夏の台湾。アミ族の豊年祭を観に行く旅。
首都台北から、アミ族のふるさと、台湾北東部の花蓮に向かいました。
フライトは、エバー航空を利用。スケジュールは下記の通りです。
- 8/10(土) エバー航空(BR195) 成田(10:30)-台北(13:05)
- 8/13(火) エバー航空(BR192) 台北(07:45)-羽田(11:45)
台北到着!台北駅で花蓮行きの切符を購入
台北上空の風景
エバー航空の機内食
成田を10:30分に出発したエバー航空BR195便は、約4時間のフライトで台北に到着しました(13:05分)。
台湾、近いです。
天気は快晴。機上からは真夏の青い海が見下ろせましたー!
かなり巨大な台北の駅舎
空港に着くと、入国手続き、両替を済ませ、エアポートバスに乗って台北駅へ(125元:338円)。
購入したミネラルウォーターが18元(49円)。
意外と物価は安い印象です。
バスは70分ほどで台北駅に到着。かなり巨大で豪華な駅舎です。
さっそく、切符を買いに窓口へと向かいます。
台北車站の切符売り場
今回の目的地は、台湾北東部にある「花蓮」という町。
窓口で訊いたところ、早めの列車はすでに満席になっていて、15:55分発の列車しか予約できないそうです。
仕方ありません。2時間近く待たなくちゃいけないけど、切符を購入しました。
料金は、花蓮までで440元(1,188円)。花蓮までは、所要約3時間です。
台北駅のマクドナルド
てつおじさんの店
鉄人が並ぶカレー屋さん
台北駅のフードコート
2時間ほど時間があるので、駅の中をぶらぶらします。
1階にはマクドナルドや、福岡に本店のあるチーズケーキ屋さん「てつおじさんの店」がありました。
2階は大規模なフードコートになっていて、いろいろなお店があります。
カレー屋さんやらラーメン屋さん、お茶やパイナップルケーキを売る土産物屋もたくさん!
そうこうしているうちに、出発時間が近づいてきました。
台北から花蓮へ、特急「自強号」の旅
15:55分に、台湾国鉄の特急「自強号」は、地下にあるホームからするすると走り出していきました。
花蓮への到着は、19時頃の予定。
車内は、日本の鉄道と変わらない感じで、快適に過ごすことができました。
自強号の車窓から
真っ青な夏の台湾の空
海が見えてきました。
台北〜花蓮のルート
列車は、街を抜け郊外へ、そして、田舎へ。
たくさんの駅に停車しながら進んでいきます。
そのうち、車窓には海が見えてきました。広大な太平洋の眺め、気持ち良かったです。
花蓮の駅に到着
日が次第に暮れていき、辺りが真っ暗になった頃、列車は「花蓮」の駅に到着〜!
花蓮の駅舎
改札を出て、まずすべきことは、帰りの列車の予約。
窓口で確認しますが、あいにく8/12の台北行きの列車はすべて満席・・・。
仕方なく、7:57分花蓮発10:55台北着の自強号の立ち席チケットを購入しました(440元:1,188円)。
花蓮駅前の風景
夜の花蓮の駅前風景です。
なんだか日本の地方都市にそっくりな雰囲気。
落ち着いた雰囲気の街。
花蓮、良さそうです!
花蓮の宿「金龍大旅社」
さっそく、タクシーに乗り込んで宿へGO!
車窓からは、夜の花蓮の街並みが見えます。
建物の雰囲気とか、ラジオから流れてくる歌謡曲とか、どことなく日本の「昭和」を彷彿とさせる風情。
初めて来たのになんだか懐かしい雰囲気。
それもそのはず、台湾はかつて日本が統治した歴史を持っていて、この花蓮はその当時の風情が色濃く残っていることでも知られている街なのです。
花蓮の宿「金龍大旅社」
15分ほどで宿に到着(タクシー145元:392円)。
宿は、花蓮客運総站バスターミナルの隣にある「金龍大旅社」
ガイドブックに、「日本語を話すおばちゃんがいる」と書かれていたのでここを目指したのです。
入り口から中に入ると、さっそく「いらっしゃい!」
日本語を話すおばちゃんが出迎えてくれましたー!
