です。
場所は旧市街とピン川に挟まれたエリアにあり、食品、衣料品、生活雑貨など、たくさんの物が溢れていて、地元民や観光客で賑わっています。
「ワロロット市場」の周囲には、花や生鮮食料品を扱う「トンラムヤイ市場」、ピン川に面した「ナラワット市場」などがあり、これらの市場を総称して「カート・ルアン」と言うそうです。
ワロロット市場は、吹き抜けで3階までお店があります。
カゴが並ぶお店
ドライフルーツなどのお店
チェンマイのソーセージ ”サイウア(豚肉とハーブソーセージ)”のお店
クワンメン通りのキッチン用品屋
ワロロット市場周辺の通り「クワンメン通り」には、生地や日用雑貨、キッチン用品の店が並んでいます。
カラフルなホーローの食器や鍋
「ワロロット市場」は、たくさんのお店がごちゃごちゃと並び、タイの市場の雰囲気を味わうことができます。
市場内では買い物はしませんでしたが、ワロロット市場周辺の通り「クワンメン通り」で、ホーローのカップや鍋などをいくつか購入しました。
ワロロット市場の記事はこちら↓
❹トークセン(ワット・マハワン)
「ワット・マハワン」
「ワロロット市場」を見て回ったあと、少し時間に余裕ができ、歩き疲れたということもあったので、マッサージを受けることにしました。
チェンマイにはマッサージ店が無数にありますが、今回はタイ北部の木槌を使った伝統的なマッサージ「トークセン」を受けてみようと思い、ネットの情報で評判の良かった「ワット・マハワン」に行ってみました。
「ワット・マハワン」の看板
「ワット・マハワン」は、ターペー門からターペー通りを東に歩いてすぐの右手にあります。
チェンマイにたくさんある普通のお寺のひとつですが、お寺の境内にマッサージ屋さんが入っています。
「ワット・マハワン」の入口
マッサージの案内
入り口にあるマッサージの案内看板です。
お店の名前は「アロカヤ・マッサージ」と言うようです。
トークセン以外にも、タイマッサージやフットマッサージなど、スタンダードなマッサージも受けられる模様。
さて、境内の中に入っていきましょう〜!
「ワット・マハワン」の本堂
境内には、本堂や仏塔を始め、いくつかの建物がありました。
お寺は、チェンマイによくあるスタイルの寺院。参拝客も観光客もあまり来ないようで、境内は静かでのんびりとした雰囲気です。
マッサージの受付
こちらが、境内の中にあるマッサージの受付場所(営業時間は9:00〜20:00)。
受付場所には、おばちゃんと数人のスタッフらしき人がごろごろしておりました。
トークセンは、1時間200バーツだったので、おばちゃんにお金をお支払いします。
マッサージの施術室がある建物
お金を払うと、マッサージの施術を受ける建物に案内されます。
施術室は、受付の隣にあるこの建物の2階です。
マッサージの施術室
こちらが、マッサージの施術室です。
かなり広い部屋にマットレスがずらり!
夕方に訪問したせいか、お客さんは誰もいませんでした。
しばらくすると、男性のマッサージ師が現れました。20代半ばくらいの青年です。
マッサージ師は、寺院で働いているわけではなく、寺院と契約していて呼ばれてくる模様。
さて、さっそく「トークセン」の開始です!
ところで、「トークセン」ってどんなマッサージなのか。
ちょこっとご説明します。
「トークセン」とは、木槌と杭で身体を叩くタイ北部に伝わる伝統療法的な施術のこと。
トーク(ตอก)はタイ語で“叩く”、セン(เส้น)は“経絡(ツボ)”を意味するそうで、手の代わりに木槌や杭で肩や腰、足などをトントン叩くマッサージです。
実際の施術はこんな感じ↓
なお、本当かどうかわからないですが、トークセンで使われる木槌は、普通の木ではなく必ず雷の落ちた木から作られるのだそう。
天からのエネルギーが施術効果を高めるとされているのだとか。
「トークセン」は、師匠から弟子へ、親から子へと受け継がれてきた伝統施術で、いつ頃生まれたのかは明らかではありませんが、相当な歴史を持っている様子。
「トークセン」は、木槌や杭で叩いた振動で体の深層に広範囲に働きかけ、筋肉の緊張をほぐし、腱を緩ませることで、筋肉疲労や神経痛、関節痛などに効果があると言われています。
実際に体験した「トークセン」、かなり気持ち良かったです。
木槌と杭で叩く振動が体の奥まで響く感じで、手を使ったマッサージに比べあまり強い痛みを感じないのもポイント。
トントンと叩くリズミカルな振動が心地良いです。
施術が終わったあと、とても体が軽くなり、スッキリとした気分になりました。
「トークセン」、かなりおすすめです!
