JR中央線大久保駅北口より徒歩1分。小瀧橋通りへと向かう百人町の路地の一角に、ネパール料理のお店『Pa Village(パ ヴィレッジ)』があります。
お店のオープンは2020年10月。路地に面してテラス席があるのが特徴のお店。在住ネパール人のお客さんでいつも賑わう人気店です。
『Pa Village(パ ヴィレッジ)』の外観と店内の雰囲気

『Pa Village(パ ヴィレッジ)』
こちらが、路地の一角に佇むネパール料理店『Pa Village(パ ヴィレッジ)』
道路側に屋根付きのテラス席が張り出しています。

『パ ヴィレッジ』の外観
『パ ヴィレッジ』の外観です。
入り口を囲むように貼られたメニューの数々。
入り口をくぐり、さっそく店内へ。

『パ ヴィレッジ』の店内
『パ ヴィレッジ』の店内です。
訪問した時間は平日のディナータイム。店内には、10人ほどの男女の若者集団や、若者2人組、店内で水タバコをくゆらすおひとり様男性。テラス席でひとり佇む初老の男性など、ネパール人客がたくさん。
店主と思われる男性や、奥様と思われるチャキチャキした女性が忙しく注文を取ったり、お料理をサーブしていました。
店内は壁際にソファー席が並ぶゆったりとした空間で、座席は店内席とテラス席を合わせると50席ほど。

カウンターに並ぶ神様のお面
カウンターにはネパールの神様のお面が飾られ、棚にはお酒のボトルがたくさん並べられています。
さて、案内された座席に座ったところで、さっそくメニューを見てお料理の物色開始です。
『Pa Village(パ ヴィレッジ)』のメニュー












こちらが、『パ ヴィレッジ』のメニューです。
オープン当時の口コミによると、シェフはネワール人とのことですが、ネワールやタカリなどの民族料理に限定せず、ネパール料理全般を提供しているお店である様子。
カナセット(ダルバート)やディードセット、カジャセットなどの定食のほか、スクティ、セクワ、チョイラなどの肉系のおつまみ。定番のモモやパニプリ、バトマスサデコ。チベット系のトゥクパやテンドゥク。ビリヤニ。マトン軟骨のヒャクラもあります。
また、水タバコを吸えるのもこのお店の特徴で、水タバコ目当てに来るお客さんも多い感じ。
それでもって、今回選んだのは「サマヤバジセット」(1,500円)
ダルバートも魅力的でしたが、久々にネワールの軽食「カジャセット」。そのスペシャル版「サマエバジセット」を頼むことにしました。
注文を済ませ、お料理が運ばれて来るのを待ちます。
ネパールアイス

「ネパールアイス」(600円)
まずは、お飲み物から。
定番の「ネパールアイス」です。
ヒマラヤの雪解け水を使ったビール。ラベルにはポカラの町から見える山「マチャプチャレ山」(6,993m)が描かれています。
ちびちびと飲んでいると、ほどなくしてお料理が運ばれて来ました。
サマヤバジセット

「サマヤバジセット」(1,500円)
「サマヤバジセット」(サマエ・バジ)です。
「サマエ・バジ」は、カトマンズ盆地のネワール民族を代表する伝統的な盛り合わせ料理。
ネワール社会では、ダルバートのような日々食べる「定食」ではなく、祭礼、家族の祝い、宗教儀礼、客人を迎える場などに提供される軽食(カジャ)として食べられている料理とのこと。
「サマヤバジセット」のプレートに載っているお料理は下記の11品です。
- チウラ/バジ(米を蒸すなどしてから潰して平たくし、乾燥させた押し米。サマエ・バジの主食)
- チョイラ(水牛やマトンを唐辛子、ニンニク、生姜、マスタードオイル、スパイスなどで和えた焼肉)
- ブータン(山羊や水牛などの内臓をスパイスで炒めた料理)
- ピロ・アルー(唐辛子やクミンなどのスパイスで和えたピリ辛のジャガイモ)
- アルー・タマ(発酵タケノコとジャガイモの入ったスープ)
- アチャール(ニンジンやインゲン、豆などをゴマ、唐辛子、香辛料等で和えた副菜)
- サーグ(青菜炒め)
- マチャ(小魚の干物)
- バトマス・サデコ(大豆のスパイス和え)
- バラ(豆を挽いた生地のパンケーキ)
- オムレット(目玉焼き)
ちなみに、提供されたプレートは、バトマス・サデコの代わりに「カラチャナ」(黒ひよこ豆の炒め物)が載っており、バトマス(大豆)は小魚のマチャと共にチウラの上に少量ある程度でした。
さて、さっそく、いただきましょう〜♪

