カライクディでアンティークショップを巡り、チェティナード料理教室に参加する★

チェッティヤールツアー【南インド(タミル)⑤】 エスニックな旅
記事内に広告が含まれています。

インド・タミルナードゥ州南部、チェティナード地方の中心都市カライクディ

カライクディの町中にあるアンティークショップで、アンティークの品々を物色。

そして、夕方からは、宿泊している「ザ・バンガラ(The Bangala)」の料理教室に参加しました。

スポンサーリンク

かつての邸宅で使われていたアンティークがたくさん

カライクディの町中には、かつての邸宅に残されたインテリア雑貨や食器などを扱っているアンティークショップがいくつもあるということで、事前に調べておいた地図を片手に、歩いて探しに行きました。

カライクディ①(アンティーク・料理教室)【南インド(タミル)③】

宿泊した「ザ・バンガラ(The Bangala)」の前の通りを北に向かって歩きます。

ホテルの近くは、小さな商店がチラホラあるくらいで、ほとんど何もないようなところです。

カライクディ①(アンティーク・料理教室)【南インド(タミル)③】

ホテルから寺院と市場へと向かう通り。

細い道ですが、意外と交通量が多いです。

カライクディ①(アンティーク・料理教室)【南インド(タミル)③】

通り沿いの家の玄関には、「コーラム」が描かれていました。

「コーラム」とは、南インドのヒンドゥー教徒の家の玄関先に、米粉や石灰などで描かれるペイントアートのこと。

繁栄と富の女神である「ラクシュミ」を家に招き入れるため、または、家の魔除として、あるいは、家を訪れる人(他の生き物全ても)への歓待の印として、コーラムは家の玄関先に描かれるのだそう。

カライクディ①(アンティーク・料理教室)【南インド(タミル)③】

カライクディ①(アンティーク・料理教室)【南インド(タミル)③】

カライクディ①(アンティーク・料理教室)【南インド(タミル)③】

カライクディ①(アンティーク・料理教室)【南インド(タミル)③】

カライクディ①(アンティーク・料理教室)【南インド(タミル)③】

いろいろなデザインのコーラムがあります。

一番下のは、傘やコーヒーカップがデザインされたモダンなコーラム。

カライクディ①(アンティーク・料理教室)【南インド(タミル)③】

リキシャやバイクが停まっている、のんびりとしたロータリー。

カライクディ①(アンティーク・料理教室)【南インド(タミル)③】

小さな映画館がありました。

カライクディ①(アンティーク・料理教室)【南インド(タミル)③】

映画館の前に居た若者たち。

カライクディ①(アンティーク・料理教室)【南インド(タミル)③】

壁に選挙?のポスターが貼られていました。

カライクディ①(アンティーク・料理教室)【南インド(タミル)③】

狭い道をバスが通ります。

カライクディ①(アンティーク・料理教室)【南インド(タミル)③】

途中、小さな寺院がありました。

寺院の周りには、お供え用のお花のお店が必ずあります。

この辺りは、色んなお店がたくさんあり、賑わってきました。

カライクディ①(アンティーク・料理教室)【南インド(タミル)③】

お供え用のお花のお店。

カライクディ①(アンティーク・料理教室)【南インド(タミル)③】

フルーツが綺麗にディスプレイされたフルーツ屋さん。バナナの種類が豊富。

カライクディ①(アンティーク・料理教室)【南インド(タミル)③】

露天の八百屋さん。カボチャがでかい!

カライクディ①(アンティーク・料理教室)【南インド(タミル)③】

キッチン用品のお店がいくつか連なっていました。

この、まな板から刃物が飛び出ているような道具は、野菜を切る包丁なのです。

これを床やテーブルの上に置いて、空中で刃物に野菜を当てて切るのです。

ほかに、お鍋やフライパン、色んなタイプのお玉など色々売られていました。

カライクディ①(アンティーク・料理教室)【南インド(タミル)③】

ホテルから徒歩15分くらい。

地図通り、アンティークストリートにやってきました!

