名古屋市天白区。地下鉄鶴舞線塩釜口駅より徒歩3分の、国道153号線沿い、植田川の手前のビルの1階に、南インド料理とフランス焼菓子、スペシャルティコーヒーを提供しているお店『スパイス&カフェ イマイロ』はあります。
2020年6月にオープンしたこのお店、こだわりの南インド料理を提供していることで、名古屋で注目を集めているお店です。
店主さんは、現地南インドで食べ歩き、本場の味を追求したお料理を作り続けているのだとのこと。フランス焼菓子も同様で、フランス現地の味を忠実に再現しているのだそう。
『スパイス&カフェ イマイロ』
『スパイス&カフェ イマイロ』の外観
こちらが、『スパイス&カフェ イマイロ』の外観です。
店舗前に2台分の駐車スペースがありますが、空いてなかったので、近くの時間貸駐車場に停めました。
『スパイス&カフェ イマイロ』のロゴ
南インド料理・フランス焼菓子・スペシャルティコーヒー
お店では、ランチタイム(11:45~14:30)に南インド料理を提供、カフェタイム(14:00~16:30)にフランス焼菓子やスペシャルティコーヒーをいただくことができます。
※ランチタイムにフランス焼菓子・スペシャルティコーヒーを注文することも可です。
『スパイス&カフェ イマイロ』の店内
シンプルでお洒落な内装
『スパイス&カフェ イマイロ』の店内です。
シンプルでスタイリッシュな内装。座席は、カウンター4席、テーブルが3つで6席の合計10席のみですが、店内空間は広々としていて席間もゆとりがあり、居心地の良い雰囲気です。
お水はセルフサービス
お店は、店主さんのワンオペということもあり、お水はセルフサービス。
日曜日のランチタイムに事前予約して訪問しましたが、席は満席。お客さんは、おひとり様や年齢層高めのカップル、夫婦など。地元の常連さんが多そうです。
さて、座席に座ったところで、メニューを見てお料理を選びます。
お店の外観も内装も、メニュー表記も、お料理のセレクトも、ひしひしと感じられるこだわり
ランチメニュー
こちらがランチメニュー。
メニューは定期的に変わるようで、ベジミールスやノンベジターリー、ドーサセットなどを提供しています。メニュー内容はインスタグラムで確認することができます。
今回のメニューは、「タミル・ナードゥ・ノンベジ・ターリー(Tamil Nadu nonveg thali)」1,900円
お料理内容は、
- Ponni rice(Large +100)
- Pallipalayam chicken
- Kothu kari kuzhambu
- Paruppu kuzhambu
- Onion raita
スイーツ・ドリンクメニュー
Today’s coffee
こちらは、スイーツ・ドリンクメニューとToday’s coffee。
スイーツは全部で6種類。本日のコーヒーは、ルワンダとケニアから選ぶことができます。
スイーツとコーヒーは後で頼むことにして、まずは、ランチのターリーが運ばれてくるのを待ちます。
南インド料理:タミル・ナードゥ・ノンベジ・ターリー(Tamil Nadu nonveg thali)
「タミル・ナードゥ・ノンベジ・ターリー(Tamil Nadu nonveg thali)」(1,900円)
程なくしてお料理が運ばれてきました。
「タミル・ナードゥ・ノンベジ・ターリー(Tamil Nadu nonveg thali)」です。
シルバーのプレートの上に、3つのカトリ(パリパラヤム・チキン、カトゥカリコランブ、パルップ・コランブ)、ポンニライス、オニオンライタが載ったシンプルなビジュアル。
食べたことのないお料理ばかりなので、楽しみ♪
さっそく、いただきましょう〜!
