モロッコ中部、サハラ砂漠の入り口のオアシス都市「ワルザザート」

ワルザザート【モロッコの旅】 エスニックな旅
記事内に広告が含まれています。

朝、早起きして部屋の窓から外を眺めると・・・。

そこは、モロッコ中部の砂漠の入り口の町「ワルザザート」

砂色の建物が建ち並ぶ、カラリとした風景が広がっていました♪

見てください!この風景。

「砂漠の入り口の町」って雰囲気が満点です!

スポンサーリンク

オアシス都市「ワルザザート」

「ワルザザート」(Ouarzazate:ورززات)は、モロッコを南北に分かつ「アトラス山脈」の南側に位置するオアシス都市。人口は約57,000人。標高は1,151メートル。

マラケシュからアトラス山脈を越えてサハラ砂漠へと通じる幹線道路沿いにあり、サハラへの拠点として知られている町です。

ワルザザート【モロッコの旅】朝のワルザザートの街並み

 

冬の朝のワルザザートは寒いです。

日によっては、0℃になることもあるほど。

また、砂漠気候のため朝晩の気温差が激しく、最高気温は20℃を超えることもあるそうです。

モロッコというと暑いイメージありますが、冬のワルザザートは日本よりも寒いです。

ワルザザート【モロッコの旅】砂色の建物が並びます。

ワルザザート【モロッコの旅】遠くに見えるのは、アトラス山脈

 

「ワルザザート」は、1920年代に当時植民地支配していたフランスによって作られた新しい町。砂漠の最前線基地として建設されたそうです。

マラケシュからアトラス山脈を越えて辿り着く最初の大きな町で、サハラ砂漠観光の拠点として、多くの観光客が訪れます。

また、交通の便がよく、雄大な荒野の風景が広がっていることから、映画のロケ地としても有名で、スターウォーズやアラビアのロレンスなどの撮影も、この町の近郊で行われたそうです。

ワルザザート【モロッコの旅】冬の砂漠の町、寒いです。

ワルザザート【モロッコの旅】日差しは結構強い感じ

ワルザザート【モロッコの旅】宿泊した「ホテル マルマラ (Hotel Marmar)」

ワルザザート【モロッコの旅】ホテルの外観

ワルザザート【モロッコの旅】ワルザザートは無機質な建物が多いです。

 

部屋を出て、ちょっとホテルの外に出てみましょう。

写真は、宿泊したホテル「ホテル マルマラ (Hotel Marmar)」の外観です。

ホテルは、空港からメインストリートである「ムハンマド5世通り」につながる通りの途中にあって、町の中心へは、徒歩15分ほど。

オフシーズンの冬、ホテルにはあまりお客さんは泊まっていないようでした。

ワルザザート【モロッコの旅】ホテルの朝食

 

「ホテル マルマラ (Hotel Marmar)」の朝食(宿泊費に含まれてます)は、シンプルにパンとジュース、ヨーグルト、コーヒー。

食べ終えた後、繁華街にあるツーリストインフォメーションへと向かいます。

スポンサーリンク

サハラ砂漠への1日ツアーをアレンジ

このワルザザートに来た目的は、砂漠を見ること!

ワルザザートには、ラクダに乗ってサハラ砂漠を訪れ、砂漠のキャンプで一夜を明かすというツアーがたくさんあるそうです。

 

希望としては、ワルザザートから出発し、今日のうちに砂漠に到着。

ラクダに乗って砂漠のキャンプ地に向かい砂漠で一泊。

翌日中に、砂漠からこのワルザザートに戻るという行程がベスト。

ワルザザート【モロッコの旅】ワルザザートのモスク

 

カラリと晴れたワルザザートの街を歩いていきます。

空は青く、日差しはまぶしく、無機質で砂色の建物が通り沿いに並び、所々にモスクが見えます。

砂漠の雰囲気です。

ワルザザート【モロッコの旅】メインストリート「ムハンマド5世通り」

 

ツーリストインフォメーションで、スタッフに相談。

けれども、希望のルートを伝えると、ここで紹介できるツアーはないとのこと。

「日本人スタッフのいる旅行会社があるから、そこに行け」と言われました。

タクシーに乗り、日本人スタッフのいる旅行会社「クスール・ボヤージュ」に向かいます(4DH:36円)。

けれども、「クスール・ボヤージュ」に行ったところ、あいにく日本人スタッフはツアー中。しかも、今日出発するツアーは一杯であるとのこと。

ワルザザート【モロッコの旅】ワルザザートの町

 

どうしたものかと思いながら、とりあえずホテルに戻ります。

そこで、ホテルのスタッフに相談。

私の希望のルートを伝えると、1泊ツアーをアレンジしてくれると言われました!

