JR亀有駅から徒歩4分。北口の飲食店街の外れ。大通りの角に、東欧の国モルドバの料理店『ノーロック』があります。
お店のオープンは2014年12月。日本人の店主さんとモルドバ出身の奥様が営む、日本唯一のモルドバ家庭料理のお店です。
『ノーロック』の外観と店内の雰囲気

『ノーロック』の外観

店頭の立て看板
こちらが、『ノーロック』の外観。
建物の壁には赤青黄のモルドバ国旗が旗めいていました。

お店は建物の2階

『ノーロック』の入り口
お店は建物の2階にあります。
階段を上って、さっそくお店へ。

『ノーロック』の店内

座敷席もあり
こちらが、『ノーロック』の店内です。
店内はそれほど広くは無いですが、テーブル席にカウンター席、そして、座敷席もあります。
訪問した時間は休日のディナータイム。
お客さんはご近所の方らしき夫婦や若いカップル。おひとり様女性。モルドバ人、もしくはロシア人らしき女性グループもいました。
スタッフは、店主ご夫妻の他に、東欧系の若い女性スタッフがひとり。お店のHPによると、ウクライナ出身の女性が何人か働いている様子。

東欧らしい飾り付け

壁に貼られたモルドバの写真

モルドバはウクライナとルーマニアに挟まれた国

店内で販売されているジャム
お店の壁や棚にはモルドバの民芸品や写真などが至る所に飾られています。
モルドバは、ウクライナとルーマニアに挟まれた九州ほどの大きさの小国。1991年に旧ソ連から独立した若い国です。
隣国のルーマニアと文化的に近く、公用語もルーマニア語。
肥沃な国土を有する農業国で、高品質なワインの産地として世界的に知られています。首都はキシナウ(キシニョフ)。
さて、案内された予約席に座ったところで、さっそくメニューを見てお料理を選びましょうか〜!
『ノーロック』のメニュー












こちらが、『ノーロック』のメニュー(の一部)。
モルドバ料理については全く知識がありませんでしたが、メニューを見ると、ウクライナの「ボルシチ」や「サーロ」。ルーマニアの「ママリーガ」や「サルマーレ」。ロシアの「ペレメニ」や「ビーフストロガノフ」。トルコの影響を感じさせる肉串「シャシリク」やミンチ肉「ミッチ」などなど、周辺国の料理が多く、モルドバが古くから文化の十字路であり、周辺の大国の係争地であったことが窺える感じ。
品数豊富でかなり迷った挙句、今回は下の7品を頼むことにしました。
- 「キングレバー」(935円)
- 「サーロ」(880円)
- 「NOROC自家ライ麦パン」(605円)
- 「ピクルススープ」(ハーフ:650円)
- 「ザマ」(ハーフ:650円)
- 「トカナママリーガ(豚肉)」(1,958円)
- 「コルッツナッシュ(チーズ)」(1,320円)
東欧っぽいラインナップ。注文を済ませ、お料理が運ばれて来るのを待ちます。
モルドバワインとグラッパ

ワインデーサービス
この日はワインデーだそうで、カウンター前に並べられたモルドバワインをいつもよりもリーズナブルなお値段でいただけるとのこと。
モルドバは5,000年以上の歴史を誇る「ワイン発祥の地」の一つ。モルドバにはギネスにも認定された総延長200km以上を誇る地下ワインセラー「ミレスチ・ミーチ」があり、200万本以上のワインが貯蔵されているのだそう。
それでもって、今回いただいたワインは2種類。

「シャトー・プルカリ フリーダム ブレンド」(1,300円)
こちらは、「シャトー・プルカリ フリーダム ブレンド」
モルドヴァ、ウクライナ、ジョージアの3ヶ国が、自由の意思を込めて造った記念ワインです。

まろやか且つ深みのある味わい
ジョージアのサペラヴィ種、モルドバのララネアグラ種、ウクライナのバスタルド種のブレンドワインで、まろやか且つ深みのある味わい。

「デノヴィ メルロー」(1,300円)
こちらは、「デノヴィ メルロー」
モルドバのワイナリー「デノヴィ」による赤ワイン。
ベリー系を思わせる芳醇な果実味と、上品で繊細な口当たりがGood!
肉料理との相性抜群です。

「グラッパ(グラス)」(1,210円)
お酒は、ワインだけでなく、モルドバを代表する蒸留酒「グラッパ」もいただきました。
「グラッパ」は、マスカットを二重蒸留して造られるアルコール度数40度の伝統的な蒸留酒。華やかなマスカットの香りとガツンとした力強い味わいが特徴。

お通し
お酒と一緒にサーブされたお通し。
これが、意外と美味しい。
特に左のインゲンがほど良い酸味と旨味があって、かなり絶妙な味付け♪
ワインを飲みながらお通しをつまんでいると、ほどなくしてお料理到着。
キングレバー

