カーシー・ヴィナーヤガ・メス(チェンナイ)|オヤジたちと並んで食べる絶品の「ベジミールス」

Kasi Vinayaga Mess(チェンナイ) グルメ
記事内に広告が含まれています。

南インド、タミル・ナードゥ州の州都「チェンナイ」

市中心部の下町エリア、トリプリケーンの路地の一角に、ランチにベジミールスを提供する食堂『カーシー・ヴィナーヤガ・メス(Kasi Vinayaga Mess)』があります。

お店の創業は1971年。昔ながらの提供スタイルとお店の雰囲気、食べ放題の旨いベジミールスを求め、地元のおじさんたちが毎日のように訪れるのだそう。

お店の雰囲気とミールスの味を味わいたいと思い、ランチタイムに訪問しました。

スポンサーリンク
※記載している情報は投稿時点での情報です。
最新の情報は公式HP等でご確認ください。

オヤジたちが一列に並んで食事を掻っ込む光景が圧巻!

Kasi Vinayaga Mess(チェンナイ)『カーシー・ヴィナーヤガ・メス(Kasi Vinayaga Mess)』の外観

 

こちらが、『カーシー・ヴィナーヤガ・メス(Kasi Vinayaga Mess)』の外観です。

訪問した時間は13時頃。お店の営業時間は11:00〜15:30。店頭で待っているお客さんが数人いました。

Kasi Vinayaga Mess(チェンナイ)『カーシー・ヴィナーヤガ・メス(Kasi Vinayaga Mess)』の看板

Kasi Vinayaga Mess(チェンナイ)「MEALS READY」

 

燻んだ水色に塗られた外壁。紺色の看板にはタミル語と英語で店名が書かれています。

「MEALS READY」の看板も掲げられていました。

お店の佇まい全体が渋さ満点でいい感じ。

Kasi Vinayaga Mess(チェンナイ)『カーシー・ヴィナーヤガ・メス(Kasi Vinayaga Mess)』の店内

 

入り口から店内を覗いて見ると、列になったテーブルにずらりとオヤジたちが並び、一心不乱にテーブル上のベジミールスを掻っ込んでいました。

圧巻の光景! これから自分たちもここで食事をするのです。

スポンサーリンク

『カーシー・ヴィナーヤガ・メス(Kasi Vinayaga Mess)』の注文方法

Kasi Vinayaga Mess(チェンナイ)カウンターと壁に掲げられたメニュー

 

『カーシー・ヴィナーヤガ・メス(Kasi Vinayaga Mess)』は、カウンターで食券を買い、食券に書かれた番号を呼ばれたら、その番号の席に座るという昔ながらのスタイルで料理を提供しているお店。

まずは、カウンターで食券の購入です。

Kasi Vinayaga Mess(チェンナイ)食券を買い、番号札を受け取る。

Kasi Vinayaga Mess(チェンナイ)受け取った食券

 

お金を支払い、食券を受け取りました(料金は2人分で₹260)。

上の写真が受け取った食券。座席番号は16番です。右の小さい食券が何だったのかは忘れてしまいましたが、たぶん、ギーとポディの食券だった気がします。

入り口の手洗い場で手を洗い、おじさんたちが食べている様子を眺めながら、待つこと5分ほど。

番号が呼ばれ、店員に席の場所を案内されました。

スポンサーリンク

ポンニライス、サンバル、カードライス。絶品の「ベジミールス」

Kasi Vinayaga Mess(チェンナイ)テーブルにバナナリーフが敷かれます。

 

ここが16番の席。小学校の机のような小さなテーブル。椅子に背もたれはありません。

テーブルの表面は掃除しやすそうな大理石になっており、その上にバナナリーフが敷かれ、水が置かれました。

そして、次々と矢継ぎ早に、バナナリーフの上におかずやお米が盛られていきます。

Kasi Vinayaga Mess(チェンナイ)こんもりと盛られたポンニライス、ビーツのポリヤル、クートゥ

Kasi Vinayaga Mess(チェンナイ)アッパラム、アチャールもサーブ

Kasi Vinayaga Mess(チェンナイ)ご飯を崩すと、その上に野菜のコランブ

 

まず、皿の上にこんもりと載せられたポンニライスが置かれ、ビーツのポリヤルクートゥが載せられ、アッパラムアチャールもサーブ。

ご飯をバナナリーフの上に崩すと、その上に野菜のコランブがドシャッと掛けられました。

この辺で食べ始めます。

言わずもがな、めちゃくちゃ美味しい!

とにかく、ポンニライスの美味しさが旨いです。ポリヤルやクートゥ、コランブは、際立った個性はないものの、優しいお味でライスとの相性が抜群!

Kasi Vinayaga Mess(チェンナイ)ラッサムのカトリが置かれました。

 

美味しさに唸りながら、手をぐちゃぐちゃにしつつ食べていると、ラッサムのカトリがサーブされました。

さっそく、ライスに少し掛けて味わってみます。

スッキリとした酸味が体に沁み渡ります♪

Kasi Vinayaga Mess(チェンナイ)サンバルが掛けられました。

 

そして、ライスの上にサンバルが掛けられました!