 

すぐに、ホテルスタッフ、ドライバーに電話を掛け、電話口で会話。

希望を伝え、若干の値引き交渉の結果、2,750DH(24,750円)で手を打ちました。

かなり高い感じがしますが、丸2日車を一人でチャーターし、ラクダに乗って砂漠のキャンプで1泊(食事付き)が含まれています。

砂漠からの帰り道では、トドラ峡谷にも寄ってくれるとのこと。

ワルザザートからサハラへ【モロッコの旅】ワルザザートの街を出発。街を抜け、荒野へ!

 

出発は10:00

準備を済ませ、やってきた車に乗り込みます。

ドライバー兼ガイドは、カタコトの英語を喋る寡黙なヒゲのおじさんです。

出発してワルザザートの街を抜けると、すぐに風景は荒野へ!

峡谷地帯をひた走り、サハラ砂漠の町「メルズーガ」を目指します。

 

旅行時期:2013年12月〜2014年1月

スポンサーリンク

続きの記事・関連記事

続きの記事

関連記事

マラケシュのメディナ。世界最大のスークをぶらぶら散歩♪(モロッコ)
マラケシュのメディナ(旧市街)。ここには、世界最大とも呼ばれるスークが広がっています!網の目のように張り巡らされたスークの迷路。路地から路地へ、迷いながら歩き回り、無数にあるお店を見て回って、ショッピングを楽しむ。それが、日中のマラケシュの一番の楽しみ方!
北アフリカ最大の屋台街。モロッコ・マラケシュの「ジャマ・エル・フナ広場」
「ジャマ・エル・フナ広場」は、モロッコのマラケシュにある広場。この広場は、アラブ世界最大の屋台街とも呼ばれ、世界無形文化遺産にも登録されています。広場には、たくさんの食べ物屋台が並び、様々な雑貨を売る店があり、大道芸やダンサー、生演奏の楽団など、様々な芸人がそこかしこで芸を繰り広げています♪
【閉店】エンリケマルエコス(東北沢)|お味も雰囲気も抜群のモロッコ料理の台所
小田急線東北沢駅から1分の住宅街の中に、ひっそりと佇む1軒のお店『モロッコ料理の台所 エンリケマルエコス』。モロッコで5年ほどモロッコ料理を学ばれたという女性店主の方が、一人で切り盛りをしています。お店の雰囲気もお料理のお味も抜群のセンスで、一気に引き込まれました♪
ダール・ロワゾー(三軒茶屋)|ランプの灯る店内で楽しむモロッコ料理
三軒茶屋駅世田谷通り口より徒歩1分。昭和の香り漂うレトロなアーケード「エコー仲見世商店街」のただ中に、モロッコ料理店『ダール・ロワゾー』はあります。店頭には、モロッコタイルのテーブルが置かれ、モロッコランプが吊り下げられていて、レトロアーケードの中で、ここだけモロッコ空間です★
中東料理(アラブ・トルコ・イラン料理)のおすすめメニューとお店をご紹介♪
中東料理(アラブ・トルコ・イラン料理)は、ひよこ豆など豆を多用し、オリーブオイルを使い、羊肉が主に食べられ、スパイスやハーブを使いながらも辛くなくヘルシー。中東料理のおすすめメニューとお店をご紹介します♪
♪オーケストラ・ナショナル・ドゥ・バルベス/En Concert
フランス、パリ市の北東部に位置する18区。ここは、モロッコやアルジェリアなどのマグレブ諸国や西アフリカ、カリブ海からの移民が多く暮らしている地域です。その18区の一画にある「バルベス地区」で生まれたミクスチャーバンドが、この「オーケストラ・ナショナル・ドゥ・バルベス」です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました