ジャワ島の古都として有名な「ジョグジャカルタ」。街にはスルタンの王宮があり、オランダ植民地時代のコロニアル建築があり、伝統的な影絵芝居や舞踊の劇場や、ジャワ更紗として知られるバティックや銀細工の工房があります。
「ジョグジャカルタ」についてご紹介します。
インドネシアの京都、ジョグジャカルタの街
ジャワ島の古都として有名な「ジョグジャカルタ」(Yogyakarta)
街にはスルタンの王宮があり、オランダ植民地時代のコロニアル建築があり、伝統的な影絵芝居や舞踊の劇場や、ジャワ更紗として知られるバティックや銀細工の工房があります。
日本でいうと、西陣織や友禅染、京扇子などの工房が並ぶ京都のような街。
ちなみに、京都とジョグジャカルタは姉妹都市です。
「ジョグジャカルタ」は、人口51万を超える中部ジャワの中心都市のひとつでもあります。
目抜き通りの「ジャラン・マリオボロ」には、たくさんのショッピングモールが軒を連ね、通りは一日じゅう買い物客でごった返していました。
「ジャラン・マリオボロ」は、旅行者にとっても街歩きの拠点となる場所。
通りには美味しい食堂がいくつもあるし、王宮や劇場、安宿街や駅も歩いてすぐ。ボロブドゥールやプランバナンなど遺跡へ行くツアーバスもここから出ています。
ジャラン・マリオボロの「ベチャ」
道の両側には土産物屋がたくさん
ベチャが並んでいます
観光用の馬車もいます
「ジョグジャカルタ」には、「ベチャ」と呼ばれる自転車タクシーがたくさん走っています。
この「ベチャ」は、ベトナムの「シクロ」に似たハンドルの前に座席がある自転車タクシー。乗るときはもちろん、値段交渉が必要です。
ジャラン・マリオボロには、馬車もいました!
この馬車は観光用です。
巨大ショッピングセンター「マリオボロ・モール」
ジョグジャカルタの中心部にある巨大ショッピングセンター、「マリオボロ・モール」
ファッションから日用品、スーパーマーケット、ゲームセンター、フードコート、ケーキ屋、カフェなどなんでもあります。
ジョグジャの若者たちが買い物するのは、大通り沿いの土産物屋ではなくもっぱらこっちです。
暑いジョグジャカルタ。
モールの中は冷房がガンガンに効いていて、ホッとひと息できます。通りかかると、いつも用もないのに立ち寄ってしまっていました。
ジョグジャカルタには、「マリオボロ・モール」の他にも大きなショッピングセンターがいくつかあり、多くの地元の方で賑わっていました。
マリオボロ・モールのおしゃれカフェ
インドネシアファッション
通り沿いにあるモスク
新聞、雑誌売り
ジョグジャカルタの近郊には、世界遺産である「ボロブドゥール遺跡」や「プランバナン遺跡」があります。
「ボロブドゥール」はジョグジャカルタからバスで1時間半、「プランバナン」はバスで40分ほどの場所にあり、この町に宿をとるのが都合がいいのです。
遺跡だけでなく、このジョグジャカルタにも見所はたくさん!
スルタンが現在も居住しているという王宮(クラトン)では歴代スルタンが使ったという家具調度品が展示されていますし、インドネシア近代絵画の傑作を鑑賞できる「アファンディ美術館」もあります。オランダ統治時代の要塞「フレデブルク要塞博物館」や、たくさんあるバティックや銀細工の工房なども、ジョグジャカルタの必見スポットのひとつです。
王宮北広場の北西にある「ソノブドヨ博物館」では、伝統的な影絵人形芝居「ワヤン・クリッ」も上演されています。
しかしながら、結局、スルタンの王宮にも美術館にもオランダ統治時代の要塞にも訪れませんでした。
なぜかと言うと・・・、
とにかく暑かったからです!
炎天下の中で「ボロブドゥール」と「プランバナン」を歩き回って、ぐったりお疲れモードになってしまったのです。
遺跡見学から帰ると、「マリオボロ・モール」のカフェに直行!
冷房の効いたカフェで、コーヒーとケーキを味わいながら、毎日のようにマッタリとしてしまっていました〜(´・ω・`)
朝のジョグジャカルタの街
路上の野菜売り
朝のジョグジャカルタの街
宿泊したホテル「カルニア」
ホテルからの眺め
ジョグジャカルタでの拠点は、ホテルが集まる「ソスロウィジャヤン地区」にある「ホテルカルニア」(シングル 200,000ルピー)。
簡素な宿ですが、環境は静かでこざっぱりとしたホテルでした。
朝のソスロウィジャヤン地区の風景。
ボロブドゥールやプランバナンの遺跡巡りは、むちゃくちゃ暑くなる前の午前中がベスト!
朝早いバスで遺跡へと向かいます。
今日も暑くなりそうです!
旅行時期:2011年8月
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