タイ・チェンマイの旅4日目。
3日間チェンマイの町を満喫し、この日は朝の飛行機でバンコクへと向かいます。
バンコクへのフライトは、8時20分の出発。
せっかく早起きするのだからということで、空港に行く前にチェンマイ門前の市場へ行き、朝の托鉢を見ることにしました★
6時にチェンマイ門に向かうとして、荷物をまとめる準備も含めて5時起き!
❶朝の托鉢
朝のチェンマイ旧市街
5時起きしてホテルをチェックアウト。スーツケースをガラガラと引きながらチェンマイ門を目指します。
朝のチェンマイ旧市街はとっても静か。走っている車もまだほとんどありません。
朝のチェンマイ門前の市場
10分ほど歩いたところで、チェンマイ門を抜け、市場に辿り着きました!
さすが市場。早朝の時間帯にもかかわらず、市場内は大勢の売り子と買い物客で賑わいを見せていました。
そして、市場前には、いました!
托鉢をしているオレンジ色の袈裟を纏った僧侶たちが!
朝の托鉢の様子
市場の前には、何人かの僧侶たちが裸足で立っています。
もちろん、坊主頭でオレンジ色の袈裟が目に鮮やか。
そんな僧侶たちに人々は食べ物などを与え、お経を詠んでもらっています。
「タンブン」をするタイの人
タイの人々は日常的に、托鉢をしているお坊さんに食べ物や日用品などを与える行為をします。
これを「タンブン(ทำบุญ)」(徳を積む)と言います。
タイの人々は、仏教の輪廻転生を信じており、現生でタンブンをすればするほど来世では幸せな生まれ変わりができると信じられています。
「タンブン」には、社会貢献をする、貧しい人にお金や食べ物を恵む、先祖や亡くなった人を供養する、籠に入った鳥や魚を逃がしてあげる、仏教の説法を聞く、仏教の戒律を守る、出家する、息子を出家させるなどがあります。
もちろん、托鉢するお坊さんに食べ物や日用品を与えることも「タンブン」のひとつ。
左に立っているのは「タンブン」の供物を売るおばさん
市場の前、お坊さんがいる近くには、「タンブン」の供物を売るおばさんがいました。
どこにでも商売はあるんですね。私もこのおばさんから「タンブン」の供物を購入しました。
料金は30バーツです。
「タンブン」のお供え物
「タンブン」のお供え物を手にお経を詠む僧侶
左の写真が、おばさんから購入した「タンブン」のお供え物。
中身はあまりチェックはしなかったですが、お供えのお花と食べ物らしきものが入っていました。
私も、オレンジ色の袈裟を纏った僧侶のひとりに「タンブン」のお供え物を渡し、お坊さんの前で手を合わせて跪き、お経を詠んでもらいました★
自分の「タンブン」、少し増えたかもしれません。
朝の市場の様子
「タンブン」をする静謐な様子とは裏腹に、後ろの市場は人々の熱気で大賑わいの様子。
お坊さんの托鉢とタンブンも日常、市場での売り買いも日常です。
至る所に「タンブン」をする人がいます。
何人もの僧侶に対し「タンブン」をします。
托鉢をしている僧侶は、若い方が多い印象です。
タイは、国民の90%以上が仏教徒であり、仏教徒の男子は出家してはじめて一人前として認められると考えられており、成人の通過儀礼として、結婚式前の親孝行として出家する若者が多いのだとのこと。この場合、出家は数週間という短い期間で終えるのだそうです。
また、子供が小学校の夏休みなどの間に2週間だけ出家することも多いのだとか。
子供が出家するのは親にとってのタンブンにもなるため、タイ人の男性のほとんどが一生のうちに一度は出家を経験するのだそうです。
朝の市場の様子
「タンブン」を終えて空港へ
さて、朝の托鉢を見て「タンブン」をしたところで、空港へと向かいます。
通りぞいでソンテウを捕まえて値段交渉。空港まで150バーツで話がまとまりました。
空港までは20分ほど。あっという間に到着です。
❷エアアジアでバンコクへ
エアアジアでバンコクへ
チェンマイ国際空港のチェックインカウンターの様子です。
バンコクへのフライトは、エアアジア3438便。出発は8時20分。バンコク到着は9時30分の予定です。
チェックインを済ませ、搭乗口へと向かいます。
空港にドイチャンコーヒーの紹介パネルがありました。
エアアジア3438便
こちらが、搭乗するエアアジア3438便。
小さめの飛行機です。
機内には、タイ人のほか、欧米人や中国人、そして、日本人の姿も少なからずありました。
エアアジア3438便は、定刻通り出発。一路バンコクを目指します。
チェンマイからバンコクまで飛行時間は1時間20分
空から見たチェンマイ付近の風景
眼下に雲海を眺めながら快調なフライト
バンコクに近づいてきました
バンコク到着!
