韓国、ソウルの市場と屋台を歩くのは楽しい♪
江南の路上市場、広蔵市場、明洞の屋台。 ずらりと並んだ数十種類のキムチ、朝鮮ニンジン、ティギム、トッポッキ、キムパプ。山盛りの唐辛子★
韓国、ソウルの市場と屋台をご紹介します♪
永東市場(江南)
江南の路上市場
ソウルの街の一角にあった、路上市場です。
ソウルの街には、到る所にこういった場所があります。
もちろん、日本にも市場や路上の屋台街はたくさんありますが、ソウルの方がより多く、よりごちゃごちゃとしている感じです。
ソウルの方が、「アジア度」が高いです!
韓国と言えば、キムチ
韓国と言えば、キムチ
市場にはキムチがたくさん並べられていて、強烈な発酵臭を醸し出していました。
白菜やキュウリ、大根などに唐辛子やにんにくなどをまぶして壺に漬け、発酵させた漬物がキムチ!
キムチは真っ赤な唐辛子のイメージが強いですが、唐辛子で漬けたキムチが生まれたのは19世紀前後のことで、それ以前は山椒が使われていたのだとのこと。
写真でもわかるように、キムチには使われる具材によってたくさんの種類があり、その数は200種類にも及ぶのだそう。
白菜を使った「ペチュギムチ」、キュウリを使った「オイギムチ」、大根を使った「カクトゥギ」、小型の大根を使った「チョンガクキムチ」、イカやカキなどを使った「ポサムキムチ」などが代表的なキムチです。
朝鮮ニンジン
朝鮮ニンジンです。
朝鮮ニンジンは、ウコギ科の薬草植物。
原産地は中国東北部や朝鮮半島で、現在でも7割がここで栽培されています。
ニンジン酒として飲んだり、煎じてお茶に入れたり、スライスしてサムゲタンとかのスープに入れたりして食べるそうです。
滋養強壮や自律神経の乱れを整える効果があるのだとか。
穀物や豆類
たくさん並んだ魚
「ティギム」
一番上は穀物や豆類、下の左は魚介類、右は、屋台スナックです。
屋台スナックで代表的なのは、「トッポッキ」
棒状のお餅のようなものをコチュジャンと砂糖で甘辛く炒めた韓国の定番屋台料理です。
そんなにめちゃくちゃうまくはないですが、何となく食べ続けてしまうような食べ物です。
手前のてんぷらのようなものは、「ティギム」
実は、これはあまりうまそうに見えなかったので食べていません。
ほかにも「キムパプ」という海苔巻きもよく売られていました。
唐辛子がたくさん!
韓国料理と言えば唐辛子ですが、唐辛子が韓国に入ってきたのは16世紀のこと。
日本からの伝来だそうです。
そもそも唐辛子は南米原産で、16世紀の大航海時代にスペインやポルトガルが「発見」し、初めて旧大陸にもたらされたものです。
そこから、インドや東南アジア、中国に伝播し、日本へも南蛮経由で伝わりました(ジャガイモやタバコ、ピーマンやとうもろこしなども同じく南米原産です)。
コチュジャンもチゲ鍋も(麻婆豆腐も豆板醤も、トムヤムクンも、唐辛子を使ったインドのカレーも、アラビアータもぺペロンチーノも)、それ以前はありませんでした。
広蔵市場
メジャーな市場である「広蔵市場」
「広蔵市場」
「広蔵市場」の屋台飯
こちらは、メジャーな市場である「広蔵市場」
夜遅く訪れたため、多くの店が閉まっており、写真もあまり撮りませんでした。
ここには屋台がたくさん並んでいて、キムチや韓国のりなども売られています。
2階は生地や衣料品が売られているのだとのこと。
「ピンデトック」という緑豆のお焼きを食べたかったのですが、その屋台は見つけられず断念。
明洞の屋台
明洞の「ティギム」の屋台
明洞の乾物の屋台
ソウルのショッピングの中心、明洞のメインストリートです。
ここにもスナック屋台がいくつも出ていました。
上は「ティギム」の屋台。
数店舗、ティギム屋台がありましたが、どれも結構盛況!
下は乾物の屋台。
スルメ系や揚げ物系など、バラエティーに富んでいます。
買いませんでしたが、今見るとやけにうまそうです。
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