池袋駅から徒歩5分。地下鉄のC3出口から徒歩2分の、西池袋公園前の交差点角に、マレーシア料理のお店『マレーチャン』はあります。
1994年にオープンしたこのお店は、日本のマレーシア料理店の草分け的な存在。店主はマレーシア料理に魅せられた日本人の女性の方。
池袋の学生やビジネスマンに長年愛されてきたほか、ハラール認証を取得しているお店のため、在住のイスラム教徒や仕事や観光で来日したマレーシア人も多く訪れる人気店♪
東池袋には、2号店『マレーチャンdua』もあります。
1994年オープンの日本のマレーシア料理店の草分け的なお店
『マレーチャン』の外観
店頭のメニュー看板とお料理サンプル
『マレーチャン』の外観です。1994年オープンの歴史を感じさせる佇まい。
店頭にはメニュー看板があり、お料理サンプルが並べられていました。
壁にはハラール認証のマークがあり。デリバリーサービスも行っている様子。
『マレーチャン』の店内
こちらが、『マレーチャン』の店内です。
小ぢんまりとした店内。壁にはマレーシアの写真や、マレーシアの伝統凧「ワウ」が飾られています。
座席はテーブル席のみで42席。平日のディナータイムに、ネットで事前予約して訪問しましたが、座席は6割ほどの入り。しかしながら、その後も予約無しのお客さんが次々に来店したので、予約はしておいた方が安心できます。
お客さんは、マレーシア人のグループが2組、中国人のカップル、会社帰りの日本人男性2人組などなど。
店内販売のマレーシア食材
マレーシアのカフェラテ、Syilisのサンバルも種類たくさん!
店内では、マレーシアの食材も販売されていて、マレーシアのカフェラテとか、マレーシアのサンバルソースのメーカー「Syilis」のサンバルも種類がたくさんありました!
店主のママさんに案内された予約席に座ったところで、さっそくメニューを見てお料理の物色開始!
『マレーチャン』のメニュー
「マレーチャンソースとは?」
「前菜盛合せ」
野菜メニュー
鶏肉・牛肉メニュー
カレーメニュー
カレーメニュー
麺メニュー
カレーメニュー
「銀針麺」
テンペ、豆腐ハンバーグ
ドリンクメニュー
こちらが、『マレーチャン』のメニューです。
マレー系、中華系、インド系.etc。様々な民族が暮らす多民族国家マレーシア。もちろん、お料理もマレー系、中華系、インド系それぞれの料理があり、それぞれの名物料理があります。
メニューを見ると、『マレーチャン』は、マレー系のお料理が多めな印象。
店主ママさん手作りの「マレーチャンソース」(ブラチャンに干しエビなどを加えて煮詰めて作るソース)を使った炒め物や、マレーシア焼き鳥のサティ、定番のナシゴレンやミーゴレン、金目鯛を使った豪華なフィッシュヘッドカレー、インド系お料理のロティチャナイやナシブリアニなど、バラエティに富んだ品揃え!
いろいろ考えた挙句、選んだのは↓のお料理。
- 「前菜盛合せ」1,100円
- 「レンダンビーフ」1,750円
- 「ラクサ麺」1,750円
- 「ロティジャラ」1,700円
マレーシア料理の前菜を一度の味わえる「前菜盛合せ」と、好物の「レンダン」と「ラクサ」。食べたことのない「ロティジャラ」の4品をチョイス♪
注文を済ませ、お料理が運ばれてくるのを待ちます。
タマリンドベースの「ラクサ麺」と、濃厚なグレイビーの「レンダンビーフ」が美味しい♪
「タイガービール」720円
まずは、お飲み物から。「タイガービール」です。
「タイガービール」は、シンガポールで生産されているビールで、シンガポール、マレーシアのみならず、アジア太平洋全域で飲まれている人気ビール。アルコール度数は5%で、爽快な喉ごしを持ちながらも、味がしっかりしていてビールっぽいのが特徴です。
ビールをぐびぐび飲みながらお料理を待っていると、程なくしてお料理が運ばれてきました♪
「前菜盛合せ」1,100円
「前菜盛合せ」です♪
緑の葉っぱ型のプレートの上に、6種の前菜が乗っています。6種の内訳は↓
- 生春巻(エビと野菜のサンバルソース入り。チリソース添え)
- オタオタ(魚のミンチにスパイスを利かせ、バナナの葉で包み焼きした一品)
- マレーピクルス(マレーシアのピクルス。香ばしい5種類のスパイスで野菜を漬け込みました。)
- サティ(マレーシアの焼き鳥。スパイスの利いたピーナッツソースがたっぷり)
- ムルタバ(マレーシアのお好み焼き。皮がチーズのようにもっちりしていて、中身はさっぱりした鶏の挽肉。)
- エビセンベイ
「オタオタ」
6種類どれも美味しいですが、特に美味なのが「オタオタ」。
柔らかくてふわふわした食感の魚のすり身。スパイスの香ばしさと魚の旨みが良い塩梅です♪ もっと食べたい!
