サンバレーホテル(三軒茶屋)|ここでしか味わえない本場インドの食堂のお味

サンバレーホテル(三軒茶屋)|ここでしか味わえない本場インドの食堂のお味

三軒茶屋、サンバレーホテル 北インド料理
記事内に広告が含まれています。

東急田園都市線三軒茶屋駅から玉川通りを南西へ徒歩12分ほど。

通り沿いにある「オリエント三軒茶屋ハウス」というビルの1階に『サンバレーホテル』はあります(お店の入り口は、通りから左手に入った裏側)。

「ホテル」と名が付いていますが、もちろん、宿泊施設ではありません。

インドでは食堂を「ホテル」と名付けることが多く、このお店もインドのスタイルに倣ったかたち。

三軒茶屋、サンバレーホテル

この『サンバレーホテル』、お店のオープンは2016年5月と新しいのですが、プレオープンの時から「ここのお料理はすごい!」と評判の、知る人ぞ知る人気店だったとのこと。

スパイス好き、インド料理通を唸らせるというお店『サンバレーホテル』

ついに、初訪問です★

スポンサーリンク

お店に入るには予約記帳が必要

三軒茶屋、サンバレーホテル玉川通り沿いにある『サンバレーホテル』の案内

 

お店は、三軒茶屋駅から結構歩きます。

見落としそうになるのですが、玉川通り沿いに、こういう案内板があります。

三軒茶屋、サンバレーホテル『サンバレーホテル』の店頭

 

『サンバレーホテル』の入り口です。

この『サンバレーホテル』、お店に入るのに、ちょっと難易度が高いです。

まず、このお店、電話がない(公開されていない)!

電話による事前予約が出来ません(汗)

予約は当日予約のみ。しかも、お店の前のノートに名前を記帳しないといけません(滝汗)

営業時間は、月火土日の12:00〜14:00(ランチ)と19:00〜22:30(ディナー)

ランチは9:30から、ディナーは17:00から予約記帳をすることができるのですが、特に土日などはすぐに記帳が一杯になってしまうとのこと。

今回は土曜のディナータイムでの訪問だったのですが、満席で入れなくなるのが心配だったので、満を持して17:00きっかりにお店に向かうことにしました。

 

17:00過ぎに記帳に伺うと、ノートには、すでに3名分の記帳が!

早めに来といてよかった〜と思い、さっそく記帳を済ませ、開店の19:00まで三軒茶屋の喫茶店で時間を潰します。

けれども、19:00にお店に再び訪問したところ、記帳していたのは、自分たちとその3名の方のみ(汗)

ちょっと勇み足した感じでしたが、無事にお店に入ることができて、とりあえずはひと安心といったところです★

日によって混雑具合はかなり違うみたいですね。

スポンサーリンク

打ちっ放しの内装も、流れる音楽も、とってもスタイリッシュな店内の雰囲気

三軒茶屋、サンバレーホテルコンクリート打ちっ放しの内装

 

お店は、外観からしてインド料理店とは思えないようなオシャレな雰囲気。

店頭も店内も、全て英語のみの表記で、まるで海外のお店みたいです。

 

内装は、コンクリート打ちっ放しで、テーブルは大理石を使ったもの。

音楽も、70年代のニューオーリンズ・ファンクなんかがかかっていて、とってもスタイリッシュな雰囲気です♪

三軒茶屋、サンバレーホテルランチタイムにはビリヤニも提供しています。

 

座席は、カウンターが4席、2人席が3卓、3人席が1卓の合計13席。

はじめは、自分たちと3人組のグループの2組のみでしたが、食べ終えて帰る頃には全ての座席が埋まっていました。

三軒茶屋、サンバレーホテルカウンター越しの厨房の様子

 

お店をやっているのは日本の方で、厨房でお料理を調理している男性の方と、注文やお料理のサーブを担当している女性の方のお二人。たぶん、ご夫婦なんだと思います。

お料理の内容や流れている音楽について教えてくれたり、お二方とも、親切でとっても感じの良い方でした★

スポンサーリンク

全て英語で書かれたメニュー

三軒茶屋、サンバレーホテル『サンバレーホテル』のディナーメニュー

 

さて、お料理を選びましょう〜♪

上の写真が、『サンバレーホテル』のディナーメニュー。

全て英語で書かれています。

 

