バルカン諸国(旧ユーゴスラビア)の旅。
3日目のこの日は、午前中にスロベニアの首都リュブリャナからバスで1時間20分の場所にある「ブレッド湖」を訪問。
リュブリャナに戻って、夕方18時半、列車に乗ってクロアチアの首都ザグレブへと向かいます。
今回は、リュブリャナ〜ザグレブの列車旅についてご紹介します♪
リュブリャナ駅構内のカフェ
ブレッド湖をバスで15時くらいに出発。少し渋滞に引っかかったものの16時半にはリュブリャナ駅前に到着しました。
ザグレブへ向かう列車は、18:36分の出発予定(到着は20:51分)。2時間ほど時間があるので、駅周辺でレストランを探し、早めのディナーをいただくことにしました。
リュブリャナ駅
リュブリャナ駅前のタイ料理屋でディナー
リュブリャナ駅前にあるタイ料理屋さん「Roza Slon」
リュブリャナ駅前は、お店の数が少なく、選択肢があまりないのですが、偶然にも良さそうなお店を発見!
店頭にトゥクトゥクが展示された、タイ料理屋さん「Roza Slon」です。
ヨーロッパ料理が続いていたので、久々にアジアの味をいただけるのは嬉しい♪
さっそく、お店へとGo!
タイ料理屋さん「Roza Slon」
タイ料理屋さん「Roza Slon」のお店の様子です。
カラフルでオブジェとかが飾られた無国籍&サイケな内装。カウンターの中を見ると、接客やドリンクを作っているヨーロッパ系の人と、厨房で調理をしているタイの人がいる感じでした。
このお店、バックパッカーとしてタイに旅行したスロベニア人が、タイ料理にハマり、タイで仲良くなった屋台の店主を故郷に招いて開店。とか、勝手な想像をしてしまいました。
タイカレーやパッタイ、トムヤムなど
店頭に掲げられたお店のメニューです。
メニューは、レッドやグリーンなどのカレー、パッタイやパッキーマオなどの麺料理、パッナムプリックパオなどの炒め物、フライドライス、トムヤムやタイスキなど、スタンダードなタイ料理が揃っています。
今回は、タイスパイシーフライドライスとパッタイを頼むことにしました。
テーブルにはソイソースとフィッシュソースが。
タイスパイシーフライドライス
パッタイ
こちらが、注文したタイスパイシーフライドライスとパッタイ(€13.3:1,571円)。
お味はかなり大味で、本場の物とは比べられないですが、リュブリャナでタイの味を味わえるというだけで大満足!
美味しくいただくことができました♪
リュブリャナ駅
リュブリャナ駅のメインエントランス
こちらが、リュブリャナ駅のメインエントランス。
リュブリャナ駅は1849年に開業した歴史ある駅で、国内列車が数多く発着するほか、ザグレブやベオグラード、ウィーン、ザルツブルク、ミュンヘン、チューリッヒなどへ向かう国際列車も発着しています。
18:36分発の列車が来るまで時間があるので、駅をぶらぶら散策しながら待つことにします。
ちなみに、リュブリャナからザグレブへと向かう列車のチケットは、事前にネット予約しました。予約したサイトは、レイル・ヨーロッパというサイト。料金は5,150円です。
リュブリャナ駅のホーム
車体に落書きが書かれた電車
首都の駅ですが、ガラーンとした感じ。ホームがやたらと長いです。
向こう側のホームに、車体に落書きが書かれた近郊電車が停まっていましたが、スロベニアの皆さん、インドの駅と同じで線路を歩いて向こうのホームに渡っていました。
ザグレブ行きの列車は18:36分発
ホームに停車していた電車
リュブリャナ駅のホームから
ドイツ製らしき綺麗な車両
自動車運搬貨車が通ります。
ぶらぶらと駅を歩き回りましたが、特段何もないので、出発する列車の発着ホームで待つことに。
しばらく待っていると、列車の到着時間が近づくに連れ、外国人観光客の姿がちらほらと。
日本人らしき旅行者の方も何人か見掛けました。
そろそろ、列車の到着です。
列車に乗り、クロアチアのザグレブへ
ザグレブ行きの列車が到着!
