キューバの首都「ハバナ」
セントラル公園から「オビスポ通り」(Calle Obispo)を抜け、カテドラル(Catedral)へ。旧市街をぶらりと歩きます。
オビスポ通りとハバナ旧市街(La Habana Vieja)
オビスポ通り(Calle Obispo)
「セントラル公園」(Parque Central)の木陰でひと休みを終え、「オビスポ通り」(Calle Obispo)を歩き始めます。
オビスポ通りは、セントラル公園から「アルマス広場」(Plaza de Armas)へと続く、約1Kmほどの通り。
道には植民地時代の石畳が敷かれ、当時からの古い建物が軒を連ねます。
音楽が聴こえて来るレストランやバー、カフェや土産物屋だけでなく、地元の人が通う昔ながらの雑貨屋さんやアイスクリーム屋さんなどもあり、旧市街(La Habana Vieja)の中でも特に華やいでいる感じ。
そんな、オビスポ通りを練り歩きです♪
オビスポ通りのお店
地元の人が通う、昔ながらの雑貨屋さん。
左のお店、キオスクみたいな商品を指差して買うスタイルのお店です。
共産圏のお店って、こういうスタイルが多いです。
右のお店の上には「Masaje」の看板が見えます。「Masaje」の右の青い錨のマークは、キューバの民宿「カサ・パティクラル」を示すマークです。
ファストフードのお店
オレンジ色が鮮やかなファストフードのお店。
ハンバーガーやピザなどがある庶民的な食堂でした。
前にいるお兄さん、同じオレンジ色のTシャツでお店とコーデしてます♪
ホテル・アンボス・ムンドス(Hotel Ambos Mundos)
こちらは、「ホテル・アンボス・ムンドス」(Hotel Ambos Mundos)
ヘミングウェイが常宿にしていたホテルで、彼が泊まっていた511号室は、「Museo Habitacion Ernest Hemingway」として見学できるようになっています(CUC2:200円)。
室内には、タイプライターや手紙、愛用の旅行鞄(ヴィトンの鞄)などが展示されているとのこと。1階にはレストラン&バーがあり、屋上にもレストランがあります。
アメリカの代表的な作家であるヘミングウェイ。
彼はこの宿を拠点として、旧市街のレストランやバーに度々顔を出したのだそうで、彼が通ったいくつかのお店は観光名所にもなっています。
通りにあった看板
洗濯物が干されています。
オビスポ通りをぶらぶらと進みます♪
この通りは道幅が狭いせいか車が通らないため、のんぼりと歩くことができます。
そして、しばらく歩くと緑の木々が鮮やかな広い空間が・・・。
「アルマス広場」(Plaza de Armas)です。
アルマス広場(Plaza de Armas)
コロニアル風のアーチのファサードの建物が囲む「アルマス広場」(Plaza de Armas)
中央には緑の木々が植えられ、絵葉書や土産物を売る露店や、描いた絵を売るアーティストの露店がありました。
アルマス広場の屋台の本屋さん
屋台の本屋さんです。
ゲバラやカストロの本が並びます。全てスペイン語の本でした。
オビスポ通り沿いのカフェ
暑くてちょっと喉が渇いてきたので、オビスポ通りの途中にあるカフェでひと休みします。コーラを一杯(CUC1:100円)
何でもない普通のカフェですが、カラフルな内装とシンプルで開放的な空間がなかなかにオシャレ♪
店員さんも笑顔でテキパキしていていい感じ。
スペイン風の建物が並ぶ旧市街の街
コーラを飲み終えて、再び旧市街を歩き始めます。
オビスポ通りをアルマス広場に向かって左手に曲がって、路地をぶらぶら♪
ちょっとくたびれた感じの、いい雰囲気の街並みです。
フィデル・カストロ前議長
キューバ建国の父、フィデル・カストロ前議長の写真は、いろいろな所に貼られています。
ラ・ボデギータ・デル・メディオ(La Bodeguita Del Medio)
通りを歩いていると、「ラ・ボデギータ・デル・メディオ」(La Bodeguita Del Medio)がありました。
このお店は、ヘミングウェイが通った店として有名なお店。名物のカクテル「モヒート」でも知られています。
壁に書かれたサインがすごいですね!
