ルビー(高田馬場)|ミャンマーの国民的料理「モヒンガー」と「ラペソー」を味わう

高田馬場、ルビー グルメ
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日本の「リトル・ヤンゴン」とも呼ばれる高田馬場。

高田馬場周辺には、ミャンマー人経営のレストランや雑貨・衣料品店、食材屋、美容院などが20てんぽほどもあり、1000人ほどのミャンマー人が居住しているのだとのこと。

そんな「リトル・ヤンゴン」のただ中、駅から北東に向かい、神田川を渡ったところに『ルビー』はあります。

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『ルビー』の外観と店内の雰囲気

高田馬場、ルビー

 

高田馬場、ルビー

店頭にあったメニュー

高田馬場、ルビー

イルミネーション華やかな外観

 

お店はビルの1階にあり、大きめのガラス窓で中の様子が見えるため、意外と入りやすい雰囲気。

パッと見は、昭和の喫茶店みたいな感じです。

店頭は、メニューやチラシやら色んなものが貼られているのと、クリスマスシーズンだからなのでしょうか。かなり派手なイルミネーションが目を引きました。

高田馬場、ルビー

お店の中の様子

 

お店に入るやいなや、「いらっしゃいませ〜!」の声。

にこやかな笑顔のおばちゃんが迎えてくれました。

このおばちゃん、笑顔がほんとに素敵で、思わずこちらもニコニコしてしまうほど。

 

店内にいた先客は、ミャンマー人のグループと日本人のスーツの男性がひとり。

平日の夜8時という時間もあるのでしょうが、33席ある座席は空いていて、ゆったりまったりムード。

正面にあるテレビでは、日本のバラエティー番組が映っていました。

高田馬場、ルビー

いろいろ飾られた棚

 

お店の棚には、ミャンマーグッズがたくさん飾られていました。

縁起物のミャンマーのだるま「ピッタインダウン」や、幸運をもたらす金色のふくろうの置物もしっかりと置かれています。

 

ミャンマー人のグループはお店の常連のようで、おばちゃんも彼らの会話にしばしば加わって、盛り上がっています。

そんな盛り上がりに水を差してしまうようでしたが、おばちゃんを呼びます。

「すいませーん、注文お願いしまーす!」

高田馬場、ルビー

ミャンマービール

 

まずは、お馴染み「ミャンマービール」です。

ミャンマー料理店で頼まなくていつ頼むんだというくらいの、ミャンマーの国民的ビール。

海外での評価も高い、美味しいビールです。

 

う〜ん、美味しい。

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『ルビー』のメニュー

高田馬場、ルビー

サラダメニュー

高田馬場、ルビー

麺類のメニュー

高田馬場、ルビー

カレーメニュー

 

メニューを眺めながら、何にしようか考えます。

ここは、やっぱり定番でいきましょう!

「お茶の葉サラダ」「モヒンガー」、カレーはちょっとひねって「マトンとひよこ豆のスパイシー」をチョイスしましたー!

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「お茶の葉サラダ」

高田馬場、ルビー

お茶の葉サラダ(700円)

 

さっそく出てきたのが「お茶の葉サラダ」

発酵させた茶葉、干しエビ、ごま、ピーナツ、揚げにんにくをレモンやナンプラーで和えたサラダです。

ビルマ語では「ラペソー」と呼ばれ、ラペは「お茶」、ソーは「湿った」なので、「湿ったお茶」という意味です。

 

この「ラペソー」、増上寺で行われた「ミャンマー祭り」でも食べたのですが、ナッツやごまなどの食感と揚げにんにくや干しエビなどの香ばしさがお茶の葉と絡んで、本当に美味しいんです。

ビールにもよく合います。

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「マトンとヒヨコ豆のスパイシー」

高田馬場、ルビー

マトンとヒヨコ豆のスパイシー(煮込み:800円)

 

こちらは、「マトンとヒヨコ豆のスパイシー」

ミャンマーのカレーである「ヒン」(ဟင်း)のひとつです。

「ヒン」は、見た目はインドのカレーに似ていますが、味も作り方も全然違います。

作り方は、玉ねぎをスパイスと炒めたものに具材を加えて煮込み、水分を蒸発させて具の表面が油で覆われるようにして出来上がり。

スパイスをあまり使わず、辛くないのも特徴です。

 

この「マトンとヒヨコ豆のスパイシー」は、なかなか深い味わい。

どことなく、マレーシアの「バクテー」を彷彿とさせる奥深さがありました。

ひよこ豆の旨味もスープに沁みていて、マトンの臭みもあまりなく、なかなかのお味。

 

ちなみに、ミャンマーは他の東南アジアの国に比べて、料理に羊肉を使う頻度が高いそうです。

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「モヒンガー」

高田馬場、ルビー

モヒンガー(780円)

 

ミャンマーの国民的麺料理「モヒンガー」です。

お店のメニューには、

魚だしのスープそうめん(レモングラス・ナンプラー味)。ビルマ(ミャンマー)の代表的な汁麺。ビルマにはモヒンガーだけを売る麺屋がたくさんあり、店によって味が少しずつ違うのですが、最も親しまれている麺です。

と書かれていました。

 

本場ミャンマーでは、魚にナマズを使うそうですが、この『ルビー』のモヒンガーは鯖を使っているそうです。

クセのあるナマズに比べて、鯖のモヒンガーは日本人としてはかなり食べやすい感じ。

細い米麺に鯖がごろごろ入り、たまごとサクサク感のある玉ねぎの天ぷらが載っていて、パクチーも添えられています。

バラエティーに富んだ味覚を楽しめる一杯です。

鯖の入ったスープのため結構こってりしますが、つるりと喉越しのよい細麺のため、意外とさらりと食べられます。

高田馬場、ルビー

『ルビー』の派手なイルミネーション

 

リトル・ヤンゴン、高田馬場の『ルビー』

ミャンマーのローカルフードを目一杯味わえるお店です。

満腹になりましたー。

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『ルビー』の地図・アクセス・営業時間

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