チェンナイ2日目。
この日は、朝『Rayars Mess』でティファンを食べ、「Music Academy」でインド舞踊鑑賞。「Ratna Store」で食器を買い、『Kasi Vinayaga Mess』でランチ。「Sundari Silks」や「Mylapore Ganapathy’s Butter & Ghee」で買い物し、夕食は『Savya Rasa』で。深夜のフライトで日本へと向かいました。
宿泊したホテル「ゴールデン フルーツ ビジネス スイーツ (Golden Fruits Business Suites – T Nagar)」
朝食にティファンを食べるために早起き。
宿泊したホテル「ゴールデン フルーツ ビジネス スイーツ (Golden Fruits Business Suites – T Nagar)」でウーバーオートを呼び、目的のお店へと向かいます。
15分ほどで、目的のお店『レイヤーズ・メス(Rayars Mess)』に到着(₹117)
『ライヤーズ・メス(Rayars Mess)』でワダとイドゥリを賞味
『ライヤーズ・メス(Rayars Mess)』の店頭
市中心部の歴史あるエリア「マイラポール地区」の住宅街の一角に、チェンナイでも特に有名なティファン店のひとつ、『ライヤーズ・メス(Rayars Mess)』があります。
常に混雑するというこのお店。朝8時前、ウーバーオートを降りてお店のある路地に入ると、店頭には上の写真のような人だかりが出来ていました。
店の開店時間は午前7時。少し出遅れてしまったようです。
『ライヤーズ・メス(Rayars Mess)』の店内
『ライヤーズ・メス(Rayars Mess)』は、座席が16席しかなく、入店は入れ替え制。
20分ちょっと待ったでしょうか。ようやく名前が呼ばれ、店内へ。
ワダ、ポンガル、イドゥリが美味しい♪
いただいたティファンは、揚げたてサクサクの「ワダ」も、蒸したて柔らかな「イドゥリ」も、さすがの美味しさ!
サンバルやチャトニをつけたり、ポディを塗していただくと、さらに美味♪
大人気なのも納得のお味です。
『ライヤーズ・メス(Rayars Mess)』の住所・営業時間
- 住所:31, Arundale St, Madhavaperumalpuram, Mylapore, Chennai, Tamil Nadu 600004 インド
- 電話:+919940425551
- 営業時間:7:00~10:00 15:00~20:00(日曜は午前のみ)
美味しいティファンの味を堪能した後は、インド舞踊を観に「ミュージック・アカデミー」へと向かいます。ウーバーオートに乗って15分ほど(₹70)
「ミュージック・アカデミー(Music Academy)」でインド舞踊を観る
「ミュージック・アカデミー(Music Academy)」
「ミュージック・アカデミー(Music Academy)」は、南インド古典音楽や舞踊の世界でも最高峰と言われているホール。
今回、ここでインド古典舞踊「バラタナティヤム(Bharata Natyam)」を鑑賞しました。
実は、この「ミュージック・アカデミー」には、過去2回訪れたことがあって、その時も「バラタナティヤム」の公演を鑑賞しています。
過去2回の公演の様子は↓
公演の情報は、事前にミュージック・アカデミーのHPで確認。
7日間に及ぶダンスフェスティバルの2日目。この日は朝から晩まで5人のダンサーの公演が予定されていましたが、今回は朝9時半から始まる「Bhavya Ramachandran」というダンサーの公演を観ることにしました。
館内の壁に掲げられた舞踊家たち
建物に入ると、チケット売り場らしき場所が見当たりません。
前回(2020年)訪れた時は、入場料が必要だったのですが、係員に聞くと、この日の公演は無料だとのこと。
会場の中へと向かいます。
「ミュージック・アカデミー」のホール
こちらが、「ミュージック・アカデミー」のホール。
観客はそれほど多くなく自由に座れる感じ。
伴奏の音楽家たち
ほどなくして、幕が上がり、伴奏の音楽家の演奏が始まりました。
両面太鼓「ムリダンガム」のリズムを聴いていると、ステージの端からダンサーが登場。
「Bhavya Ramachandran」が登場!
