インド・タミルナードゥ州南部、チェティナード地方の中心都市カライクディ。
カライクディの町中にあるアンティークショップで、アンティークの品々を物色。
そして、夕方からは、宿泊している「ザ・バンガラ(The Bangala)」の料理教室に参加しました。
かつての邸宅で使われていたアンティークがたくさん
カライクディの町中には、かつての邸宅に残されたインテリア雑貨や食器などを扱っているアンティークショップがいくつもあるということで、事前に調べておいた地図を片手に、歩いて探しに行きました。

宿泊した「ザ・バンガラ(The Bangala)」の前の通りを北に向かって歩きます。
ホテルの近くは、小さな商店がチラホラあるくらいで、ほとんど何もないようなところです。

ホテルから寺院と市場へと向かう通り。
細い道ですが、意外と交通量が多いです。

通り沿いの家の玄関には、「コーラム」が描かれていました。
「コーラム」とは、南インドのヒンドゥー教徒の家の玄関先に、米粉や石灰などで描かれるペイントアートのこと。
繁栄と富の女神である「ラクシュミ」を家に招き入れるため、または、家の魔除として、あるいは、家を訪れる人(他の生き物全ても)への歓待の印として、コーラムは家の玄関先に描かれるのだそう。





いろいろなデザインのコーラムがあります。
一番下のは、傘やコーヒーカップがデザインされたモダンなコーラム。

リキシャやバイクが停まっている、のんびりとしたロータリー。

小さな映画館がありました。

映画館の前に居た若者たち。

壁に選挙?のポスターが貼られていました。

狭い道をバスが通ります。

途中、小さな寺院がありました。
寺院の周りには、お供え用のお花のお店が必ずあります。
この辺りは、色んなお店がたくさんあり、賑わってきました。

お供え用のお花のお店。

フルーツが綺麗にディスプレイされたフルーツ屋さん。バナナの種類が豊富。

露天の八百屋さん。カボチャがでかい!

キッチン用品のお店がいくつか連なっていました。
この、まな板から刃物が飛び出ているような道具は、野菜を切る包丁なのです。
これを床やテーブルの上に置いて、空中で刃物に野菜を当てて切るのです。
ほかに、お鍋やフライパン、色んなタイプのお玉など色々売られていました。

ホテルから徒歩15分くらい。
地図通り、アンティークストリートにやってきました!
が、どのお店もシャッターが閉まっています。。
ここじゃないのかなぁ、と歩いていると、開いているお店発見。

最初、この写真に写っているところは、シャッターが閉まっていて、隣のお店が開いていました。
覗きこむと、お店の人が「日本人か?」と話しかけてきました。
ちょっと話していると、「隣も見るか?」ということで、シャッターを開けてもらったのです。

開けて、ビックリ!!
足の踏み場もない、というか、入れない。。笑
これは、お店と言うのでしょうか。
桜新町のインド料理屋さん「砂の岬」の方が、こちらに何度か来られているようで、一緒に撮った写真を見せてくれました。
こちらのお店、2階もあるようで、「2階も見るか?」と言ってくれ、せっかくなので見せてもらうことに。

うわー! ゴチャゴチャ。。
ホコリっぽいし、蚊もいそうだし、それこそ足の踏み場もない。

でも、よくよく見ると、ホーローのお鍋や、レトロな缶、カゴなど、面白そうなものがたくさんありそう!
・・・だけど、この中からお宝を発見するには、かなりの根気と本気が必要です。
「砂の岬」のセンスの良い内装は、こういうアンティークショップで、根気強く探したものでできているのだろうなーと思いました。
せっかく見せてもらったけど、2階を1周だけして、失礼させていただきました。

アンティークストリートには、こんな重厚な扉や柱なんかもありました。
こういう中から、宝物を見つけ出せるのが、プロですよね。
そう、ほとんどシャッターが閉まっていたのは、この日は日曜日だったのです。
で、翌日、近郊の村のチェティナードマンションを巡るツアーをお願いしたのですが、ツアーの最後にアンティークストリートも含まれていたので、またまた行ってきました。

昨日とは打って変わって、人通りのあるアンティークストリート。

渋~い感じの素敵なものがいっぱいあります。

前日が、かなりひっそりとしていたので、お店が開いているというだけで、ワクワクしてきます。

ホーローのやかんとかお鍋とか、かわいい♪
そして、道を奥に入ったところに、ありました!
ネットで調べていて、行きたかったお店が!!

