ヒマラヤ山脈に抱かれた山の国「ネパール」(Nepal:नेपाल)
大国インドと中国の間に挟まれたこの国は、風景も人もなんだかとっても穏やかな感じ。どことなく日本と似た人々の顔と風景は親近感を感じます。
穏やかで優しい印象の国「ネパール」の旅をご紹介します。
今回は、ポカラです!
ペワ湖に映ったヒマラヤの姿を見ながらのんびり
ペワ湖からヒマラヤを眺める
首都カトマンズから西へ約200キロメートル。ポカラの町はあります。
ポカラの標高は約800メートル。町はぺワ湖という湖を中心に広がっており、ツーリストやトレッカー、山男が世界中から集まってくる観光地として知られています。
町の人口は、約52万人。首都カトマンズに次ぐ、ネパール第二の都市です。
街からはヒマラヤの白い峰々が見えます。右の尖った山は「マチャプチャレ」(標高6,993メートル)。ポカラの象徴とも呼べる山です。
このマチャプチャレは、ポカラからたった28キロメートルしか離れておらず、その間に他に山はありません。
左には雲に隠れていますが、アンナプルナ南峰(7,219メートル)も見えます。
そして、それら7,000メートル級のヒマラヤの姿をぺワ湖の湖面が映しています。
また、他にも「ダウラギリ」(標高8,167メートル)、「マナスル」(標高8,163メートル)といった山々を天気によっては市内から眺め見ることができます。
ポカラはとても温暖で過ごしやすいところ。温暖な湖畔から世界最高峰の山々をのんびりと眺め見ることができる、世界でも珍しい場所です。
ポカラの一番の見どころは、ペワ湖から眺めるヒマラヤの風景です。
ポカラでは、湖でボートを借りて遊覧することができ、ボートの上からヒマラヤの峰々と湖の湖面に映った山の光景を鑑賞することができます。
また、湖の真ん中にある島には「バラヒ寺院」というヒンドゥー寺院があり、ボートで訪れることも可能。
近郊には、雄大なヒマラヤの山々を展望できる標高1,592mのビューポイント「サランコット」や、「パタレ・チャンゴ」という滝、チベット難民が暮らす「タシリン・チベット村」、標高1,113mの丘からの絶景が楽しめる日本の寺「日本山妙法寺」など、見どころが点在しています。
ポカラには、インドから国境を越えて入りました。
ガンジス川の畔の聖地バラナシから列車とバスを乗り継いてやってきたのです。
ポカラでは、ツーリストが集まる「レイクサイド」で食事をしたり、日本人旅行者と一緒にボートを借りて遊覧したり、のんびりと過ごしました。
ポカラへと向かうバスの車内では、ネパール人と知り合いになりました。彼とはカトマンズで再会し、一緒にカジノに行きました。
10ドルを彼にプレゼントし、一緒に遊んだのですが、私は負け、彼はルーレットで大当たり!
カジノを出た後、彼は私にアイスクリームをご馳走してくれました。
旅行時期:1996年11月
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