舞台に登場した「Bhavya Ramachandran」
4歳の時からカライマニ・ヴァズーヴォール・R・サムラジに師事した、20年以上の経歴を持つ気鋭の舞踊家。現在はカナダのトロント在住。毎年このシーズンになるとチェンナイに戻り、このホールで演舞をするのだそう。
気鋭の実力派ダンサー
「Bhavya Ramachandran」による「バラタナティヤム」のパフォーマンス。
本当に素晴らしいのひと言。
腕や足をダイナミックに使った動き、指や目の動きから伝わる豊かな感情表現、体重の掛け方、動と静のメリハリ。
所作ひとつひとつが熟練しています。20年の鍛錬の積み重ねが感じられます。
公演は1時間15分。「Bhavya Ramachandran」の見事な舞踊に心を奪われているうちに、あっという間に終演しました。
バラタナティアムの詳細については、下記記事をご覧ください。
素晴らしいパフォーマンス
今回観た公演、ひとつ残念だったのが、動画や写真を撮影するのを途中で止められてしまったこと。警官っぽい服装をした人に撮影はダメと言われたので途中でスマホをしまいました。
前回訪問した時は撮影できたし、今回の公演でも前の方に座っていたインド人観客たちはガンガンに撮影していたので、その理由は謎です。
『ミュージック・アカデミー(Music Academy)』の住所・営業時間
- 住所:168, TT Krishnamachari Rd, Pudupet, Royapettah, Chennai, Tamil Nadu 600004 インド
- 電話:+914428112231
- 営業時間:10:00~19:00
- 定休日:日曜日
- HP:musicacademymadras.in
見事なインド舞踊に感嘆した後、次は買い物タイム。
ホテルからほど近い、Tナガー地区にある「ラトナ・ストア(Ratna Store)」にインド食器を買いに行きます。
一旦、ウーバーオートでホテルまで戻り(20分:₹100)、ホテルから歩いてTナガーへ。
「ラトナ・ストア(Ratna Store)」で調理器具を購入
チェンナイのアメ横的な「Tナガー」の繁華街
15分ほど歩くと、人々で大混雑する路地にぶつかりました。
チェンナイのアメ横的な「Tナガー」の繁華街です。
すごい人波。路地の両側には衣料品や日用品の店が並び、軽食の屋台もたくさん出ています。
「ラトナ・ストア(Ratna Store)」の外観
そんな下町らしい繁華な通りの一角にあるのが、「ラトナ・ストア(Ratna Store)」
食器やインテリア用品、家電などを扱う大型の商店です。インド食器や調理器具の品揃えが豊富との情報を聞いて訪問しました。
「ラトナ・ストア(Ratna Store)」の店内
こちらが、「ラトナ・ストア(Ratna Store)」の店内。
入り口を入ってびっくり!
床から棚、天井まで銀色のインド食器や調理器具がズラリ! 圧巻の光景。
凄まじい食器の数
天井にも調理器具が!
あらゆるインド食器が勢揃い
コーヒーやチャイのコップ
家庭用のグラインダー
ターリーの皿、ラッサムを載せるカトリ、コーヒーのカップ、ビリヤニの鍋、イドゥリやワダの生地を挽くグラインダー。インドのキッチンで使われているあらゆる調理器具や食器が揃います。
購入した調理器具(ラトナストア以外で買ったものもあり)
ここで調理器具をいくつか購入。
フィルターコーヒーメーカーやコップの皿、おたまや茶漉しなどを買いました(₹1,150)。
『ラトナ・ストア(Ratna Store)』の住所・営業時間
- 住所:15, Ranganathan St, Postal Colony, T. Nagar, Chennai, Tamil Nadu 600017 インド
- 電話:+919094121212
- 営業時間:9:00~22:00(土日は10:00から)
- HP:rathnastores.in
「Tナガー」の繁華街
軽食屋台も並びます。
食器を購入した後は、ランチのお店へ。
ウーバーオートを呼んで、『カーシー・ヴィナーヤガ・メス(Kasi Vinayaga Mess)』へと向かいます(30分:₹170)。
『カーシー・ヴィナーヤガ・メス(Kasi Vinayaga Mess)』でベジミールスを賞味
『カーシー・ヴィナーヤガ・メス(Kasi Vinayaga Mess)』の外観
市中心部の下町エリア、トリプリケーンの路地の一角に、ランチにベジミールスを提供する食堂『カーシー・ヴィナーヤガ・メス(Kasi Vinayaga Mess)』があります。
お店の創業は1971年。昔ながらの提供スタイルとお店の雰囲気、食べ放題の旨いベジミールスを求め、地元のおじさんたちが毎日のように訪れるのだそう。
『カーシー・ヴィナーヤガ・メス(Kasi Vinayaga Mess)』の店内
入り口から店内を覗いて見ると、列になったテーブルにずらりとオヤジたちが並び、一心不乱にテーブル上のベジミールスを掻っ込んでいました。
圧巻の光景!
