ラオス旅2日目。
朝7:15分発のタイ・スマイル航空にて、バンコクからウボンラチャタニーへ。
ウボンラチャタニーから国際バスに乗り、国境を越えてラオス南部の中心都市「パクセー」へと向かいます。
タイ・スマイル航空WE20便でバンコクからウボンラチャタニーへ
タイ・スマイル航空WE20便でバンコクからウボンラチャタニーへ
朝4時起床。5時にホテルのロビーで待ち合わせていたピックアップタクシーに乗ってスワンナプーム国際空港へと向かいます。
搭乗する飛行機は、タイ・スマイル航空。フライトスケジュールは下記です。
- タイ・スマイル航空(WE20) バンコク(7:15) – ウボンラチャタニー(8:20)
チケットは、スカイスキャナー経由でTrip.comにて購入。料金は4,077円でした。
スワンナプーム国際空港のマクドナルド
ソーセージマフィンセット(180B:644円)
空港でチェックインを済ませ、少し時間に余裕があったので、マクドナルドで朝食をいただきます。
ソーセージマフィンのセット(180B:644円)。空港のフードコートにはタイ料理もあったのですが、朝はこういうのが食べたくなるんです。
バンコクからパクセーへ
タイ・スマイル航空WE20便は、定刻通り7:15分に出発!
小さな飛行機でしたが、ほぼ満席。国内線なので当然なのかもしれませんが、乗客はタイの方がほとんどでした。
飛行機は、タイの豊かな農村風景を東へと進み、1時間ほどでタイ東北部イサーン地方の中心都市のひとつ「ウボンラチャタニー」に到着しました(8:20分に到着)。
ウボンラチャタニー国際空港からシティバスでバスターミナルへ
ウボンラチャタニー国際空港
ウボンラチャタニー国際空港に到着して、まずは、バスターミナルを目指します。
本日の目的地は、隣国ラオスの町「パクセー」。国境を越え、ラオスへと向かわなければいけません。
ウボンラチャタニーからパクセーへと行く方法は2つ。
- ウボンラチャタニーのバスターミナルからパクセー行きの国際バスに乗る。
- ウボンラチャタニーのバスターミナルからチョンメック(タイ国境側の町)までミニバス。徒歩でチョンメック〜国境〜ワンタオ(ラオス国境側の町)。ワンタオからミニバスでパクセー。
明らかに1の方が楽で、情報によると金額もあまり差はない模様。
しかし、1の国際バスは、1日2本(9:30発と15:30発)しかないとのこと(2のミニバスは30分置き)。
現在時刻は既に8:50分くらい。9:30のバスに間に合うか、微妙な情勢です(汗)
兎にも角にも、取り敢えず、ウボンラチャタニーのバスターミナルに行かなければなりません。
ウボンラチャタニー国際空港からシティバスでバスターミナルへ
バスターミナルまでの行き方ですが、ネットの情報で、空港から市内とバスターミナルを結ぶ路線バスが登場しているとのことだったので、空港を出てみると、目の前に停まっていました!
30分置きに出発するそうなので、乗車して待ちます。
登場したばかりでまだあまり知られていないせいなのか、乗客は2人だけ。
ウボンラチャタニー国際空港
ウボンラチャタニー・シティバスの車内
ウボンラチャタニー空港からバスターミナルへ
なかなか出発しないでやきもきしましたが、10分後くらいに出発。出発時は乗客は10人ほどになりました。
路線バスはウボンラチャタニーの街を走って15分ほど。いくつかの停留所に寄った後、バスターミナルに到着。
この時点で、国際バス出発の10分前!
ウボンラチャタニーから国際バスに乗り、国境を越えパクセーへ
ウボンラチャタニーのバスターミナル
スーツケースをガラガラ引きつつ、ターミナル内のカウンターで「パクセー行きの窓口はどこ?」と聞くと、場所を教えてくれました。
窓口でさっそくパクセー行きの国際バスのチケットを購入。
料金は200B(715円)でした。
念のため、出発時間を聞くと、「Now!」とのこと。
指定されたプラットフォームに行くと、それらしきバスが停まっていて、係員に荷物を格納してもらい、バスに乗車。
間に合いました〜!