ここには後で訪れることにして、さらに歩き続けると、広場が現れました。
カテドラルでのミサ
カテドラル広場(Plaza de Catedral)
「カテドラル広場」(Plaza de Catedral)です。
正面には、重厚な「カテドラル」の姿が!
広場には石畳が敷き詰められ、広場を囲む建物も18世紀前半に建てられたコロニアル建築。雰囲気抜群の空間です。
カテドラル(Catedral)
この「カテドラル」、創建は1555年ですが、現在の建物は1704年の建立です。
キューバ風のバロックスタイルで、その重厚感はなかなかのもの。
右の鐘楼に下がっている鐘は、重さが7トンあるとか。
カテドラルの内部に入ると、日曜ミサが行われていました。
南国チックな感じのする賛美歌が流れ、人々が唱和し、十字を切っていました。
なんとなく癒される空間です。
カテドラルで行われていた日曜ミサ
革命後、信者の数はかなり減ったそうですが、現在でもキューバ国民の約半数はカトリック教徒であるとのこと。
ストリート・パフォーマンス♪
ミサを見た後、再びハバナ旧市街の路地を歩き始めます。
すると・・・
なんだか背の高い人が歩いてきました。
似たような人がたくさん歩いてきて、
通りに集結しました。
楽団も出てきて・・・。
いきなりダンスパフォーマンスが始まりましたー♪
サン・フランシスコ広場(Plaza de San Francisco)
サン・フランシスコ広場(Plaza de San Francisco)
サン・フランシスコ広場
ストリートパフォーマーの踊りを見た後、旧市街を南へと歩き、サン・フランシスコ広場(Plaza de San Francisco)へ。
向こうに見えるのは、「サン・フランシスコ・デ・アシス修道院」(Iglesia de San Francisco de Asis)
海沿いの「サン・ペドロ通り」へ
クラシックカーと倉庫街の壁に描かれた「チェ・ゲバラ」
そこから海沿いの大通り「サン・ペドロ通り」(San Pedro)に出ます。
通り沿いには倉庫が並び、壁には「チェ・ゲバラ」(Che Guevara)の肖像が!
緑色のクラシックカーとのマッチング、絵になります!
「サン・ペドロ通り」を道なりに歩いていきます。
オレンジ色の格好いいクラシックカーが通りかかったり・・・
玉ねぎドームのロシア正教会があったり・・・
カサブランカ行きフェリー乗り場
海が見えました!
向こうに停泊しているのは、対岸のカサブランカ行きのフェリーです。
カサブランカにも行ってみたかったのですが、時間が限られていたので今回はパス。
どんなところなんでしょうね、カサブランカ。
ビエハ広場(Plaza de Vieja)
ビエハ広場(Plaza de Vieja)
再び路地に戻ってしばらく西に進むと、「ビエハ広場」(Plaza de Vieja)が現れます。
16世紀に作られた歴史ある広場だそうですが、周りの建物を含め、かなり綺麗な広場です。
なんでも、老朽化が進んでいたこの広場を遺そうという計画が立ち上がり、現在のような綺麗な広場に修復されたのだとか。
ハバナ旧市街の路地裏
「ビエハ広場」から路地を北へと向かって歩き始めます。
そろそろお昼どき、お腹も空いてきました。
レストランの多い「アルマス広場」へと戻り、お食事にしましょうかー。
レストラン「ラ・ミーナ」(La Mina)でランチ
アルマス広場の水屋のおじさんたち
「アルマス広場」に到着。
暑いなか、かなり歩いたので結構疲れました〜。
すると、広場に面したお水屋さんのおじさんたちが手招き。
冷たくて美味しいお水を飲ませてくれました!
昼食は、「アルマス広場」の近くにあるレストラン「ラ・ミーナ」(La Mina)で。
このレストランは、17世紀の建物を改装したお店で、開放的なテラス席で街並みを眺めながら食事ができます。
さっそく、ビールを注文!
キューバのビール「クリスタル」です。
食事は、ポークの定食。
ジューシーな焼き豚と、ホクホクのポテト、黒豆と脂を一緒に炊き込んだご飯「モロ」の定食です。
なかなか美味でした!
旅行時期:2013年4月〜5月
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