新宿のアルタの裏。モア中央通りの路地の一角の地下1階に、中国・重慶の火鍋料理のお店『天府火鍋巷子(てんぷひなべしゃんず)』は、あります。
2024年1月にオープンしたこのお店、ネット上にはまだ情報が少ないですが、本場重慶そのままのお味の重慶火鍋をいただけるお店であるとのこと。
また、ポップでド派手な内装は一見の価値があるのだとか。
かなり、興味を惹かれたので、行ってみることにしました★
ポップでド派手な店内の装飾は一見の価値あり!
『天府火鍋巷子』は、この建物の地下1階
『天府火鍋巷子』は、この建物の地下1階にあります。
道向かいには、メイド喫茶の「めいどりーみん 新宿東口店」があります。
通り沿いの案内看板
通り沿いの案内看板は、こちら。
ほぼ中国語なので、在日or訪日中国人ターゲットのお店なのがわかります。
さっそく、階段を降りて地下1階へと向かいましょう〜♪
階段途中には、派手な店名表示が!
カラフルなチラシがずらりと貼られ、サイケな感じ
階段途中には、かなりインパクトのある派手な店名表示がありました。
カラフルなチラシがずらりと貼られ、サイケな雰囲気。
異国への入り口って感じがして、否応なしに気分が高まってきます!
『天府火鍋巷子』の入り口
『天府火鍋巷子』の入り口です。
隣には、人気牛かつ屋さんの「牛かつもと村 新宿アルタ裏店」があり、かなりの行列が出来ていました。
『天府火鍋巷子』は行列無しのフリーパス。
牛かつもと村の行列を横目に眺めつつ、『天府火鍋巷子』の店内へと入っていきましょう〜!
『天府火鍋巷子』の店内
こちらが、『天府火鍋巷子』の店内です。
ネットの情報で事前に知っていたものの、ポップでド派手な店内の装飾は、思わず「おお〜!」と声が出る感じ。
かなり賑やかで華やかな雰囲気です★
配管剥き出しの内装が近未来的な感じ
レトロなテレビがたくさん!
レトロ風な飾り付けが至る所に
店内は、どういうコンセプトなのかはわかりませんが、派手な電飾のネオンサインが至る所に飾られ、ブラウン管のテレビがあったり、ダイヤル式の電話があったり、天井は配管剥き出しでコンクリート打ちっ放しの壁があったり、ポップなイラストやオブジェがあったりと、映画「ブレードランナー」のようなレトロかつサイバーパンクな雰囲気。
現地中国では、こういうスタイルが流行っているのでしょうか?
座席はシンプルな食堂風
ちなみに、店内の壁に貼られた紹介文によると、『天府火鍋巷子』は、伝説的料理人であるTinaが率いる天府川菜集団のブランド「Dainty Sichuan」によるお店で、「Dainty Sichuan」は、オーストラリアに本場四川や重慶のグルメを紹介するという目的で2003年にメルボルンで創業されたブランドなのだそう。
『天府火鍋巷子』は、現在はオーストラリアのみならず、中国、シンガポール、アメリカ、日本にも店舗展開。新宿店は重慶火鍋文化を体験できる場として、20年修行した火鍋の専門家たちが腕を振るい、火鍋の都重慶にいるような気分にさせてくれるお店であるとのこと。
地下2階にも飲食スペースが
店内空間はかなり広大
POPな電飾やポスターがたくさん
こちらは地下中2階の座席
こちらは、お店の地下中2階と地下2階のスペース。
この『天府火鍋巷子』、想像以上に店舗空間が広大でした!
地下1階のみならず、地下中2階と地下2階にも、それぞれ雰囲気の違った部屋があり、ネオンサインやデコレーションもギラギラ。
まるで、どこかのアミューズメントパークの中にいるかのようです!
厨房の様子
調理スタッフが結構多いです。
こちらは、厨房の様子。
かなりたくさんの調理スタッフが働いていました。
テーブルには火鍋が!