『カーシー・ヴィナーヤガ・メス』のベジミールス
めちゃくちゃ美味しい♪ サンバルをお代わり
いただいた「ベジミールス」は、まさに絶品の域。
とにかく、ポンニライスの美味しさが旨いです。そして、濃厚な豆感と濃いめの味付けで深みのある風味のサンバルがめちゃ美味♪
サンバルをお代わりし、締めにカードライスを賞味。
何度でも再訪したくなるお店です。
『カーシー・ヴィナーヤガ・メス(Kasi Vinayaga Mess)』の住所・営業時間
- 住所:No 5, 58/2, Akbar Sahib St, Police Quarters, Triplicane, Chennai, Tamil Nadu 600005 インド
- 電話:+914428545027
- 営業時間:11:00~3:30
トリプリケーンの路地
路地にいた牛
絶品のベジミールスでお腹いっぱいになった後、午後も買い物。
ウーバーオートを呼び、「スンダリ・シルク(Sundari Silks)」へと向かいます(20分:₹122)。
「スンダリ・シルク(Sundari Silks)」で土産物を購入
「スンダリ・シルク(Sundari Silks)」の入り口
「スンダリ・シルク(Sundari Silks)」は、1998年に誕生したインド衣料のブランド。
シルクやコットンなど様々な素材を使った女性用のサリーやパンジャービードレス、男性用のクルタやドーティのほか、手工芸品やジュエリーなども販売しています。
店舗は、Tナガルにある本店のほか、チェンナイにはアディヤールにもう1店舗、ムンバイにも店舗があるそう。
「スンダリ・シルク(Sundari Silks)」の外観
「スンダリ・シルク(Sundari Silks)」の店内
店にズラリと収納されたシルク
店内に入って1階は、メインのシルク製品のコーナー。
棚には色とりどりのサリー布が並び、スタッフが広い台の上でシルクの布を綺麗に畳んでいました。
伝統的な柄からポップな柄までいろいろ
広々とした店内
広々とした店内。建物は3階建て。
サリーは買わないので、奥の階段から2階へと上がります。
壁掛け用のアクセサリー
2階の階段の踊り場には、木や金属を使った手工芸品がたくさん陳列されていました。
これは、見応え、選び応えがあります!
金属製のガネーシャや太陽の壁飾り
ヒンドゥー神様の彫像
象や馬を象った木製の壁掛け
ガネーシャの木彫り壁掛け
神様が彫られた鈴
見事な彫刻の木彫り
2階の手工芸品コーナー
2階の一角には、人形や壁飾りなど、手工芸品のコーナーがあります。
棚にぎっしりと並んだカラフルな人形。どれも魅力的です。
カラフルな人形
インパクトのある神様
アクセサリーも種類豊富
象の壁掛け
カラフルなタイルの壁掛け
小さな人形が飾られた壁鏡
人形がたくさん!
インドらしい工芸品が揃っているので、食品以外の土産物を買うならここが最適だと思います。
3階の洋服売り場
シャツやブラウスなど
シルクの布
象や孔雀が描かれたタペストリー
子供服コーナー
3階の売り場には、インドらしいデザインのシャツやブラウスなどが並んでいました。
バラエティはかなり豊富。女性ものも、男性ものも、子供服もあります。
色々物色した挙句、今回買ったもの(の一部)は↓
壁鏡
クッションカバー
腕輪
石鹸
購入したのは、壁鏡やクッションカバー、腕輪、キーホルダー、ティッシュカバー、お香、石鹸、化粧水など。合計16点で、₹4,408
3階にあるカフェ
上階のカフェでいただいたコーヒー
買い物後は、3階にあるカフェでコーヒーを飲んでひと休み(2杯で₹400)。
入り口に描かれたコーラム
Tナガーにある、シルクサリーやインド服、インドの手工芸品を販売するお店「スンダリ・シルク(Sundari Silks)」
インドらしい柄の服や布製品、ズラリと並んだ木彫りや人形など、魅力的な商品がたくさんある所。インドらしいお土産を買うならここはお勧めです。
『スンダリ・シルク(Sundari Silks)』の住所・営業時間
- 住所:36, N Usman Rd, T. Nagar, Chennai, Tamil Nadu 600017 インド
- 電話:+918680877999
- 営業時間:10:00~21:00
- HP:sundarisilks.com
スンダリ・シルクで土産物を買った後、次はインドの食材を買いに「Mylapore Ganapathy’s Butter & Ghee」へと向かいます。
ウーバーオートに乗り、10分ほどでお店に到着(₹63)。
「Mylapore Ganapathy’s Butter & Ghee」でインドの食材を購入
「Mylapore Ganapathy’s Butter & Ghee」の外観
Tナガルの近くの、West Mambalam地区の商店街の一角に、ギーやアチャール、スナックなどのインド食材を扱うお店「Mylapore Ganapathy’s Butter & Ghee」があります。
「Mylapore Ganapathy’s」は、1942年創業の、誰もが知る老舗ブランドであるそう。
