JR宇都宮線・高崎線の尾久駅から北へ真っ直ぐ進み、都電荒川線の線路にぶつかって左折したすぐのところ、都電荒川線の荒川遊園地前駅から徒歩200mほどの場所に『なんどり』はあります。
このお店、「知る人ぞ知る」という言葉がぴったりの隠れ名店。
荒川遊園地前という、地元の人じゃないとなかなか訪れない場所にありながら、多くの南インド料理好きが訪れる人気店です。
ほんと、南インド料理好きの、南インド料理好きによる、南インド料理好きのための、南インド料理店です!
『なんどり』の外観と店内の雰囲気

なんどりの外観

南インドのイラストが描かれたかわいい看板

ピンクのガネーシャがお出迎え
お店の外観です。
かなりインパクトある店構えですよねー。
南インドの人々、寺院やリキシャ、神様などの絵がポップでカラフルなタッチで描かれています。
もともとは古い居酒屋の建物だったらしいですが、周りのお店と比べてかなり異質。
ここだけ、南インド世界が広がっている感じです。

インパクト満点な真っ赤な看板

大スター、「ラジニカーント」もいます。

インド映画の案内とメニュー板
インド映画の案内です。
看板には「ムトゥ 踊るマハラジャ」で有名な、インド映画の大スター、ラジニカーントの絵もあります?
店主のinaさんは、南インド料理を愛するだけでなく、インド映画大好き人間なようで、お店にはインド映画のポスターや案内などがたくさん飾られていました。
右にあるのは、メニュー表。
『なんどり』では、昼間に南インドの定食ミールスを提供していて、ディナータイムは、南インドの軽食「ティファン(Tiffin)」が中心。
メニューは週替わりで、毎週違った料理を楽しむことができます。

店内にもラジニカーントが

かわいいテーブルの模様とコップ
店内の様子。
お店は、カウンターが4席、2名席テーブルが2つと、8人で満席になる小さな空間。
結構常連の方も多く、訪問するなら予約した方が無難です。
店内にはインド映画のポスターや、インドデザインの模様などが飾られていて、インド愛溢れる感じ。
また、店主のinaさんがファンだというポール・マッカートニーの写真なども飾られています。

ビールのコップ

コースターもかわいい
とりあえず、ビールを注文します。
ビールは、プレミアムモルツ。
カラフルなビーズが入ったコースターがかわいいです。
「マサラカシューナッツ」

マサラカシューナッツ
ビールのおつまみとして、「マサラカシューナッツ」(350円)を注文。
インド産のカシューナッツをスパイスで絡めたも。
スパイスが効いていておいしい。
ビールに合います!
「マサラドーサ」

マサラドーサ
ティファンの王様、「マサラドーサ」(1,100円)が来ましたー。
豆のクレープ「ドーサ」の中にマサラ・ポテトを包んだ料理で、ココナッツとトマトの2種のチャトニとサンバルが付いてきます。
南インドでは、朝食や昼食のときによく食べられている料理で、ティファンの中でも一番人気の料理です。

マサラドーサの中身

マサラドーサのサンバル
ドーサをちぎって、チャトニをつけて、サンバルとも絡めて・・・。
ほんと、おいしい!
うん、これぞ南インドの味。
南インドで食べたあのお味です。
「豚肉のスパイス炒め」

豚肉のスパイス炒め
こちらは、「豚肉のスパイス炒め」(ハーフ:800円)
豚肉にスパイスとヨーグルトをマリネして玉ねぎと炒めた料理とのこと。
これ、とってもおいしかったです。
ほどよく柔らかな大きめの豚肉に複雑な味わいのスパイスが絡んでいて、思わず「うまい!」と言ってしまいまう一品。
ビールにほんと合いますねー。どんどん食べれちゃいます。
「自家製ジンジャーエール」と「ハチミツ酒」

自家製ジンジャーエール

ハチミツ酒
料理がおいしくてビールが進むので2杯目を注文。
今度は別の飲み物、「自家製ジンジャーエール」と「ハチミツ酒」を頼んでみましたー。
ジンジャーエールには、スパイスがブレンドされていて、他では味わえないリッチな感じ。
甘いハチミツ酒も深い味わいでおいしいです。
「マサラ・フィッシュフライ」

マサラ・フィッシュフライ
「マサラ・フィッシュフライ」です。
こちらは毎回使うお魚が違っていて、お値段も時価だそうです。
今回は、カジキマグロを注文しました。
魚の切り身にスパイスをマリネしたソテーで、玉ねぎのピクルスが付いています。
う〜ん、美味しいですねー。
スパイス使いが最高!
お魚の食感も、玉ねぎピクルスとのマッチングもグーです。
「ラッサムライス」

ラッサムライス
「ラッサムライス」(600円)
ラッサムにライスを入れた雑炊風のラッサム、冷製です。
タマリンドの酸味と青唐辛子やブラックペッパーの辛味、にんにくなどの旨味がベストマッチ!
雑炊にしても美味しいんですねー、ラッサム。
ただし、この「ラッサムライス」、結構辛かったです。
ピリピリ来ました。
でも、おいしくてどんどん食べ進んじゃいます。
「チャイ」

チャイ
締めは甘い「チャイ」を注文。
スパイシーなお料理の後の甘いチャイ(300円)、ホッとしますね。
本当は、ティファンのもうひとつの人気メニュー「マサラ・ワダ」も食べたかったのですが、残念ながらこの日は売り切れ。
ランチのミールスともども、今度訪問した時には食べてみたいです。

手書きの「なんどり通信」
『なんどり』のお料理、どれも美味しかったです!
どのお料理にもこだわりが感じられて、とても丁寧に作られている印象。
本場南インドでは、お酒と一緒に食べることは少ない南インドの軽食「ティファン」ですが、お酒の肴としても合いますね。
南インド料理へのこだわりと情熱が感じられるお店『なんどり』
南インド料理好きだけでなく、グルメ好きな人にはぜひともおすすめしたいお店のひとつです!
『なんどり』の地図・アクセス・営業時間
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