都営新宿線の船堀駅から徒歩3分。線路沿いから斜めに一本入った通りの左手に『ゴヴィンダス』はあります。
このお店、ヒンディー寺院の横に併設されたインド料理店で、店舗の奥にはクリシュナ神を祀る祭壇もあります。
船堀は、東京の「リトル・インディア」とも呼ばれる西葛西から歩いても行ける場所。
『ゴヴィンダス』は、在京インド人が多く訪れるお店として知られ、インド人が選ぶ東京で一番美味しいインド料理店で一位に選ばれたこともあるのだとか。
野菜でつくるインド料理の店
店頭のメニュー
『ゴヴィンダス』は野菜でつくる南インド料理の店。
南インド料理をベースにしているようですが、すべての在京インド人のニーズを満たすためか、北インド料理も提供しています。
ドーサは本場さながらの巨大さ!
お店は明るく開放的で、落ち着ける雰囲気。
店内にはインドの置物や絵、布などが飾られています。
店内に飾られたインドの布や置物
明るく開放的な店内
座席はテーブル席のみで29席。
平日の夜遅い時間に訪問したのですが、お客はインド人のカップルが一組と、学生風の日本人青年が一人といった具合で、かなりガランとしていました。
スタッフはすべてインド人のようで、顔付きからして南インド出身の方々である様子。
『ゴヴィンダス』の南インドメニュー
席に座ると、スタッフが無愛想な感じでメニューを渡してきました。
インドらしい感じです。
メニューは両面になっていて、表裏で北インドディナーメニューと南インドディナーメニューに分かれています。
もちろん、南インドディナーメニューを選びます。
2種類のコースがありましたが、ここはせっかくだからリッチな「ゴビンダーズスペシャルタリー」(1,350円)をチョイス!
飲み物はラッシーにしました。
『ゴヴィンダス』のラッシー
まず、ラッシーが来ました!
シンプルだけど濃厚で甘い。
美味しいラッシーです★
ラッシーをちびちび飲みながらお料理を待ちます。
ドーサがどーん!と載った「ゴビンダーズスペシャルタリー」
ゴビンダーズスペシャルタリー
そして、やって来ました「ゴビンダーズスペシャルタリー」!
「どーん!」って感じで30センチ以上あろうかというドーサが載っています。
お料理の内容は、
- マサラドーサ
- サンバル
- ココナッツチャトニ
- トマトチャトニ
- ラッサム
- ワダ
- アプラム
- スペシャルライス
- 日替わりカレー
- デザート
- ドリンク
です。
日替わりカレーは、バターチキンカレーでした。
カメラに収まりきらない巨大ドーサ
こちら、「マサラドーサ」です。
ドーサを出すお店は都内にもたくさんありますが、『ゴヴィンダス』のドーサは日本で食べた中では最大級の大きさ。
カメラに収まりきらないほど大きくてびっくりしますが、現地の南インドではこのくらいの大きさが普通な感じでした。
豆のペーストで作ったクレープ状の生地の中にはマサラ味のポテト炒めが入っていて、千切ってココナッツチャトニを付けたり、ラッサムやサンバルに浸して食べたりすると美味しいです。
『ゴヴィンダス』のマサラドーサは、トマトを使っているのか、中のポテトがトマトの赤色をしているのが特徴です。
皮のパリパリ感も、ポテトのスパイシー具合も本場さながらで、もちろん、美味しかったです。
サンバル、ココナッツチャトニ、バターチキンカレー、スペシャルライス
ラッサム、ワダ、デザートのジュレビー、トマトチャトニ、サラダ
南インド料理定番の酸っぱ辛いスープ「ラッサム」と、豆ベースの優しい味のカレー「サンバル」
どちらも、マスタードシードをはじめとしたスパイスがピリリと効いていて、豆の旨みもしっかり溶けていて、美味しいです。
バターチキンカレーは、美味しいけどそもそも北インド料理のカレーなので、この中では違和感がありました。
ココナッツとトマトのチャツネは、ドーサやワダに付けて頂きます。
それぞれシンプルな味ですが、味覚と食感に変化が生まれてなかなかグッド。
最後は、ライスにラッサムとサンバルをかけて、インド煎餅のパパドを砕いて散らして、混ぜて美味しく掻き込みました。
締めとして、デザートの「ジュレビー」。
プレッツェル状の皮の中に甘〜いハチミツがたっぷり入ったインド定番のスイーツです。
相当な甘さですが、スパイシーなカレーを食べた後だと、しっくりきます。
美味しかった〜!
『ゴヴィンダス』の「ゴビンダーズスペシャルタリー」、大満足のディナーとなりました。
◉『ゴヴィンダス』の地図・アクセス
- 住所:東京都江戸川区船堀2-23-4
- アクセス:都営新宿線船堀駅から3分
- 営業時間:[月~金]11:00~15:00 17:00~21:00 [土・日・祝]10:30~14:30 17:30~21:30
- 定休日:無休
- 電話:03-6808-2157
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