バンガロールに戻って翌日。
この日は、朝食に『Vidyarthi Bhavan』にドーサを食べに出掛け、「Zishta」で買い物。ランチは『Shivaji Military Hotel』でビリヤニを食べ、夕方の飛行機でカンヌールへと向かう予定です。
宿泊した「ザ チャンセリー ホテル (The Chancery Hotel)」
まずは、朝のティファン。
宿泊した「ザ チャンセリー ホテル (The Chancery Hotel)」でウーバーを呼んで、最初の目的地、バンガロール最高の「マサラドーサ」をいただけるというお店『ヴィディヤルティ・バヴァン(Vidyarthi Bhavan)』へと向かいます。
『ヴィディヤルティ・バヴァン(Vidyarthi Bhavan)』で「マサラドーサ」を賞味
『ヴィディヤルティ・バヴァン(Vidyarthi Bhavan)』の入口
『ヴィディヤルティ・バヴァン(Vidyarthi Bhavan)』は、バンガロールの中心部、ガンジーバザールのメインロード沿いにあります。
市中心部のMGロードからは、ウーバーで20分ほど。
お店の創業は1943年。幾多の受賞歴を持つ、バンガロールを代表するティファンの名店です。
創業当初の風情を残したクラシックな趣きの店内
こちらが、『ヴィディヤルティ・バヴァン(Vidyarthi Bhavan)』の店内。
クリーム色とグレーに塗り分けられた壁、黒と白の市松模様の床。クラシックな趣きながら明るく開放的な雰囲気です。
名物! ドーサを積み重ねて運ぶ、スタッフのパフォーマンス
お店の名物は、皿の上に載った大量のドーサを運ぶスタッフのパフォーマンス。
ドーサを一枚一枚、見事な手捌きでお客さんにサーブしていきます。
この、ドーサを積み重ねて運ぶというスタイルは、30〜40年ほど前に給仕スタッフのひとりが思いついたアイデアから始まったものだそう。
「マサラドーサ(MASALE DOSE)」(₹75)
お店の看板メニューである「マサラドーサ」は、外側サクサクで内側柔らかな分厚いドーサ生地がまず美味しい。生地に包まれたジャガイモのパルヤや、お皿に海のように広がったピリ辛のココナッツチャトニとの相性も抜群です!
バンガロール最高の「マサラドーサ」と呼ばれるのも頷ける絶品のお味でした★
『Vidyarthi Bhavan』の住所・営業時間
- 住所:32, Gandhi Bazaar Main Rd, Gandhi Bazaar, Basavanagudi, Bengaluru, Karnataka 560004 インド
- 電話:+918026677588
- 営業時間:6:30~12:00 14:30~20:00
- HP:vidyarthibhavan.in
最高のマサラドーサの味を堪能した後は、少し街歩き。
次に訪問する予定のキッチン用品店「Zishta」のオープン時間の10:30まで、まだ2時間もあるためです。
とりあえず、GoogleMapで見つけたお洒落なカフェ「QUBE CAFE」まで散歩。1.5kmほどの距離です。
バンガロールの街を歩く
路上の野菜売り
ガンジーバザールから、M.N.クリシュナ・ラオ・パークの左手に眺めつつ、クリシュナ・ラジェンドラ・ロードを南下。
通り沿いには、路上の野菜売りが並んでいました。
たくさん並んだ青菜。ほうれん草?
野菜売りのおばちゃん
買いに来るお客さんは結構多いです。
しばらく歩いていくと、花屋が並ぶ一帯がありました。
山積みされた黄色のマリーゴールド
神様へのお供え用の花、インドでは需要があります。
菩提樹と花屋の屋台
菩提樹とリキシャ
山積みのココナッツ
信号待ちのリキシャとバイク
ティファンを出す屋台が至る所にあります。
緑が多い南バンガロールの街路
路上の野菜売りや花売りを見て回りながら、緑の多い南バンガロールを散歩。
バンガロールは高原の町。爽やかな空気が心地いいです♪
「QUBE CAFE」でコーヒーを飲んでひと休み
「QUBE CAFE」
20分ほど歩いたところで「QUBE CAFE」に到着。ここで少し休憩。
「QUBE CAFE」は、サウスエンドロード沿いにあるお洒落なカフェです。
広々として居心地の良い店内
広々として居心地の良い店内。
オープン時間の9時過ぎに入店しましたが、お客さんは自分たち以外にもう2組来ただけでした。
ランチタイムは混むのかもしれません。
「QUBE CAFE」のメニュー
CAFE LATTE(₹159)
