アフリカ東海岸、タンザニアの沖合いのインド洋上にある島「ザンジバル(Zanzibar:زنجبار)」への旅。
一昨日、ザンジバル島の東海岸にある「パジェ」に到着。
海の真ん前にあるホテルに宿泊し、どこまでも広がる遠浅で白砂の浜辺とクリアーな水色の海をただ眺めるという贅沢な時間を過ごしました。
この日は、パジェから車で15分ほど北へ向かったところにある海の上に浮かぶレストラン「ザ・ロック」へと向かいます★
パジェ滞在2日目午前。海を眺めながらまったり♪
前日と同様、早朝5時に起きて、海から昇る日の出を鑑賞(日の出は、前日よりもさらに雲が多く、綺麗な日の出を見ることはできず)。
そして、ホテルの朝食をいただき、食後は、部屋のテラスに座って目の前の海を眺めながら本を読んでのんびり。
昨日と全く同じです!
部屋のテラスに座っていると、時折、目の前の浜辺を人が通りかかって行くのが見えます。
マサイの物売りたちも頻繁に通りかかり、こちらの姿を見つけると大声で声を掛けてきたりします。
パジェの浜辺を歩く
本を読んだあと、少し浜辺を散歩。
誰もいない遠浅の浜辺、気持ちいいです♪
この日は、海の上に浮かぶレストラン「ザ・ロック」でランチをいただく予定。
日本からネットでお店を予約しておりましたが、車で15分かかるというレストランまでの交通手段を確保していませんでした。
ホテルに戻り、フロントで「ザ・ロック」までのタクシーを手配して欲しい旨を伝えると、スタッフのお姉さん、すぐに車を呼んでくれました!
車は10分後に来るとのこと。
少し遅れてやって来た車、ドライバーは一昨日、空港からホテルまで運んでくれたアフメッドでした!
たぶん、アフメッドは、ホテル御用達のドライバーなのでしょう。
「ザ・ロック」までのトランスファー料金は往復で30USドル(3,308円)。
さあ、出発です!
海に浮かぶレストラン「ザ・ロック」
レストラン「ザ・ロック(The Rock Restaurant Zanzibar)」は、パジェの北15㎞ほどのところ、ミチャンビ半島(Michamvi)のピングウェ村(Pingwe)にあります。
車でピングウェ村の浜辺に到着すると、ありました!
レストラン「ザ・ロック」です!!
海の上に浮かぶレストラン「ザ・ロック」♪
もちろん、レストランは海の上に浮かんでいるのではなく、海にある岩の上に建てられているのですが、パッと見、海の中にぽっかりと浮かんでいるように見えます。
レストラン「ザ・ロック」、ほんと、フォトジェニック!インパクト抜群の風景ですよね★
ネットでこのビジュアルを発見した時、これはぜひ行ってみたい!と思いました。
この「ザ・ロック」、オープンしたのは2010年7月のことだそうですが、フォトジェニックでインパクトのある外観が評判を呼び、瞬く間にザンジバル島を代表する人気観光スポットとなったのだとのこと。
「ザ・ロック」へはボートに乗って向かいます。
満潮時は、このようにボートで向かうことになりますが、干潮時は地続きになるのでレストランまで歩いて行くことができるのだそうです。
おじちゃんが漕ぐボートはゆっくりと進み、ほんの数分で「ザ・ロック」に辿り着きました★
こうやって見ると、ほんと、秘密基地みたいな雰囲気!
さあ、中に入ってみましょう〜。
こちらが、「ザ・ロック」の入り口。
「ザ・ロック」は、ザンジバルで最も有名なレストラン。世界中からお客さんが集まります。
わざわざ訪問して入れなかったら困るので、今回はネットで事前予約しました。
「ザ・ロック」のHPは、こちらです。→The Rock Restaurant Zanzibar – Most Acclaimed World Restaurant
12:00~,14:00~,16:00~,18:00~の4スケジュールから選んで予約することができますが、今回は12:00~の予約。
お店の入り口には、「ザ・ロック」のロゴ入りTシャツや帽子などが売られていたり、アフリカンなアクセサリーがズラリと並べられて販売されていたり・・・。
「ザ・ロック」の店内の様子です。
店内はそこそこ広く、40~50名くらい入れるくらいの広さ。
お客さんは、西洋人の旅行者が多かったですが、地元アフリカ系の人や中国人の姿もちらほら。日本人は見掛けず。
客層は、家族連れやカップルがメインであるものの、おひとり様の西洋人ツーリストもおりました。全体的に年配の方が多く年齢層は高めな感じ。
案内のスタッフに予約番号が書かれたプリントを見せます。
けれども、ちょっと遅刻してしまった(20分くらい)ということもあり、座席は既に埋まってしまっているとのこと。
仕方ないので、テラス席で待つことにしました。
こちらが、「ザ・ロック」のテラス席。
テラス席は、美しい水色の海が一望できますが、ちょっと日差しが強過ぎ・・・。
お昼時に、この日の当たるテラス席でお食事をいただくのはちょっと厳しそうで、ここで食べているお客さんは、さすがにいませんでした。
しばらく、席が空くのを待っていたところ、日陰が出来ているテラス席が一席あり、そこが運よく空きました!
