ヘルシンキからエストニアのタリンまで、フェリーに乗って約2時間半で行くことができます。
フェリーはとても大きく、かなり快適に過ごすことができ、あっという間にバルト三国のエストニアへ。
タリンに到着すると、そこはまるでおとぎの国の世界♪ 街歩きだけでも十分楽しめちゃいます。
フェリーでエストニア・タリンへ
ヘルシンキの中心地から9番トラムに乗って、フェリー乗り場(ウエストターミナル)まで行きます。所要時間は10分くらい。あっという間です。
降りた駅は、こんなところ。なんだか殺風景でちょっと不安になります。
でも、すぐ目の前にターミナルがありました。
建物の中に入って、階段を2階に上がると船会社別にチェックインカウンターが並んでいます。
今回予約したのは、「Eckerö Line」という船会社。
「ダイレクトフェリーズ」という日本語のサイト(◆)から事前に予約をしていきました。
4/30(日)ヘルシンキ-タリン 15:30-17:45(所要時間:2時間15分)
料金は、一人19.73ユーロ。
予約確認書を提出してチェックインをします。
チェックインは出発の45分前までに、と書いてあったので、1時間前くらいには到着したと思います。
2階にあった「kioski」。売店&ちょっとしたカフェのようでした。
オレンジのイラストがかわいい。
待ち合いロビーは、だだっ広くてちょっと殺風景な感じ。
壁際に並んでいた真っ赤な椅子が、北欧デザインっぽくて素敵でした。
搭乗時間まで、しばしゆっくりします。
搭乗ゲートは、Cゲート。ゲートから船までは500mほど歩きます。
そして、いよいよ乗船です!
この写真は、途中、船のデッキから撮った他の船会社のフェリーですが、大きさはこんな感じで豪華客船って感じ!
フィンランド湾を渡ってエストニアへ向かいます。
船はとても大きいので、船内のどこに行ったらいいのか分からなかったのですが、階段を上がる人たちについて行ってみました。
すると、船の船首部分にたどり着きました。
船の中とは思えない広い空間で、中央にはステージがあります。
なんと、乗船直後にもうダンスをしている人が!
客席もたくさんあって、自由に座れるのですが、私たちはこの上の部分のソファ席をゲットすることができました。スーツケースも置けるし、2時間の船旅、ゆっくりできそう♪
すぐ近くにバーカウンターがあって、途中からオープンしたので、ドリンクを購入。
ビールとオレンジジュースで、7.5ユーロ。
この船、大きいので揺れないかなと思っていたのですが、思ったより揺れる!
船内には、免税店やゲームコーナーなどもあるようなので、船内探検したかったのですが、歩くと揺れを結構感じるので、ほとんどソファでじっとしてました(笑)
出港です! さよなら、ヘルシンキ!! 短い滞在でした~
デッキに出て、写真を撮りました。
カモメがたくさん飛んでいて、北欧って感じ。
この時期(4月下旬~5月上旬)、風も強くまだまだ寒いので、デッキでゆっくりという訳にはいきませんでしたが、夏のいい時期だったら、ここで風に当たりながらのんびりっていうのもいいですね。
正面からフェリーがやってきました。
タリンからヘルシンキに向かうフェリーですね。迫力あります。
船の中からも、大きな窓から海を見ることができます。
約20ユーロで、国を越えてこんな船旅ができるとは、ビックリです。
まったりした時間を過ごし、2時間15分でエストニアのタリンに到着しました。
やっぱり大きい!!
船首部分。この窓から海を見てたんだぁ、と。
バスが船首から出て来ます。ツアーバスでしょうか。
「TALLINN」の文字。エストニアに入国です。
といっても、パスポートチェックなどはありません。
そして、いよいよエストニアに上陸!