今回訪れたのは平日のディナータイム。
そこそこお客さんは来ていましたが、座席数が多いせいか、席はかなり余裕がありました。週末は混むのかもしれません。
お客さんは、中国人率高め。若めのカップルや女性二人組などが目立つ感じ。日本人のお客さんもちらほら見掛けましたが、ほとんど中国人という印象です。
スタッフは全員中国人のようでしたが、日本語は達者で、火鍋の注文の仕方やおすすめなども親切に教えてくれました。
さて、座席に座ったところで、そろそろメニューを見てお料理を選びましょうか〜♪
『天府火鍋巷子』のメニュー
『天府火鍋巷子』のお料理の注文の仕方は、テーブルの上のポップに記載されたQRコードから注文用のWEBサイトにアクセスし、掲載された料理を選ぶスタイル。
さっそく、WEBサイトにアクセスし、お料理の物色開始です!
調味料と鍋の素
スープと名物野菜
看板ベスト10
看板ベスト10
スペシャル煮物盛り合わせ
日本本国新鮮肉
シャンズの肉料理
シャンズの肉料理
時令野菜
シャンズ名物スナック
こちらが、『天府火鍋巷子』のメニュー(の一部)です。
メニューは、かなり豊富! メニューのカテゴリとしては、下記がありました。
- 味碟
- シャンズ鍋の素
- シャンズ名物野菜
- 看板ベスト10
- スペシャル煮物盛り合わせ
- 日本本国新鮮肉
- 新鮮食材バスケット
- シャンズの肉料理
- シャンズ海鮮
- 時令野菜
- シャンズ名物スナック
- 飲み物
- お酒類
- 手作りデザート
- 主食
- お昼限定定食
メニューを見ただけでは、どう選んでいいものか迷いますが、取り敢えず、「シャンズ鍋の素」で鍋のスープの種類を選び、具材と思われる肉や野菜、海鮮などを選んでいけば間違いなさそうです。
鍋のスープの種類は下記。
- 重慶牛脂スペシャルスープ(3,280円)
- 植物油スペシャルスープ(2,980円)
- 特製山椒スープ(2,680円)
- トマトスープ(1,880円)
- 天然キノコスープ(1,980円)
- 二色鍋(0円)
店員さんに確認したところ、「重慶牛脂スペシャルスープ」は本場の味でとても辛く、日本人におすすめなのは辛くない「植物油スペシャルスープ」だそう。
けれども、せっかく本場重慶火鍋のお店に来たのだから、本場の辛いスープにしたいと思い、「重慶牛脂スペシャルスープ」をチョイス!
二色鍋にも出来るとのことで、もう一種は、辛くないという「天然キノコスープ」を選ぶことにしました。
具材は、店員さんと相談の上、下記を選択。
- 牛とラムロール盛り合わせ(1,880円)
- 野菜盛り合わせ(1,280円)
- 手作りパクチー豚肉だんご(490円)
本場重慶で人気の料理を聞いてみたところ、「揚げたてヒレ肉」(980円)をおすすめされたので、これも頼むことに。
注文を済ませ、お料理が運ばれてくるのを待ちます。
凶悪に辛いけど癖になる美味しさ! 重慶火鍋「重慶牛脂スペシャルスープ」
「青島ビール」550円
まずは、お飲み物から。
「青島ビール」です。
「青島ビール」は、1903年に生まれた中国で最も歴史のあるビール。中国国内でのシェアは第2位(1位は華潤雪花ビール)。マイルドでスッキリとした味わいのビールです。
安定の美味しさ♪
ビールをぐびぐび飲んでいると、店員さんが火鍋を持ってきて、セッテイングを始めました!
二色鍋(重慶牛脂スペシャルスープ/天然キノコスープ)
こちらが、注文した「二色鍋」(重慶牛脂スペシャルスープ/天然キノコスープ)
重慶牛脂スペシャルスープと天然キノコスープのそれぞれのベースの薬味が載っています。
重慶牛脂スペシャルスープには、オレンジ色の牛脂と、四川唐辛子、花山椒、ニンニクがどっちゃり!
見た目から凶悪な辛さなのが窺い知れます(汗)
スープを注ぎ入れます。
コンロにセッティングを済ませると、すぐに火鍋にスープを注ぎ入れ、着火!