CAFE AMERICANO(₹139)
サンドイッチやハンバーガーもありましたが、ここはお飲み物のみで。
2人でそれぞれ、「CAFE LATTE」と「CAFE AMERICANO」を頼み、1時間ほど休憩。
『QUBE CAFE』の住所・営業時間
- 住所:Indiqube, South Summit, S End Rd, Vijayarangam Layout, Jayanagar, Bengaluru, Karnataka 560004 インド
- 電話:+916366430585
- 営業時間:9:00~22:30
「QUBE CAFE」で休憩をした後、10時過ぎにお店を出てウーバーを呼びます。
目的地のキッチン用品店「Zishta」までは、15分ほど(₹149)
「Zishta」でインド食器と人形を購入
「Zishta」の外観
「Zishta」は、南バンガロールのJ.P.ナガーにあるキッチン用品店。
店名はサンスクリット語で「伝統の追随者」を意味し、伝統的な生活様式に凝縮された芸術性、知恵、文化的豊かさを守り、推進するというコンセプトを持って立ち上げられたブランドです。
人形やおもちゃなどのコーナー
販売している商品は、真鍮や銅、鉄、銑鉄を使った調理器具や、陶器の器、木製の食器、カップやグラス、プージャ用の器具、伝統的な人形やおもちゃなど。
全て、職人集団から直接製品を調達しているとのこと。
棚に並んだ人形や小物など
カラフルな人形に心奪われます。
ガネーシャ神様の人形
クリシュナ神、象に乗ったマハラジャ、ガネーシャ神
まず、入り口近くの部屋に陳列されていた伝統的な人形の数々に心奪われました。
クリシュナ神、象に乗ったマハラジャ、ガネーシャ神。どれも欲しくなってきます。
メインの食器販売コーナー
こちらは、メインの食器販売コーナー。
真鍮や銅、鉄などで作られた器やお皿がズラリと並べられています。
真鍮製の調理器具
35%セールの商品もあり
プージャ用の礼拝道具
フィルターコーヒー用のカップ
「Zishta」の店内
ゆったりとした雰囲気の店内。とても居心地の良い空気が流れていて落ち着きます。
お客さんの数が少ないので、じっくりと商品を眺められます。
魅力的な品が多く、かなり目移りしまいましたが、荷物になるため多くは買えないので、今回は買うものを絞って選択。
真鍮製の小さな入れ物4個
伝統的な木製の人形
真鍮製の小さな入れ物4個と、伝統的な木製の人形を2体購入(₹1,690)
今度来店した時は、事前に買うものを決めて、色々購入したいと思います。
『Zishta』の住所・営業時間
- 住所:1676, 17th Main Rd, KSRTC Layout, 2nd Phase, J. P. Nagar, Bengaluru, Karnataka 560078 インド
- 電話:+916360966871
- 営業時間:10:30~19:00
- HP:zishta.com/
「Zishta」で買い物をした後は、ランチを食べに『Shivaji Military Hotel』へ。
徒歩35分ほどなので、歩くことにしました。
南バンガロールの住宅街
富裕層が多く住んでいそうな南バンガロールの住宅街を歩いて北西へ。ジャヤナガー地区へと向かいます。
すっきりとした青空、爽やかな空気。バンガロールの気候は最高です。
通りを走るオートリキシャ
黄色い家とバイク
小さな雑貨屋
スーパーマーケット
スーパーマーケットの店内
大通りのマレナハリロードにぶつかり、しばらく歩いたところで、目的のお店『Shivaji Military Hotel』を発見しました。
『Shivaji Military Hotel』で「ドンネビリヤニ」を賞味
『Shivaji Military Hotel』の外観
『Shivaji Military Hotel(シヴァージー・ミリタリー・ホテル)』は、椰子の葉を器にして炊き上げるという「ドンネビリヤニ(Donne Biryani)」を提供しているノンベジ食堂。
看板には、店名にもなっているマラータ王国の王「チャトラパティ・シヴァージー」の絵が描かれていました。
『Shivaji Military Hotel』の店内
12時頃に訪問したのですが、事前情報の通り、かなり混雑していました。
食べている間にも人がどんどん店内に入ってきて、テーブルの横に立って席が空くのを待っている状態。相当な人気店です!
「ドンネビリヤニ」が運ばれてきました!
10分ほどして席が空いたので着席し、それから15分くらい経ってから、料理が運ばれてきました。
『Shivaji Military Hotel』の注文は、スタッフが運んできたお料理を指さして受け取るというスタイル。
スタッフが厨房で出来上がった料理を大量に抱えて持ちながら、各テーブルを回るので、欲しい料理があったら、スタッフに声を掛け、サーブしてもらうのです。
「ドンネビリヤニ(マトン)」
こちらが、いただいた「ドンネビリヤニ(マトン)」
ドンネビリヤニとは、乾燥させた椰子の葉やビンロウジュの葉で出来た器(ドンネ)に盛られたビリヤニ。
しっとりとした食感の短粒のシーラカサンバ米と、ゴロッと入った骨付きマトンが美味。スパイスは多用されないものの、味はかなり辛め。
お口の中が火事状態になるほと辛いですが、癖になる美味しさでした★
『Shivaji Military Hotel』の住所・営業時間
- 住所:1st C, 718, Main, 45th Cross Rd, 8th Block, Jayanagar, Bengaluru, Karnataka 560082 インド
- 電話:+919845149217
- 営業時間:8:00~15:00
- 定休日:月曜日
ドンネビリヤニの辛さと旨さを堪能した後、ウーバーを呼んでホテルへと戻ります。
ホテルへは30分ほどで到着(₹190)
下記がこの日のここまでのルートマップ。
ホテルで預けていた荷物をピックアップした後、再びウーバーを呼んで、バンガロール空港へと向かいます(₹702)。
カンヌール行きのフライトの出発時間は17時ちょうど。バンガロール空港(ケンペゴウダ国際空港)までは、約1時間です。
インディゴ6E7446便でバンガロールからカンヌールへ
ケンペゴウダ国際空港
ケンペゴウダ国際空港に到着。
軍人のチェックを済ませて空港内に入り、インディゴのカウンターでチェックイン。
荷物検査を済ませ、搭乗ゲートへと向かいます。
ケンペゴウダ国際空港のターミナル1
空港内で何か土産物でも買おうと思っていたのですが、目ぼしいものは見つけられず。
うろうろしているうちに、搭乗時間が近づいてきました。
カンヌール行きインディゴ6E7446便
カンヌール行きインディゴ6E7446便は、プロペラ機でした。
ハンピへ向かった時と同じです。
乗客は、もちろん全員インド人。座席は満席でした。
カンヌール行きの空からの眺め
アラビア海が見えてきました。
カンヌールまでの飛行時間は1時間20分。到着は18:20分の予定。
飛行機は高度低く航行。しばらく飛んでいると、アラビア海が見えてきました!
カンヌール空港に到着
18:20分、インディゴ6E7446便は、カンヌール国際空港に到着。
飛行機からは歩いて空港の建物へと向かいます。
ちょうど日没の時刻で、赤く染まった夕焼けが綺麗でした。
カンヌールはケララ州の町
カンヌールは、ケララ州の町。空港の壁面には伝統舞踊「カタカリ」の絵が描かれていました。
カンヌール空港のロビー
カンヌール国際空港からカンヌール市内までは、車で約1時間かかります。
小さな空港で移動手段が確保できるか不安だったので、今回は事前にピックアップタクシーを手配しました。
利用したのは、inboundtrip というピックアップサービス。料金は₹1,180。
夜の道を走り、1時間ほどで宿泊予定のホテルに到着。
ベナレ インターナショナル (Benale International)
宿泊したホテル「ベナレ インターナショナル (Benale International)」
こちらが、宿泊したホテル「ベナレ インターナショナル (Benale International)」
カンヌールの町の中心である鉄道駅から徒歩10分ほどの便利な立地にありながら、繁華街からは離れた静かな環境なのがGood!
「ベナレ インターナショナル (Benale International)」の客室
今回は、このホテルに3泊しました。
3泊もするということで、奮発してエグゼクティブルームを選択。
広いベッドルームとリビングルームがあり、ベッドの寝心地やバスルームの使い勝手は良好。シャワーはお湯がしばらくしないと出てきませんでしたが、一度出ると熱いホットシャワーを浴びられます。
広いリビングルームもあり
こちらが、広いリビングルーム。
街でスイーツを買ってきて、ルームサービスでチャイを頼んでカフェを楽しんだり。
「ベナレ インターナショナル (Benale International)」のロビー
「ベナレ インターナショナル (Benale International)」は、スタッフがとても親切でした。
フロントで両替を頼んだのですが、ホテルでは日本円の両替ができないため、各所に電話を掛け、日本円を両替できる業者を探してくれました。感謝です。
カンヌールに再訪したら、このホテルにまた宿泊したいと思います。
「ベナレ インターナショナル (Benale International)」の場所と予約
- 住所:52, 1370, Padannapalam Road, Thalikkavu Rd, opposite Sunshine Apartments, Manjapalam, Kannur, Kerala 670001 インド
- チェックイン時間:午後13:00 チェックアウト時間:午前12:00
- 予約:「ベナレ インターナショナル (Benale International)」の予約(agoda)
ホテル1階のレストラン『Bel Canto Restaurant』
夕食は、相方の体調が少し悪かったこともあり、ホテルの1階のレストラン『Bel Canto Restaurant』でいただくことにしました。
チキンマンチュリアンスープ
フレンチフライ
シェズワンヌードル
柘榴ジュース
パッションフルーツジュース
頼んだのは、「チキンマンチュリアンスープ」と「フレンチフライ」「シェズワンヌードル(四川風ヌードル)」。飲み物は「柘榴ジュース」と「パッションフルーツジュース」です。
どれもインドっぽさのある味付けでしたが、久々の中華料理は美味しかったです。
「ベナレ インターナショナル (Benale International)」
翌日は、午前中にカンヌールの街を観光。ランチにお目当てのお店のひとつ『Hotel Odhens』へ。夕方から、旅最大の目的である「テイヤム(カンヌールの宗教儀礼)」を観に行きます。
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