「キングレバー」(935円)
スターターは、「キングレバー」
鶏のレバーペーストを薄い生地にして焼き、玉ねぎや人参などの野菜、マヨネーズと共に重ねたミルフィーユのようなお料理。
お店の人気料理のひとつです。
これがめちゃ旨でした♪
玉ねぎのシャリシャリした食感と、レバーの風味、玉ねぎと人参の甘味。ディルの香りが効いています。
レバーの臭みは無く、食べやすくとても美味しい。これが本日のベスト料理でした。
サーロ

「サーロ」(880円)
続いて、「サーロ」
サーロとは、未精製で食される豚の脂身の塩漬け。ウクライナやロシア、東欧圏でよく食べられているお酒のつまみ的な料理です。
少し硬めの脂分が多い生ハムといった感じで、強い塩気と脂感がクセになります。
キュウリと一緒に黒パンに載せていただきます。
お酒との相性抜群!
NOROC自家ライ麦パン

「NOROC自家ライ麦パン」(605円)
サーロと一緒にいただいた「NOROC自家ライ麦パン」です。
酸味の効いた硬めの食感の黒パン。素朴なお味で、仄かに感じられる甘味がGood!
サーロを載せたり、後でサーブされたスープに付けて食べたり、肉料理と合わせたり。

モルドバらしいラインナップ
のっけから東欧・モルドバらしい前菜に舌鼓。
ワインとこの3種だけで、サラッと居酒屋飲みするのもナイスかも。
お店では、そのような利用も多いようです。
ピクルススープとザマ

「ピクルススープ」(ハーフ:650円)

「ザマ」(ハーフ:650円)
お次はスープ。ハーフで2種類を頼みました。
「ピクルススープ」と「ザマ」です。
ピクルス、ベーコン、子豚のスペアリブ、人参、玉ねぎを煮込み、自家製サワークリームとディルをトッピングした「ピクルススープ」
じっくり煮込んだ骨付きチキンにモルドバのスパイスで風味付けし、手打ち麺を加え、サワークリームとディルを載せた「ザマ」
どちらもモルドバで人気のスープなのだそう。

「ピクルススープ」と「ザマ」
両方とも、ピクルスが効いた似たお味ですが、豚と鶏の出汁の味が違う感じ。
酸味と旨味、仄かな甘味。肉や野菜の食感。サワークリームのフレッシュさ。ディルの香り。
飲みやすく美味しいスープ。黒パンを浸していただくのもGood!
トカナママリーガ(豚肉)

「トカナママリーガ(豚肉)」(1,958円)
メインのお料理は、「トカナママリーガ(豚肉)」
豚肉を唐辛子やスパイスなどと共に、玉ねぎの煮汁で煮込んだ料理。とうもろこしの粉を練って作った「ママリーガ」と一緒にいただきます。
「ママリーガ」は、ルーマニアでもよく食べられている料理。
ポロポロした食感ととうもろこしの香ばしさがいい感じ。
玉ねぎの旨味が沁み込んだ豚肉も美味しい♪
コルッツナッシュ(チーズ)

「コルッツナッシュ(チーズ)」(1,320円)
ラストの一品は、「コルッツナッシュ(チーズ)」
もちもちの皮の中に手作りのチーズがたっぷり入ったお料理。チーズ入りの餃子やペリメニといった感じでしょうか。
付け合わせは、サワークリームとディル。
もちもちとした皮の食感と、チーズの塩気、サワークリームの酸味がベストマッチ! ディルの香りが効いています。
モルドバのチーズケーキ&バニラアイス

「モルドバのチーズケーキ&バニラアイス」(1,045円)
食後のデザートは、「モルドバのチーズケーキ&バニラアイス」をチョイス。
奥様の手作りのチーズケーキは、その素朴な風味がたまらなく美味しい♪
ベリーソースやアイスクリームとの相性も抜群!

「モルドバティー(ポット)」(1,100円)
食後のお飲み物は、「モルドバティー(ポット)」
シンプルでさっぱりとした紅茶。チーズケーキのお供として最適。
食後の良いお口直しとなりました♪

『ノーロック』
亀有にあるモルドバ料理店『ノーロック』
モルドバ出身の奥様の手作りのモルドバ料理をいただける、日本唯一のモルドバ料理専門店です。
鶏のレバーペースト生地をミルフィーユ状にした「キングレバー」や、仄かな甘味と香ばしさがGoodなとうもろこしの主食「ママリーガ」。ピクルスの酸味の効いたスープ「ザマ」や、モチモチの皮の中にチーズが詰まった「コルッツナッシュ」など、いただいたお料理はどれも美味♪
世界的にも名高いモルドバワインを飲みながら、バラエティに富んだモルドバ料理を堪能できるお店です。
『ノーロック』は、ネット予約出来ます!
『ノーロック』は、ネット予約することが出来ます!
週末や時間帯によっては混雑することも考えられるので、事前にネット予約していくと安心です。
※お店の事情により、ネット予約が急遽中止になることもありますので、詳細はリンク先の食べログやホットペッパーグルメ、一休などの店舗ページをご確認ください。
『ノーロック』の地図・アクセス・営業時間
ヨーロッパ料理店