チェンマイを出発して1時間20分後、定刻通り9時30分にバンコクに到着しました!
到着した空港は、スワンナブーム国際空港ではなく、ドンムアン国際空港。
以前、バンコクを訪れた時はいつもドンムアン空港だったので慣れ親しんだ空港です。
久々に訪れたバンコク。ゲートを出て、さっそく市内へと向かいます。
タクシー乗り場でタクシーを捕まえます。
空港を出てタクシー乗り場でタクシーを捕まえます。
メーターを使ってもらって、行き先はドンムアン空港から10㎞ほど南へ向かったバンコク市内の北部にある「チャトゥチャック市場」、通称「ウィークエンド・マーケット」
ちょうどこの日が土曜日だったということもあり、ドンムアン空港から市内中心部の通り道にある「ウィークエンド・マーケット」に立ち寄ろうと思ったのです。
タクシーで「チャトゥチャック市場」へと向かいます。
タクシーは、空港を出発するとすぐさまハイウェイに乗り、快調に飛ばしていきます。
「チャトゥチャック市場」に近づいた辺りでハイウェイを降り、一般道に入って若干の渋滞はあったものの、20分ほどで辿り着くことができました。
タクシーの料金は200バーツ。
❸チャトチャック市場
チャトチャック市場
毎週土日に開催される、バンコクの巨大ウィークエンドマーケット『チャトチャック市場』。
狭い通路の両脇には、お店が所狭しとたくさん並んでいて、ゆっくり見ようと思ったら一日では足りないほどです。
チャトチャック市場は、朝8:00~18:00頃までの営業ですが、日曜日は16:00頃から店じまいを開始するそう。
今回の目的は、タイの青白陶器(パイナップル柄)の食器を買うことです!
ずらりと並ぶタイの青白陶器(パイナップル柄)
青白陶器(パイナップル柄)を物色
セラドン焼きもたくさん!
ところどころに青白陶器(パイナップル柄)のお店が!
ランパーン名物のにわとりの絵が描かれた陶器
サムットサコーン県に工場を持つメーカー直営店のお店
セクション22にあるお店。こちらは、サムットサコーン県に工場を持つメーカー直営店のお店だそうです。
狭い空間ですが、しゃがまず立ったまま選べるし、ちょうど見やすく手に取りやすい位置に商品が置いてあるので、とても選びやすいです。
悩みに悩んで、3種類の器を購入♪
市場の中の方は、セクション毎に通路で分かれていて、お店がたくさん並んでいます。
生活用品や乾燥食品など、いろいろ。
「トップシークレツト(オリジナル)」、「いろいろ、さまざま、クリエイティブ」
外側の広い通りに面したところでは、ファッション系のお店が並んでいました。
「トップシークレツト(オリジナル)」、「いろいろ、さまざま、クリエイティブ」(笑)
「マッド。」「つづく」
かなりインパクトある「mad store.」(マッド。)
タイでは日本語(特にひらがな)は、人気があるそうです。
チャトチャック市場の時計塔
チャトチャック市場の記事はこちら↓
市場の外でタクシーを捕まえます。
「チャトチャック市場」で見物と買い物を済ませた後、市内中心部へと向かいます。
再び大通りに出て、タクシーをゲット!
