都営新宿線小川町駅のB6出口を出て南へ。美代町交差点を左折した右手に『スパイスボックス』(Spice Box)はあります。
このお店、2016年1月にオープンしたばかりの出来立てほやほやのお店。
インド、ケララ州の五つ星ホテル「Casino Hotel」で修行した、日本人オーナーシェフによる「南インド料理店」です。
神田、小川町界隈には本格的な南インド料理店がなかったので、これは嬉しい限り!
期待を込めてお店へと向かいました。
日本人シェフの創意と工夫が凝らされた本場仕込みのケララミールス
『スパイスボックス』の看板
『スパイスボックス』ディナーメニュー
お洒落な『スパイスボックス』の店内風景
スパイスや小物が並ぶかわいいディスプレイ
『スパイスボックス』のキッチン
レンガ造りの外観、手書きで書かれた黒板のメニュー、シンプルで上品にまとめられた店内空間に、センスの良いディスプレイが飾り付けられています。
およそ、インド料理店らしからぬお洒落さ加減です。
なんでも、この『スパイスボックス』、「日本人によるインド料理レストラン」ということをコンセプトにしているそう。
インド料理店っぽさを感じさせないお洒落な店内空間。まるで、イタリアンレストランやフレンチカフェのようです。
座席は、カウンター4席,テーブル14席の合計18席。
小ぢんまりとしていますが、お店の構えも、店内の空間も明るく開放的なので、気兼ねなく入れる雰囲気です。
ミールスメニュー
単品カレーは5種類
『スパイスボックス』のメインメニューは、「ミールス」と「ビリヤニ」の2つ。
「ビリヤニ」もかなり捨て難かったのですが、今回は「ミールス」をチョイス!
「ミールス」は、
- Meals レギュラー(1,980円)
- Meals DX(2,480円)
- Meals ミニ(1,280円)
の3種類あります。
レギュラーとDXは、ミールスのおかずが6種類、ミニは3種類。
カレーは、チキン(辛口・甘口)、フィッシュ、本日のカレーから選ぶことができますが、レギュラーとミニは1種類、DXだと2種類選ぶことができます。
また、DXでは、メインディッシュとして、「ケララチキンロースト」か「ミーンポリチャツ(鮮魚のバナナの葉包み焼き)」をチョイスすることができます。
今回は、「Meals レギュラー」、カレーはチキンの辛口を選ぶことにしました。
お馴染み、「キングフィッシャービール」(580円)
お飲み物として、「キングフィッシャーラガービール」を注文。
炭酸が強めでスッキリとした適度なコクがある、お馴染みのインドビールです。
グビリと飲みながらお料理を待ちます。
「プレーンパパド」、「ケララサラダ」、「ココナッツチャツネー」
セットの前座「プレーンパパド」と「ケララサラダ」、「ココナッツチャツネー」が運ばれてきました!
いつ食べても美味しい、パリパリの豆せんべい「パパド」に、大根の酢漬けにカレーリーフが添えられた「ケララサラダ」、マスタードシードが入ったマッシュポテト風の「ココナッツチャツネー」
ビジュアルもお味もなんだか洗練されています。
サービスの前菜。トマトとカッテージチーズを甘いマンゴーソースで
こちらは、トマトとカッテージチーズを甘いマンゴーソースで和えた前菜。
お店の方がサービスしてくれましたー。
これは嬉しいです。
甘いソースがチーズとトマトに意外と合います。
初めて味わうお味でした!
かなり豪華!『スパイスボックス』の「ミールス」
『スパイスボックス』の「ミールス」
「ミールス」レギュラー(1,980円)
そして、やってきましたー、「ミールス」です!
「ミールス」のセット内容は、
- メインカレー(チキン辛口)
- トーレン(野菜とココナッツの炒め物)
- ライタ(ヨーグルトと野菜のサラダ)
- カダラカリー(ひよこ豆のカレー)
- サンバール(野菜とダルのカレー)
- バチャリ(ヨーグルトベースの甘めのカレー)
- トマトラッサム(トマトベースのスパイシーなカレー)
- プレーンプラオ
- ケララポロタ
かなり豪華です。
DXだと、これにさらにメインカレーがもう一品、そして、メインディッシュが付きます。
さてさて、さっそくいただきましょうー。
トーレン、カダラカリー、トマトラッサム
チキンカリー(辛口)、ライタ
サンバール、パチャリ
ケララポロタ、プレーンプラオ
美味しいおかずの数々
テーブルに置かれたアチャール
にんじんにココナッツファインが絡んだ「トーレン」、シャキシャキした食感がGoodです!
ゴロッとしたざっくりトマトが入った「ラッサム」は、濃厚でスパイスがパンチを効かせています。
柔らか大根と豆のお味が優しい「サンバール」は、上にカリッとした揚げレンコンが載っています。
メインの「チキンカレー」(辛口)は、チェッティナードゥ風にスパイスがガッシリ効いていて濃厚でなかなか食べ応えあり。
ひよこ豆の素朴な味の「カダラカリー」も、お馴染みの爽やかな「ライタ」も美味しいです。
サクッとしたデニッシュ風の「ケララポロタ」に付けて、「プレーンプラオ」にかけて、美味しく各種おかずをいただきます。
そして、全部のカレーを混ぜ混ぜして味のブレンドを楽しませていただきましたー。
最後は、パイナップルが入ったデザート風の「バチャリ」で締め。
お腹いっぱい、大満足です!
およそインド料理店らしくない洒落た店構え
『スパイスボックス』では、お料理に化学調味料や添加物は使用せず、できるだけ市販の副原料は使用しないように努め、ヨーグルトなども自家製で作っているそうです。
体に優しい本場仕込みの本格的な南インド料理を、日本人らしい繊細なアレンジで提供する『スパイスボックス』
お洒落な居心地の良い空間で、満足のいく「ミールス」を味わえる、オススメのお店です。
◉『スパイスボックス』の地図・アクセス
- 住所:東京都千代田区内神田1-15-12 第二斉木ビル 1F
- アクセス:小川町駅から309m
- 営業時間:11:00~14:00 17:30~22:00
- 定休日:日曜・祝日
- 予約: 『スパイスボックス』のネット予約はこちら(食べログ)
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