「レンダンビーフ」1,750円
スパイシーで深みのあるお味
「レンダンビーフ」です。
「ルンダン(レンダン)」は、牛肉や鶏肉などの塊肉をココナッツミルクと唐辛子やガランガル、レモングラス、ターメリック、ニンニク、しょうがなどの香辛料で長時間煮込んだ料理。インドネシア・スマトラ島のパダン生まれの料理ですが、マレーシアやシンガポールでもよく食べられている人気のお料理です。
スパイスの効いた複雑なお味のグレイビー。辛さはそれほどありませんが濃厚です。ビーフもほど良い柔らかさで美味♪
「ラクサ麺」1,750円
「ラクサ麺」です。
「ラクサ」(Laksa)は、マレーシア、シンガポール、インドネシアで食べられている麺料理。
ラクサは、地域によって様々なバリエーションがありますが、『マレーチャン』のラクサは、タマリンドメインで魚出汁とエビの発酵調味料が使われた「アッサムラクサ」。麺は米粉を使った押し出し麺です。
具材は、キュウリ、トマト、レタス、魚、卵、紫玉ねぎなど、いろいろ。
ココナッツミルクの無いアッサムラクサ
『マレーチャン』の「ラクサ麺」、美味しいです♪
ココナッツミルクベースの「カレーラクサ」も美味しいですが、タマリンドの酸味でさっぱりスッキリした「アッサムラクサ」も甲乙付け難いくらいに美味♪
「ロティジャラ」1,700円
網状に焼き上げたクレープが面白い
こちらは、「ロティジャラ」
ターメリック、ココナッツミルク入りのクレープを専用の容器で網状に焼き上げ、特製チリソースに鶏や蝦を包んで食べる。エキゾチックな味に女性には特に人気。
「ロティジャラ」は塩気のない中華麺のような感じ。味はあまりありませんが、ふにゃふにゃした食感がなかなか面白いです。
これ自体はまずまずのお味でしたが、具材の味付けの甘味が強過ぎて、ちょっと好みではありませんでした。。
「黒糖タピオカとアイスクリーム」850円
「ピサンゴレン」550円
食後のデザートは、「黒糖タピオカとアイスクリーム」「ピサンゴレン」
タピオカの食感と黒糖の素朴な甘味がGoodな「黒糖タピオカとアイスクリーム」、バナナを衣をつけて揚げた、シンプルなデザート「ピサンゴレン」。どちらも食後のお口直しとして満足のいくお味でした★
池袋にある、日本のマレーシア料理店の草分け的なお店『マレーチャン』
在日マレーシア人も多く訪れる、本場マレーシアのお味を楽しめるお店です。
タマリンドベースの「ラクサ麺」や、濃厚なグレイビーの「レンダンビーフ」は、本場を彷彿とさせる美味しさ♪ マレーシアの前菜6種をまとめていただける「前菜盛合せ」も嬉しい一品★
◉『マレーチャン』の地図・アクセス
- 住所:東京都豊島区西池袋3-22-6
- アクセス:東京メトロ「池袋駅」 C-3及び1-a出口から徒歩2分。
- 営業時間:11:00~15:00 17:00~22:00(土・日は11:00~22:00)
- 定休日:月曜日
- 予約:『マレーチャン』のネット予約はこちら(食べログ)
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