JR高田馬場駅早稲田口から徒歩1分。駅前ロータリーを右手に進んだすぐのところ。雑居ビルの5階に、中国・四川料理のお店『成都娘酸菜魚 成都姑娘』は、あります。
オープンは2022年7月。四川省成都の味を忠実に再現した本格四川料理を提供するお店です。看板メニューは店名にもある「酸菜魚」。以前は池袋にも店舗がありましたが、現在はここ高田馬場店のみの様子。
四川省成都の味を忠実に再現した本格四川料理店
『成都娘酸菜魚 成都姑娘』の看板
お店が入っているKIビルの入り口に看板が立っていました。
ちなみに、店名はGoogleMapだと『成都娘酸菜魚 成都姑娘』、食べログなどグルメサイトでは『成都娘酸菜魚』のみの表記で、日本語読みは“セイトムスメサンサイギョ”であるとのこと。
このお店、中国にある人気店の日本出店店舗で、中国国内には900以上も店舗があるのだとか。
「成都姑娘」
5階でエレベーターを降りると、すぐ目の前がお店です。
入り口の待ち合いシートには、こんな看板とクッションが。
『成都娘酸菜魚 成都姑娘』の店内
『成都娘酸菜魚 成都姑娘』の店内です。
店内はモノトーンのモダンな感じの内装。壁には魚に乗ったお店のイメージキャラクター「成都姑娘」が掲げられていました。
店内はそこそこ広く、座席数は80席。お客さんは日本人の学生グループが1組いたほかは、ほぼ中国人グループ客でした。客層は若めです。
店員さんは数人おり、日本語が達者な方と話せない方がいました。
今回は、事前に食べログにてオンライン予約。
名前を伝え、案内された座席に座り、さっそくメニューを見てお料理の物色開始です。
『成都娘酸菜魚 成都姑娘』のメニュー
注文はタブレット端末で行います。
『成都娘酸菜魚 成都姑娘』の料理の注文は、テーブルの上に置かれたタブレット端末にて行います。
メニューはかなり豊富。料理名がわかりやすい日本名で書かれているので、写真と料理名によってイメージしやすいです。
料理は、ビジュアルが赤い料理や、料理名に“唐辛子”や“激辛”といった文言が入っている料理が多く、さすが四川という感じ。
タブレットは日本語表記もあり
それでもって、今回選んだお料理は↓です。
- 特上酸菜魚(帅气深海鲈鱼酸菜魚)(3,880円)
- マーボー豆腐牛肉炒め(麻婆嫩牛柳)(1,280円)
- 炎の揚州チャーハン(火焰扬州炒饭)(980円)
看板メニューの「特上酸菜魚」と定番の麻婆豆腐。Googleのクチコミ写真に惹かれて「炎の揚州チャーハン」をチョイス。
酸菜魚のボリュームがかなりあるとの声があったので、取り敢えずはこの3品のみの注文としましたが、これで正解。2人でこの3品を頼んでお腹パンパンになりました。
酸菜の酸味と花椒の痺れがたまらない「酸菜魚」が絶品!
「青島ビール」(550円)
まずは、お飲み物から。
お馴染みの「青島ビール」です。
ビールをぐびぐび飲んでいると、最初のお料理が運ばれてきました。
「マーボー豆腐牛肉炒め(麻婆嫩牛柳)」(1,280円)
「マーボー豆腐牛肉炒め(麻婆嫩牛柳)」です。
麻婆豆腐に薄切りの牛肉炒めが載った一品。見た目からして旨そうでしたが、抜群の美味しさでした♪
花椒がガッツリ効いた本格麻婆
花椒がガッツリ効いた本格麻婆で、唐辛子の辛味、豆豉の旨味、豆腐の柔らかな食感、牛肉の旨味と食感、そして、花椒の痺れるような辛さがたまりません。
ご飯が欲しくなるところですが、揚州チャーハンを頼んでいるので、ここはガマン。
麻婆豆腐の麻辣を楽しんでいると、ほどなくして本日のメインが登場。
「特上酸菜魚(帅气深海鲈鱼酸菜魚)」(3,880円)
お店の看板料理「特上酸菜魚(帅气深海鲈鱼酸菜魚)」です。
写真だとわかりづらいですが、このお皿がかなりの大きさ。30㎝くらいはありました。
黄色っぽい色のスープに魚の頭がドン!と載っていて、大量の唐辛子と菊の花びら、白身魚の身も見えます。
魚はスズキ
「酸菜魚」とは、重慶江津県の川辺の農村で生まれた四川料理の一つで、ソウギョなどの魚と、四川省で「酸菜」と呼ばれる青菜の漬物をトウガラシ、花椒と一緒に煮た料理。中国全土に広まったのは1990年代以降であるのだそう。
見るからに辛そうで、美味しそうなビジュアル。
店員さんの話では、魚は「スズキ」を使っているとのこと。
器に取り分け、さっそくいただきましょう〜♪
器に取り分けたところ
いただいた「特上酸菜魚」のお味ですが、まさに絶品でした!