ウボンラチャタニーから国境を越えパクセーへ
乗車して10分ほどでバスは出発。まさに間一髪でした!
バスの車体は少し古めでしたが、まずまず快適なレベル。座席の埋まり具合は9割ほどで、ほとんどがラオスの人である様子。
パクセー行き国際バスからの車窓
長閑なイサーン地方の風景を進みます。
バスは、ウボンラチャタニーの町を抜け、タイ東北部イサーン地方の長閑な農村地帯をひた走ります。
パクセーまでは約3時間の行程。タイ・ラオス国境までは1時間半ほどで到着する見込みです。
タイ・ラオス国境でバスを下車
だいたい予定通り。1時間半ほどで国際バスはタイ・ラオス国境のチョンメック(タイ側の国境)に到着!
バスを降りて、乗客がぞろぞろと出入国管理事務所の建物に入っていきます。
タイ・ラオス国境MAP
こちらが、タイ・ラオス国境のマップです。
まず、タイ側の出入国管理事務所で出国スタンプを押してもらいます。
タイ側の事務所は、国境事務所らしいそこそこ大きな建物で、受付の事務もしっかりしている感じでした。
タイ・ラオス国境
タイ・ラオス国境を抜ける通路
出国スタンプを押してもらった後、ラオス側へ向かう通路を歩いていきます。
この通路、案内も何もなく、とても地味な道なので、1人だったら絶対にわからなそうな道。どこで国境を越えたのかもわかりませんでした。
ラオス側の様子
兎にも角にも通路を抜け、開けた場所へ。
ここが既にラオス領内のようです。
広々とした敷地には、免税店らしき建物がいくつかあり、銀行や簡素な市場らしきものも。
普通の街な感じです。
ラオス側の出入国管理事務所がわからず、ちょっと慌てましたが、他の乗客の後を付いて行ってみると、それらしき建物がありました!
ラオス側の出入国管理事務所
こちらが、ラオス側の出入国管理事務所。
窓口で税関申告書をもらい、前にあるテーブルで記載してパスポートと共に提出すると、ラオスの入国スタンプを押してもらえます。
しかし、税関申告書はちゃんとチェックしていないようで、申告書なしでパスポート出してもスタンプ押してもらえました。
代金は、休日は100B(358円)。平日は無料とのこと。
この日は土曜日でしたが、代金はお支払いしました。
ちなみに、ビザ不要の日本人と違って、欧米人はビザの申請が必要なようで、一緒のバスに乗っていたフランス人はビザの申請手続きをしておりました。
手続きが終わったら、管理事務所の前までやって来ていた国際バスに乗り込み、全員が揃ったところで出発!
なお、ここでスタンプをちゃんと押してもらわないと、出国の時にかなり面倒くさいことになりそうです。
誰も教えてくれないので、この国境を通る人は忘れないようにしましょう。
ラオスの風景を眺めながら
豊かな田園が広がっています。
ラオス側に入国した国際バスは、タイ側とそれほど変わらない、同じように豊かな田園地帯をひた走っていきます。
そして、国境を出発して約1時間後、日本の援助で造られたという、メコン川に架かった長大な橋を渡って、ラオス南部の町「パクセー」に到着しました★
国境の待ち時間がかなり長かったせいか、12:30分到着の予定が13:30分頃の到着です。
パクセー到着!ソンテウに乗ってホテルへ
パクセーのソンテウ
国際バスの到着したバスターミナルは、バスターミナルというよりも、ガソリンスタンドに毛が生えたような狭いターミナルで、他にバスも停まっていませんでした。
バスターミナルから市内中心部までは少し離れているということなので、客引きしてきた乗り合いソンテウに乗ることに。
市内中心部までは8B(29円)であるとのこと。
パクセーの街並み
ソンテウは、ガランとした感じのパクセーの街を走って、10分ほどで宿泊予定の「パクセー・ホテル」に到着しました。
パークセー・ホテル&レストラン(Pakse Hotel & Restaurant)
パクセーホテルの入口
パクセーホテルの外観
こちらが、宿泊した「パクセー・ホテル(Pakse Hotel)」