ラッキーです!!
さっそく、着席し、メニューからお料理を選びます。
お料理は、イタリアンをベースに、地元で獲れたロブスターやカニ、イカ、魚などを使った料理が中心。
お値段は、前菜やサラダが一品16~18US$、パスタが17~19US$、メインは20US$~35US$くらいで、ロブスターのグリルは55US$。
かなりお高めの値段設定です。
ロブスターはちょっと高過ぎるので、今回はカニとフレッシュトマトのスパゲティー(spaghetti with crab and fresh tomato sauce, mint leaves and a pinch of pepper)を頼むことにしました。
お飲み物は、グラスワインの白をチョイス!
程なくして、ワインが運ばれてきて、すぐにパスタも到着!
さっそく、いただきま〜す♪
パスタは、ほぐされたカニの身がそこそこ入っていて、トマトソースとの絡みがなかなか。
まずまずの美味しさですが、お味とお値段は釣り合ってないです・・・。
けれども、この海の上の秘密基地のような場所で、ザンジバルの美しい水色の海を眺めながらパスタとワインをいただくことができる。
それだけで、このお値段分の価値はあるのかもしれません。
お料理+ワイン+チャージ合わせて27US$(2,977円)でした。
食後は、席が空くのを待っている人がいたので、のんびりすることは出来ず、すぐに離席。
「ザ・ロック」から見える海の風景を少し眺めた後、再びボートに乗って浜辺に戻ることにしました。
ボートの上から見た「ザ・ロック」
おじさんの漕ぐボートは、ゆっくりゆっくりと「ザ・ロック」を離れ、岸辺の方へ。
賑やかだった店内とは違って、ボートの上はとても静かです。
数分で浜辺に到着!
少し、ピングウェ村の浜辺を散歩します♪
それにしても「ザ・ロック」、つくづくインパクトのある風景です。
何枚も何枚も同じような写真を撮ってしまいます(汗)
ピングウェ村の海と浜辺もとても綺麗♪
ピングウェ村の浜辺では、地元の子供たちがたくさん遊んでおりました。
けれども、浜辺の駐車場に旅行者の車が到着すると、子供たちは遊びを止め、お土産を手にして一斉に群がっていくのでした。
そんな様子をしばらく眺めた後、待っていたアフメッドの車に乗り、パジェへと戻ります。
パジェ滞在2日目午後。海を眺めながらまったり♪
車に乗って再びパジェに戻ってきました。
特にやることもないので、昨日と同じようにホテル「ザンジバル・オーシャン・ブルー(Zanzibar Ocean Blue)」の部屋のテラスに座って、本を読み、海を眺めながらまったり♪
充実したひと時。
ザンジバル、パジェの海を堪能しています★
そうそう、一度、海に入って軽く海水浴もしました!
けれども、少し水が冷たかったのと、遠浅過ぎて波があまりないのとで、すぐに海水浴は切り上げ。
パジェのビーチ、パラセーリングをしている人や浜辺で遊んでいる人はおりましたが、海水浴をしている人はあまりいなかったです。
夕食は、ホテルの近くにある「Ndame Beach Lodge」という宿に併設されたレストランでいただきました。
お客さんは宿泊者がメインのようでしたが、なかなか雰囲気のある空間です。
お料理は、バナナシェイクと、タコのカレーをチョイス!
タコのカレーは、ココナッツの実をくり抜いた中に入っていて、ちょっとしたインパクト!
お味は、タコがちょっと硬めでしたが、まずまず美味しかったです。
料金は、意外と高めで、合計3,000シリング(1,454円)
こちらが、ディナーをいただいた「Ndame Beach Lodge」の外観です。
さて、水色の海と白砂のパジェの浜辺を満喫し、海の上に浮かぶレストラン「ザ・ロック」の景観を楽しんだ「パジェ」の滞在もこれでお終い。
翌日は、朝から乗り合いバス「ダラダラ」に乗って、ザンジバル島の中心、世界遺産に登録された街並みが残る「ストーンタウン」へと向かう予定です★
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