渋谷駅から徒歩6分。文化村通りから道玄坂2丁目交差点を左折してすぐ。左手にある雑居ビルの2階に、メキシコ料理のお店『カサデサラサ』は、あります。
2017年5月にオープンしたこのお店、店内で一枚一枚手作りしているという「コーントルティーヤ」を使った、本場メキシコ仕込みのタコスをいただけるお店です。
店主のメキシコ愛が感じられる。メキシコ感溢れる店内の飾り付けやカラフルな外観
『カサデサラサ』の路面看板
お店は、飲食店などが入った雑居ビルの2階にあります。
ビルの前の路面には、こんなカラフルな看板が!
“全て自家製、本場メキシカン” “今話題のグルテンフリーでとってもヘルシー!”
『カサデサラサ』の外観
カラフルなお店の壁とパペルピカド
こちらは、階段を上がった2階にある『カサデサラサ』の外観。
メキシコの伝統的織物「サラペ」のカラフルなストライプ柄を模した壁。天井から吊るされた伝統的な切り絵飾り「パペルピカド」。
メキシコ感満点です♪ パペルピカドがあしらわれたお店のロゴもGood!
さっそく、お店の中に入っていきましょう〜♪
『カサデサラサ』のカウンター
店内のスペースは狭めですが、カラフルで様々なメキシコの飾り付けがしてあって、賑やかで楽しい雰囲気。
座席数は28席。立飲みカウンターが3,4席あり、4名の半個室もあります。
日曜の19時頃に事前予約して訪問しましたが、席はほぼ満席。お客さんは、カップルや男性二人組が多く、客層は渋谷という土地柄のせいか若めです。
メキシコらしいカラフルな内装
カラフルなタイルが飾られています。
お店の内装はメキシコらしいカラフルなカラーリングで、骸骨の飾り物や色とりどりのタイル、グアダルーペの聖母が描かれた鏡、サボテン、テンガロンハット、ルチャ・リブレのマスク、フリーダ・カーロなどなど。
店主のメキシコ愛が感じられます★
メキシコと言えば、骸骨
TACOSの電飾、ルチャ・リブレのマスク,テンガロンハット
ちなみに、お店のオーナーは、DJとして世界中で活躍中のSARASAさんという女性。
なんでも、DJのプレイで訪れたメキシコでタコスの味にハマり、日本の人にも本場のタコスを食べて欲しいという思いから、自らメキシコでタコス修行してレシピを修得。2017年5月にこのお店をオープンさせたのだとのこと。
ちなみに、SARASAさんは、現在ではタコス協会の代表理事も務めているのだそう。
さてさて、座席に座ったところで、メニューを見てお料理を選びましょうか〜♪
『カサデサラサ』のメニュー
『カサデサラサ』のメニュー
タコスの種類が豊富
ナチョス、サラダ、単品料理
ドリンクメニュー
こちらが、『カサデサラサ』のメニューです。
お店自慢のタコスは全部で15種類。
豚肉のタコス(3種類)、鶏肉のタコス(2種類)、牛肉のタコス(2種類)、色々なお肉のタコス(2種類)、海鮮のタコス(2種類)、野菜のタコス(4種類)
そのほか、ナチョスやワカモレ、サボテンのサラダ、ジャンバラヤ、チキンウイングなどがあり、タコス盛り合わせのコースもあります。
ドリンクは、豊富な種類のテキーラがあるほか、フローズンマルガリータやワイン、テキーラを使ったメキシカンカクテル、ビールなど、かなり充実。
タコスの種類が多くて迷うところですが、考えた挙句、今回は↓のメニューを注文することにしました。
- 爽快!新鮮魚介のライムセビーチェ 1,200円
- メキシコ屋台の定番!焼きとうもろこしのエローテ 1,280円
- 豚のオレンジ煮込み(カルニータス) 1,480円
- 牛肉スライスと玉ねぎ 1,380円
- ピリ辛おつまみハラペーニョポッパー 1,000円
ちなみに、タコス付け合わせの自家製サルサは、↓の3種から選ぶことができます。
- サルサロハ(辛くない唐辛子と焦がしトマトの芳ばしいサルサ)
- サルサアルボル(オリーブオイルとにんにくが効いた香ばしいサルサ!)
- サルサヴェルデ(ハバネロとグリーントマトで作ったフレッシュサルサ)
サルサは、「サルサロハ」と「サルサヴェルデ」をチョイスしました。
注文を済ませ、お料理が運ばれてくるのを待ちます。
店内で一枚一枚手作りしているという「コーントルティーヤ」を使った、本場メキシコ仕込みのタコス
「コロナ」900円
まずは、お飲み物から。
メキシコ定番のビール「コロナ」です。
爽やかで軽い味わいが特徴で、透明なボトルにカットされたライムを押し込んでラッパ飲みするスタイルがお馴染み。
ライムの爽やかな味わいとライトな飲み口がたまりません!