が、どのお店もシャッターが閉まっています。。

ここじゃないのかなぁ、と歩いていると、開いているお店発見。

カライクディ①(アンティーク・料理教室)【南インド(タミル)③】

最初、この写真に写っているところは、シャッターが閉まっていて、隣のお店が開いていました。

覗きこむと、お店の人が「日本人か?」と話しかけてきました。

ちょっと話していると、「隣も見るか?」ということで、シャッターを開けてもらったのです。

カライクディ①(アンティーク・料理教室)【南インド(タミル)③】

開けて、ビックリ!!

足の踏み場もない、というか、入れない。。笑

これは、お店と言うのでしょうか。

桜新町のインド料理屋さん「砂の岬」の方が、こちらに何度か来られているようで、一緒に撮った写真を見せてくれました。

こちらのお店、2階もあるようで、「2階も見るか?」と言ってくれ、せっかくなので見せてもらうことに。

カライクディ①(アンティーク・料理教室)【南インド(タミル)③】

うわー! ゴチャゴチャ。。

ホコリっぽいし、蚊もいそうだし、それこそ足の踏み場もない。

カライクディ①(アンティーク・料理教室)【南インド(タミル)③】

でも、よくよく見ると、ホーローのお鍋や、レトロな缶、カゴなど、面白そうなものがたくさんありそう!

・・・だけど、この中からお宝を発見するには、かなりの根気と本気が必要です。

「砂の岬」のセンスの良い内装は、こういうアンティークショップで、根気強く探したものでできているのだろうなーと思いました。

せっかく見せてもらったけど、2階を1周だけして、失礼させていただきました。

カライクディ①(アンティーク・料理教室)【南インド(タミル)③】

アンティークストリートには、こんな重厚な扉や柱なんかもありました。

こういう中から、宝物を見つけ出せるのが、プロですよね。

 

そう、ほとんどシャッターが閉まっていたのは、この日は日曜日だったのです。

で、翌日、近郊の村のチェティナードマンションを巡るツアーをお願いしたのですが、ツアーの最後にアンティークストリートも含まれていたので、またまた行ってきました。

チェッティヤールツアー【南インド(タミル)⑤】

昨日とは打って変わって、人通りのあるアンティークストリート。

チェッティヤールツアー【南インド(タミル)⑤】

渋~い感じの素敵なものがいっぱいあります。

チェッティヤールツアー【南インド(タミル)⑤】

前日が、かなりひっそりとしていたので、お店が開いているというだけで、ワクワクしてきます。

チェッティヤールツアー【南インド(タミル)⑤】

ホーローのやかんとかお鍋とか、かわいい♪

そして、道を奥に入ったところに、ありました!

ネットで調べていて、行きたかったお店が!!

チェッティヤールツアー【南インド(タミル)⑤】

わー、圧巻!!

広いスペースに、ホーローの食器が山積みです。

これはテンション上がります。

チェッティヤールツアー【南インド(タミル)⑤】

お鍋かわいいけど、持って帰るには大きすぎる。。

とか、これ買っても使うかなー。

とか、考えてると、何も選べなくなってくる。。

チェッティヤールツアー【南インド(タミル)⑤】

素敵な色合いのタイル。

これは、日本のものです。

チェッティヤールツアー【南インド(タミル)⑤】

奥の方には、家具もたくさんありました。

実際行ったときは気づかなかったのですが、この記事を書いているときに、この写真の上からぶら下がってるランプ、どこかで見たことあるなーと思ったら、小川町の南インド料理店「三燈舎」のランプ!