18時半頃、ザグレブ行きの列車が到着しました!
この列車に乗ってクロアチアのザグレブまで約2時間半。ザグレブ到着は20:51分の予定です。
ザグレブ行きの列車の車内
コンパートメント形式になっている座席
ザグレブ行きの列車の車内です。
ヨーロッパの列車でスタンダードなコンパートメント形式の座席。車内はかなりガラガラ状態で、予約番号のコンパートメントには終点まで他の乗客は来ませんでした。
新しい車両でシートの座り心地も良く、空調もちょうど良い感じで快適な汽車旅です★
リュブリャナ〜ザグレブMAP
リュブリャナ〜ザグレブの車窓風景
ザグレブ行きの国際列車はリュブリャナの駅を静かに出発。
列車はすぐに街を抜け、スロベニアの農村地帯へ。
農村地帯を進んでいきます。
車窓から見えた街並み
途中で停車したローカル駅
広々とした農場、渓流が流れる峡谷、その合間に現れる小さな町や村。
列車は途中、いくつもの駅に停車し、地元の人々が乗り降りしていきます。
徐々に日が傾いてきました。
スロベニアの大地に夕陽が沈んでいきます。
そのうち、徐々に日が傾いていき、辺りは夕暮れの風景へ。
そして、しばらくすると、オレンジ色の太陽はスロベニアの大地に音もなく沈んでいきました。
セヴニツァ駅に停車
日が沈み、列車は夜の闇の中、東へと疾走していきます。
そして、リュブリャナを出発して1時間40分ほど。列車はスロベニアとクロアチアの国境の駅「Dobova」に到着しました。
ここで、スロベニア国鉄の機関車とクロアチア国鉄の機関車を付け替え。
車内には、スロベニア・クロアチア両国の出入国管理係員が乗り込み、パスポートコントロール(出入国スタンプを押す)を行います。
スロベニア・クロアチア共にEUに加盟していますが、EUと国境管理が同一となっているスロベニアに対し、クロアチアは個別の国境管理を行なっているため、この国境ではパスポートコントロールが必要になっているのだとか。
スタンプを押してもらって、いよいよクロアチア入国!
ほどなくして列車は「Dobova」を出発。一路、首都ザグレブを目指します。
ザグレブ到着
クロアチアの首都、ザグレブ中央駅に到着!
こちらが、乗車した列車
20:51分、国際列車はクロアチアの首都ザグレブに定刻通りに到着しました!
さあ、駅を出てホテルへと向かいましょう〜♪
21時前にザグレブ中央駅に到着
クロアチアのパン屋「mlinar」のザグレブ中央駅店
ザグレブ中央駅のコンコース
駅のキオスク
スロベニアからクロアチアに入国ということで、まず、通貨の両替をします。
スロベニアの通貨はユーロ、クロアチアの通貨はクーナです。
ザグレブ中央駅の両替所で、€250を1,750kn(クーナ)に両替。さっそくゲットしたクーナを使ってキオスクにてジュースを購入しました(9.49kn:151円)
ザグレブ中央駅の駅舎
こちらは、ザグレブ中央駅の駅舎。
ザグレブ中央駅は、オーストリア=ハンガリー帝国時代の1892年に開業したクロアチア最大の鉄道駅です。
新古典主義様式で造られた駅舎の外観はなかなかの立派さ。オレンジ色のライトアップによく映えています。
ザグレブ駅前の風景
ザグレブ駅前のトミスラヴ広場
ザグレブのトラム
ザグレブ中央駅から歩いてホテルへと向かいます。
宿泊予定のホテルは駅から徒歩5分ほど。
宿泊した「ホテル・セントラル」の外観
こちらが、宿泊した『ホテル セントラル(Hotel Central)』
ホテル検索サイトで事前予約し、料金は一泊10,155円。
「ホテル・セントラル」の部屋
駅から近くて便利で、お部屋もシンプルながら綺麗で、設備も申し分ない居心地の良いホテル。
ここで一泊し、翌早朝に、クロアチア最大の見所のひとつであり、世界遺産に登録されている名所「プリトヴィツェ湖群国立公園」へと向かいます。
『ホテル セントラル(Hotel Central)』の詳細はこちら↓
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