「タコスビール」990円
こちらは、「タコスビール」
『カサデサラサ』オリジナルのクラフトビールです。メキシコ産のフレッシュライムに山椒を効かせたセッションIPAで、「タコスに合うクラフトビール」を追求して作り上げたビールなのだとのこと。
タコスに合うビールまで作ってしまうなんて、オーナーSARASAさんのタコス愛は半端じゃありません!
お味は、ライムの酸味と、そして、山椒の独特なスパイシー感がクセになる味わい。なるほど、これはタコスに合います♪
「爽快!新鮮魚介のライムセビーチェ」1,200円
ビールをラッパ飲みしていると、程なくして最初のお料理が登場!
「爽快!新鮮魚介のライムセビーチェ」です。
「セビーチェ」は、南米ペルー生まれの魚介のマリネ。メキシコやグアテマラ、コロンビアなど、ラテンアメリカの太平洋岸の国々で広く食べられている料理です。
フレッシュな白身魚やエビ、タコなどの魚介。玉ねぎやトマト、パクチーなどのお野菜に、ライムの酸味と胡椒の辛味が効いていて、爽やかな美味しさ♪
付け合わせのトルティーヤチップスと一緒に食べるとGoodです!
「メキシコ屋台の定番!焼きとうもろこしのエローテ」1,280円
こちらは、「メキシコ屋台の定番!焼きとうもろこしのエローテ」
「エローテ」は、メキシコの焼きとうもろこしのこと。メキシコではグリルで焼き色を付け、スパイスやチーズを掛けて、ライムを絞った「エローテ」の屋台をよく見掛けます。
屋台の焼きとうもろこしは、丸々一本かぶりつきですが、『カサデサラサ』では、カットされたこんなスタイルで提供されました(お店ロゴの旗付き)。
お味は言わずもがな美味しい♪ 香ばしい焼きとうもろこしに、粉系とトロリ系のチーズが掛かっていて、唐辛子や胡椒などのスパイスと、ライムの酸味がベストマッチ!
「牛肉スライスと玉ねぎ(ビステック)」1,380円
そして、いよいよタコス登場!
「牛肉スライスと玉ねぎ(ビステック)」です。
塩胡椒で味付けされた牛肉スライスと、玉ねぎやトマト、パクチーが載ったシンプルでスタンダードなタコスですが、これが本当に美味しい♪
コーントルティーヤを使い、一枚一枚手作りしたタコスは、香ばしくて食べやすい!
フレッシュで結構な辛みの「サルサヴェルデ」も、ライムの酸味もトルティーヤや牛肉などの具材と合います★
タコスは、本場メキシコと同じ、12cmの小型サイズなので、あっという間にペロッといただいちゃいました♪
「豚のオレンジ煮込み(カルニータス)」1,480円
続いて、「豚のオレンジ煮込み(カルニータス)」です。
「カルニータス」とは、メキシコ中西部ミチョアカン発祥のラード(豚脂)で低温調理した豚肉料理。メキシコではタコスの具材として一番人気であるとのこと。
オレンジ感はそんな感じませんでしたが、豚の旨味が凝縮されていて美味♪
「サルサロハ」の深みのあるソースがジューシーなカルニータスと相性抜群。美味しいです★
こちらも、あっという間に賞味!
「ピリ辛おつまみハラペーニョポッパー」1,000円
こちらは、「ピリ辛おつまみハラペーニョポッパー」
メキシコを代表する大きめの青唐辛子「ハラペーニョ」にチーズを詰め、衣を付けて揚げたスナック。テックスメックス(テキサス発のメキシコ料理)です。
この「ハラペーニョポッパー」、中に入った塩気強めのチーズがとっても美味でした♪ サクサクの衣の食感もGood!
しかしながら、ハラペーニョが激辛! ビビッドな辛味がチーズと衣とマッチして美味しいのですが、汗が吹き出すほど辛かったです。。
渋谷にあるメキシコ料理とタコスのお店『カサデサラサ』
店内で一枚一枚手作りしているという「コーントルティーヤ」を使った、本場メキシコ仕込みのタコスは、本当に美味しい♪
メキシコ感溢れる店内の飾り付けやカラフルな外観、お店オリジナルのタコスに合うクラフトビールなどなど、DJをしているオーナーのメキシコ愛が伝わってくるお店です。
タコスは15種類もあるので、何度来ても楽しめそうです★
◉『カサデサラサ』の地図・アクセス
- 住所:東京都渋谷区道玄坂2-25-5 島田ビル 2F
- アクセス:渋谷駅徒歩4分
- 営業時間:月〜金 17:00〜23:00 土日 15:00〜23:00
- 定休日:なし
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