とりあえず、部屋を見せてもらいます。
「金龍大旅社」は、4階建ての部屋数17の場末の安ホテルという感じの宿。
部屋は、こぢんまりしていて、いかにも「安宿」って感じですが、清潔でホットシャワーとトイレも問題なく使えました。
ただし、クーラーのある部屋は埋まっていたので、クーラーなしの部屋です。
値段は、800元(2,160円)。安いです!
値段が安いということもあり、これから宿探しをする気もなかったし、明日の朝、クーラー付きの部屋に変えてくれるというので、宿泊することに決めました。
花蓮の宿「金龍大旅社」
宿に荷物を置いた後、1階の受付でおばちゃんとお話しをします。
今回、花蓮に来たのは、アミ族の豊年祭を見ることと、台湾屈指の名勝「太魯閣渓谷」に行くことが目的でした。
明後日の朝には台北に戻らなくてはいけません。観光できるのは明日1日のみ。
どう周ると効率がいいのか、豊年祭はどこでやっているのか、いろいろ質問をすると、おばちゃん、
「1日で周るには、タクシーをチャーターするしかない」
とのこと。
さっそく、おばちゃん、知り合いのドライバー兼ガイドに電話をします。
電話口でガイド(彼も日本語が話せます)と相談。
相談した結果、明日の朝に「太魯閣渓谷」に行って、その足で綺麗な海の見える「七星潭」に立ち寄り、午後、アミ族の豊年祭を見るのがいいのでは、とのこと。
料金は、タクシー&ガイド料として4,000元(10,800円)
結構高いですが、仕方ありません。
電話口でOKの返事をしました。明日の朝、迎えに来るそうです。
花蓮の夜市
さて、かなり時間も遅くなりましたが、夕食を食べに行こうと思います。
おばちゃんに相談したところ、花蓮で一番賑わっている夜市があるというので、行ってみることにしました。
タクシーを呼んでもらい、夜市まで100元(270円)でと話をつけて出発。
地元の人たちで賑わう花蓮夜市
地元の人たちで賑わう花蓮夜市
タクシーは15分ほどで花蓮夜市に到着。
人がたくさん!かなりの賑わいです。
若者がかなり多い印象。
肉まんのお店
串焼き屋さん
貝のつまみ?のお店
イカゲソ串焼き
パンにいろいろなものを乗せた軽食
フレッシュジュース屋さん
肉やつみれの串焼き
牛肉の麺
若者たちで賑わう夜市
人でごった返す夜市を歩き回り、いろいろな露店を見て回って、
肉まん(12元:32円)、牛肉麺(80元:216円)、肉を巻いた食べ物(30元:81円)、キウイフレッシュジュース(40元:108円)などを買い食いしました!
ここ、観光客はほとんどいません。
地元の人ばかりです。
煌々と輝くセブンイレブン
ソフトクリームやお菓子のお店
花蓮の中心街
「全家」ファミリーマート
食べ終わった後、タクシーで再び宿へ(160元:432円)。
帰りに、コンビニでポカリスエットを買いました(25元:68円)。
台湾は、日本と同じように「セブンイレブン」や「ファミリーマート」などのコンビニが所々にあります。
コンビニで売られている商品も日本とそっくり。
お菓子などは、日本製のものが売られていたりします。
それでいて、値段がかなり安い!
店じまいをする小籠包のお店
初日から、台湾らしいローカルな夜市を見ることができて満足!
適度に便利で、適度にエキゾチックな街の雰囲気。
それでいて、30年くらい前の「昭和」の日本に似た懐かしい風情を持つ花蓮の街並み。
結構気に入りましたー!
明日は、タクシーチャーターで、朝から「太魯閣渓谷」へと向かいます。
旅行時期:2013年8月
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