馬来風光美食(荻窪)|絶品のビーフルンダン!エレンさんの作るマレーシア料理

馬来風光美食(荻窪)|絶品のビーフルンダン!エレンさんの作るマレーシア料理

荻窪、馬来風光美食 マレーシア料理
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中央線荻窪駅から青梅街道を新宿方向へ徒歩5分ほど。

20年もの歴史を持つマレーシア料理のお店があります。

『馬来風光美食』です。

美食の町として知られるマレーシア、イポー出身の女性店主エレンさんが営むこのお店は、中華系マレーシア料理を提供しているお店。

各種メディアでも、都内屈指のマレーシア料理店として度々紹介されている人気店です★

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にこやかなエレンさんが迎えてくれるアットホームなお店

荻窪、馬来風光美食『馬来風光美食』の入口

荻窪、馬来風光美食お店は地下1階にあります。

お店は雑居ビルの地下1階にあります。

何も知らないで行ったら入るのに躊躇しそうな入り口ですが、事前に電話予約して行ったので、迷いなく入店。

お店の入り口にはマレーシア国旗が飾られていました。

荻窪、馬来風光美食こぢんまりとした店内

 

『馬来風光美食』の店内です。

座席は4名卓が2つとカウンター席が5席の合計13席。

店内はかなり狭めで雑然とした感じ。

お店に入るなり、明るくにこやかに挨拶してくれたのが、店主のエレンさんです。

エレンさんは、中華系の華僑の方。

マレーシアは、マレー系、中華系、インド系の3つの主要民族が暮らしており、文化も、もちろん、お料理もバラエティに富んでいます。

お店は、エレンさん1人で切り盛りしており、お料理の注文から調理。電話予約の対応など、かなり忙しそうな感じ。

そんな中でも、一見のお客さんにも気さくに話し掛けてくれるエレンさん。

このお人柄が荻窪で20年も愛され続けている理由なのかも。

 

さて、注文です。

事前に頼むのを決めていた、中華系マレーシア料理を代表するスープ肉骨茶」(バックッテー)と、何と!お店ブランドのレトルトカレーにもなっている「ビーフルンダン」

それに、野菜系のお料理として、「馬来風光」(空芯菜のブランチャン炒め)

隣のお客さんが食べていて、やけに美味しそうだった「ミーゴレン」を注文することにしました。

荻窪、馬来風光美食「タイガービール

 

さてさて、何はともあれ、まずはビール♪

シンガポール産のタイガービールです。

タイガービールは、シンガポール、マレーシアのみならず、アジア太平洋全域で飲まれている人気ビール。

アルコール度数は5%で、爽快な喉ごしを持ちながらも、味がしっかりしていてビールっぽいのが特徴です。

タイガービールをぐびぐび飲みながらお料理を待ちます。

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日本人のお口に合う、中華系マレーシア料理の数々

荻窪、馬来風光美食「馬来風光」(空芯菜のブランチャン炒め)900円

 

ビールを飲んでいると、ほどなくしてお料理が運ばれてきました。

最初に提供されたのが、「馬来風光」(空芯菜のブランチャン炒め)

中華料理の定番「空芯菜炒め」は、タイやベトナムなど華僑の多い東南アジアの国々でも、その土地土地のアレンジを施されつつ、定番のお料理となっています。

マレーシアの空芯菜炒めは、オキアミを発酵させペースト状にしたマレーシアの調味料「ブランチャン」が使われていて、独特の深みのあるお味。

ナンプラーやニョクマムなどの魚醤を使ったタイやベトナムの空芯菜炒めよりも、さらに濃厚で辛味もある感じ。

これ、クセになるかも。ビールによく合います★

荻窪、馬来風光美食「肉骨茶」(バックッテー)小900円

 

続いてサーブされたのは、中華系マレーシア料理を代表するスープ「肉骨茶」(バックッテー)