パリパラヤム・チキン(Pallipalayam chicken)
こちらは、「パリパラヤム・チキン(Pallipalayam chicken)」です。
パリパラヤムは、タミルナードゥ州エロード県にある町の名前。「パリパラヤム・チキン」は、チキン、唐辛子、ココナッツ、エシャロットなどで作られるお料理です。
『イマイロ』のパリパラヤム・チキンは、具材としてココナッツのコプラが使われていて、赤唐辛子がゴロゴロ入っているのが特徴。
ジューシーなチキンの旨味と唐辛子の辛味、ココナッツの独特の食感。初めていただくお味★
そして、この「パリパラヤム・チキン」、とてつもなく辛かったです(汗)
クセになる味わいでスプーンが止まらないものの、お口の中が火事状態! お水を何杯も飲んでしまいました。。
カトゥカリコランブ(Kothu kari kuzhambu)
こちらは、「カトゥカリコランブ(Kothu kari kuzhambu)」
マトンの挽き肉に、微塵切りした玉ねぎ、トマト、生姜、ニンニクなどを加えた、タミル・ナードゥのマトンキーマです。
マトンのお肉の旨味と、様々なスパイスが織り成す複雑で深みのあるお味。
こちらも、結構辛くてスパイシーでしたが、美味しいです♪
パルップ・コランブ(Paruppu kuzhambu)
こちらは、「パルップ・コランブ(Paruppu kuzhambu)」
タミル・ナードゥ風のシンプルな豆カレーです。
トゥールダルをメインに、タマリンドやココナッツを使わず作れるため、タミル・ナードゥでは、朝の忙しい時間に作るお料理として重宝されているのだそう。
シンプルながら、豆の旨味が濃厚な優しいお味。激辛の「パリパラヤム・チキン」の良い箸休めとなりました★
フランス焼菓子:ガトーナンテ(Gâteau Nantais)・ソルベ・ア・ラ・マング(Sorbet a la mangue)
ガトーナンテ、ソルベ・ア・ラ・マング
食後のデザートです。
お店のもうひとつのメイン、フランス焼菓子は「ガトーナンテ(Gâteau Nantais)」と、焼菓子ではないですが、「ソルベ・ア・ラ・マング(Sorbet a la mangue)」をチョイス。
「ガトーナンテ」は、マルコナアーモンドの生地にラム酒の糖衣を掛けた、フランス北西部ブルターニュ地方の港町「ナント」の郷土菓子です。
マルコナアーモンドとバターの旨味、奥深いラム酒の風味が、よくある焼菓子とはひと味もふた味も違う感じ。
「ソルベ・ア・ラ・マング」は、マンゴーのソルベ。フレッシュで濃厚なマンゴーのお味が爽やかかつ満足感あり。
コーヒー「ルワンダ・フイエ・シンビ(Rwanda Huye Simbi)」
食後のコーヒーは、「ルワンダ・フイエ・シンビ(Rwanda Huye Simbi)」を選びました。
黒板メニューによると、製法は、アナエアロビコ(嫌気性発酵)。品種はブルボン豆。味は、レーズンやカカオのような風味とのこと。
酸味と深みを併せ持つ、複雑だけど滑らかな風味。美味しいです♪
名古屋・塩釜口にある、南インド料理とフランス焼菓子、スペシャルティコーヒーを提供しているお店『スパイス&カフェ イマイロ』
現地で食べ歩き、本場の味を追求し続けているという『イマイロ』のお料理は、他では味わったことのないお味。
タミル・ナードゥの個性的なお料理をセレクトした「タミル・ナードゥ・ノンベジ・ターリー」も、ブルターニュ地方の港町「ナント」の郷土菓子「ガトーナンテ」も、特別感満点★
今度再訪した時は、是非とも「ベジミールス」をいただいてみたいです♪
◉『スパイス&カフェ イマイロ』の地図・アクセス
- 住所:愛知県名古屋市天白区元八事5-234
- アクセス:地下鉄鶴舞線 塩釜口駅より徒歩3分
- 営業時間:[月・木~日]ランチ(ミールス)11:45~14:30 14:00~16:30(ケーキとドリンクのみ)
- 定休日:火曜日、水曜日
- HP:https://www.instagram.com/imairo.spice.cafe/
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