とにかく、スープが美味しい♪
「酸菜」のキリッとした酸味が効いたスープは、奥深いコクがあり、思わず「旨い!」と口に出てしまうほどのお味。
そこに、唐辛子の辛味と、花椒の痺れるような辛さがお口の中をダイレクトに刺激します。これは癖になる味です。
片栗粉の衣を纏ったスズキの白身は、弾力のある食感。スープの旨味が沁み込んでいて美味しい。スープの旨味が沁み込んだシラタキも、いくらでも啜れそうな旨さ。
この料理、以前上野にある湖南料理店『味上湖南菜館』でいただいた「白身魚の酸味スープ煮込み」という料理とたぶん同じものです。
『味上湖南菜館』よりも、ここの「酸菜魚」は、痺辛度が上でした。
店員さんが鉄板を持ってきていきなり着火! 炎が立ち上がります。
シビ辛スープを啜りながら待っていると、店員さんがおもむろに鉄板の上に載った料理を持ってきて、それをテーブルに置くなり、いきなり着火!
オレンジ色の炎がブワッと立ち上がり、びっくり!
炎は数秒で立ち消えました。
炎は数秒で立ち消え、円柱形の茶色い炒飯が現れました。
「炎の揚州チャーハン」(火焰扬州炒饭)です。
炎の動画は↓
「炎の揚州チャーハン(火焰扬州炒饭)」(980円)
この「炎の揚州チャーハン(火焰扬州炒饭)」、見た目でわかるように、かなりのボリューム。
2人で食べましたが、これだけでお腹パンパンになりました。
お味は、それほど特筆すべき点はなく、少し濃いめの味付けの普通のチャーハンでしたが、辛い料理ばかりなので、これを食べるとひと息吐けます。
そして、このチャーハンに「酸菜魚」のスープを掛けていただくと、めちゃ旨!
麻婆豆腐は白飯の方がいいなと思いました。
「四川黒糖アイスジェリー」(480円)
食後のデザートは、「四川黒糖アイスジェリー」
これも美味しかったです♪
黒糖の風味が感じられるつるんとしたゼリーに、缶詰フルーツ、ゴマ、ナッツなどが載っていて、爽やか且つ滋味深い風味。
シビ辛い料理で火事状態になったお口を優しくクールダウンさせてくれます。
よいお口直しとなりました♪
『成都娘酸菜魚 成都姑娘』
高田馬場にある中国・四川料理のお店『成都娘酸菜魚 成都姑娘』
お店の看板メニューである「特上酸菜魚」は、まさに絶品♪
特にスープが旨い! キリッとした酸味と、唐辛子の辛味、花椒の痺れがたまりません。
花椒がガッツリ効いた「マーボー豆腐牛肉炒め」も美味しいし、エンタメ性のある「炎の揚州チャーハン」も楽しい。
是非また再訪して、他のお料理もいただいてみたいです。
◉『成都娘酸菜魚 成都姑娘』の地図・アクセス
- 住所:東京都新宿区高田馬場1-27-6 KIビル 5F
- アクセス:JR高田馬場駅から徒歩1分
- 営業時間:11:00~15:00 17:00~22:30
- 定休日:無休
- 予約:『成都娘酸菜魚 成都姑娘』のネット予約はこちら(食べログ)
- HP:成都娘酸菜魚 成都姑娘
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