バスを乗り継いで丸一日!「ビガン」歴史都市から棚田の広がる「バナウェ」へ。途中「バギオ」の町に立ち寄りました。
「バギオ」まで約5時間、「バギオ」から「バナウェ」までは8時間かかるとのこと。かなりの長旅です!
「ビガン」から「バギオ」へ、バスの旅
バスターミナルまで「トライシクル」で
こちらは「ジプニー」
朝、宿でトライシクルを頼んで「ビガン」のバスターミナルへ。
5分ほどで着きました。料金は20ペソ(40円)。
ビガンのバスターミナル
バギオ行きのバス
ビガンのバスターミナルから、バギオ行きのバスに乗ります。
パルタス社のバスです。パルタス社はルソン島北部を中心に運行しているバス会社。
フィリピンにはいくつものバス会社があります。長距離を走るエクスプレスバスはエアコンが付いていて、座席も指定されており快適。
日本のバスと遜色ない乗り心地です。
バギオ行きのバスは9時半に出発しました★
料金は325ペソ(650円)。
バスは途中、様々な町を通り、5時間かけてバギオへと向かいます。
途中、休憩は1回。バギオに着いたのは14時半頃でした。
バギオ到着
バギオの街
バギオは、標高1,500mの高地にある町。
暑いビガンに比べ、いくぶん涼しさを感じます。
バギオでランチ
ランチはバンシットという焼きそばとバーベキュー
バギオに着くと、まず、バスターミナル近くのファーストフード店でランチをとりました。
「バンシット」という中華風やきそばと、「バーベキュー」(焼き鳥)です。
炭酸飲料(マウンテンデュー)と合わせて、143ペソ(286円)。
日本人の口に合う、食べやすい味。
美味しかったです!
食べ終わると、さっそくバナウェ行きのバス乗り場を探します。
情報によると、バナウェまではKMSというバス会社が運行しているそうで、乗り場は「バーンハム公園」の近くにあるとのこと。
「バーンハム公園」へと向かいます。
バーンハム公園
「バーンハム公園」
「バーンハム公園」です。
休日であったこの日、園内は家族連れやカップルで賑わっておりました★
街の人たちに聞きながらKMSの乗り場に探します。
乗り場は公園の目と鼻の先にありました!
ここでバナウェ行きのチケットを購入。出発は21時半、料金は480ペソ(960円)です。
バナウェまでは所要8時間、夜行バスの旅です。
バスの出発まで時間があったので、バギオの街を散策することにします。
バーンハム公園
バーンハム公園
人々で賑わうバーンハム公園
バーンハム公園
「バギオ」は、マニラからバスで約6時間のところにある北ルソンの中心都市。人口は約30万人。
標高1,500mの山あいに位置し、年間の平均気温が20℃と過ごしやすい気候です。
毎年3月から5月の間、マニラの政府機関も低地の暑さを避けてバギオに移転してきます。そのため、バギオは、別名「サマー・キャピタル」とも呼ばれています。
この町の開発が始まったのは19世紀のこと。当時、支配していたアメリカが避暑地としてこのバギオを開発しました。その際の道路建設などで、日本人移民労働者が活躍したそうです。
現在では、フィリピンの人気観光地として、また、5つの大学を抱える教育都市として、発展しています。
バギオは、町の中心に「バーンハム公園」があって、その北東に繁華街の「セッション通り」やシティ・マーケットのある「マグサイサイ通り」があります。
ランドマークは、丘の上にある「バギオ大聖堂」と巨大モールの「SMバギオ」。
町は高地にあるため、かなりの高低差があります。
バーンハム公園に浮かぶボート
SMバギオ
「SMバギオ」から見たバギオの町
バーンハム公園からセッション通りの坂を登り、丘の上の「SMバギオ」に行ってみました。
「SMバギオ」からは、バギオの町が一望できます。
SMバギオから街を眺める人たち
遠くにバギオ大聖堂が見えます。
SMバギオの内部
綿あめ屋さん
香水かなんかでしょうか?
「SMバギオ」内のメリーゴーランド
「SMバギオ」は、日本のイオンモールに似た感じの、何でもあるショッピングモールです。
広大な店内は、地元の人とフィリピン人観光客で賑わっていました。
内部にはこんなメリーゴーランドもあります。
宝くじとかLOTOとか、そういうお店
大盛況の宝くじ屋さん
スーパーマーケットの食材
店内はとても綺麗です。
チキンの種類が豊富!
日本のお菓子や即席麺がたくさんあります。
夜の「SMバギオ」
夜の「SMバギオ」。タクシーが引っ切り無しにやってきて、人々を降ろし、乗せていきます。
夕食は、フードコートのコリアンレストランで
石焼ビビンパを食べました!
夕食は、「SMバギオ」のフードコート内にあるコリアン食堂で食べました。
石焼ビビンパとコーラで120ペソ(240円)。ここではWifiが使えました!
食後、タクシーでバーンハム公園に戻ります(タクシー、55ペソ:110円)。
バスの出発はもうすぐです。
夜9時半、バスはバギオのKMS乗り場を出発
バナウェ行きのバス
夜9時半、バスはバギオのKMS乗り場を出発しました★
バスはそこそこの客入り。
出発すると、バスはすぐに山道に入ります。つづら折りが延々と続き、眠っている間に体が右へ左へと揺れます。
道中、休憩が何回かありました。寝ぼけ眼のままトイレに行くと、夜空には満天の星空。
走っているうち、いつの間にか雨が降っています。
途中、所々で乗客は降りていきます。
バナウェ・ホテル
翌早朝、バスは「バナウェ」の町に到着しました。
すでに車内はガラガラ。
宿泊先は、バナウェで一番大きなホテル「バナウェ・ホテル」です(2300ペソ:4600円)。
ホテルの部屋
ホテルのブレックファスト
部屋の掃除を行うとのことで、チェックインまで1時間待ってほしいと言われたので、ホテルのレストランで朝食をいただきました(250ペソ:500円)。
1時間後にチェックイン、部屋でシャワーを浴びます。
しんどい夜行バスの旅、熱いシャワーが気持ち良いです!
「バナウェ」は、世界遺産にも登録されている棚田が有名なところ。
2日かけて棚田を見て回り、明日の夜のバスでマニラへと戻る予定です。
結構ハードスケジュールです(汗)
旅行時期:2012年12月〜2013年1月
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