日本在住インド人が集まる街、西葛西。
東京メトロ東西線西葛西駅北口から徒歩2分、駅前ロータリーから大通りを北へ進み、最初の交差点の角の地下1階に『アムダスラビー』があります。
2014年4月10日にオープンしたこの『アムダスラビー』、インド料理店がひしめく西葛西の中でも、美味しい南インド料理が食べられるとあって、最近人気が高まっているお店です。
スパイス屋が作った南インド料理店
スパイス屋が作った南インド料理店『アムダスラビー』
『アムダスラビー』の看板
ランチメニュー「マムダスラビー」って間違えてます
『アムダスラビー』の入り口
お店は地下1階にあります。
インド人によるインド料理店らしい看板とメニュー案内と入り口の雰囲気。
お店の看板によると、「スパイス屋が作った南インド料理店」だそうです。
メニュー案内の文字が「マムダスラビー」って、間違えてました。
『アムダスラビー』の店内
これまた、インド料理屋さんらしい雰囲気の店内。
インドにもありそうな雰囲気です。
お洒落な日本人オーナーのインド料理店もいいけれど、こういうインド・ローカルな風情も、なんだか落ち着いていて好きです。
座席はテーブルが16卓の32席。
お客さんは訪問した時は自分ひとりでしたが、しばらくして女性のお客さんが1組、カップルが1組来ました。どちらも日本人でした。
店内に飾られていた刺繍布
南インド料理屋さんに必ずある「これ」
孔雀の壁飾り
お店の壁には、図柄と色合いがなかなか魅力的なインドの刺繍布や、凝った造形の孔雀の壁飾り。
それと、ヒンドゥー教の神さまのオブジェでしょうか。南インド料理店には必ず飾られている、カラフルな色で縁取られている黄金色の飾り物がありました。
『アムダスラビー』のご紹介
蟹づくしスペシャルミールス
さて、テーブルに置かれていたメニューを見てみます。
すると、真っ先に目を奪われたのが、これ。
「蟹づくしスペシャルミールス」!
カニのスパイシーカレー、カニのマサラ炒め、ラッサム、チャパティー。
めちゃめちゃ美味しそうです。
カレーとかドーサとか、他にもメニューはありましたが、問答無用でこれ一択です!
「タージマハルビール」(350円)
お料理前にビールを注文。
「タージマハルビール」です。
黄色地のラベルに白亜のタージマハルが燦然と輝く「タージマハルビール」
爽やかでキレのある飲みやすいビールです。
グビグビ飲みながら待っていると…。
お通しの「パパド(アッパラム)」
お通しの「パパド(アッパラム)」がやってきました!
インド全土で食べられている豆で作られたインドせんべいです。
南インドでは料理の付け合せとして、ミールスなどの上に載っかっていることが多く、ミールスのご飯に振りかけて食べたりする「パパド」ですが、このお店ではお通しとして先に出てきました。
ビールのつまみとして最高です!
カニの旨みとスパイスの絡みがたまらない!「蟹づくしスペシャルミールス」
「蟹づくしスペシャルミールス」(1,700円)
そして、しばらくして、やってきましたー!
ジャジャーン!
「蟹づくしスペシャルミールス」です。
丸い銀のプレートの上にバナナの葉が敷かれ、ライスやカレー、おかずがどっちゃりと載っています。
メニューによると、お料理の内容は、
Chettinadu Crab Meals 蟹づくしスペシャルミールス・・・・・・1,700円
- Crab Kuzhambhu カニのスパイシーカレー、南インドスタイル
- Crab Varuval カニのマサラ炒め
- Rasam 黒胡椒のコンソメ、ニンニクのうまみ、タマリンドの酸味
- Chapathi 全粒粉の丸パン、Salada サラダ
とにもかくにも、手前にある「カニのマサラ炒め」の赤いカニのハサミと殻がビジュアルインパクト大!
バナナの葉の緑と、カニの赤のコントラストが食欲を多いにそそります。
さぁー食べましょうー!
「カニのスパイシーカレー 南インドスタイル」
まずは、「ラッサム」をすすります。
黒胡椒、ニンニク、タマリンド。サラサラスープ状の大好きなタイプのラッサム。
この酸味と辛さがたまりません!
そして、「カニのスパイシーカレー」
チェッティナードゥ風のスパイスたっぷり濃厚なカレーの中に、ゴロリとカニが入っています。
そのカニの旨みがカレーソースの中にしっかりと染み込んでいて、味のバランスが絶妙!
これは、本当に美味しい。
びっくりしました、この美味しさ。
「カニのマサラ炒め」
そしてそして、「カニのマサラ炒め」
真っ赤なカニのハサミや足や胴の周りに、見た目からしてスパイスたっぷりのマサラが絡み付いています。
カニの殻を手やフォークで割り、中の身をかき出しながら、マサラソースと共にいただきます!
美味しい〜。
手がマサラでぐちゃぐちゃになるけど、美味しい。
重層的なスパイスの味、カニの旨み、一緒に炒められたお野菜との絡み。
なんて美味しいのでしょうか!
さらに、全粒粉の素朴な味わいが大好物の「チャパティー」、そして、カレーやマサラ炒め、ラッサムをかけて混ぜて混ぜて食べるバスマティーライスも、すべてが自分好み。
一生懸命カニの身を取り出して、カレーとラッサムと共にライスにかけて、その複雑なブレンドを堪能しながら、「蟹づくしスペシャルミールス」、完食いたしましたー。
あー美味しかった。
「グラブジャムン」と「チャイ」
食後は、「グラブジャムン」と「チャイ」でホッとひと息。
スパイシーなカレーの後は、甘いデザートとチャイがいけます!
「グラブジャムン」
「グラブジャムン」
「チャイ」
「グラブジャムン」は、ボール状の揚げドーナツを甘々のシロップで漬け込んだ、世界一甘いとの呼び声も高い、インドのデザート。
インドで初めて食べた時は、「これはさすがに甘過ぎ!」と思いましたが、今では大好物!
この甘々さがたまらないんです。
「グラブジャムン」が甘いので、チャイは付いてきたお砂糖を入れず、そのままいただきました。
ミールスからデザートまで、美味しかった!
大満足のお食事となりました。
日本の「リトル・インディア」西葛西にある南インド料理店『アムダスラビー』
他のお店では味わえない、この店オリジナルの「蟹づくしスペシャルミールス」は、絶対にオススメ!
ぜひ、一度ご賞味あれ。
◉『アムダスラビー』の地図・アクセス
- 住所:東京都江戸川区西葛西5-1-5 サンシティ西葛西 B1F
- アクセス:西葛西駅から137m
- 営業時間:11:00~15:00 17:00~22:00
- 定休日:月曜日
- 電話:03-5605-2107
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