この「ワット・マハワン」にある「アロカヤ・マッサージ」、マッサージ師は若めの方が多い印象でしたが、いずれのマッサージ師もそれなりの高い技術を持っている様子。
お値段も手頃だし、場所も便利なところにあるので、気軽にマッサージできます。
お時間が空いた時に行ってみることをオススメします。
夜の「ワット・マハワン」
「トークセン」を終えて建物の外に出ると、すでに辺りは真っ暗。夜になっていました。
さて、ナイトバザールが始まる時間です。
体が軽くなったところで、さっそく、ナイトバザールの開かれる「チャン・クラン通り」へと向かいましょう〜♪
❺チェンマイ・ナイトバザール
ロイクロ通り
ターペー門をお堀沿いに南に少し歩くと、左手に「ロイクロ通り」が現れます。
ロイクロ通りを東へと進むと、ナイトバザールの開かれる「チャン・クラン通り」です。
ロイクロ通りは、ビアバーやレストラン、マッサージ屋などが並ぶ繁華な通りで、露出度の高いホステス風の女性の姿も多い、ちょっと怪しげな感じもある通り。
ムエタイリングのあるバー
そんなロイクロ通りのネオン街を歩いていくと、ムエタイの試合のチケットを販売しているというお兄さんが声を掛けてきました。
事前情報で、ロイクロ通りにムエタイを観戦できる場所があると聞いていたので、話を聞いてみることに。
上の写真の奥の方に見えるのが、ムエタイのリングです。
お兄さんの話によると、明日の夜20時からムエタイの試合が行われるとのこと。
せっかくなので見ようということになり、お兄さんからチケットを購入(400バーツ)♪
翌日の夜20時にここに再訪問ということに。
「チェンマイ・ナイトバザール」
ロイクロ通りを東へさらに進んでいくと、「チャン・クラン通り」にぶつかりました。
通りには屋台がたくさん並んでいるのが見えます。
ここが、「チェンマイ・ナイトバザール」のようです。
「チェンマイ・ナイトバザール」は、チャン・クラン通りにある3階建てのナイトバザールビルを中心に広がる露店街のこと。
昼間は普通のストリートですが、夜になると、民芸品やタイシルク、少数民族のポーチや海賊版のTシャツなどを売る露店が周辺の歩道を埋めつくします。
「チェンマイ・ナイトバザール」の様子
ナイトバザールで売られていた少数民族のバッグ
カラフルな少数民族のポーチ
お店はたくさんあるのですが、少数民族のバッグなど雑貨のお値段はちょっと高めの設定の様子。
他に特に目を引く商品は見つけることができませんでしたが、アジアの露店街の熱い雰囲気を十二分に味わうことができます。
それにしても、夜のチャン・クラン通り、地元のタイ人やら、欧米人や中国人を中心とした観光客で大混雑。
人、人、人です!
「アヌサーン市場」
こちらは、「アヌサーン市場」
チャン・クラン通りを南へ少し進み、左折したところにある広々とした露天市場です。
ここも、チャン・クラン通りの露店と似たような品揃えで、雑貨や民芸品、海賊版のTシャツなどがたくさん売られていました。
上の写真は、アヌサーン市場に来ていたおかまちゃんたち。
5,6人の美形のおかまちゃんたちが営業に来ていて、観光客と写真を撮っておりました。
「アヌサーン市場」内のレストランでのライブ演奏
「アヌサーン市場」内には、露天のレストランも併設されていて、レストランのステージでは、ギターとボーカルによる弾き語りライブ演奏も行われていました。
「Ploen Ruedee Night Market」
チャン・クラン通りに戻り、露店が並ぶ通りを北へ。
ナイトバザールビルを過ぎて左手に、広々とした空間が広がっているのが見えます。
ここは、最近できた新しいナイトマーケット「Ploen Ruedee Night Market」です。
「Ploen Ruedee Night Market」の露店
バザールの雰囲気も、入っているお店も少しオシャレ目な感じ
広々とした中庭的スペースにたくさんの屋台が並ぶ「Ploen Ruedee Night Market」
バザールの真ん中には、ライブスペースが設けられていて、お食事やお酒をいただきながらライブ演奏を楽しむことができます。
並んでいる30店鋪ほどの屋台もステーキハウスやスペインバル、お寿司やハンバーガー、バーベキュー、フローズンカクテルなど、インターナショナルなお店が多く、オシャレ目な感じ。
もちろん、タイ料理の屋台もいくつかあります。
客層は、外国人とタイの若者が多かったです。
バーベキューの屋台
パッタイやパッキーマオなどの麺類系の屋台
今回はここでディナーをいただくことにして、お店を物色。
ちょっと迷いましたが、美味しそうに見えたバーベキューと、タイ料理を2品(パッタイとグリーンカレーフライドライス)、フライドポテトをチョイス!
それぞれの屋台で若干並びましたが、バザールの中央に設置されている座席も無事ゲット!
チャンビール(149バーツ)
まずは、ビールを飲みたいよねってことで、チャンビールを購入!
ビールは大瓶で149バーツ。ちょっと高めの値段設定です。
屋台飯勢揃い(パッタイ、バーベキュー、グリーンカレーフライドライス、フライドポテト)
パッタイ(80バーツ)
フライドポテト(70バーツ)
こちらが、屋台で買ったお料理たち。
バーベキュー2本(牛肉と鶏肉:220バーツ)、パッタイ(80バーツ)、グリーンカレーフライドライス(80バーツ)、フライドポテト(70バーツ)です。
フライドポテトは普通でしたが、バーベキューのお肉は若干硬めで、タイ料理2品は少し甘すぎる感があるお味だったのが、イマイチな感じ。
ライブもまだ夜早い時間だったせいかやっておらず、テクノっぽい音楽がBGMとして流れているだけでしたが、無国籍風のオープンエアの屋台の雰囲気はなかなかGoodでした♪
「Ploen Ruedee Night Market」
日本から到着した足で丸一日歩き回ったということもあり、ビールを飲んで酔いと疲れが一気に回ってきました(汗)
夜はまだ始まったばかりでしたが、早めにホテルに戻って休むことに。
チェンマイ1日目午後MAP
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