当店一番の人気メニューです。

「肉骨茶」(バクテー)は、骨付き豚肉を八角やシナモン、クローブ、胡椒、ニンニクなどのスパイスや漢方で煮込んだマレーシアやシンガポールの郷土料理のこと。

「肉骨茶」は、福建語のbah-kut-têに由来しており、英国植民地時代に中国から渡ってきた福建人が故郷の料理に倣って作り出したのが発祥と言われています。

マレーシアのバクテーは、スープが濃い醤油色で濃厚なお味なのが特徴(シンガポールのバクテーは、胡椒を効かせたあっさりとしたお味)。

もちろん、『馬来風光美食』のバクテーは濃厚なマレーシアスタイル。

20種類以上のスパイスを入れているという『馬来風光美食』のバクテーは、旨味たっぷり。

柔らかく煮込まれた豚肉も、スープの染み込んだ油揚げやエノキ、青菜なども、とっても美味♪

やみつきになるお味です★

荻窪、馬来風光美食黒醤油、にんにく、唐辛子が入った特製ソース

 

スープの中に、黒醤油、にんにく、唐辛子が入った特製ソースを加えるのもなかなかGood!

味の深みがさらに増します★

荻窪、馬来風光美食「ビーフルンダン」

 

こちらは「ビーフルンダン」

「ルンダン」は、インドネシアやマレーシアでよく食べられている煮込み料理で、牛肉や鶏肉などの塊肉をココナッツミルクと唐辛子やガランガル、レモングラス、ターメリック、ニンニク、しょうがなどの香辛料で煮込んだもの。

もともとは、マレー系ムスリムのお料理ですが、マレー人と華人の混血のニョニャの人たちを始め、現在ではマレーシアのあらゆる民族で食べられているのだとのこと。

『馬来風光美食』のビーフルンダンは、シナモンやカルダモンがガッツリ効いたドライタイプのルンダン。

よく煮込まれた牛肉は柔らかく、スパイスの風味が染み込んでいて食べ応えがあります。ご飯との相性もバッチリ!

う〜ん、美味しい♪

今回いただいたのは、ビーフのルンダンでしたが、ココナッツ感が強く、タマリンドの酸味が効いたグレービーな「チキンルンダン」も提供しているようで、チキンルンダンの方はレトルトカレーとして販売もされているそう。

チキンの方も、是非とも食べてみたいです。

荻窪、馬来風光美食「ミーゴレン」

 

最後に登場したのが「ミーゴレン」

「ミーゴレン」は、マレーシア、インドネシア、シンガポールなどでよく食べられている焼きそば料理。

“ミー”は麺、“ゴレン”は炒めるとか揚げるという意味。

見た目は日本の焼きそばそっくりですが、お味はスパイシー。

「ミーゴレン」は、地域やお店によってもかなり違いがありますが、『馬来風光美食』のミーゴレンは、ケチャップマニスやオイスターソース、魚醤などで味付けされた中華麺に、具材として小松菜やネギ、そして、エビが入ったスタンダードなタイプ。

辛味のある調味料「サンバルソース」も添えられています。

油っこいお料理ですが、ケチャップマニスの甘さとサンバルソースの辛味がうまくマッチしていて美味しい★

 

エレンさんの作るマレーシア料理、ほんと、美味しかったです♪

他にも、特製のタレに漬け込んだ鶏肉を紙で包んで油で揚げた「ペーパーチキン」や、魚の頭がどーんと入ったスパイシーなカレー「フィッシュヘッドカレー」など、魅力的なお料理もあるとのこと。

レシピ本を出すほどのお料理の腕と、気さくな人柄が魅力的なエレンさん。

20年も続く人気店である理由がわかりました★

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◉『馬来風光美食』の地図・アクセス

  • 住所:東京都杉並区天沼2-3-7 SAKAIビルディング B1F
  • アクセス:荻窪駅から徒歩5分
  • 営業時間:(火〜金)18:00~23:00 (土日)16:30~23:00
  • 定休日:月曜日

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