砂の岬(桜新町)|こだわりの南インド料理とセンス溢れるインテリアが魅力

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桜新町、砂の岬 グルメ
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東急田園都市線の桜新町駅を出て、246方面に南東へ3分ほど。

静かな界隈の中に、一風変わった建物が建っています。

桜新町、砂の岬蔦の絡まったお店の外観

 

ここは、インドカレー食堂『砂の岬』

美味しい南インド料理と、センス溢れるインテリアが魅力の隠れ家的名店です。

桜新町、砂の岬店頭に掲げられたメニュー

 

蔦の絡まった建物は手作り感満点。メルヘンな雰囲気の外観で、とってもかわいいです。

この『砂の岬』、桜新町では行列ができるお店として有名だそうで、ランチタイムの開店前などは、いつも店頭に数人の列ができるのだとか。

予約はディナータイムのみ可。ディナーで行く場合は予約して行った方が無難です。

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ひとつひとつの小物がかわいい!こだわり抜いた手作り感満点の内装

桜新町、砂の岬『砂の岬』1階のカウンター席

 

お店の内観です。

店内には、インドやアジアなどの様々な布や雑貨が所狭しと置かれていて無国籍感満点!

お店は1階と2階があり、1階にはカウンター席が4席、テーブル席が5席あります。

桜新町、砂の岬『砂の岬』の2階席

 

こちらは2階席です。

2階席は、テーブル席のみで4席。

建物はウッディーなつくり。壁面は青みがかった深い緑色に塗られていて、観葉植物がいくつも置かれ、壁や棚、テーブルの上には世界中から取り寄せたと思われる様々な雑貨や置物が室内を賑わせています。

桜新町、砂の岬センス抜群のお部屋のインテリア

 

屋根の梁に自然木が使われています。

ランプや壁に掛けられた絵、お皿っぽい小物類など、ひとつひとつこだわって選んだという感じ。

桜新町、砂の岬インドで買い付けたというクッションカバー

桜新町、砂の岬イスラム建築風の壁の装飾

桜新町、砂の岬遊びゴコロ満載のインテリア装飾

桜新町、砂の岬棚にはインドなどの小物が並んでいます。

お店の方(店主の奥様)によると、並んでいる小物や雑貨、インテリアなどはインドなどの現地で購入したものなのだそう。

雑貨のチョイス、遊びゴコロ満載のインテリアの工夫など、センスがキラリと光ります。

桜新町、砂の岬色どりも考えられている感じ

桜新町、砂の岬インドの神様人形などなど

桜新町、砂の岬スピーカーから古めかしい音楽が流れています。

桜新町、砂の岬真鍮製のテーブルの上のドライフラワー

壁の上には、スピーカーも備え付けられています。

スピーカーからは、インドかアジアか、昔の日本の歌かわかりませんが、古めかしい歌謡が流されていました。

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『砂の岬』のメニュー

桜新町、砂の岬ドリンクメニュー

桜新町、砂の岬ディナーコースメニュー

桜新町、砂の岬お好きなカレーをお選びください

さてさて、メニューを開きます。

このメニューもかわいい。

見やすくてわかりやすいし、お洒落な感じです。

 

すでに「ディナーコースメニュー」(4,200円)は予約時に注文してあったので、ドリンクと、コースのカレーを2種、食後の飲み物とデザートをそれぞれチョイスして、お店の方を呼びます。

桜新町、砂の岬ふくろうの呼び出しボタン

 

呼び出しボタンは、ふくろうの絵が描かれたかわいいボタン。

こういう細かいところの遊びごごろが良いですよね。

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個性と色どりに溢れる、『砂の岬』のディナーコースメニュー

桜新町、砂の岬イランで生まれたフルーツフレーバーのノンアルコールビール「イスターク」

 

まず、ドリンクとして頼んだのが、「イスターク」

イランで生まれたフルーツフレーバーのノンアルコールビールです。

メニューの説明によると、

ハラールの認証を受けている世界でも数少ない、ビールテイスト飲料「イスターク」は、天然由来&植物由来の原料だけを使うことにこだわり、人口・合成甘味料、苦味料、着色料はいっさい使用していません。

とのこと。

ビールとはちょつと違う感じがしましたが、爽やかでフルーティーで、これはこれで「アリ」です?

 

「イスターク」をぐびぐび飲んでいると、コースメニューが運ばれてきました。

桜新町、砂の岬「コサンマリ」

 

「コサンマリ」です。

ナスとジャガイモのチェティナードスタイルの冷製スープ。

ジャガイモベースのスープにコリアンダーなどのスパイスが効いていて爽やか。

上品なお味です。

桜新町、砂の岬「グリーンリーフ・フィッシュ」

 

「グリーンリーフ・フィッシュ」

小笠原産の千年木の葉や月桃の葉で、天然の鯛を包んだ、お魚の蒸し焼き。

銀のお皿にドライフラワーが飾り付けされて、見た目の彩りが工夫されています。

桜新町、砂の岬月桃の葉の中にはスパイシーな鯛が

 

パリパリになっている月桃の葉を破って中を開くと、中にはスパイスで味付けされた鯛と、ししとう、トマトが入っていました!

月桃の葉の爽やかな香りがたまりません。

シンプルな味付けで素材の鯛の美味しさが生かされています。

美味しい。

桜新町、砂の岬『砂の岬』のミールス

 

出てきました〜!

メインのミールス

なかなかリッチな見た目です。

お料理の内容について、店主の奥様が説明してくれます。

 

内容は、

  • ジャスミンライス(香り米と白米のミックス)
  • パパド(インドの揚げせんべい)
  • チャナマサラ(風味の異なる2種の豆のスパイス煮込み)
  • アチャール(季節野菜のスパイス漬け)
  • パチャディ(トマトとオニオンのヨーグルトサラダ)
  • ポリヤル/サブジ(ドライタイプ野菜のスパイス炒め)

カレーは2種。

  • ベジタブルサンバル(季節の野菜を使用した、お豆がベースのカレー。タミル地方の食堂の味わいです。辛さ★)
  • アレッピーフィッシュカレー(コクムとタマリンドのシャープな酸味とココナッツミルクの、ほんのり甘くてコクのあるカレー。辛さ★★)

桜新町、砂の岬ベジタブルサンバル、アチャール、チャナマサラ

桜新町、砂の岬アレッピーフィッシュカレー、パチャディ、ポリヤル

 

『砂の岬』のミールス、もちろん美味しかったです。

2種のカレーもおかずもそれぞれ個性があって、素材の味がスパイスによって際立たせられている感じ。

 

このお店の店主さん、インドをはじめとした亜大陸各国を旅して周り、現地の食風景を伝えていきたいという思いからこのお店を立ち上げられたのだそう。

南インド料理を中心とした現地の味に、日本人が好むオリジナルなアレンジが工夫されたお料理の数々。

全体のバランスからビジュアル、味に至るまで、インド料理に対する深い愛情が感じられるミールスです。

桜新町、砂の岬「ザクロラッシー」

 

こちらは、「ザクロラッシー」

ザクロの甘酸っぱさとラッシーの濃厚さのマッチングがなかなか。

ザクロとラッシーを2層に分けて、ビジュアルにも気を遣っています。

先ほどの「イスターク」やそれぞれのお料理もそうですが、コースターとかお皿もお料理ごとに違ったものを使っていますね。

こういった細かいところにも手を抜かないこだわりよう。なかなかここまで徹底しているお店もありません。

桜新町、砂の岬「クルフィ」

 

インドのアイスクリーム「クルフィ」(ピスタチオとカルダモンのアイスクリーム)です。

意外とさっぱりしたアイスクリームに、刻んだピスタチオとカルダモンがパラパラと載っています。

ピスタチオとカルダモンの見事なアクセント!

お皿のセンスも抜群です。

桜新町、砂の岬「サウスインディアンチャイ」

 

インドの甘いミルクティー「サウスインディアンチャイ」

カレーの後は、優しいお味のチャイでホッとひと息。

うん、大満足!

ほんと美味しかったです。

桜新町、砂の岬魅力的な『砂の岬』の内観

 

お店の外観から内装、インテリア、所狭しと置かれた雑貨や小物、メニュー表。

そして、お料理のお味、全体のバランス、食器や盛り付けなどの見た目に至るまで、すべて手作りで、こだわりにこだわり抜いたインドカレー食堂『砂の岬』

素敵な空間と美味しいお料理で、夢のようなひと時を味わうことができます。

このお店に行くために、わざわざ遠くから訪れる価値がある珠玉のインド料理屋さんです。

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◉『砂の岬』の地図・アクセス

  • 住所:東京都世田谷区新町2-6-14
  • アクセス:東急田園都市線桜新町駅 桜新町駅から498m
  • 営業時間:12:00〜15:00 18:00〜21:30
  • 定休日:月・火・水・木
  • 電話:080-4248-7720

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