本店はマイラポール地区にあり、このお店は West Mambalam branch です。
「Mylapore Ganapathy’s Butter & Ghee」の店内
新しいながらもクラシックな雰囲気の店内
「Mylapore Ganapathy’s Butter & Ghee」の店内です。
比較的新しい店舗のようですが、内装はクラシック感があって居心地の良い雰囲気。
棚に並んだスナック
壁には店名にもなっているガナパティの絵
アチャールの瓶
アチャール、乾物
ポディ
ミターイやチャパティ
店内の棚には、ギーやバター、アチャールやポディ、アッパラム、スナック、干物、ナッツ、スパイス、スイーツ、オイル、パンなど、様々な商品が並べられています。
カウンターに置かれていたギーの入った缶
スタッフがギーを見せてくれました。
カウンターには、お店の売りでもある「ギー」の入った缶があり、店員さんが見せてくれました。
アチャールがゴロゴロ
ジャガリー
チャパティ
クラシックな内装がいい感じ
「Mylapore Ganapathy’s Butter & Ghee」
商品を色々物色した挙句、購入したのは↓です。
マンゴーアチャール
パームシュガー
ハチミツ
オクラのバサール
「ギー」も欲しかったですが、持ち運ぶのに不安だったので断念。
アチャールやパームシュガー、ハチミツ、バサールを買いました(₹718)。
『Mylapore Ganapathy’s Butter & Ghee』の住所・営業時間
- 住所:Subbi, Chetty Complex, TVR, 14, Chitrakulam W St, near PK Mahal, Mylapore, Chennai, Tamil Nadu 600004 インド
- 電話:+917358156781
- 営業時間:9:00~21:00
- HP:mylaporeganapathys.com
薬屋「Appolo Pharmacy」
こちらは、「Mylapore Ganapathy’s Butter & Ghee」の前にあった薬屋「Appolo Pharmacy」
のど飴が切れたので、ここで購入。
購入したのど飴(パッケージはもうない)(₹80)
インド食材を買った後は、ディナー。
ウーバーオートを呼び、チェンナイの南にある高級レストラン『サヴィヤ・ラサ(Savya Rasa)』へと向かいます(約40分:₹130)。
『サヴィヤ・ラサ(Savya Rasa)』で南インド各地域の味覚を堪能
『サヴィヤ・ラサ(Savya Rasa)』の入り口
チェンナイ中心部から南へ。アディヤール川を渡ったGandhi Mandapam Rd沿いに、南インド料理店『サヴィヤ・ラサ(Savya Rasa)』は、あります。
南インドの主要7地域の伝統料理を再現する。それがこのお店のコンセプト。
Conde Nast のトップレストラン賞を3回も受賞した高級ダイニングです。
温かみのある落ち着いた風情の内装
店内は、さすが高級店。温かみのある落ち着いた風情の内装。際立った豪華さはないものの、洗練された雰囲気を感じます。スタッフの接客対応も素晴らしいです。
「Kuzhi Paniyaram」(₹345)
「Manga Curry」(₹425)、「Neer Dosa」(₹125)
いただいたお料理は、上品で洗練されたお味。
チェティナードゥの「Murungai Rasam」、カルナータカの「Anjal Rava Fry」、タミルの「Kuzhi Paniyaram」、ケララの「Manga Curry」「Appam」、マンガロールの「Neer Dosa」。
いずれも作り込まれた味・食感で、とっても美味でした♪
『サヴィヤ・ラサ(Savya Rasa)』の地図・営業時間
- 住所:2/10, Gandhi Mandapam Rd, Chitra Nagar, Kotturpuram, Chennai, Tamil Nadu 600085 インド
- 電話:+919940091899
- 営業時間:(月〜木)12:00~15:30 18:30~23:00 (金〜日)12:00~16:00 18:30~23:45
- HP:savyarasa.com
旅の締めを高級ダイニングでキメた後、ウーバーオートを呼んでホテルへと戻ります(₹85)。
ホテルのフロントで預けてあった荷物をピックアップ。ウーバー(車)を呼んで空港へ(₹410)。30分ほどで空港に到着。飛行機の出発の3時間前に着くことができました。
軍人のチェックを済ませて入場し、チェックインを済ませ、出国審査、荷物検査を終え、搭乗ゲートへ。
この日のルート(チェンナイ市内)
チェンナイからクアラルンプール経由で成田へ
チェンナイからは、クアラルンプール経由で乗り継ぎ合わせて13時間。成田には夕方到着しました。
よい旅でした★
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