ホテルの場所は、セードン川とメコン川と国道13号に囲まれたパクセーの中心街。ダオファン市場の近く。
1962年に建てられた老舗の中級ホテルで、5階建ての黄色い建物はこの界隈では一番高く、目立ちます。
屋上には、レストラン「La Panorama」があり、パクセーの街とメコン川が一望できます。
ホテルは、ホテル検索サイトで事前予約。
一泊3,583円でした。
パクセーホテルのお部屋
トイレやシャワールームも使い勝手良し
老舗のホテルですが、部屋はとても清潔でベッドの寝心地も良く、トイレやシャワールームも使い勝手良かったです。
朝食のバイキングも美味しいし、スタッフもとても親切。
かなり居心地の良いホテルでした★
パクセーホテルのロビー
パクセーホテルの廊下
さて、パクセーに着いてホテルにチェックインしたばかりですが、この日は目的がありました。
パクセーの町から南へ約50km。車で1時間ほどの場所にある世界遺産の遺跡「ワット・プー」を観に行きたかったのです。
最初、「ワット・プー」までは、街を走っているトゥクトゥクやソンテウと交渉して自力で行こうと思っていたのですが、既に時刻は14時。
ワット・プーのオープンは18時までなので、間に合うか心配です。
そこで、お金はちょっとかかるけど、ホテルでワット・プーまでの車をアレンジしてもらうことに。
料金は、車が$60、トゥクトゥクが$50と言われましたが、お値段があまり変わらなかったこともあり、迷わずスピーディ&快適な車をチョイス!
ところで、ラオスのお金「キープ」をまだGetしていなかったので、ホテルの前にある両替所で両替をしました。
3,000B(バーツ)を891,000k(キープ)に両替です。
パクセーの食堂「Xuan Mai」で「カオピアック・セン」をいただく!
パクセーの食堂「Xuan Mai」
お腹が空いていたので、ワット・プーに行く前に腹ごしらえをすることにします。
ホテルの人に勧められたのが、上の写真の「Xuan Mai」という食堂です。
「Xuan Mai」の店内
時間が2時だったせいもあり、お店にお客は誰もおらず。
屋根付きオープンテラスの開放的な席からは、パクセーののんびりとした街並みを眺め見ることができます。
店員の女の子にメニューを持ってきてもらい、お料理を選びます。
「Xuan Mai」の麺料理メニュー
「Xuan Mai」のベトナミーズフードメニュー
こちらが、「Xuan Mai」のメニュー。
メニューには、ラオスのお料理のほか、タイ、ベトナムのお料理もあり。
旅行者の訪問が多いようで、メニューには英語も併記されていました。
取り敢えず、ラオス定番の米麺「カオピアック・セン」と、ベトナム風揚げ春巻きを注文することに。
定番ラオス麺「カオピアック・セン」
あっさりとした鶏がらスープと米の細麺が絶妙!
こちらが、定番ラオス麺「カオピアック・セン」
タイ料理でもスタンダードな、米麺を使った鶏がらスープ麺料理ですが、これがめちゃうまでした!
あっさりとした鶏がらスープに、つるつるといただける細身の米麺と、よくほぐれた鶏肉、ネギやもやしなどの野菜。パクチーやブラックペッパーなどのハーブ&スパイスがスープに適度なスパイシー感を与えていて、ほんと美味しい♪
パリパリの皮とジューシーな挽肉がたまらない!ベトナム風揚げ春巻き
こちらは、ベトナム風揚げ春巻きです。
パリパリの皮の中に入ったジューシーな挽肉。フレッシュな葉野菜と一緒に、ピーナッツの入ったピリ辛のタレに浸けて食べると、たまらない美味しさ♪
カオピアック・センとベトナム風揚げ春巻き、どちらもスタンダードな食堂メニューですが、最高に満足できました。
お値段は、45,000k(553円)でした。
ランチを食べ終えた後は、いよいよ世界遺産の遺跡「ワット・プー」へと向かいます。
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