このサンバルがめちゃ旨! 濃厚な豆感と濃いめの味付けで深みのある風味。この味を求めていたと思えるような絶品サンバル。ポンニライスがもりもり進みます。

Kasi Vinayaga Mess(チェンナイ)サンバルをお代わり

 

あまりに美味しかったので、サンバルをお代わり。

いくら食べても食べ飽きません。本当に旨い!

Kasi Vinayaga Mess(チェンナイ)カードと塩

 

サンバルとライスを食べている途中、カード(ヨーグルト)がサーブされました。

そして、全てのおかずを食べ終えたところで、ポンニライスの上にカードをドシャッと豪快にぶっ掛けます!

隣のおじさんがそうしていたので、真似をしたのです。

Kasi Vinayaga Mess(チェンナイ)ポンニライスにカードを混ぜて締め

 

この、カードライスがこれまためちゃくちゃ美味しい!

ヨーグルトの爽やかな酸味とライスの旨味が想像以上にベストマッチで、スパイシーな食事の締めとして、これ以上は無いと思えるほど。

さらに、塩を少し加えると、まさに絶品の域!

Kasi Vinayaga Mess(チェンナイ)圧巻の食事風景

Kasi Vinayaga Mess(チェンナイ)『カーシー・ヴィナーヤガ・メス(Kasi Vinayaga Mess)』

 

チェンナイにあるベジミールスを提供する大衆食堂『カーシー・ヴィナーヤガ・メス(Kasi Vinayaga Mess)』

渋い外観と内装、おじさんが一列に並んで食事を掻っ込む光景は圧巻。インドの懐に入り込んだような気分にさせてくれます。

いただいた「ベジミールス」は、まさに絶品の域。ポンニライスそのものの美味しさ、深みのあるサンバルの味、締めのカードライスの旨さ。

何度でも再訪したくなるお店です。

スポンサーリンク

『カーシー・ヴィナーヤガ・メス(Kasi Vinayaga Mess)』の地図・営業時間

  • 住所:No 5, 58/2, Akbar Sahib St, Police Quarters, Triplicane, Chennai, Tamil Nadu 600005 インド
  • 電話:+914428545027
  • 営業時間:11:00~15:30

スポンサーリンク

関連記事

インド・チェンナイのレストラン・カフェ《おすすめ》5店舗をご紹介♪
南インド、タミル・ナードゥ州の州都「チェンナイ」。南インドの中心都市であるこの町には、「MEALS READY」の看板が出るベジタリアン食堂や、マトンやチキンをパロタと一緒に食べさせるノンベジ食堂、バラエティに富んだティファンの名店が数多くあります。この町で訪問したおすすめの5店舗をご紹介します♪
ラトナ・カフェ(南インド・チェンナイ)|ミールスが美味しいと評判の老舗レストラン
南インド、タミル・ナードゥ州の州都チェンナイに、ミールスが美味しいと評判の人気レストランがあります。お店の名前は『ラトナ・カフェ(Ratna Cafe)』。1948年創業の老舗の南インド料理専門店です。 評判通り、これまで食べた中で一番!と思えるほど美味しいミールスでした★
プレームス・グラーマ・ボージャナム(チェンナイ)|雑穀を使った「ミレットミールス」
チェンナイにある雑穀を使ったヘルシーな家庭料理を提供するベジレストラン『Prems Graama Bhojanam(プレームス・グラーマ・ボージャナム)』。郷土料理に雑穀を使用し、通常の白米、マイダ、香料、着色料、砂糖を一切使用していないのがお店のコンセプト。いただいた「ミレットミールス」は体に沁み渡る優しさ。
トロウザー・カーダイ(チェンナイ)|裸の店主が調理する、渋すぎる佇まいのノンベジ食堂
チェンナイにあるノンベジ料理の名店『Trouser Kadai Restaurant(トロウザー・カーダイ)』。渋すぎるお店の雰囲気や、薪を使った竈門で調理する上半身裸の店主さんの姿がインパクトのあるお店。いただいたチキングレイビーやマトンスッカ、鯖のカレーも美味しく、硬めのバンパロタと一緒にいただくとたまらない美味しさでした♪
ライヤーズ・メス(チェンナイ)|大混雑の名店で「ワダ」と「イドゥリ」を賞味
チェンナイにあるティファンの名店『ライヤーズ・メス(Rayars Mess)』。大混雑のお店には20分待って入りました。いただいたティファンは、揚げたてサクサクの「ワダ」も蒸したて柔らかな「イドゥリ」もさすがの美味しさ! サンバルやチャトニをつけたり、ポディを塗していただくとさらに美味♪ 大人気なのも納得のお味です。
サヴィヤ・ラサ(チェンナイ)|南インド主要7地域の伝統料理を再現する高級ダイニング
チェンナイ南部にある高級南インド料理店『サヴィヤ・ラサ(Savya Rasa)』。南インドの主要7地域の伝統料理の再現。それがこのお店のコンセプト。いただいたお料理はいずれも上品で洗練されたお味。南インド各地域のバラエティに富んだ味覚を満喫できるお店です。お店の雰囲気やスタッフの接客対応も良いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました