マイソールで1泊した翌朝。
この日も、南インドの軽食「ティファン」のモーニングを食べるため、朝6時に起床しました。
この日は、『Vinayaka Mylari』で朝のティファンを食べた後、街の中心にある「デヴァラジマーケット」で市場見学。その後、料理教室に参加し、夕方発の鉄道に乗ってバンガロールへと移動。
バンガロールに着いたら、夕食はクールグ料理のレストラン『The Coorg Food Company』へと行く予定です。
宿泊したホテル「ホテル パイ ヴィスタ (Hotel Pai Vista)」
まずは、朝のティファン。
目的のお店は、宿泊したホテル「ホテル パイ ヴィスタ (Hotel Pai Vista)」から徒歩15分ほどの場所にあります。
朝のマイソールの風景
街のキオスクに並ぶ人たち
朝の交通量の少ないマイソールの街並み。
道中、特に変わったものはありませんでしたが、のんびりとした空気感が心地よいです。ホテルから15分ほど歩いたところで、お店を見つけました。
『Vinayaka Mylari』で「マイラリ・ドーサ」と「イドゥリ」を賞味
『ヴィナーヤカ・マイラリ(Vinayaka Mylari)』の外観
街の中心のKRサークルから東へ1kmほど。商店が並ぶナザラバード地区の一角に、南インド料理の軽食「ティファン」を提供するお店『ヴィナーヤカ・マイラリ(Vinayaka Mylari)』は、あります。
お店の創業は1938年。マイソール随一の老舗のティファン店です。
店員がドーサをサーブ
お店は、かなり混雑していましたが、10分ほど待っただけで席に座ることができました。
お店で提供しているお料理は、店名を冠した「マイラリ・ドーサ」と「イドゥリ」。そして、スイーツのみ。
驚くほどソフトな食感の「マイラリ・ドーサ」
柔らかくて弾力のある「イドゥリ」
いただいたのは、「マイラリ・ドーサ」と「イドゥリ」
生地が驚くほど柔らかでベンネの風味が効いた「マイラリ・ドーサ」も、ぷるぷるの弾力を持った「イドゥリ」も、いずれも絶品!
満足の朝食となりました★
『Vinayaka Mylari』の住所・営業時間
- 住所:Shop No, 8M58+93R, 79, Nazarbad Main Rd, near Police Station, Doora, Mysuru, Karnataka 570010 インド
- 電話:+919448608710
- 営業時間:6:30~22:00
ウーバーオートでデヴァラジマーケットへ
ヴィナーヤカ・マイラリでドーサとイドゥリの朝食をいただいた後、ウーバーオートを呼んで、次の目的地「デヴァラジマーケット(Devaraja market)」へ(₹60)。
「デヴァラジマーケット(Devaraja market)」で花と野菜とバナナを見る
「デヴァラジマーケット(Devaraja market)」の入り口
マイソールで最も大きく賑わいのある市場が「デヴァラジマーケット(Devaraja market)」
「デヴァラジマーケット(Devaraja market)」は、マイソールの街の中心、KRサークルのすぐ北側にあります。
マーケットのまさしく”花“ 黄色のマリーゴールド
訪れた朝8時過ぎの時点では、お客さんはほとんどおらず、各お店は準備中といった感じでしたが、市場内にはカラフルな花が山積みにされた店がズラリと並び、結構見応えがありました。
市場内では、ドラマの撮影ロケにも出くわしました。
市場西側の路地で見掛けた、通りを埋め尽くすバナナの山
バラの赤い色が目に鮮やか
マイソール最大の市場「デヴァラジマーケット(Devaraja market)」
市場の建物内を練り歩き、カラフルな花や野菜・果物などを物色。
市場西側の路地で見掛けた、通りを埋め尽くすバナナの山も見応えがありました。
「デヴァラジマーケット」の詳細については、下記記事をご覧ください。
『デヴァラジマーケット(Devaraja market)』の住所・営業時間
- 住所:8M62+5X9, Sayyaji Rao Rd, Medar Block, Tilak Nagar, Mysuru, Karnataka 570001 インド
- 営業時間:6:00~20:00
- 定休日:日曜日
「デヴァラジマーケット」で花と野菜とバナナを見物した後、少し時間が空いたので、マイソールの街をぶらぶら散歩。
「デヴァラジマーケット」前の広場
道を歩く牛
映画?のポスター
ホテル横の路地の風景
マイソールのバスターミナル
バスターミナルに併設されたスーパーマーケット内
ホテルの近くにバスターミナルがあり、スーパーマーケットが併設されていたので、中に入ってみることにします。
スーパー内はなかなか広大で、生活雑貨を中心にたくさんの商品が陳列されていました。
ハンドクリームなど
食器
歯磨き粉
シャンプー
購入した「Himaraya」の歯磨き粉
このモールで、インドのアーユルヴェーダコスメブランド「Himaraya」の歯磨き粉とシャンプー(写真は撮ってない)を購入。
シャンプーは旅行中に使用しました。
「Himaraya」については、下の記事をご覧ください。
「マイソール」と言えば、赤いパッケージの「マイソール・サンダル・ソープ」が有名なのですが、このスーパーには売られていなかったので、確実に売られているであろうお店に買いに行くことに。
「Sreenivasa Glamour Stores」で「マイソール・サンダル・ソープ」を購入
「Sreenivasa Glamour Stores」
バスターミナルから徒歩10分ほど。街の中心「KRサークル」のサークル沿いにあるお店「Sreenivasa Glamour Stores」
ネットの情報によると、このお店には「マイソール・サンダル・ソープ」が売られているとのこと。さっそく店内へ。
「Sreenivasa Glamour Stores」の店内
小さな店舗内で、「マイソール・サンダル・ソープ」を探したところ、見つからなかったので店員さんに聞いてみたところ、ありました!