すでに時刻はお昼時、ホテルに向かう前にランチを食べに行くことにしました。
行き先は、シーロム通りにある南インド料理店『サラヴァナ・バワン』です♪
しかし、タクシーに乗ったはいいものの、道が混んでいてなかなか前に進みません。
久々に訪れたバンコク、渋滞が酷いのを忘れていました(汗)
しかも、以前訪れた時よりも渋滞が酷くなっている感じ。
戦勝記念塔
結局、ビクトリー・モニュメント(戦勝記念塔)の辺りでタクシーで行くのを諦め、BTSに乗り換えることに。
タクシー代は、100バーツでした。
すごい渋滞です。
BTSに乗り換え
BTSの「アヌサーワリー(Victory Monument)」からスクンビット・ラインで「サイアム(Siam)」へ。サイアムでシーロム・ラインに乗り換えて、「スラサック(Surasak)」で下車。料金は44バーツ。
スラサックの駅
スラサックの駅からスーツケースをゴロゴロ引きながら、目的のお店である『サラヴァナ・バワン』を目指します。
Maps.meのアプリで場所を確認しながら進んでいくと・・・、
ありました!『サラヴァナ・バワン』
❹サラヴァナ・バワン
『サラヴァナバワン バンコク店(SARAVANA BHAVAN BANGKOK)』
タイの首都バンコクの中心部、シーロム通り沿いにある「バーン・シーロム・アーケード」の一角に、南インド料理店『サラヴァナバワン バンコク店(SARAVANA BHAVAN BANGKOK)』はあります。
この「サラヴァナバワン」、世界中に支店のある南インド料理店。創業は1981年だそうで、世界最大のベジタリアンレストランのチェーン店であるとのこと。
『サラヴァナバワン バンコク店』の店内
『サラヴァナバワン バンコク店』の店内です。
店舗は入り口から階段を登って2階にあり、広々とした空間にはたくさんの座席がおかれています。
お洒落な「バーン・シーロム・アーケード」にふさわしく、スタイリッシュな雰囲気。
「Saravanaa Special Meals」(250バーツ)
しばらくして、やって来ました!
「Saravanaa Special Meals」です!
メニューによると、お料理の品目は、デザート、プーリーorチャパティ、サイドディッシュ、ライス、サンバル、ラッサム、スペシャルコザンブ、ポリヤル、クートゥ、ライタ、カード、バターミルク、アッパラム、ピックルの14品目。
う〜ん、豪華なビジュアル。フォトジェニックです★
サラヴァナバワン
お味はもちろん、間違いなく美味しい!!
どんどんご飯が進んでいきます!
そして、嬉しいのが、どのおかずもお代わり自由であること♪
ひと通りのおかずのお味を味わった後は、全部のおかずをライスに載せ、混ぜ混ぜしていただきます!
もちろん、お代わりもオーダー!
サラヴァナバワン
こちらは、ドリンクでいただいた「マンゴーラッシー」
ミールスと一緒に美味しくいただきました〜!
14品目載った豪華なビジュアルとスタンダードながら抜群の美味しさの「Saravanaa Special Meals」
お代わり自由で250バーツ(約875円)!大満足です★
サラヴァナバワンの記事はこちら↓
❺サリル ホテル スクンビット ソイ11
スクンビット ソイ11
『サラヴァナ・バワン』でランチをいただいた後、さっそくホテルへ。
時刻は2時過ぎ。ちょうどホテルのチェックインの時間です★
スラサック駅からBTSシーロム・ラインに乗ってサイアムへ。サイアムでスクンビット・ラインに乗り換え、「ナーナー(Nana)」で下車。
宿泊するホテル「サリル ホテル スクンビット ソイ11」は、その名の通り、スクンビット ソイ11の中ほどにありました!
サリル ホテル スクンビット ソイ11
サリル ホテル スクンビット ソイ11
駅からは多少歩きますが、周りには飲食店やナイトスポットがたくさんあり、夜も賑わうエリアにあります。
サリル ホテル スクンビット ソイ11
今回、予約は、ホテル検索サイト経由で、1泊1、620バーツ(スーペリアルーム、税サ込)。
お値段の割には、広さも十分。清潔でかわいいお部屋で、コスパのいいホテルだと思います!
ホテルにチェックインを済ませ、荷物を解いた後、さっそくバンコクの市内観光へ市内観光へGo!
まずは、バックパッカーの聖地、カオサン通りへと向かいます★
「サリル ホテル スクンビット ソイ11」の記事はこちら↓
コメント