神保町、三燈舎「三燈舎」

 

三燈舎のインスタで、「このランプはインドから抱えて持ってきた」と書いてありました。

ああいう倉庫みたいなところから、素敵なものを見つけ出せるのがセンスですよねー。

チェッティヤールツアー【南インド(タミル)⑤】

右手前のテーブル、かわいい。

帰国・お土産【南インド(タミル)⑭】

帰国・お土産【南インド(タミル)⑭】

迷った末、購入したのはホーローの小皿(チェコスロバキア製)5枚のみ。

裏の色が微妙に違っていて、かわいいのです。

カレー作るときのスパイスを入れるお皿として使ったりしてます。

チェッティヤールツアー【南インド(タミル)⑤】

通りで目が合ったライオン笑

ま、眉毛が。。

チェッティヤールツアー【南インド(タミル)⑤】

帰りは、ホテルまでまた歩いて戻りました。

スポンサーリンク

The Bangala の料理教室(クッキングデモンストレーション)

宿泊した「ザ・バンガラ(The Bangala)」で、料理教室(クッキングデモンストレーション)に参加できるということで、事前にメールで予約をしていました(3,500Rs.)。

ランチかディナーがあって、今回はディナー(18時~)の予約です。

カライクディ①(アンティーク・料理教室)The Bangala(ホテル)【南インド(タミル)③】

場所は、レストランの一角で。

お鍋などが準備されていました。

カライクディ①(アンティーク・料理教室)The Bangala(ホテル)【南インド(タミル)③】

使用する野菜やスパイスなども出てきました。

どんな料理を教えてくれるのか、楽しみです!

カライクディ①(アンティーク・料理教室)The Bangala(ホテル)【南インド(タミル)③】

カライクディ①(アンティーク・料理教室)The Bangala(ホテル)【南インド(タミル)③】

壁に飾られてる写真やホーローのトレイがとても素敵です。

カライクディ①(アンティーク・料理教室)The Bangala(ホテル)【南インド(タミル)③】

グリーンチリやカレーリーフ、ニンニク・しょうがのペースト、パウダースパイス。

奥に見えるのは、カットされた紫玉ねぎやトマトのペーストなど。

カライクディ①(アンティーク・料理教室)The Bangala(ホテル)【南インド(タミル)③】

こちらは、ホールスパイス。

カライクディ①(アンティーク・料理教室)The Bangala(ホテル)【南インド(タミル)③】

この方が、調理してくれました。

クッキングデモンストレーションなので、調理している様子を見ながら、説明を聞くスタイルです。

英語のレシピが渡され、調理する人とは別に、英語で説明してくれる人がいました。

聞きながら、レシピにメモを取っていきます。

二人で参加したので、私がメモを取り、相方が写真や動画を撮ってくれました。

4品作ってくれましたが、きちんと下準備がされていたので、あっと言う間にできあがりました。

全部で1時間弱くらいだったと思いますが、初めてインドの方から料理を習うことができて、とても楽しかったです。

今回は、単発のクッキングデモでしたが、バンガラでは、1週間のマスタークラスがあるようで、興味津々。

いつか参加できたらいいなーと思います。

The Bangala(レストラン)【南インド(タミル)③】

料理教室で作ってもらったお料理は、夕食時に食べることができます。

The Bangala(レストラン)【南インド(タミル)③】チキンペッパーフライ

The Bangala(レストラン)【南インド(タミル)③】プロウンマサラ

The Bangala(レストラン)【南インド(タミル)③】トマトライス

The Bangala(レストラン)【南インド(タミル)③】ポテトマサラフライ

The Bangala(レストラン)【南インド(タミル)③】

通常の夕食のメニューもいただき、かなり満腹に。

美味しくいただきました。

 

そして、帰国後、習った料理を早速作ってみました!!

【おうちカレー】バンガラレシピ

トマトライスより白いゴハンがいいなーと思い、トマトライスは省略。

全体的に色が茶色で地味ですが、美味しくできました。

せっかく初めてインドで習ったレシピなので、より美味しくなるように研究?して、自分のレシピにしていきたいなーと思います。

帰国・お土産 The Bangala(ホテル)【南インド(タミル)⑭】

ホテルのショップに、バンガラのレシピ本が売っていたので、迷わず購入!