購入した「マイソール・サンダル・ソープ」(₹19)
こちらが、購入した「マイソール・サンダル・ソープ」(₹19)
「マイソール・サンダル・ソープ」は、以前、シンガポールで買ったことがあるので、詳細については、下記の記事をご覧ください。
『Sreenivasa Glamour Stores』の住所・営業時間
- 住所:3, K.R Circle, D Devaraj Urs Rd, Mysuru, Karnataka 570001 インド
- 営業時間:10:00~20:30
- 定休日:日曜日
「マイソール・サンダル・ソープ」を購入した後は、料理教室へ。
11時開始ですが、少し時間があるので、教室の近くにあった「Chikkamagaluru Cafe」に行ってコーヒーを飲むことにしました。
石鹸の店の前からウーバーオートに乗って15分ほど(₹121)で到着。
「Chikkamagaluru Cafe」でチクマガルルコーヒーを飲む
「Chikkamagaluru Cafe」の外観
こちらが、「Chikkamagaluru Cafe(チクマガルル・カフェ)」の外観。
通りの角にある小さな店舗です。
ここでコーヒーを飲んでひと休み。
角にある小さな店舗
「Chikkamagaluru Cafe」のメニュー
軽食もあり
小さな店舗ですが、メニューは結構豊富で、フィルターコーヒーのほか、ブラックコーヒーもあり、紅茶やジュース、サモサやプーリーなどのインド軽食、サンドイッチやハンバーガーもあります。
カウンター
クッキーもあります。
ちなみに、店名の「チクマガルル(Chikkamagaluru)」は、西ガーツ山脈の麓、デカン高原のカルナータカ州マレナドゥ地域にある地区で、インド屈指のコーヒーの生産地として有名なところ。
17世紀にババ・ブダンという人がイエメンのモカからコーヒーを持ち込み、インドに初めてコーヒーを紹介した場所だと言われています。
「フィルターコーヒー」(₹20)
いただいた「フィルターコーヒー」は、コーヒーの風味とまろやかなミルクがいい塩梅の申し分のない美味しさ。ほど良い甘さで癒されます。
ゆったりとカフェタイム
店内の座席は10席もないですが、地元の男性が入れ替わり立ち替わり訪れ、フィルターコーヒーを飲んでいました。
気軽にコーヒーを楽しめる良いお店です★
『Chikkamagaluru Cafe』の住所・営業時間
- 住所:Vivekananda Cir Rd, near palace Honda showroom, Vivekanandana Nagar, Kuvempu Nagar 1st Stage, Vivekananda Nagar, Mysuru, Karnataka 570023 インド
- 営業時間:6:00~21:30
フィルターコーヒーを飲んでゆったりした後は、歩いて料理教室へと向かいます。
「Rasayana Kitchen 料理教室」でカルナータカ料理を習う
Rasayana Kitchen 料理教室
今回の南インド旅の目的のひとつ、料理教室に参加すること。
マイソールで参加したのは、「Rasayana Mysore Kitchen」。
今回の先生は、Sahanaさんという女性の方。
アーユルヴェーダを基にしたお料理を専門にされていて、ご自身でヨガもやられているようです。
Rasayana Kitchen 料理教室
外階段を上がり、部屋に入った瞬間にこの場所がとても気に入りました。
風通しが良くて、床の色や質感、木製の家具や植物など、全部が調和しているようで、なんだかとても気持ちの良い空間に感じました。
Rasayana Kitchen 料理教室
こちらが、教えてもらった料理。全部とても美味しかったです。
帰国後、さっそく、教えてもらったレシピで作りました。
料理教室での調理の詳細やお味の感想、帰国して作った料理については、下記の記事をご覧ください。
料理教室でカルナータカ料理を学び、美味しいお料理をいただいた後は、ウーバーオートを呼んで街の中心の「KRサークル」まで戻り(₹154)、街中を少しぶらぶら。
食器屋さん
ビリヤニの鍋?
鍋と燭台
食器屋さんを物色
大量に吊り下げられた匙
買いたい食器があったので、数件食器屋を物色。結局希望の品は見つからず。
近くの「デヴァラジマーケット」を再訪して、午後の賑わいの様子を確認した後、歩いてホテルへ。
バンガロール行きの列車の出発時間は、16:15分。
ホテルに預けていた荷物をピックアップし、ウーバーを呼んで「Mysuru Junction駅」へと向かいます(₹87)。
急行列車「16232 / MYS CUPJ EXP」に乗ってバンガロールへ
「Mysuru Junction駅」のホーム
バンガロール行きの列車「16232 / MYS CUPJ EXP」
こちらが、バンガロール行きの列車「16232 / MYS CUPJ EXP」
列車の予約は、事前に日本でネット予約してありました。
※IRCTC(インド国鉄)のサイトではうまくいかなかったため、少し料金は高かったものの「12GO」というサイトで購入(SLクラス2人分で、₹370)
「16232 / MYS CUPJ EXP」の車内
「16232 / MYS CUPJ EXP」の車内です。予約席は6人掛けの三段ベッドのボックス席で、おひとり様の男性客や家族連れなどが座りました。
行きのCCクラスよりはインドの列車らしい風情ですが、昔に比べると随分と綺麗になった気がします。
「KSR Bengaluru City Junction駅」に到着
列車は、16:15分にマイソールを出発。2時間半掛けて、18:45分にバンガロールの「KSR Bengaluru City Junction駅」に到着しました。
途中、チャイ売りやスナック売りが呼び声を繰り返しながら引っ切りなしに行き交うのを見たり、物乞いやヒジュラがバクシーシを求めてきたり、そんな彼らに対して必ずお金を手渡す心優しき男性がいたり、予約席なのに勝手に座ろうとしてくる人がいたり、そんな人に対しても席を空けてあげようとするインド的喜捨精神の青年がいたり。
たった2時間半でしたが、久々に、インドらしい汽車旅を味わうことができました。
宿泊した「ザ チャンセリー ホテル (The Chancery Hotel)」
駅でウーバーを呼び、ホテルへ(₹149)。
宿泊するホテルは、2日前に泊まっていた「ザ チャンセリー ホテル (The Chancery Hotel)」
チェックインし、荷物を部屋に置いた後、夕食を食べに出掛けます。
目的地は、『The Coorg Food Company』というお店。
場所は結構遠く、ウーバーに乗って40分ほど掛かりました(₹380)
『The Coorg Food Company』で「クールグパンディーカレー」を賞味
『The Coorg Food Company』の看板
バンガロールには、カルナータカ州南西部に住む、独自の食文化を持った民族「コダヴァ族」の料理(クールグ料理)を食べられるレストランがいくつかあります。
そのうちのひとつが、街の北東部にあるレストラン『The Coorg Food Company』
『The Coorg Food Company』の店内
クールグ料理は、米を主食とし、豚肉を食べることで知られている料理。
もちろん、メインは豚肉料理、主食はお米を使った2品を注文しました。
「PANDI CURRY」(₹330)「PAPUTTU」(₹90)「ONAKE ERACHI SPICY SMOKED PORK」(₹450)
「AKKI OTTI」(₹40)
初めていただいた「クールグ料理」、ことのほか美味しかったです♪
豚の脂身の旨みとカチャンプリという果実がもたらす酸味が特徴の「パンディーカレー」、燻製の風味がたまらない「スモークドポーク」、お米を使った香ばしいローティー「アッキ・オティ」
いずれも、クールグならではのお味。クセになる美味しさです★
『The Coorg Food Company』の地図・営業時間
- 住所:2nd Floor, Masand Esquire, Hennur Main Rd, HRBR Layout 3rd Block, HRBR Layout, Kalyan Nagar, Bengaluru, Karnataka 560043 インド
- 電話:+919886725947
- 営業時間:12:00~22:30
食後は、ホテルへとんぼ返り。
翌日もまた早起きして、ティファン屋に行く予定なので、早めに就寝します。と言ってもホテル到着は23時を回っていました。
コメント