メニューは、カレーが4種。

  • ★Chicken Curry           Regular:   850円 Small:650円
  • ★Mutton Curry            Regular:1,250円 Small:850円
  • ☆Veg Kurma           Regular:   850円 Small:550円
  • ☆Chapala Pulush(Fish Curry)  Regular:1,250円 Small:850円

主食系は、

  • Tandoori Roti          Regular:  350円 Small:250円
  • Peshawari Roti(Sweet)            600円
  • Basmati Rice           Regular:  350円 Big:450円 Small:850円

★のカレーはロティーと一緒がおすすめで、☆のカレーはバスマティライスと一緒がお勧めとのこと。

メニューはこれだけですが、日によってはスペシャルメニューがあり、ランチタイムではビリヤニが食べられるそうです。

また、月に2回、限定ミールスデイがあって、サンバル、ラッサム、ポリヤル、クートゥ、コランブ、ベジクルマ、カード、プーリ、バスマティライスなど盛りだくさんの「Veg Meals」をいただけるとのこと。

 

カレーは、Smallがあるのが嬉しい!

全種類食べてみたいので、Smallにして4つとも注文することにしました。

三軒茶屋、サンバレーホテルアルコールメニュー

三軒茶屋、サンバレーホテルドリンクとデザートメニュー

こちらは、アルコール、ドリンクとデザートメニュー。

とりあえずは、ビールを選びましょうか〜♪

三軒茶屋、サンバレーホテル「Hoegaarden White」(700円)と「Brooklyn East IPA」(800円)

 

感じの良い奥様に注文を伝え、さっそく運ばれて来たのが、こちら。

「Hoegaarden White」(700円)と「Brooklyn East IPA」(800円)です★

「Hoegaarden White(ヒューガルデン・ホワイト)」はベルギーのビール

アルコール度数5%。コリアンダーシードとオレンジピールが入ったさっぱりと爽やかな口当たりのビール。

「Brooklyn East IPA(ブルックリン・アイピーエー)」はアメリカのビール。

アルコール度数は6.9%と高く、苦味の強い深い味わいのビールです。

どちらも、個性的でなかなかの味わい。

ビールをグビリとやりながら、お料理の登場を待ちます。

 

そして、しばらくして最初のカレーが運ばれて来ました。

その後、一品一品、続々と到着!

スポンサーリンク

どのカレーも、日本の他のお店では味わったことがないお味ばかり

三軒茶屋、サンバレーホテル「Chicken Curry」(Small:650円)

 

まずは、こちら。「Chicken Curry」です★

さらさら系のスープの中に、チキンがどーんと入っています。

よくあるカレーとちょっと違うと感じたのは、スターアニス(八角)がゴロッと入っているところ。

コリアンダーの爽やかな香りとスターアニスの深みのある香味がオリジナルな風味をもたらしています。

チキンも肉厚で柔らかく、かなり美味しい★

お店のメニューには、ロティーと合うと書かれていましたが、さらさらカレーなのでバスマティライスとも合いますね!

辛さは結構辛めです。

三軒茶屋、サンバレーホテル「Chapala Pulush」(Fish Curry)(Small:850円)

 

こちらは、「Chapala Pulush」(Fish Curry)

南インド料理系のお魚のカレーです。

トマトとタマリンドの酸味がバッチリ効いたスープに、お魚はカジキマグロでしょうか。

脂身の乗ったお魚がたくさん入っています。

マスタードシードやパクチーなども良いアクセントを効かしている感じ。

バスマティーライスにかけて食べるとナイス!

このカレー、かなり好みです★

三軒茶屋、サンバレーホテル「Mutton Curry」(Small:850円)

 

お次は、「Mutton Curry」

少しトロみのあるトマトベースのスープに、でっかい骨つきのマトンがドカン!と入っています。

マトンの獣(ケモノ)感はそこそこ強く、お肉も食いちぎるという感じで食べるのが大変でしたが、クローブの強烈な芳香がガッツリと効いていて、酸味・スパイシー感・ケモノ感のバランスが取れている感じ。

どっしりとした重厚な旨みを感じさせるカレーでした。

三軒茶屋、サンバレーホテル「Veg Kurma」(Small:550円)

 

ラスト4品目は、「Veg Kurma」

ココナッツミルクベースのお野菜のカレー。こちらも南インドスタイルのカレーです。

クリーミーなスープの中に大きめのじゃがいもやニンジンがゴロッと入っていて、辛さはあまりないのですが、マスタードシードやカレーリーフ、パクチーなどがキラリとアクセントを効かせていて、奥深いまろやかなお味。

う〜ん、これは唸ってしまうほどの美味しさ!