タリン旧市街
タリンのフェリーターミナルは、Aターミナルに到着。
ターミナルから旧市街の入口までは、徒歩約10分です。旧市街入口からホテルまで、さらに500m以上はあるので、おそらく15分以上はかかりそう。
ターミナル前にはタクシーが止まっていて、タクシーを利用する人も多かったのですが、小さめのスーツケースで、それほど重たくなかったので、ここは歩いて行くことにしました。
フェリーターミナル出たところから、旧市街方面を見たところ。
教会の尖塔が見えます。
歩いて向かう人たちもチラホラいました。
10分くらい歩いた道路の向こうに、旧市街の入口にある「ふとっちょマルガレータ」が見えて来ました!
ワクワクします♪
近づいてきます。
ドーン!
まさに”ふとっちょ”。
旧市街の出入り口にある「ふとっちょマルガレータ」は、1529年に建てられた砲塔で、直径24m、壁の厚さは4.7mもあるそう。現在は、海洋博物館になっています。
ふとっちょマルガレータを回りこむと、いよいよ旧市街への入口です。
入口に入ってすぐ右手には、「三人姉妹」。
「三人姉妹」は、15世紀に建てられた住宅の集合体で、建物正面の壁画が女性的な雰囲気をもつことから、”三人姉妹”と呼ばれているそう。
現在は、ホテルとして使用されています。
パステルカラーの建物が並び、石畳の道が続く旧市街は、とても雰囲気があってカワイイ街です☆
石畳の道をスーツケースをガラガラ引きながら、10分弱くらい歩いて、タリンで宿泊するホテル『インペリアルホテル』に到着です。
インペリアルホテルは、旧市街の西側の城壁の近くにある、こじんまりとしたホテル。
パステルカラーでかわいらしい外観です。
チェックインをして荷物を置いたら、早速旧市街の街へ繰り出します!
タリンの街を歩いていてよく目につくのが、かわいいお店の看板です。
こういった看板を探すのも楽しいです。
タリンの街の中心「ラエコヤ広場」。
レストランがたくさん並んでいて、そのお店の前にはテラス席が出ています。
とてもかわいい、おとぎの国のような景色です。
青空と建物の色が、とてもキレイ。
ラエコヤ広場の真ん中にある大きな建物は、旧市庁舎です。
ゴシック様式の市庁舎としては、北ヨーロッパに唯一残る建物だそうです。14世紀半ばに最初の建物が建てられ、1404年の増築後に現在の姿になりました。
旧市庁舎内は見学できるようになっているのですが、この日は残念ながら休館日なのか、中に入ることはできませんでした。。
まだ明るいけど、夕食の時間です。
この旧市庁舎の1階に、中世の雰囲気が味わえるパブ『スリー・ドラーコン』があるので、行ってみました。
店内は薄暗くて、怪しい?雰囲気。。
購入したのは、エルク(ヘラジカ)スープと、牛肉とほうれん草のパイ。
中世の雰囲気漂う薄暗い店内でいただきます。
スープもパイも美味しく、エンターテインメント要素もあるので、行ってみる価値はあります。
お店の詳細はこちらで↓
スリー・ドラーコンでは軽食だったので、この後改めて夕食へ。
ラエコヤ広場からDunkri通りを少し入ったところにあるビアレストラン『ビアハウス』。
ビールの醸造所もある、ビールの美味しいビアレストランです。
美味しいビールと美味しいお料理に舌鼓♪
店内はかなり広いですが、ほぼ満席で賑わっている人気のビアレストランです。
お店の詳細はコチラで↓
夕食後、再びラエコヤ広場へ。
多分22:00近い時間だったと思いますが、まだ空がうっすらと明るいです。
夜になるとまだかなり冷え込み、冬のコートが必要です。
夜の旧市庁舎。
人がたくさん集まって賑わっています。
夜のラエコヤ広場の雰囲気を味わって、ホテルへ戻ります。
バルト三国は治安がいいと聞いていましたが、その通り、夜の旧市街は人通りも結構あり、危ない雰囲気はまったく感じませんでした。
この日は、朝早くから活動をしていたので、ホテルへ戻って翌日に備えましょう~。
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