帰国・お土産 The Bangala(ホテル)【南インド(タミル)⑭】

帰国・お土産 The Bangala(ホテル)【南インド(タミル)⑭】

もちろん英語なので、訳すところからになりますが、気になったメニューを少しずつ作ってみようと思います。

カライクディ①(アンティーク・料理教室)【南インド(タミル)③】カライクディMAP

スポンサーリンク

続きの記事・関連記事

続きの記事

関連記事

カライクディに行くなら「ザ・バンガラ(The Bangala)」のランチミールスは必食!
マドゥライから車で約2時間。タミルナードゥ州南部に位置するチェッティナード地方の中心都市「カライクディ」にあるヘリテージホテル「ザ・バンガラ(The Bangala)」に宿泊しました。宿泊施設としてはもちろん、お食事が美味しいことでも有名なのです。
インド・カライクディのホテル「ザ・バンガラ(The Bangala)」楽園のような素敵な場所
マドゥライから車で約2時間。タミルナードゥ州南部に位置するチェティナード地方の中心都市「カライクディ」にあるヘリテージホテル「The Bangala」に宿泊しました。そこは、流れている空気や時間が他とは違うような、とても素敵な空間で、リラックスして過ごせる楽園のような場所でした。
豪華絢爛な邸宅に圧倒!インド・カライクディ近郊「チェティナード・マンション」を巡る
南インド、タミル・ナードゥ州。料理で有名なチェティナード地方の村には、豪華絢爛な邸宅「チェティナード・マンション」が点在しています。近郊の村「アッタングディ」と「カナドゥカタン」を訪問しました。アッタングディの村に建つ「アッタングディ・パレス」の内装の豪華さは圧巻!一見の価値あります★
海峡沿いにある聖地「ラーメシュワラム」で新年初日の出を拝む★
南インド、タミル・ナードゥの旅。前日、チェッティナード地方の中心都市「カライクディ」から列車に乗って、スリランカとの海峡沿いにある聖地「ラーメシュワラム」に到着しました。ラーメシュワラムは、日の出を拝みながらの沐浴風景が必見の見どころです。早朝、早起きして、さっそく海沿いの沐浴場「アグニ・ティーターム」へと向かいます。
インド最古の海上橋「パンバン橋」を列車が渡る光景
南インド、タミル・ナードゥの旅。ホテルで少し休憩し、インド本土とラーメシュワラムのあるパンバン島をつなぐ橋「パンバン橋」を見に行きます。パンバン橋は、1914年に開通したインド最初の海上橋で、長さは2,065mもあります。訪問した時、ちょうど列車が通過する様子を見ることができました★
南インドの古都マドゥライで、コットン手織り(ハンドルーム)タオル工房を見学する★
南インドの古都マドゥライは、インドコットンの手織り(ハンドルーム)タオルの生産で有名です。手織りタオルのお店「サラスワティ・ハンドルーム・テキスタイル」に訪問しタオルを購入。タオル工房も見学させてもらいました!インダス文明の時代から受け継がれた手織りの技術を目の当たりにして大感動!
ラトナ・カフェ(南インド・チェンナイ)|ミールスが美味しいと評判の老舗レストラン
南インド、タミル・ナードゥ州の州都チェンナイに、ミールスが美味しいと評判の人気レストランがあります。お店の名前は『ラトナ・カフェ(Ratna Cafe)』。1948年創業の老舗の南インド料理専門店です。 評判通り、これまで食べた中で一番!と思えるほど美味しいミールスでした★
インド古典舞踊「バラタナティヤム」観賞♪ in チェンナイ
南インド、タミル・ナードゥ州の州都チェンナイで、インド古典舞踊「バラタナティヤム(Bharata Natyam:பரதநாட்டியம்)」を鑑賞しました★ 新進気鋭のデュオ「レンジットとヴァイナ」の演技は素晴らしく、インド古典舞踊の奥深さを垣間見ることができました♪

コメント

タイトルとURLをコピーしました