今回食べた4種のカレーの中では、この「Veg Kurma」が一番好みでした。

バスマティーライスとベストマッチです★

三軒茶屋、サンバレーホテル「Tandoori Roti」(Regular:350円)

 

カレーに付けて食べる「Tandoori Roti」です。

全粒粉(アタ)を水とともに捏ねてタンドール(釜)で焼いたのが「タンドーリー・ロティ」

タワ(鉄板)の上で焼く「チャパティ」と同じものです。

全粒粉の素朴な香ばしさがたまらないですね♪

カレーに付けて、美味しくいただきました。

精製された小麦粉を使った「ナン」よりも、こちらの方が断然好みです!

三軒茶屋、サンバレーホテル「Basmati Rice」(Regular:350円)

 

南インド系のさらさらカレーに合う「Basmati Rice」

パラパラで美味しい!

いくつかのカレーをかけて混ぜ混ぜして食べる、ミールスのスタイルが好きです。

三軒茶屋、サンバレーホテルお料理勢揃い!

三軒茶屋、サンバレーホテル上から見たところ

 

『サンバレーホテル』の4種のカレー、四者四様個性的なお味ですが、いずれもお味のバランスが抜群でとっても美味しい!

巷のレビューを見ると、日本ナイズドされていない現地の食堂でいただけるようなお味とのことですが、丁寧に作り込んでいるのが伝わってきます。

他のお店では絶対に味わえない、現地仕様のカレー。

なるほど、カレーマニア絶賛と言われるのも納得のお味です★

三軒茶屋、サンバレーホテル「Lassi&Indian Red Wine」(700円)

 

こちらは、ビールの次に頼んだお酒「Lassi&Indian Red Wine」

ラッシーとインドワインのカクテルです。

ラッシーが濃厚で、甘めのインドワインとの相性も抜群!

うん、美味しい★

三軒茶屋、サンバレーホテル「Hot Masala Chai」(300円)と「Kulfi」(400円)

三軒茶屋、サンバレーホテル「Dahi Vanilla」(400円)

 

食後は、チャイとデザート。

お飲み物に「Hot Masala Chai」、デザートに「Kulfi」「Dahi Vanilla」を頼みました。

スパイスで火照ったお口と体に、チャイの甘さが沁み入りますね。

「Kulfi」のお味もなかなか。上に載っているピスタチオが食感にアクセントを加えてくれます。

クルフィは、牛乳に砂糖とスパイスを入れて煮詰めて凍らせたデザート。

卵を使っていないのでさっぱりとしていて、個人的には普通のアイスクリームよりも「クルフィ」の方が好みです。

 

「Dahi Vanilla」は、ヨーグルトとバニラアイスのマッチング。

ヨーグルトとのマッチングなら、クルフィよりもバニラアイスの方がコントラストが出て美味しいですよね。

美味しくいただきました〜!

 

三軒茶屋の、お店に入るのがなかなか難しいレアな名店『サンバレーホテル』

どのカレーも、日本の他のお店では味わったことがないお味ばかり。

しかも、全部のカレーが丁寧に作り込まれていてバランスが良くて絶品なんです★

都内で一番美味しいとの噂もある「ビリヤニ」や、月2回しか提供していない激レアな「ミールス」も、ぜひともいただきたいところ。

スタイリッシュな店内のインテリアも、店主さんと奥様の接客対応も二重丸で、かなりお気に入りのお店となりました〜♪

2時間前に記帳してでも、絶対に訪問する価値アリです!

スポンサーリンク

◉『サンバレーホテル』の地図・アクセス

  • 住所:東京都世田谷区上馬1-15-10 オリエント三軒茶屋ハウス1F
  • アクセス:三軒茶屋駅から700m
  • 営業時間:12:00〜14:00 19:00〜22:30
  • 定休日:火曜日、水曜日、木曜日

コメント

タイトルとURLをコピーしました