テーブルの上で火鍋をぐつぐつ煮込みます。
テーブルの上で火鍋をぐつぐつ煮込みます。
続いて、中に入れる具材が次々と到着!
「牛とラムロール盛り合わせ」1,880円
「野菜盛り合わせ」1,280円
「手作りパクチー豚肉だんご」
「牛とラムロール盛り合わせ」「野菜盛り合わせ」「手作りパクチー豚肉だんご」です。
結構なボリューム。途中で具材を追加しようかと思っていましたが、これだけでお腹いっぱいになりそうな予感。
野菜盛り合わせは、写真に見える青菜やもやし、トマト、とうもろこし以外に、下の方に大根やじゃがいももあります。
「揚げたてヒレ肉」980円
「揚げたてヒレ肉」が運ばれてきました。
こちらは、鍋に入れる用ではないので、そのままいただきます。
サクッとした衣に柔らかいヒレ肉。花山椒が入っているようで、「麻」のシビ辛が結構ビリビリ来ます。
辛いけど、これ、かなり美味しい♪
火鍋が煮立つまでのおつまみとしてGood! ビールにもベストマッチ♪
バラエティ豊富なタレ
火鍋が煮立つ前に、付けダレを準備しましょう〜♪
店内の一角に付けダレのコーナーがあり、バラエティ豊富なタレや薬味から適宜チョイスし、自分好みの付けダレを作ることができます。
お好みの組み合わせでマイタレを作成
出来上がったタレ
今回は、コーナーの壁に貼られていたタレの例のうち、「重辣㭁香蘸料」(みじん切りニンニク、刻みネギ、パクチー、ごま、ごま油、オイスターソース、お酢、シャンラアジャン、ピーマンタレ)を選んで、この通りにマイ付けダレを作成。
それぞれの配分は適当。上の写真がそれです。
火鍋が煮立つのを待ちます。
火鍋が煮立ってきました!
マイ付けダレを作って席に戻ってくると、だいぶ火鍋が煮立ってきました!
そろそろ具材を火鍋に入れて、食べ始めましょうか〜♪
激辛だけど、美味しい♪
ここからは、無我夢中で食べまくり!
二種のスープですが、とにかく「重慶牛脂スペシャルスープ」が本当に激辛!
スープの中に四川唐辛子と花山椒がたんまり入っていて、スープをひと口啜っただけで、お口の中が火事状態に(汗)
鍋に入れた野菜や、しゃぶしゃぶ的にスープに付けていただくお肉にも四川唐辛子&花山椒が絡み付いてきて、ヒーヒー言うのが止まらない状態に(滝汗)
そんな時有難いのが「天然キノコスープ」。優しいお味が、凶悪な「重慶牛脂スペシャルスープ」の辛さを癒してくれます。
しかしながら、「重慶牛脂スペシャルスープ」に比べると、ちょっと物足りないお味なのも事実。
「重慶牛脂スペシャルスープ」は、たまらなく激辛ですが、お味はむちゃくちゃ美味なんです♪
もちろん、お肉や野菜などの具材も新鮮で食べ応えがあり、しっかり美味しい!
そして、先ほど作ったマイ付けダレもGood! ごま油の旨味がたまりません★
辛さでヒーヒー言いつつ、お肉も野菜も完食。お腹いっぱいになりました♪
『天府火鍋巷子』
新宿にある中国・重慶の火鍋料理のお店『天府火鍋巷子(てんぷひなべしゃんず)』
レトロかつサイバーパンクな店内のデコレーションは一見の価値あり!
いただいた重慶火鍋「重慶牛脂スペシャルスープ」は、四川唐辛子と花山椒がたんまり入っていて凶悪な辛さでしたが、深みのあるお味は癖になりそうな美味しさ♪
豊富な調味料や薬味から自分好みのマイ付けダレを作れるのも嬉しい!
本場重慶そのままのお味の重慶火鍋、激辛だけど、ハマりそうなお味です★
◉『天府火鍋巷子』の地図・アクセス
- 住所:東京都新宿区新宿3-22-7 指田ビルB1F・B2F
- アクセス:新宿(東京メトロ)駅B12出口から徒歩約1分
- 営業時間:11:00~23:00
- 定休日:無休
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