チウラ、サーグ、チョイラ、アチャール、マチャ、バトマス

カラチャナ、オムレット、バラ
サマエ・バジの主役は、干し米「チウラ」。ザクザクしたフレークのような食感のチウラは、それだけだと味気ないものの、豆や野菜、肉などのおかずと合わせていただくと美味。
特に、チウラと、バトマスやカラチャナなどの豆、干した小魚マチャをミックスさせたクリスピー感は、ダルバートにはない食感と味でなかなか面白い。

ブータン、ピロ・アルー
牛肉の旨味とスパイスの風味が凝縮された「チョイラ」や、ハードな食感のマトンの内臓肉のスパイス和え「ブータン」などの肉料理。
ほくほくしたジャガイモが美味な「ピロ・アルー」や、シンプルな青菜炒め「サーグ」などのベジのおかず。
ネパール料理をいただくなら外せない、酸味と辛味が効いた「アチャール」
豆のパンケーキ「バラ」の素朴な風味や、目玉焼きの黄身の濃厚さも良いアクセント。
様々な食材をチウラと混ぜ合わせ、味と食感のバラエティを楽しみます。

アルー・タマ
こちらは、発酵タケノコとジャガイモが入ったスープ「アルー・タマ」
アルー・タマは「サマエ・バジ」の伝統的な構成品ではありませんが、ドライでクリスピーな品が多いので、この汁気があるとかなり食べやすくなります。
発酵タケノコの個性的な風味や酸味も適度で飲みやすい「アルー・タマ」。ゴロゴロ入ったジャガイモもGood!
炊いたお米に汁気のあるダルやカレーを合わせる日常食「ダルバート」に対し、乾いたチウラに炒った豆、干し肉など作り置きできるドライなおかずを合わせる祭礼食「サマエバジ」。ネパール随一の豊かな食文化を持つと言われるネワール料理を象徴するようなお料理です。
個人的にはダルバートの方が断然好みですが、久々にいただいて、サマエバジも侮れない美味しさだなと感じました。
チャイ

「チャイ(ホット)」(350円)
食後のお飲み物は、「チャイ」
紅茶の風味がしっかり出ていて、ミルク感や甘さもほど良く、これは美味しいチャイ!
スパイシーなお料理の後にいただく癒しの一杯。至福のひと時です。
食後の良いお口直しとなりました♪

『Pa Village(パ ヴィレッジ)』
大久保にあるネパール料理のお店『Pa Village(パ ヴィレッジ)』
ネパール人のお客さんでいつも賑わう人気のお店です。
いただいたお料理は、ネワール民族の祭礼料理「サマヤバジセット」
ザクザク食感の干し米「チウラ」を主食に、クリスピーな豆の炒め「バトマス」や「カラチャナ」。ドライでスパイシーな「チョイラ」や「ブータン」などの肉料理。定番の副菜「ピロー・アルー」や「サーグ」「アチャール」。粉物の「バラ」や目玉焼き。発酵タケノコとジャガイモのスープ「アルー・タマ」
それらを混ぜていただくと、様々な味と食感がミックスされて美味しい♪
豊穣なネワールの食文化を堪能できる一皿です。
『Pa Village(パ ヴィレッジ)』は、ネット予約出来ます!
『Pa Village(パ ヴィレッジ)』は、ネット予約することが出来ます!
週末や時間帯によっては混雑することも考えられるので、事前にネット予約していくと安心です。
※お店の事情により、ネット予約が急遽中止になることもありますので、詳細はリンク先の食べログやホットペッパーグルメ、一休などの店舗ページをご確認ください。
『Pa Village(パ ヴィレッジ)』の地図・アクセス・営業時間
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