わー、圧巻!!
広いスペースに、ホーローの食器が山積みです。
これはテンション上がります。

お鍋かわいいけど、持って帰るには大きすぎる。。
とか、これ買っても使うかなー。
とか、考えてると、何も選べなくなってくる。。

素敵な色合いのタイル。
これは、日本のものです。

奥の方には、家具もたくさんありました。
実際行ったときは気づかなかったのですが、この記事を書いているときに、この写真の上からぶら下がってるランプ、どこかで見たことあるなーと思ったら、小川町の南インド料理店「三燈舎」のランプ!

「三燈舎」
三燈舎のインスタで、「このランプはインドから抱えて持ってきた」と書いてありました。
ああいう倉庫みたいなところから、素敵なものを見つけ出せるのがセンスですよねー。

右手前のテーブル、かわいい。


迷った末、購入したのはホーローの小皿(チェコスロバキア製)5枚のみ。
裏の色が微妙に違っていて、かわいいのです。
カレー作るときのスパイスを入れるお皿として使ったりしてます。

通りで目が合ったライオン笑
ま、眉毛が。。

帰りは、ホテルまでまた歩いて戻りました。
The Bangala の料理教室(クッキングデモンストレーション)
宿泊した「ザ・バンガラ(The Bangala)」で、料理教室(クッキングデモンストレーション)に参加できるということで、事前にメールで予約をしていました(3,500Rs.)。
ランチかディナーがあって、今回はディナー(18時~)の予約です。

場所は、レストランの一角で。
お鍋などが準備されていました。

使用する野菜やスパイスなども出てきました。
どんな料理を教えてくれるのか、楽しみです!


壁に飾られてる写真やホーローのトレイがとても素敵です。

グリーンチリやカレーリーフ、ニンニク・しょうがのペースト、パウダースパイス。
奥に見えるのは、カットされた紫玉ねぎやトマトのペーストなど。

こちらは、ホールスパイス。

この方が、調理してくれました。
クッキングデモンストレーションなので、調理している様子を見ながら、説明を聞くスタイルです。
英語のレシピが渡され、調理する人とは別に、英語で説明してくれる人がいました。
聞きながら、レシピにメモを取っていきます。
二人で参加したので、私がメモを取り、相方が写真や動画を撮ってくれました。
4品作ってくれましたが、きちんと下準備がされていたので、あっと言う間にできあがりました。
全部で1時間弱くらいだったと思いますが、初めてインドの方から料理を習うことができて、とても楽しかったです。
今回は、単発のクッキングデモでしたが、バンガラでは、1週間のマスタークラスがあるようで、興味津々。
いつか参加できたらいいなーと思います。

料理教室で作ってもらったお料理は、夕食時に食べることができます。

チキンペッパーフライ

プロウンマサラ

トマトライス

ポテトマサラフライ

通常の夕食のメニューもいただき、かなり満腹に。
美味しくいただきました。
そして、帰国後、習った料理を早速作ってみました!!

トマトライスより白いゴハンがいいなーと思い、トマトライスは省略。
全体的に色が茶色で地味ですが、美味しくできました。
せっかく初めてインドで習ったレシピなので、より美味しくなるように研究?して、自分のレシピにしていきたいなーと思います。

ホテルのショップに、バンガラのレシピ本が売っていたので、迷わず購入!


もちろん英語なので、訳すところからになりますが、気になったメニューを少しずつ作ってみようと思います。

カライクディMAP
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